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2025-01-26 09:07

第105話 / ウィンターグリーン

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◻︎今回のテーマ「ウィンターグリーン」

 

 

・ほぼサロンパス

・あずさ2号

・植物と薬

 

 

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サマリー

冬に活躍するウィンターグリーンの精油について、その特性や効果が詳しく解説されます。特に、筋肉痛や関節痛への効果や使用時の注意点が重要なポイントです。

ウィンターグリーンの特性
おはようございます。蜜のあじ子です。 一年の中でも一番寒い季節。
日常の仕事に加え、厚手のコートを羽織ったり、
体を動かす機会が減ったり、首肩腰に負担がかかるこの季節、冬の名前を持つ、この精油が大活躍です。
今回のテーマは、ウィンターグリーン、あまり馴染みのない精油だと思うんですが、
真冬でも、緑色の葉っぱを保つ常緑樹、そこからウィンターグリーンと呼ばれてます。
そして、この香り、たとえて言うなら、サロンパスのにおい。
その主成分は、サリチル酸メチル。 サロンパスには10%含まれているこのサリチル酸メチル。
ウィンターグリーンには、なんと99%、ほぼほぼサリチル酸メチルなんです。
その効果は、筋肉痛や関節痛への非ステロイド系抗炎症薬、つまり薬そのものなんです。
ウィンターグリーンは、主に北米を産地としてますが、
日本にもよく似た植物が生えています。 カバノキ科のミズメ。
別名、アズサとも呼ばれてます。 昭和生まれなら、ご存知かもしれません。
♪8時ちょうどのあずさ2号〜の由来になっているアズサです。 このミズメにも
サリチル酸メチルは98%以上含まれているので、 ウィンターグリーンと同じように使うことができます。
サリチル酸の仲間というのは、もともと
ヤナギの木から取れる サリシンという物質が由来です。
ヨーロッパでは、昔から西洋シロヤナギの 樹皮、木の皮の煎じ薬を
痛み止めに使っていたそうで、 この煎じ薬の解熱作用が注目されて、
その物質がサリシンと呼ばれていました。 さらにそこからサリチル酸
という物質が得られたんですが、 このサリチル酸、
鎮痛剤として効果はあったんですけど、 とっても苦いということと、
副作用が出たため、 さらに手を加えてアセチルサリチル酸
という物質が作られました。 このアセチルサリチル酸、
今ではバファリンに使われている アスピリンです。
ウィンターグリーンの使用法
現在ではサリチル酸メチルも、 サリチル酸とメタノールから合成して作られるんですが、
昔はこのミズメ、ウインターグリーンなどから 取られていたようですよ。
そんな、ほぼ薬である、 このウインターグリーンやミズメの精油、
使い方にはちょっと注意が必要です。 サロンパスのようにスースーした香りとともに、
皮膚への刺激が強いので、 必ず希釈をして使うことが必要です。
精油の瓶、小さな瓶だと5ml入っていることが多いんですが、 この中におよそ6gものサリチル酸メチルが含まれているんです。
体重1kgあたりの致死量は 101mgと言われているので、
この5mlのウインターグリーンは、 体重60kgの成人の致死量に相当します。
まあもちろん、この小瓶丸ごと1本飲む人はいないとは思いますが、 くれぐれも小さなお子様の手に、届くところには置かないようにしてください。
ではどのようにして使うといいかというと、 お風呂に1、2滴入れたり、
ボディークリームに1滴混ぜて、 肩や腰に塗り込んだり、鼻詰まりの時には、
ティッシュに1滴落として、近くに置いて、芳香浴。 直に鼻に塗らないようにしてくださいね。
植物から作られる精油、必ずしも安全なものばかりではありません。 それでもしっかり希釈をして、
安全に使うことを勉強することが大事なんです。 使い方に悩んだ時は、
必ず専門家に相談してくださいね。 ハジメテアロマは、香りのサブスク連動型ポッドキャストです。
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お相手は、蜜のあじ子でした。 1周年のメッセージありがとうございます。
次回から少しずつご紹介していきます。
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