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2023-02-13 17:09

Ep. 238 完璧主義ってなんでダメなの?

今週は、ゆかりがビクトリア映画祭で学んだことと、完璧主義について。

完璧主義については Ep.207、そしてEp. 189でも話しています。何度でも話す価値のあることだと思っています。

佐久間裕美子さんへの質問はこちらから。2月14日締め切りです。

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周りが決めた道からはみ出して、自分だけの生き方をする人を応援するポッドキャスト。
はみだし系ライフの歩き方、ウォーカムトゥエピソード238。
みなさん、こんにちは。ピアレスゆかりです。
2月に入って、少しずつ外に出ていく仕事や用事が増えて、先週末もコロナの影響を受けています。
今週はですね、まずはじめにリスナーさんからのメッセージを紹介します。
こちらはインスタにいただきました、しょうこさんからです。
ゆかりさん、こんにちは。私は日本に住んでいるしょうこと申します。
ゆかりさんのポッドキャストに数週間前に出会い、それから過去のものも紹介しました。
ゆかりさん、こんにちは。私は日本に住んでいるしょうこと申します。
ゆかりさんのポッドキャストに数週間前に出会い、それから過去のものもさかのぼり、ずっと聞かせていただいています。
目から鱗のお話ばかりです。
共感できるエピソードや勇気を本当にたくさんもらい、思わず涙が出てくることも多々あります。
特にバルネラビリティやシェイムのお話。
私さえ我慢していれば、とか弱音を吐くことは恥ずかしいし、もっと強くならなきゃ、と気持ちを押し殺してきた時期もあった、ここ数年。
凝り固まって自分を苦しめていた感情や、どうしてこんなにも満たされないのだろう、という虚しさが少しずつ解かれていくような感覚があり、とてもとても助けられています。
最近はジャーナルを書き始めたり、自分の感情を丁寧に観察する練習をするようになりました。
それから7歳の息子と寝る前に、Today's Three Good Thingsを発表しあって寝るようになりました。
とても幸せな気持ちで眠りにつける、魔法みたいなワーク。
これからも気持ちのヘルシーを保つお守りとして、ポッドキャストを楽しみにしています。
ゆかりさん、いつもありがとうございます。
話は変わりますが、私が学生時代に初めて長期留学した先が、カナダのビクトリアでした。
ユービックの語学学校に通っていたことがあり、勝手に親近感が湧いています。
思い出深いビクトリアのお話が出るために、とても嬉しく懐かしく感じています。
機会があれば、またぜひ訪れてみたい場所です。
どうしても感謝の気持ちを伝えたくてメッセージしました。
ゆかりさん、これからも応援しています。
ありがとうございますというメッセージをしょうこさんからいただきました。
しょうこさん、ありがとうございます。
こちらのメッセージはインスタグラムでいただいたんですが、
今週はですね、ポッドキャストのレビューのページにもレビューをいただきましたので、そちらも紹介します。
そして、なんとこちらもしょうこさんからです。
レビューのタイトルが、安心感と良い刺激、5つ星をいただきました。
ありがとうございます。
世界から見た日本へのこれ変じゃない?違和感をズバッと話してくれる。
03:03
また、なかなか日々生きていてリーチできないゲストさんのお話が聞けるのも、とても良い刺激になっています。
ゆかりさんの優しい声も好き。
ということでしょうこ565163、アップルポッドキャストの方にいただきました。
今週はね、2人のしょうこさんからメッセージをいただいて、すごく嬉しかったです。
ありがとうございました。
レビューを書いてくださった方には、ハミライステッカーをお送りしますので、しょうこ565163、よかったら住所を教えてくださいね。
さて、今日は昨日ですね、ビクトリアで行われているビクトリア映画祭に行ったお話をしようと思います。
いろんな都市でね、映画祭ってありますよね。
カナダで有名なのは、トロント国際映画祭とかバンクーバー映画祭なんですが、
ビクトリアでは毎年2月にビクトリア映画祭があります。
海外に住んでいると、日本の映画を大きなスクリーンで見る機会ってほとんどないので、増えてるんですよね、私は。
なので、毎年映画祭のプログラムが発表されると、日本の映画を真っ先に探します。
今年のビクトリア映画祭での日本映画は、マイスモールランドという日本在住のクルド人一家の話。
これね、本当に素晴らしかったので、今日本での上映は終わってしまっているんですけれども、レンタルできますので、ぜひぜひ見ていただきたいですね。
私が昨日見たのは、クモとサルの家族という映画。
そして、日本で数年前に話題になった、えんとつ町のプペルってありましたね。
あれも上映されていました。
プペルの方はちょっと都合が合わなかったので、私は見に行けなかったんですけれども、
昨夜、このクモとサルの家族という映画の長澤義也監督がいらっしゃるということで、上映後のQ&Aの通訳として言ってきました。
この映画は忍者映画というか、時代劇スタイルのコメディで、妻のクモが忍びとして外に稼ぎに行って、夫のサルは専業主婦。主婦って主な夫って書く主婦ですね。
子児も含めた4人の子供がいるというユニークな設定の映画でした。
映画祭で上映される映画ってインディー映画がほとんどなんで、この映画もどちらかというと低予算のすごくインディーっぽい素朴な映画だったんですよね。
全然ハリウッド映画みたいな感じじゃなくて、手作り感っていうのがすごくあるんですけれども、観客は90%くらいカナダの一般の人たちで、すごくウケてました。
なんかチャンバラ映画みたいな感じなんですけど、海外の人ってそういうの好きじゃないですか。
映画が終わった後にQ&Aをやって、いろんな質問があったんですけど、この映画は長澤監督の監督デビュー作ということで、なぜこの映画を撮ろうと思ったんですかっていう質問があったんですね。
06:01
その質問に監督は50歳を前にして、どうしても自分の映画っていうのを作ってみたかったっておっしゃったんですよ。
長澤監督は映画業界には30歳を過ぎてから入られたそうで、プロデューサーとして活動されてきていたらしいんですけれども、どうしても監督として撮ってみたかった。
それで半年で書き上げて、撮影して、編集も自分でやって、撮影の時の車の運転とかも自分でやったとおっしゃっていて、私それに結構感動してしまったんですよね。
ちょうど今週のブッククラブで完璧主義について話をしていて、自分の作品を世に出す時ってやっぱり怖いじゃないですか。批判されたらどうしようかとか、誰も反応してくれなかったらどうしようとか。
作品が完璧になるのを待っていたら、いつまで経っても発表できないですよね。
このクモとサルの家族っていう映画、関係者の方が聞かれていたらすごく気を悪くされるかもしれませんが、オスカーを撮るような映画じゃないんですよね。
本当失礼なのは重々承知で言いますけど、どちらかというとB級作品みたいな感じなんですけど、でも私はすごく好きだったし、完璧じゃなくても自分の作品を撮りたい、自分のやりたいことを、自分の好きなことをやりたいという監督のその姿勢にすごくインスパイアされました。
ご自身、お話ししていて伺ったのは、自分で映画祭とかにも提出して、ヴィクトリア映画祭で受け入れてくれたので、今回自分で来ましたっておっしゃっていて、自分で全てやってらして本当にすごいなと思いました。
この完璧主義、日本の方は特に悩ませることが多いものだと思います。
日本の文化って巧みとかね究極を目指すっていうのが美徳とされてるじゃないですか。
でも完璧主義っていうのはこのポッドキャストの189回、2022年の最初のエピソードでも話しているんですけれども、
ブレネーブラウンによると完璧主義の定義というのは、完璧に見えるようにし、全てを完璧にこなせば、非難や判断、シェインといったつらい感情を避けたり、最小限に抑えることができる、
という自己破壊的で中毒性のある信念体系であるということです。
これを聞いてピンとこない方、完璧を目指すことの何がダメなの?と思うかもしれませんが、完璧を目指すこと自体は悪いことじゃないんですよね。
自己向上とか勉強頑張って成績を上げるとか資格を取るとか、もうダンスでも歌でも料理でも何でもいいですけど、自分のアートっていうのを何度も練習して磨くというのは全然悪いことじゃないんです。
ここで問題にしているのは、自分が完璧に見えるようにして、全てを完璧にこなせば、人から非難されたり批判されたり、シェイムのようなネガティブな感情を感じなくて済む、と思ってしまうことが問題なんですね。これが完璧主義です。
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完璧主義の何が苦しいかというと、完璧っていうものは幻想であると、実際には完璧というものは存在しないので、いつまで経ってもそこに到達できなくて苦しいんですよね。
これブッククレブでも話したんですが、最近私は川上美恵子さんの全て真夜中の恋人たちという小説を最近読んで、主人公の仕事が高越をする人だったんですね。出版物に間違い、タイポがないかを確認する人たちなんですけれども、こういうのってまさに完璧を目指す仕事じゃないですか。
でもすごく興味深いなと思ったのが、どんなに頑張って何回も何回も見直しても、必ず出版した後にどこかに間違いが見つかるんだと書かれていて、はぁーって思いましたね。これもいつかは出版しないといけないじゃないですか。完璧かどうかわからないから、100%完璧ってわかるまで出版しないとか、できないですよね。これすごく面白いなと思いました。
完璧主義は抜け出すのが難しくて、それはなんでかっていうと、例えば私が完璧主義に陥ってるとします。それで仕事も家事も完璧にして、SNSの投稿でも私の人生は完璧なんだと見せようとして、いいところ、取りつくったところしか投稿しないとしますよね。
でも、ブレネード・ブラウンの本を読んでいる方はすでにご存知だと思いますが、全てを完璧に見せたからといって、シェイムのようなネガティブな感情は避けることができないんですね。そして厄介なのは、何かあって私がシェイムを感じたり、誰かに非難されたりした時に、私はその理由を、これは私が完璧じゃないからだと思ってしまうところなんですね。
非難されたり、シェイムを感じてしまうことは、人生において避けることはできないんです。でも完璧主義に陥っている人は、その理由を自分が完璧じゃないからだと勘違いしてしまうわけですね。だからさらに完璧に見せようとする。
そうなるとね、必ずどこかに歪みが出てくるし、完璧主義に陥っている人は他人にも厳しくなる傾向があるので、パートナーや子供にも厳しく当たってしまったり、例えば子供のテストが80点だったら、なんで100点じゃないのって言ってしまって、子供をシェイムしてしまったりとか、とにかくいろいろ弊害があります。
じゃあ完璧主義をやめるにはどうすればいいかというと、不完全さを受け入れることです。長澤監督のように自分がやりたいことをやってすぐに世の中に発表する。何か作ったらそのままSNSに投稿する。パートナーがご飯作ってくれたらダメ出しをしないで感謝して食べるとかね。
12:12
ブレネーブラウンの方に出てくる有名なレナード公園の歌詞に、There's a crack in everything. That's how the light gets in. というものがあります。あらゆるものにはひびがあって、そこから光が入ってくるんだということですね。
というわけで今週は映画祭で出会った監督のやりたいことをやるという姿勢に感動したところから完璧主義のお話をしてみました。
ブッククラブは今中盤に差し掛かっていて、次のブッククラブは4月1日から開始する予定です。
今読んでいる本もそうなんですけれども、次の本も一応日本語版があるので、英語で読むのが自信がないという方でも、もしよかったら日本語版を一緒に買って読みながら参加してみてもいいんじゃないかなと思います。
あとブッククラブに男性も参加されるんですかとちょっと前に質問があったんですけれども、女性限定ではありませんので、もちろん男性でもノンバイナリーの方でも参加できますし、過去にも男性で参加してくださった方もいらっしゃいました。
ブレネの本は特に男性に読んでほしいという声もありますので、もし興味のある方はよかったら4月からのセッションに参加してみられてはどうでしょうか。
さて、それでは今週のポジティブです。今週のポジティブは結構私は今週大変だったんですよね。仕事でも本当バカなミスを犯して、クライアントさんに怒られたりとかして、
でもこのシェイムレジリエンスっていうのを使って、自分はダメだなっていうシェイムスパイラルに落ちずに済んで、ちゃんと間違いについては謝ることができまして、かつバウンダリーを使って自分のミスについては謝ります。
でもこれ以上はできませんってクライアントにはっきり言うことができたということです。だからこじらせることもなくて、ムーブオンすることができたんですよね。
自分でもね、よくできたなって自分偉いやんって自分を思えて嬉しかったです。これがシェイムレジリエンスっていうことなんですよね。こういうことをブッククラブでみんなで学んでいます。
それでは今週もお聞きいただきありがとうございました。はみ出し系ライフの歩き方は、プロデューサー・ホストのピアリス・ユカリが、未成都のコーストセーリッシュ領域であるカナダ・ブリティッシュ・コロンビア州ビクトリアで制作しています。
はみ来のインスタアカウントは、はみ出し系です。また、Facebookにもリスナーさんのグループ、はみ来コミュニティがありますので、ぜひご参加ください。
番組の感想、ユカリへの質問、今週のポジティブ、今週のブレイブなどは、はみ出し系at gmail.comまでどうぞ。
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はみ来では過去のエピソードの文字起こしをしてくださるボランティアも募集しています。
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はみ来を気に入ってくださった方は、ぜひお聞きのポッドキャストアプリにて、はみ来のレビューを書いていただけると嬉しいです。レビューを書いていただいた方には、はみ来ステッカーをお送りしますので、住所を教えてください。
さて、ここまで聞いてくださった方に今週の内緒話を話します。今週の内緒話は、今まだちょっと寒いし乾燥しているのでハントクリームを使う方多いと思うんですが、私の経験では一番効くのはワセリンです。
英語ではバセリンと言いますけど、カタカナだとワセリンと言いますよね。あれね、乾いている手に塗るとかなりベタベタするんですけど、コツは手を洗った直後、完全に手を乾かさないで、少し手が濡れている状態でワセリンを塗るとしっとりするんですよ。
私一時期手荒れがすごかったんですけど、ファミリードクターに相談した時に、ワセリン使ってる?とか言われて、使い始めたらすごくいい感じになりました。
これね、もしかしてみんな知ってる情報なのかもしれないですけど、高いハントクリームよりドラッグストアで買える3ドルのワセリンがよっぽど効くと思います。ぜひ試してみてください。
というわけで、今週も黙らない女、黙らない人でいてくださいね。
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