シュタイナー教育の紹介
こんにちは、英語指導メンタリストのはじめ先生です。
このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、オカルトと教育の融合、シュタイナー教育とは、というお話です。
シュタイナー教育という言葉、皆さん聞いたことありますかね?
シュタイナー学校なら、聞いたことがある人がひょっとしたらいるかもしれない。
有名人でいうと、斉藤卓美さんという俳優。
あの方がシュタイナー学校という学校の卒業だったりするんですけど、
知っている人にとっては、たぶんちょっと変わった学校という認識があると思います。
でも、大半の人はシュタイナー学校と言われても、なんだかよくわからないのではないかと思うでしょうね。
なんですが、このシュタイナー教育、シュタイナー学校というのは非常にユニークなので、
今日はそれについてお話をしてみようかなと思います。
昨日のゆとり教育に続いての、なんとか教育シリーズみたいな感じかな。
このシュタイナー教育、最大の面白いところは、この教育思想、教育哲学を作ったルドルフ・シュタイナーという人がいるんですけど、
この人は霊能者だったんですよね。
そして、彼の教育哲学というのは、霊学という言葉があるんですけど、霊の学問ね。
極めてオカルティックな思想に基づいて作られているんですよね。
どのくらいオカルティックかというと、彼の著作の中にですね、極めつけの本のタイトルとかだと、オカルト生理学というのがあるんですよね。
僕ね、オカルト生理学の本をね、今から25年くらい前かな、伊沢書房っていうね、今もあるんだろうか、その出版社は。
そこが出版した、高かったな、6000円くらいする本で、豪華な想定なんですけど。
表紙をですね、機大の画家、横尾忠典さんが書いていたりするんですけど、そんな本があってですね。
題名がやばくない?オカルト生理学ですよ、なんか。
あとね、いかにカルマは作用するのかだったかなっていうね、教育学の本ですよ。
そんなタイトルがあったり。
例えば他には、いかにして超感覚的世界の認識を獲得するかっていうね。
この本もね、なかなか難解な本なんですけど。
読んでみるとね、でもこの深淵さ、奥の深さ、どこまで奥が深いんだっていうような奥の深さを感じる。
なんかとんでもない化け物みたいな人ですよ、ルドルフスタイナーという人はね。
そういった底知れぬ部分っていうのがあるんですけど、彼の教育思想の一番根幹になっているのは、いかに子供たちを、幸せな子供たちを育てるかみたいなね、そんな思想なんですよね。
いかに人間として幸せに生きることができる、そういう力をどうやって育むかっていう、そういう思想なんですよ。
なので、非常にこう、昨日話したね、北欧の思想みたいなものに結構近いところがあって、
安易に知識を植え込むこととかに対して、ものすごい強い警鐘を鳴らすんですよね。
知識と、それから体験というものは全く異質なものだという考えを彼は持っていて、バーチャルなものではなくて、やはりリアルな体験というのを大事にする。
そして、周りの世間の基準ではなくて、あくまで自分の心の求めるものというところに従って生きていく、人を育てていくっていう思想があるんですよね。
なので、著作の中の一節にあったんですけど、スタイナー教育を受けた子供には、どこか同じ印のようなものがあるっていうんですよね。
その印を、著書の中ではカインの印って言ってるんですけど、このカインが何かって言い出すと長くなるので省きますけど、何か一定の印がある。
それ一体何かっていうと、具体的に例を例えて言うと、めちゃめちゃ頭のいい子がいましたと。
その子が職業として選んだのが船乗りでした、みたいな。
普通、めちゃめちゃ頭がいいって言うと、大学に行ってエリート的な教育を受けて、非常に医者になるとかお金になりそうな仕事に就いて、それで人生の成功とするっていう歩み方があるじゃないですか、日本でもね。
なんだけど、スタイナー教育を受けた子は、自分がどんなに頭が良くても、だからといって身を立てようというふうには思わないかもしれないってことなんです。
その子供が、その人が船乗りになりたいと思えばなる、みたいな。
こういった人間性を持っているのが、スタイナー教育を受けた人の印だっていうことなんですよね。
他人の基準ではなく、やはり自分軸で生きる、そういったことを大切にしている。
めちゃめちゃ簡単に言うと、そういうことなのかなと思うんですよね。
要するに、自分の心に従って幸せに生きることのできる人間っていうのを、いかに育てるかっていうことを説いているのが、スタイナー教育なんだと思うんですけど。
これどうですかね、皆さん。
自分の子供をスタイナー学校に通わせた。
そしたら、めちゃめちゃ成績はいいのに、僕は勉強は趣味でいいから、仕事は靴磨き職人になるよ、みたいな感じで言い出したら、それは保護者としてどうでしょうっていう。
こういうところにね、人生の本当の幸せってなんだろうって突きつけられるところがあると思うんですよ。
特に日本人っていうのは、日本人だけではないですけど、世間的な一般的な成功といったもののモデルに、自分の子供をできるだけ乗せたいと思うじゃないですか。
現代におけるシュタイナー教育の意義
思う人が多いんだと思うんですよ。
だから、できれば大学に行きましょう。できれば安定した企業に行きましょう、みたいなね。
まあ言ってみれば、最近の若い人はそうでもないかもしれない。昭和の価値観になっているかもしれない。
もっと言えば、風の時代の前の土の時代の思想かもしれないんですけど、でもまだ色濃く残っているよね。
で、今のこの世の中を生きている大人たちは、自分の心に従って生きているのかっていうね。
自分の職業選択、あるいは自分の人生というのは、本当に自分の心の声に従っている、従ったものになっているんだろうか。
本当に自分の本心と矛盾なく生きているんだろうか。
っていうことを突き詰めて考えてみると、いやいや、そんな絵空事って思う人が意外と多いと思うんだよね。
そのくらい特に日本人というのは、他者思考、他人軸だったりするんで、自分がいかに世間の評判であるとか、世間の評価であるとか、
そういったものに縛られているかということに、気づかないくらい当たり前に思ったりするんですよね。
だから死体の教育を受けさせた時に、親が自分の思ったような子供にならないという場合があるというところで、
こうやって考えてみると、なかなか親としては通わせていいのかなと思うかもしれないんですけど、
ただやっぱり本当に自分らしく生きれる子供にしたいとか、本当に自分で人生を開拓できる、そういった子供にしたいって思ったり、
世間とは違うちょっとユニークな、何者にもとらわれない心を持った子供に育てたいという人であれば、
死体の学校に通わせてみるのもいいのかなというふうに思いますけれども。
昨日のゆとり教育をもう一度改めて考えてみるという話をしたのとちょっとつながるんですけど、
本当に人間の魂が土の時代より物質的なものに縛られた心のありようだった土の時代から風の時代より心の自由であるとか、
自分の使命であるとか、そういったものに従って生きようという、そんな時代になってきた。
今だからこそようやくシュタイナー教育が何を伝えようとしていたのかが、なるほどって共感してもらえる人が多いんじゃないかなと思うんですよね。
これが20年前だったら、もうただの怪しい教育で終わってたと思います。
だけど今これだけ、ここに目覚めてみんなが、より以前に比べて自分というものを見つめて、
本当に自分らしい生き方って何だろうって考えるようにみんながなってきている。
そのタイミングだからこそ教育においても、じゃあそういった自分というものを自己対話であるとか、
そういったことを教えてくれる教育って何かなっていった時に、シュタイナー教育というのがひょっとしたら面白いかもしれませんよっていうお話でした。
これも膨大なコンテンツがあるシュタイナー教育をこんな10分程度の話で語り尽くせるわけもないわけですが、
なんとなく興味持ってもらえたらいいかなと思ってお話してみました。
もし興味があったらですね、著作が読みにくいのが多いんですよ。ぶっちゃけ。
なので、まずはネットで検索してみたり、チャットGBTに聞いてみてもいいかもしれないし、
YouTubeなんかで見てみてもいいかもしれません。
ぜひ興味があったら調べてみてはいかがでしょうか。
ということで、今日も聞いていただいてありがとうございました。
今日のお話が良かったよという人は、いいねやコメント、メッセージなどください。
OK. Thank you for listening and have a great day.