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日々、駐妻。この番組は、アメリカで駐妻として暮らす私、かやこが、日々の暮らしや、その中で感じたことなど、ありのままシェアする番組です。
定期ですが、たくさん配信しようと思うので、番組をフォローしてもらえると嬉しいです。
こんにちは。今年のクリスマスにですね、ついに私がアメリカでやってみたかったことの一つ、キリスト教の教会のクリスマスのミサに行くを叶えました。イエーイ!パチパチパチパチパチ。
なんかよくね、ドラマとか映画とかでクリスマスのミサの様子見てて、一回行ってみたいなって思ってたんですよね。
ただ、最初の年は全然教会とか家の知識もなかったし、知り合いもいなかったんで、なんかそういう状態で突撃する勇気が全くなくて、どこにも行けず、
2年目は一時帰国の時期とクリスマスが被っていたので行けず、今年ついに行ってまいりました。
しかもね、午前中にカトリックのミサ、午後にプロテスタントのミサに行くというなかなかの切磋のなさで体験してまいりました。
その2つが全然違って面白かったので話したいなと思います。
まず1つ目、カトリックの教会のミサなんですけど、実はクリスマスのお休みに私たちが住んでいるヒューストンから車で3時間ぐらいのところにあるテキサスの州都のオースティンに旅行に行ってまして、
オースティンにあるカトリックの教会に行きました。
これも単純にググってですね、泊まっているホテルの近くのカトリックの教会に行きました。
1884年からあるそうで、なかなか歴史のある感じで、皆さんが教会といって思い浮かべるような、ザ、これぞ教会みたいなレンガでできた建物で、
中に入って、そしてもう1つ重厚な木の大きな扉を開けると、一番奥にはステンドグラスがあって、祭壇があって、キリストがかけられた大きな十字架があって、
左右の壁もステンドグラスになっていて、そして入り口の重厚な扉から祭壇までは木の長いベンチが2列になって並んでいる。
そして高い天井という感じの、ほんとなんかテピカル教会みたいな感じだったんですけど、
行ったのはクリスマスイブで、キリスト教ではクリスマスの日ではなくて、クリスマスイブの日にクリスマスのサービスを行うのが一般的だそうです。
その教会は朝6時からクリスマスのミサをやってたんですけど、6時の回と8時の回はラテン語で行われるということで、
英語ですらね、そんなキリスト教話なんてめちゃめちゃ集中しないとほぼわかんないのに、
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ラテン語なんてもちろん全くわからないので、それはちょっと諦めて、朝10時の英語のミサに行ってきました。
静かでおごそかな空気の中、10時の時間になると重厚な道がバッと開いて、
男の子2人、清掃した男の子ですね。
白い、いわゆる修道士じゃないけどみたいな服に身を包んで、その上から黒いカバーみたいなものをかけている。
彼らが長い棒の上に十字架がついたものを掲げて入ってきて、その後ろに教会の神父さんが入ってきて、
神父さんは金色のお香が入る、綺麗な金の細工がされたランプぐらいの大きさのものを持っていて、
その中にお香が入っているので煙がもくもくしていて、それを揺らしながら入ってくるので、
ちょっと匂いがするのと煙がふわーっとたき込めて、なんだか神秘的な雰囲気がする中、祭壇まで歩いていくという感じでした。
私みたいな、全然キリスト教に対して知識がない者は、クリスマスのミサといえばたくさんの人がゴスペルで合唱して、
わー!みたいな感じでオルガンが鳴り響いてって思ってたんですけど、私が行った教会のミサではオルガンがあって、
ゴスペルを歌う人も何人かいるんですけど、一番後ろの席に座ったからか姿は正直見えなくて、
やっぱりちょっとよそ者なんで、ひっそりしておこうと思って、端っこの方にいたので見えなくて、
でもミサのところどころで歌は聞くことができて、めちゃめちゃ上手でした。
ところでミサっていうのは、大体1時間ぐらいみたいなんですけど、入るときに色紙代々渡されるんです。
カード渡されて、今日のミサはこのように行われるよっていう風に書いてあるんです。
最初はこの何々さんのスピーチから始まって、聖書のどこどこについて読みますと。
ゴスペルがありますって書いてあるんですけど、めっちゃ丁寧に。
正直それもね、聖書とかに詳しくないとついていけないんですよ。
今喋ってるのは、聖書のここの部分のこれなのかな、いやこれなのかな、
今の歌はこの敷地台に書いてあるやつなのか、それとも書いてないやつなのかどっちなのかなって、
ずっとハテナになりながら聞いてたんですけど、
でもよそ者がそんな風にハテナになりながら座ってても全然みんな気にしない感じでした。
カトリックのミサに紛れ込んでいいものかっていうのは結構不安に思ってて、
それで友達に聞いたら、クリスマスミサっていうのは
本当に一年で一番人が来るから絶対気にしないよって言ってて、
その子のお父さんにも同じ質問したら、
アメリカにはホリデークリスチャンっていう言葉があると言われまして、
要はホリデーね、お休みの時々クリスチャンになる、キリスト教徒になるっていう人がいるという
言葉があるくらいなので、
にわかクリスチャンというかクリスチャンですらない私たちがいても許されるでしょうということで
ひっそりおりまして、でもおそらく私たち以外はみんな経験なキリスト教徒の方々で、
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そのミサもね、神父さんが何か言葉を言う時に歌で言ったりして、
その言葉に続いてミサに来ているキリスト教徒の方々が歌ったりとかして、
やっぱりちっちゃい頃からその教会に来たりとか、
毎週のように通ったりしてたら、もう亜運の呼吸じゃないけど、
歌えるんやな、こんなしっかりって思って、別に貸しカードとか配られているわけでもないし、
一応ね、教会で歌う歌が載っている本っていうのもあるんですけど、
それをね、わざわざめくってどの歌だろうみたいな風にしている人も一人もいなかったので、
私の見える範囲では、みんなもうそらんじているんだなと思いました。
あと興味深かったのが、木の長いベンチに腰掛ける時、
私たち10分くらい前に着いたので、先に入って座ってたんですけど、
後から入った人たちがね、ベンチに座る前に、
まず祭壇のキリストの像に向かって、何だかわからないですけど、
祭壇の方に向いて膝をちょっと曲げてお辞儀する感じ。
そんな深々と頭を下げるわけじゃないんですけど、
ちょこっと膝を折ってから入るっていう人がほとんどでした。
何もせずに座る人もいたんですけど、ほとんどの人は祭壇に向かって膝を折ってて、
あ、座るだけでもそういう風にやったりするんだと思いましたし、
神父さんが言葉を言っている時とか、歌を歌っている時に目をつむって、
手を天井高く上げて、ああーって感じで歌っている人もいたり、
胸の前でね、クロスの仕草をしたりみたいな人もたくさんいて、
本当になんかみんな心身深い人なんだなーと思いながら見てました。
やっぱね、歌がね、良かったですね。
全然意味もわからないし、どういう歌なのかも知らないんだけど、
やっぱ文字も読めないしかけないっていう人たちが、
古くから信仰をつないでくる手段として、歌って私たちの気分を盛り上げてくれたり、
震い立たせてくれたり、感情を湧き立たせてくれるものじゃないですか。
そういうのって来るものがあるな、全然ね、
キリスト教徒ではない私すら思ったので、信じている人たちからすると、
本当にクリスマスっていう特別な日に歌うものって、
すっごく大事なものなんだろうと思いました。
で、ミサの最後はマルシュ定番というか、パンとブドウ酒を飲んで、
キリストの肉体と血だと思ってっていうステップがあるんですけども、
それは我々キリスト教徒じゃないですし、やらないでおこうということで、
その段になった時にこっそりそこの教会を後にしました。
というのがカトリックのミサ、ザッと言った感じなんですけど、
荒い説明なんですがそんな感じでした。
そこでオースティンの街を後にして、ヒューストンの住んでるエリアに帰ってきまして、
今度午後はもう住んでるエリアの中で結構大きめの、
私がよく言っているクロスインカルチャーとかが行われている、
プロテスタント系の教会に行ってきました。
そこは午後にファミリーフレンドリー、子供大歓迎っていうミサがあったので、
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それに行ってきました。
これがもう全然雰囲気が違って、
まずもう教会のホール自体がホールなんですよ。
私たちが思い描くような、さっき言ったような教会って感じじゃなくて、
もう完全にホールでステージがあって、後ろに大きなスクリーンが2つ付いてて、
バンド演奏ができて、ちなみにこのバンドもいました。
もう席も2列とかじゃなくて、4列ぐらいあって、
扇状になっていて2階もあって、
本当ちょっとしたちっちゃい街の組ホールって言い過ぎかもしれんけど、
それぐらいの感じの規模で、
ファミリーフレンドリーなミサなのでそうだったかと思うんですけど、
子どもがいっぱいいて、
バンドがとにかく乗っけから歌をたくさん歌って、
みんなも一緒に歌おうみたいな感じで大合唱が起こって、
そもそもミサに行くときの入り口に、
今日は最後にサイレンライン、木吉この夜みんなで歌うから、
本当はロウソクを掲げるんだけど、
子どもたちなのでって言ってペンライトを配ってて、
みんなでペンライトの光をロウソクにかけて、
最後風呂みたいな、アゲナコンサートみたいな感じで、
すごかったですね。
そもそも始まり方も大きなスクリーン2つに、
よくあるアメリカの番組みたいな感じで、
パッて画面に、
クリスマスって何の日?みたいな、
パッと質問だけが文字で流れて、
次の画面パッと切り替わったら、
クリスマスって何の日?みたいな、
文字で流れて、
次の画面パッと切り替わったら、
クリスマスツリーにおしゃれな背景のところに、
おしゃれな服着て座っている子どもがいて、
質問に答えていくんですよ。
ジーザスのイース・キリストの誕生日だよ、
また違う子どもに切り替わって、
ジーザスの誕生日、また答えて、
また違う子どもに切り替わって、
ジーザスが生まれた日、
最後の子どもに切り替わって、
ジーザスが死んだ日、
笑いが起きるみたいな、
救うかい?みたいな感じで、
いくつかの質問と答える子どものムービーみたいなのが流れて、
子どもたちもね、4,5歳くらいの子たちで、
クリスマスが何の日?っていうのに答えられるのはもちろんですけど、
マリアって誰?とか、
ヨセフって誰?とか、
ジーザスの父親なんですけど、
おそらく知らない人いっぱいいると思うんですけど、
とか、いろんな質問に答えてて、
ジーザスはどうやって旅してた?とかね、
キリスト教徒の子どもたちって、
そういう会話、日常からして学んでるんやなーって、
はぁーってなって、
そういうムービーを見た後に、
バンドが花々しく始まって、
全然知らない曲も多かったんですけど、
でも知ってる曲もありました。
ジョイトゥーザワールドとか、
ジョイトゥーザワールド、
テーテーテー、
みたいなやつ。
多分このメロディに聴こえがある方はいると思うんですけど、
ジョイトゥーザワールドっていう曲名を知らなくても、
あとは全然曲名も、
ちゃんとした歌詞も思い出せないけど、
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わららららーらららーらーらー
らーららーらーらーらーらーらー
わらららーららーらーらーらー
みたいなやつとかもありました。
そしてミサの中盤では、
神父さんが、
神父さんもね、
ザ神父さんの特別な格好みたいなのをしてなくて、
普通のスーツで現れて、
神父さんがステージの前に立って、
子どもたちに、
クリスマスについての絵本を読む。
子どもたちみんなおいでーって言って、
みんな子どもたちがステージの前に集まって、
それもすっごい広いホールなんで、
大量に30人とかもっとぐらい集まって、
絵本を読むと。
読むって言っても見えないですよね、
外側のほうにいる子は。
なんでスクリーンにも、
もちろん映りますし、
その絵本の絵がね、
神父さんはマイクつけてるんで、
声が響き渡って全員聞こえる、
って言って、
かつ、バンドが歌を歌ってるときに、
その歌に関する場面を劇でやってて、
マリア役、ヨセフ役で、
子どものキリストとか、
途中でね、
メーって聞こえてきて、
え、なになに、幻聴?と思ったら、
本物のヤギ連れてやってきて、
いや、なんかガチドみたいな、
まさかヤギ連れてくると思うんだった、
みたいな感じで、
そしたら、
マリアさんが、
マリアさんが、
まさかヤギ連れてくると思うんだった、
みたいな風に、
場面をね、
ちょっとした劇で再現してくれたりとかもして、
本当にこう、
子ども向け、家族向けに、
親しみやすいように、
アレンジしてくれてるんだな、
ってびっくりしました。
全然違いましたね、カラーね。
これがカトリックとプロテスタントの差、
という風に言っていいのか、
普通のミサと、
ファミリーフレンドリーミサの違いなのか、
わからないんですけど、
とにかく私が経験した、
2つのミサの違いでした。
でもやっぱり、
クリスマスサービスのメインは、
夜にやるやつみたいですね。
これも教会にやるみたいなんですけど、
夜9時とか、
11時とかから始まって、
ミッドナイト、
午前0時を越して、
やるみたいなミサがあって、
そのミサは、
ロウソクとかがたくさん並んで、
本当に大細かな雰囲気の中で、
すごい素敵なミサみたいなんで、
来年は行ってみたいなと思いつつね、
夜遅いのと娘がいるので、
ちょっと難しいかもな、
みたいな気持ちでおります。
ということで、
ちょっと長くなってしまったんですが、
クリスマスに、
2つのミサに行ってみたお話でした。
そしてですね、
今回が2023年、
最後の配信となります。
近々、日本に一時帰国して、
バタバタと飛び回っておりますので、
しばらく更新が途絶えてしまうんですが、
1月の中旬か下旬かぐらいに、
配信しようと思いますので、
その時また聞いていただけたら嬉しいです。
よかったらね、
今回の感想やご質問、
私たちのクリスマス、
こんな風だったよ、
みたいなこともね、
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ハッシュタグ、日々ちゅーずま、
漢字四文字、日々ちゅーずまで、
Xでポストするか、
概要欄に貼っているお便りフォームまで、
送っていただけるとめっちゃ嬉しいです。
マジでめちゃくちゃ嬉しいですので、
ぜひどんどんよろしくお願いいたします。
そしてよろしければ、
番組のフォローと星5のレビューも、
とっても喜んでおります。
いつもありがとうございます。
ということで皆さん、
2023年は日々ちゅーずま聞いていただき、
本当にありがとうございました。
どうぞ来年もよろしくお願いします。
よいお年を!
ハッピーニューイヤー!