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2023-07-23 17:50:00

#138 【有害鳥獣捕獲】罠見回り、山を見ながら雑感

鹿さん、かかっていませんでした

里山

耕作放棄

荒廃


サマリー

2023年7月23日、ごりは罠の見回りに参ります。イノシシのはみ跡があり、新しいはみ跡であることから、山にイノシシがいることを実感しています。

罠見回り
毎度おはようございます、ごりです。
2023年7月の23日、日曜日、時刻は午前7時を回ったところですね。
罠の方を見回りに参りました。
今、自分が罠を設置しているところに着くまでに、ものすごいイノシシのはみ跡があって、新しいはみ跡ですね。
昨日はなかったので、今この山にイノシシいるんだなぁ、というのがね、実感しております。
ここもすごいな。
なかなかね、そのイノシシが出てくる場所が変わってしまったので、なかなかね、ちょっとこう、うまく合わないんですけども。
おはようございます。農家の方が来られましたね。
早く罠のことを見に行きましょう。
もう出てももう見えるんですけども、くくりにかかっている様子はないですね。
ルートを変えられちゃう可能性もありますが。
引き返るか。
自分がね、仕掛けた罠を踏んで作動させないようにしないと意味がないですからね。
昨日の今日では、しかもイノシシもかかってないし、歩いてないかな、新しくは。
別のラインを、別のの手を使っている可能性もありますけどもね。
こっちはどうかな。
加工罠の方もね、見ていきましょう。
餌を入れてあったりしますけど。
あー、来てないなと。
まぁ、ちょっと様子見ですね。
でかいはみ跡がだいぶ手前。100メートル以上手前にあるんで。
降りてくるラインが違うんでしょうね。
遠く見ていきましょうか。
よいしょ。朝一番は。
クモの巣がすごいですね。
よいしょ。
よいしょ。
おお、でも、この辺りも少しイノシシが歩いた跡、シカが歩いた跡がありますね。
よいしょ。
キツツキのドラミングの音は聞こえますね。
よいしょ。
今あたりは。
よいしょ。
これはイノシシですね。
はみ跡。
竹の根っこをはんでますね。
竹の子の時期じゃないんですけども、なんかそういうのも食べるものがなくなってるんでしょうね。
山の中にね。
今は木の実もないし。
こっちのライン、結構歩いてるな。
よいしょ。
しかもシカが歩いてる。
これはあれかな。
もう一日二日。
罠は置いといた方がいいかな。
若干ね、こっちの方も前よりは足跡が出てきましたね。
今まではね、本当にスムーズに繋がってた場所なんですけど。
山の変化
山の中で大きく、去年の大雨で山が崩れたんですよね。
で、そこからイノシシとかシカの動きが変わって、特にイノシシの動きは変わってしまいましたね。
大きく変わりました。
今まで使ってた場所を使わないようになってますね。
ぬたばとかね。
いわゆる水場ですよね。
水場を使わなくなっているので、全く違うところに水場ができてしまったんだと思います。
崩れて平らになった部分もあるでしょうしね。
よいしょ。
やれやれ。
昨日の今日でかかってなかったなというのがわかったのも一つの収穫ですね。
朝はちょっと山の中入ると涼しくて気持ちいいです。
なかなかこう、まだ引きずってますね。録音できてなかった問題。
いっぱい喋っちゃったんでね。
そこに行き着くまでに。
ちょっとしばらくはモヌケの殻みたいになってますがね。
新しいエピソードもね、すぐにまた喋りますけどね。
ちょっとこのぼーっとしているのも、ぬるっとしたのもいいんじゃないですか。
自分を出すだけですから、無理に何かを出すとしても仕方がないので。
そんなもん誰も求めてないでしょうしね。
足跡ここ出てるな。
あ、そこだ。
こっちを通らずにこっちを通ってそこの野手を上がっていく。
上がっていってんだ。
今まで降りてきていたような場所か。
登ってますね。
ここから来て、こう来て。
そうか、これか。
気持ちいいですね。
あの穴は、あ、まあ。
いや、アナグマかなと思ったけど。
見に行ってもしょうがないんで。
カエルがね、ヒキガエルがいたりとか。
生態系豊かな山ですよね。
イノシシもいる、シカもいる、カモシカもいる。
アナグマもいれば、キツネもいますよここ。
で、タヌキ。
あとはコジュケもいますね。
鳥ですね、コジュケ。
こうやって聞こえるのは、ウグイスとかね。
キツツキ、ドラミンゴが聞こえますね。
ホトトギスとかね。
そういうのもいるし。
結構、豊かな山といえば山ですけども。
この山も、タケノコをやる人がいるぐらいで、お茶をやる人がゼロになりました。
お茶はもう誰もやってないですね。
この山の奥の上の方も、お茶をやる人がいないので、全部荒らしちゃわれになりましたね。
タケノコぐらいかな。
やってる人がいるのはね、タケエぐらいですか。
タケエもね、そこまで手入れしてるわけでもない。
そういうチクリンですね。
相番、完全に荒れちゃうだろうなと。
思ってみてます。
多分今の代の人が、だいたいどこのタケエを見ても70代なんですよね。
70代の人の息子さんたちが来てる様子がないので、
このまま行くとあと10年もすると、手が付けられない状態になって、
僕ら漁師も入れないような山になるでしょうね、きっと。
里山の維持
まあ、それを自然というなら自然なんでしょうけども、
里山というね、山というものだけではなくて、
そこに里という人が住む環境というのがそこにはありますから、
里山ではなくなってしまいますよね。
里山がしっかりしてないと、川もダメになりますしね。
また昔みたいな暴れ川みたいなのがね、
結局土石流を止めることができなくなってくるでしょうから、
自然に土砂ダムみたいなのができて、鉄砲水が出て、
どんどん山の地形が変わって、川も埋まって、
どんどん川底が上がっていって、土砂が溜まっていってね、
川が底が上がれば鉄砲を作ってやっても、
雨降った時にまたすぐに水位が上がっていくことになりますから、
どっちの手入れをする方がいいかっていうと、やっぱり、
ただただ出てきた土砂を取るっていう効率の悪いことをするよりも、
生産性のある山をしっかり構築する方が先なんだろうなと思いますね。
これは本当に、県とか市の農林が頭を抱えてるんだと思いますけども、
新規収納者はいませんからね。
例えば、変な話ですけど、ホウキチクリンみたいなね、
そういうところの竹1本切ったらいくらみたいなことでもあると、
山に入る人も一気にぐっと増えるでしょうしね。
全部丸刈りしたら1本も払いません。1円も払いません。
ちゃんとチクリンとして維持できるような、
そういう間引き方をしてくださいっていうね、
そういうやり方で構築していくしかないのかなと。
山にお金かけないと町が維持できなくなりますよね、きっと。
里山がなくなると、里山ってのは山と町との干渉地帯みたいなところだと思いますんで、
そこが壊滅的になってくると、町と山が背中合わせになってしまいますんでね。
そうすると結構やっぱり問題も大きいんじゃないかなと思います。
意外と動物は町に近いところでも平気で住めますので、
町の中では狩猟はできないし、荒れた山の中でも狩猟はやりづらいです。
里山だからできるっていうのがありますよね。
もちろん深い山に入って漁をするっていうやり方もあるんでしょうけど、
僕はそういう股木みたいな感じじゃないんでね。
里山で巻き狩りをするっていうタイプなんで。
この辺りの漁師さんはそういう深い山に入ってやる漁を知らないと思いますから。
どうなっちゃうかなーってこのまま山も育たれて漁をやる人がいなくなって、
干渉地帯がどんどんどんどん町に近くなくなって、
干渉地帯がなくなって町にどんどん山が近づいていくと、
獣やらマダニとかの虫がどんどんどんどん町に近づきますよね。
マダニはウイルスの媒介者なんで、それで高熱が出て死んじゃうとか、
治療法がない病気がありますんで、怖いですよね。
僕も今日山に入るときにはスプレー、虫除けスプレーをガシガシにやってますけども、
この山を今現在でも40年前を知っている人たちからすると、こんなに荒れちゃってって言うんですよね。
分かりますよ。僕も子供の頃遊び回ってたような場所と比べても、こんなにタケノコを取るような山なのに、
こんなに暗いってのはありえないですよね。
タケノコを取るんだったらクワを持って振り回してもちょうど当たらないぐらいの間引き方をするってよく言うんですけどもね。
ここはもうクワを持って振ったら絶対当たります。
なんでこの築林の中だと鉄砲持って入ってきても鉄砲振れないんで構える場所がないですね。
だからこそここは罠で対応してるわけですけども。
今日はこの後もやることいっぱいあるので、これぐらいにしましょうかね。
撮れてますように。
それではまた。失礼します。
17:50:00

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