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2024-08-09 09:42

支援してても、所詮人間🗣️人間関係の築き方について

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サマリー

利用者と偉く話があった件について、みたいな話をしたいと思います。利用者と職員という関わりをしている人が多いです。利用者が抱えている悩みに彼/彼女はすごく黙っていますね。人間と人間の関わりなんだなと思います。

利用者と職員の関わり
おはようございます。社会福祉士のぽこです。
この放送では、このままでいいのかなと、もやもや働く日々を、ワクワクの日々に変える。
そんな放送を、障害者福祉の現場から毎日一つ、ゆるーくお届けをしています。
平日、なるべく火曜日から金曜日は、4日続けて放送できるように頑張っています。
実を言うと、私、あんまり旦那さんに放送とか配信のことを聞かれたくないし、
ノートのこともあまり言ってないので、旦那さんいない隙に、スタンレフェームの収録をしたり、記事を書いたりとかやっています。
ので、どうしても時間があまり取れないとき、例えばお盆休みで旦那さんが家にずっといるときとかは、
ちょっと放送が途絶えるかもしれません。頑張ります。
ということで、今日のテーマは、利用者と偉く話があった件について、みたいな話をしたいと思います。
私が働いている救護施設には、様々な障害を持った方がいらっしゃるんですね。
会話ができる人、できない人っていうレベルでもかなり差が出ていますし、
会話ができる人であっても、話が入る人、入らない人、正直いっぱいいます。
障害特性に応じては、この件については絶対何を言っても聞かない人とか、本当に様々です。
職員の中でも、あの人が言っていることは本当に意味がわからないとか、
あの人が言っているこれについての悩み、全く理解ができないわとか、
なんでこんなことでくよくよ悩むんだろうとか、
そんな風に理解ができないよねっていう前提で、利用者と職員という関わりをしている人が多いです。
利用者の悩みと理解
ですが、私最近気がついたのが、いや、待ってよ、私すごく利用者と気が合うんだがっていう感覚ですね。
ここに気がついています。
気がついたきっかけなんですけれど、とある新規の利用者を受け入れた時の話です。
新規の利用者を受け入れた時に、いろいろアセスメントを取ったり、
この人はどんなところに課題があって、これからどういうことを頑張って最終的にどうなりたいのか、
そんな話をするんですけれど、その中で、
園内作業をすごく頑張りたいんだって熱心に語っていたんですね。
作業をこんなに頑張りたいっていう人は珍しいので、理由を聞いてみたんです。
みんながだいたい、座ってテレビ見て安全に暮らせればそれでいいですっていうのに、
なんで作業をあえて頑張りたいってそんなに強く言うのか、
ここを聞いたら、働いてると認められてるって感じがするからって言ったんですね。
逆に言えば、今新人でなかなか馴染めていない間、僕は認められていない気がするんだ、
そんなことを言っていました。
これ聞いたときに、ちょうど変則勤務に入ったばっかりの私とか、
この4月から異動になってきた私の感覚とすごくビビッときたんですよね。
同じこと考えてるなと思いました。
以前から、利用者と私たちってそんなに差はないんだよって悩んでることも同じようなことで悩むし、
利用者の支援と人間関係
考えてることだって、考えてる深さは違うかもしれないけど、同じようなことを考えてるんだよ、
そんなふうには続けて言ってきたと思うんですが、すごく最近それを強く感じるんですよね。
利用者自身も、私を見て、丸々さんがすごく新人ながらに頑張っているのも、僕はわかると言われました。
あなたが頑張っているのもなんとなくがむしゃらにやっているのもわかるから、
僕もあなたがやっているミスとかもしあっても別にしょうがないなと思うし、
頑張っているな、僕も頑張ろうと思えるんだよって言ってくれたのを聞いて、
同じようなことで悩んでいる同じような人間なんだなって改めて思いました。
すごく利用者の話を聞いたりすると、いつも思うんですよね。
私もそれを悩んだことがあるなって、丸々さんから何か言われたって悔やんで、
それで叫ぶか叫ばないかの違いではあるんですが、
叫ぶという方法で解消している彼らと、誰かに話すとかこうやってノートやスタンドFMで配信をする、
言語化するという形で消化する私、別に悩んでいることは一緒だよなって改めて思うんですよね。
だからこそ利用者が抱えている悩みに私すごい黙っちゃうんですね。
軽く、いやそんなの気にしなくていいじゃんってポイってできなくて、
分かるそれって思ってしまうので、すごい友達みたいな話し方になってしまって、
それはそれで支援者としてどうなのかなと思いつつ、
やっぱりどこまで行っても人間と人間の関わりなんだなと思います。
ちょうど私早晩に入り始めてから入浴会場とか、
それこそ食事会場、排泄の会場というところに入らせてもらっています。
初めてなので本当に下手くそなんですね。
おむつ交換もすごく下手くそだし、体洗ったり髪の毛洗ったりするのもなかなかうまくできない。
なので利用者さんにいつも聞くんです。
どういうところをどうやって洗ってあげたらいいって聞いたりとか、
このぐらいの大きさで食べたら食べやすいとか、
これより小さい方がいい、大きい方がいいとか、利用者さん本人に聞くようにしています。
聞くと結構利用者さんそれでいいよとか、もうちょっと大きくしてとかいろいろ言ってくれるので、
それに応じて会場させてもらって、最後教えてくれてありがとうねって言って席を立ちます。
別にこれ形式的にやってるわけではなくて、
すごく不慣れな人に対する面倒なことをやってくれてるっていう感覚があるので、
教えてもらってるっていう感覚ですね。
これがあるのでそういう態度に出ているんです。
昨日の入浴会場の時に初めて洗わせてもらった利用者さんのところで、
お風呂から出てからお礼を言いに行ったんですね。
さっきは時間かかっちゃったけど嫌な顔せずに洗われてくれてありがとうねって声をかけたら、
普段すごいちっちゃいことで怒りまくる利用者さんなのに、
ちっちゃくうなずいてぽそっと丁寧にやってくれてありがとうねって言われたんですね。
その時にやっぱり人間と人間の関わりなんだなってすごい小さな喜びを感じたところです。
どうしても入所の相談員とか計画相談、訪問して相談を受けるっていう立場にいると、
人間と人間の関わりであるっていうことを忘れがちなんですよね。
利用者さんは利用者さん、障害を持っていて生きづらさがあって、
何か支援が必要な人だから私は支援をする人であるっていう立場としての関わりはあるんですけど、
人間と人間としての関係性を築くとかそういうところってすごく後回しになってしまっていたなと思います。
友達を作る時、クラスで仲良くなる子を作る時とか部活で仲良くなる時って、
ただただその人と喋っていく中で仲良くなっていくだけだと思うんですね。
なのにいつの間にかこの仕事の関係になってくるとどうしても立場っていうのが先に来て、
人間性は後回しになるんですよね。
やっぱりフラットな支援をしなきゃいけない、関わりをしなきゃいけないからっていうのはあるんですけれど、
それ以上にやっぱり人間と人間の関わりであること、生きている生き物同士の関わりが最初に来て、
その後にプランだとか、この人の特性を客観的視点で理解するとか、
そういうものがついてくるんじゃないかなと改めて感じた出来事です。
なんか利用者さんから色々教わることがあるからねってよく介護の先生とか先輩方からは聞いていたんですけれど、
何を教わるんだろうって正直謎でした。
でも利用者さんとの関わりを通じて人と人との関わりなんだな、
私を人間として見てくれてるんだな、
私も彼らと人と人として接したいななんて思わせてもらえた経験でした。
なんか思ったよりも大変だけど現場業務も悪くないななんてちょこっと思い始めています。
利用者さんとの関わりの中できっと今後もっともっと悩むことが増えてくるとは思うんですが、
その度に上手くいかない支援で悩むのではなくて、
人間関係の悩みっていう括りで考えてみたいなと思っています。
ということで今日はなんか利用者さんと話が合うんだがっていう気づきから得た利用者と私たち支援者の関わりについてちょっと考え直してみたお話です。
何か参考になれば嬉しいです。
それでは今日は金曜日ですね。今週も1週間お疲れ様でした。
それでは行ってらっしゃい。
09:42

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