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日々、駐妻。この番組は、アメリカで駐妻として暮らす私、かやこが、日々の生活で感じたこと、驚いたこと、考えたことなど、ありのままお伝えするポッドキャストです。
不定期ですが、たくさん配信しようと思っているので、よかったら番組をフォローしてもらえると嬉しいです。
こんにちは。今日は、私がやっているオンラインゲームで起きたことを話したいと思います。
ドミニオンっていうゲームなんですけど、もともとは、カードゲーム?ボードゲーム?みたいな、リアルに友達とテーブルでカードを使って遊ぶゲームなんですけど、
それがオンラインでできるやつがあるんですよ。
1,2年くらい前に、友達に教えてもらって知ってはまって、最近全然やってなかったんですけど、ちょっと前からまたやり始めました。
というのも、ポッドキャストを編集している時に、目が暇なんですよね。耳で音源聞きながらパソコンで作業するけど、
常にずっと編集しているわけじゃないんで、聞いている間ちょっと暇だから、あんまり頭使わずにできるものないかなっていうので、
ドミニオン最適じゃんと思ってやり始めました。
実際にやるときは複数人でもできるんですけど、私がオンラインでやるときは、サイト上で勝手に対戦相手を自動でマッチングしてくれるやつを使って、
2人で対戦してます。世界中の人と勝手にマッチングしてくれて対戦するんですけど、
一応チャット欄というものがありまして、そこでゲームが始まると、たまにHFとか送られてきて、
どういう意味?みたいな感じで急いでググったら、HFはハブファンの役らしくて、
楽しもうね!みたいな感じで送ってきてくれる。これいい人なんやと思って急いでこっちもハブファンって返したりとか、
あとはゲームが終わるときにGGって送ってくる人がかなり多いんですよ。
GGって何?と思って、これまたググったらグッドゲームの略らしくて、
ちょっとした英語でのオンラインゲームのカルチャーみたいなものも、このドミニオンを通じて学んでいたりします。
私、オンラインゲームってドミニオンぐらいしかしないので、全然これがカルチャーなのか分かんないけど、
ググって出てくるぐらいだから有名なやりとりの略語なのかなと思います。
そういうやりとりはあったりするんですけど、そのチャット欄で会話するみたいなことってそんなにないんですね。
全くないとは言わなくて、ちょいちょい話しかけてくる人もいるっちゃいるっていう感じなんですけど、
大体は特にチャットすることなく一期一会で終わるっていう感じです。
昨日もポッドキャスト編集中かなんかに、ドミニオンで自動でマッチングしたどこかの誰かとやってたんですよ。
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そしたらピューってチャット来て、そこにI hope you're not Japaneseって書かれてたんですよ。
あなたが日本人じゃないといいんだけど、みたいなメッセージが来て、え、どういう意味?と思って。
まずなんで私が日本人かもって思ったんやろうって不思議だったんですよ。
確かに私がドミニオンで使ってるハンドルネームって日本語の単語なんですよ。
なんかおにぎりみたいな。
それがでもね、日本語だってわかる人ってある程度日本語の知識ないと意味わかんないと思うんですけど、
それを見て日本語っぽいと思って、日本人じゃないといいんだけどってメッセージしてきたのかなと。
でまぁ日本人なんで、何それ?と思って、え、なんでなの?と。
私日本人だけどって返したんですよ。
そしたら、My grandfather was killed by Japanese, so I hate youって来たんですよ。
僕のおじいさんは日本人に殺されたんだ、だからお前が嫌いだって言ってきたんですよ。
突然。
なんかね、本当にただ自動マッチングで出会っただけの、街ですれ違った人レベルの、それよりはもうちょっと関係あるか?
でもね、なんの縁もゆかりもないし、顔も名前も知らない人じゃないですか。
それで突然なんかそんなヘイトをぶつけられて、えーってなって、なんなの?って思って。
で、背景もわかんないですよね。まず相手が何人かもわからないし、本当のことなのかもわからないし、どのような状況で日本人に殺されたのかもわからないし。
まぁでもおじいちゃんって言ってるから、もしかして戦争なのかな?アメリカ人とかなのかな?
まぁ英語だし、と思って。
まぁ全員ね、英語で会話するんですけど、このオンラインゲーム上は。
で、えーって思って。そんなこと言われても、と思ったし。
でなんか、もし戦争とかの話なんだったら、私のおばあちゃんなんて原爆で家族殺されとるからな?と思って。
両親だって、お姉ちゃんだって失って、そんなこっちゃって言いたいことあるぞ!と思って。
アトミックバムとか撃とうかな?と思って。
腹立つ!って思ったんですけど、なんかその時にふと脳裏をよぎったことがあって。
何かっていうと、ちょっと前にTwitter、改めXでね、見かけたツイートで、
海外におられる日本人の方で、外国人の人からちょっと差別的なことを言われたりされたりして、すごい落ち込むみたいなツイートをされてて、
それに対するリプライで、そういう時は、
I pray for youって言うといいですよっていうのを、私のアメリカ人の友達が考えて教えてくれましたって言ってる返信があったんですよ。
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それ見てめっちゃいいなと思って。
I pray for youってのは直訳すると、あなたのために祈りますと。
これ以上の訳し方そんなにバリエーションないかなって思うんですけど、
どういうことかっていうと、ちょっとキリスト教っぽいニュアンスですね。
ネガティブな感情に対して、I pray for youって言うと、
もし自身が嫌なことがあったし、ネガティブな感情に苛まれているんだろうね、あなたはと。
そんなあなたのために私は祈りますみたいなニュアンスがあって、
多分言われた方はちょっとハッとするというか、自分自身を変えりみるというか、
まざまざと器の違いを、器の大きさの違いを見せつけられるような、
ちょっと相手を冷静にするコメント、かつ相手を嫌な気持ちにさせないっていう、
すごい良いフレーズだなと思って。
私自身も何かそういう差別的なこととかされたり、嫌なこと言われたりしたときは、
このI pray for youっていうワードを使ってみたいなってちょうど思ってたんですよね、数日前に。
それが、この今回、so I hate youって言われたときに、パッと思い出して、これだと思って。
私もね、危うくもう原爆の話とかを持ち出しそうなくらいイラッとしてましたけど、落ち着こうと思って。
そこで、I'm so sorry for him. I pray for him and youって送ったんですね。
その彼、おじいさんのことはすごく残念ですと。
で、おじいさんとあなたのためにお祈りしますっていう風に送って、
そしたら帰ってきた返事が、英文そのものはちょっと覚えてないんですけど、
え、何?それが何になるっていうわけ?みたいな感じでしたね。
So what?みたいな感じで。
それが何を生み出してくれるっていうわけ?みたいな返しが来たので、
ああと、彼のヘイトの感情に届きませんでしたねと。
まあそうですかという気持ちになりました。
でもなんかこれがね、たぶんこっちも怒りとか悲しみとかに駆られて返事してたら、
もうただのレスバトルになってたと思うんですけど、
もう正直勝ち負けとかじゃないけど、
I pray for him and youって返せた時点でもう私の勝ちなんですよ、心理的に。
だってもうそういうネガティブな感情に振り回されてないんで、こっちは。
だからすごいなんか冷静に怒ってんなーっていう感じで見れて、
全然そのネガティブな感情を受け取らなかったです私は。
だからIt's up to youって返したんです。
もうそれあなた次第ですと。
だから何?とか言われても、いやもう私はI pray for him and youって言ったんで、
それを受け取る受け取らないもん、それからどうするかもうあなた次第なんでって送ったら、
もう何も言ってこなくなったんですよ。
何も言ってこなくなったんで、普通にゲームは続けました。
特に辞めるとかもなく。
普通にゲーム続けてたら、最後彼が勝ったんですよ。
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彼女かもしれないけどね。
向こうが勝ったんです。
勝つっていうかもう勝ちが確定したなーみたいな、
モーメントがあったんですね。
その時にまた向こうが、正義は我にありみたいなこと言ってきたんですよ。
やれやれと、なんか本当にネガティブな感じに苛まれてんだなーって、
なんかすごい本当に俯瞰してみることができて、
私はもう後は私のターンが終わったら負けるみたいなところで、
プレイせずにチャット欄に良い一日を送ってくださいと。
憎しみに振り回されないでねと。
なんかネガティブな感情に自分自身振り回されたりしないでねっていう風に書いて、
もうそのまま退出しました。
なのでね、向こうがそれを見てどう思ったかわからないけど、
最近はね、ノートだったりこのポッドキャストでも言ってるけれども、
聖書を勉強しておりますので私も。
右頬を打たれたら左頬を差し出せではないけれども、
憎しみに対して憎しみで返してもいいことないっていうのは、
本当その通りだなっていうのを今回の一見で体感しました。
多分ね、レスバトルしてたら私の一日も台無しになってたと思うし、
嫌な気持ちになってたと思うけど、
そうならなくてよかったなーと思った出来事でした。
おしまーい。
