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2023-10-18 14:27

【#123】水との距離が近いまち、新潟に行ってきました

今回は、視察で訪れた新潟市についてのおしゃべりです。水との距離が近いまち新潟市。水辺のパブリックスペースやコミュニティハブなど訪れた場所についてのトーク。駐車場の屋上空間でマルシェを開催したり、自分たちの手でまちを楽しむ仕掛けを施している人たちいて、これからの変化も楽しみなまちです。


◉トピック

- 新潟市のランドスケープ的特徴、印象について

- 水との距離が近いまちの水辺の活用方法

- 豊かな水辺空間

- 好きだった場所たち

- 駐車場の屋上を活用したマルシェ


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みなさん こんにちは、杉田 マリコと、石川 由加子です。
Good News for Citiesは、都市、建築、まちづくりに関する、さまざまなグッドニュースを、ザックバランに話す番組です。
はい、みなさん こんにちは。
はい、こんにちは。
今日は、新潟の話をしようと思います。
はい、前回ね、台湾の話をしたんですが、戻ってほんとすぐぐらいだよね。
そうだね。
お仕事のお話で行ってきました。
今回は新潟市だね。
そうだね。下見という感じで、1日だけだったんですけど、なんか結構面白かったので、その話もちょっと振り返れたらなと思いました。
いやあ、新潟で、でも遠かったんだよ。
私、京都に住んでるんですけど、新幹線でまず東京まで出て、そこから行ったんだよね。
1泊東京でしてから行ったんだけど、じゃないと片道5時間みたいな。
でも、新幹線じゃなくて飛行機で行けばいいということを、現地の人に聞いて、次回からそうしようと思います。
そしたら一瞬だね、きっと。
そうかもね。東京からだとね、新潟比較的行きやすいというか、まっすぐ車でも電車でも行きやすいけど、
でも、私、新潟市行ったの2回目だけど、いつも結構十日町とか、いちご湯沢のほうに行くから、結構奥まで来たなっていう感じはした。
新幹線に乗ってても。
そうだね。
ツアーメンタル城越え、あ、新潟市着いたみたいな感じでは正直あった。
確かにそうだよね。抹茶タンカ旅をしてきた感じがあったもん。
今回初?新潟市は。新潟自体は来たことはある?
ちっちゃいときに行ったことがあるらしいんだけど、一切記憶がないので、そういう意味では初かもしれない。
物心ついてからは初みたいな感じで行きました。
なんか、コンパクトな感じがいいなと思って。
他のプロジェクトの関係で知り合いだった大沢さんっていう建築家の方がちょうど新潟にいて、駅に到着してから車で迎えに来てくださって、
そこから駅からすぐに海側までダーッと車を走らせてくれたんだけど、それもその間も結構さ、やっぱ町がコンパクトだからすぐだし。
海近いしね、水近いよね。
それで結構面白かったんだよね。
海側になると坂道のある住宅街みたいなのがあって、そこをちょっと抜けて丘の先に公園?
公園というか、あれは防災のためにあるみたいな話を聞いたんだけど、
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森々とした緑のエリアがあって、その先に海があるみたいな、そのランドスケープも面白かったなと思って。
こんだけ海近いんだと思ったのと、その海もビーチって感じじゃないんだよね。
ビーチとか港じゃないっていうか、地域の地元の人たちがめっちゃ遊びに行くみたいな場所ではないと思うんだけど、
なんかこの砂丘というか、風が強くて、その海側の木とかもすごいここにやっと曲がってて、
なんか新潟の大地を感じた、日本海を感じました。
厳しい海を感じるよね。厳しさも、優しさも感じる海でしたね。
そうだね。
でも確かに思ったより水辺が近いなっていうのは、最初の印象で。
私も前回行った時、友達がちょうど住んでたから遊びに行ったんだけど、そんなに海の方まで行かなかったなと思って、
こう見ると、水を楽しむスポット結構あったなっていう発見でした。
海じゃなくても川がね、川気持ちいいですね。
今回ね、その川沿いのお話、広場のお話だったので、まずね川に行ったね、川沿いに。
川と言いつつ、あれはもう海水だよね。
ね、もう海の匂いどんどんしてくるっていうか。
場所によってもちょっと違うかもね、表情が結構。
うん、確かにそうだね。
むちゃくちゃ川がどーんとこうあって、その周りにいろいろスノーピークとかのなんか屋外空間みたいなのがあったりとか。
シナノ川のサイドに、結構芝生も広く敷かれてて、みんな転んで寝っ転がってたり、裸足になってたり。
そうだよね。
なんか結構自由な場所だなって、あれ?あそいうとこで大抵さ、なんかちょっとした柵とかさ、いろいろできちゃう。
あるある。
まあ柵があったエリアもあったけど、なんか半分ぐらいは本当に水にタッチできるような緩やかな傾斜と芝生で、すごいいい気持ちいい場所だなって思った。
めっちゃ良かった。
走ってる人とかもね、犬の散歩とかしてる人も多くて、豊かだよね、あれが街の真ん中になるの。
マジで豊かだよね。
すごい世界的に見ても価値だなと思ってて、
ああいう長いパブリックスペースで、しかもアクセスできるものみたいな、京都で言ったら鴨川みたいな場所で、すごい価値があるなと思って。
で、鴨川よりも全然水近いし、でかいし、
広いしね。
そう、広いし、釣りしてる人で、なんかでかい魚釣ってたよね。
スズキとってたね。
なんで?
60センチ超えのスズキを3匹、
めちゃくちゃでかかった。
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声を掛けずるにはいられなかったよね、我々。
スズキさんですか、それみたいな。
超立派。
そうだね。
で、その川沿いの始まり広場っていうところで、今回私たちワークショップをね、させてもらえることになったので、
今ちょっといろいろ歴史とかを深掘ったりとか、新潟に対する理解を深めるために、いろいろ学んだりしているっていうところかな。
今回のなんか滞在で好きだった場所とか、滞在というか訪問で好きだった場所とか、印象に残った場所はありますか?
そうだね、でもあの駐車場は面白かったかな。
八番パークだね。
うん、八番パーク。
さっきちょっと名前があった大沢さんて建築家と、まあなんか他に何人か面白いメンバーが、町のメンバーたちが集まって、
1ヶ月に1回ぐらいだったっけ?
なんか定期的に八番パークっていう、エリアマネジメント化でも全体の活動としてはしているらしくて、
その一環で、この駐車場の屋上を使ったマルシェをやっているらしく、マルシェというか何て言うんだろうね、朝市イベントをやっているらしく、今回私たちそれの準備段階の時に。
かなり大きな駐車場だったよね。
そうだよね、めっちゃデカだよね。
多分みんなが住む駐車場レベルじゃなくて、この駐車場の屋上全部使ってるのってぐらいね。
そうそうそうそう。
広さの駐車場。
やばいよね、都内ではちょっと難しい気がする。
考えられない。
そうだよね、で、しかもさ、あれもこっちも使いたくて、あっちも使いたくて、みたいな話してたじゃん。
うん。
なんかこれは今後、アーバンガーデンみたいな感じで使いたくて、とかさ、もういいよね、その街を自分たちの遊び場としてさ、自分たちの庭みたいな感じで、いろんな活動を広げてるって、すごいエネルギーを感じたし、
このエリア、この駐車場が八番パークの駐車場があるエリア、古町ってエリアもすごいいいなと思って。
よかったね。
なんかその名の通り、結構古いエリアなんだけど、なんか古い商店街があったりとか、市役所とかの施設もあって、
今回私たちが行ったのは、MEATSだよね、MEATSっていう、開発前の建物の公開空地かな、を活用している社会実験。
で、バスがなんか、コーワーキングスペースみたいな感じで、
インフォメーションセンターみたいなね。
そう、インフォメーションセンターみたいな感じでなってたりとか、それこそストリートファニチャーみたいなのがバーって並べられていて、
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そこでいろいろご飯とかコーヒーを楽しめたりとか、そういうスペースもあったし、
あとサンっていう、これもなんか、なんだったかな、町の公民館みたいな言い方をしてたかな。
なんかお店でお茶とかも飲めるんだけど、なんかちっちゃな複合施設みたいになってて、
オフィスもあるし、展示スペースみたいなところもあるし、ワークショップとかも行えるし、
スクリーンプリント、なんかTシャツ作れる施設とかもその中にあったりとか、
でなんか飲食店もあったり、物販もあったり、お花屋さんも入ってたりみたいな、
なんか規模としてはそんなにバカでかくないんだけど、いろんな機能がギュッと入っていて、
コミュニティのハブになっているサンっていうスペースが商店街の中にあったりとか、
なんかいいなぁ、いい街だなぁと思って見てました。
確かに、なんか本当それこそ30代のチームが結構そういった面白い活動を、
かつてのそういう繁華街というか、こうにぎわった街をもう一度見直し、
そこにいろいろこうインディペンデントに場所を作ったりとか、横とつながりながら、
それをちょっと大きな動きにしていったりっていうのがまさに起こっていっている感じが、
すごい素敵だなぁと思ったし、なんて言うんだろう、すごくさ、
突拍子もないこと、刺激的なことではないかもしれないけど、すごくなんか自分たちで街を作ってたりとか、
その手触りを多分感じられる場所やコミュニティなんだろうなぁっていうのを思った。
そうだね、あとこのエリアからそこまで遠くないエリアで、
なんか坂が多い寛静な住宅街があって、その中に維新池建築図書館喫茶店っていうところがあって、
午前中そこに行ってたんだけど、建築事務所が運営しているスペースで、
実際に建築事務所も中に入っていて、
で、なんか面白いのが、箱みたいなのが、なんかシェルフがたくさんあって、
そのシェルフごとにオーナーがいるらしい。
えー、なるほどなるほど。
そのシェルフを貸し出すみたいな。
ドッグマンションみたいな感じなんだ。
そうそうそう。で、そのシェルフのオーナーは、自分のキュレーションでいろんな本を置いたりとか、
スプレーとかもしたりとか、ショップカード置いたりとかしてるんだけど、
デザインとか建築系とか、町づくりとかの本とかが結構多くて、
場所もさ、ちょっと高台にあるから窓がバーンって抜けてて、すごい綺麗な空間で、
なんかこのエリアも含めて面白いなと思ったんだよね。
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結構なんか、ちょっと高い高級住宅街らしいんだけど、
一方で空き家もたくさん増えていて、さっき言っていた大沢さんとかそこに自分で家を、中古の物件を買って、
自分でリノベして、自宅兼事務所っていう感じで使ってるらしいんだけど、
なんかここ、あと10年ぐらいでガラッとまた、いい感じに変わりそうなエリアかなと思いました。
そう、新潟ね。だから、意外と掘っていけば、最初はね、そんなに印象は正直なかったんだけど、
掘っていくと、いろいろ面白い場所とかエリアとかあるかもなーとか、
みんながそれこそ、まだここは勝ちづけられてないけど、ここはもっと良くなりそうとか、
そういう場所も発掘できそうだなーっていうポテンシャルを感じました。
そうだね。そうだね。
あとやっぱ人かなー、なんかやっぱさ、地方都市に行く面白みってさ、
なんかこう、超目新しいものを見に行くっていうよりは、なんか人に会いに行くみたいなモチベーションがやっぱ大きいなーとも思って、
また次、視察に行ったりとか、ワークショップに行くの楽しみだなーって思うんだけど、
それはなんかそこにもう、知ってる人がいたりとか、なんか気づきたい関係性があったりとかって、いいなーと思って、
やっぱ台湾もそうだったけどさ、なんか場所もそうだけど、やっぱり人とのつながりみたいなところで、
街を掘るって面白いなーと、改めて今回思ったね。
新潟はちょっともうちょっと、これからも何回も行き、いろいろ深掘っていく予定なので、
なんか、そうだね、アップデートをしていきたいですね、このポッドキャストでも。
そうですね。
こんな感じかな?
うん。
じゃあ、新潟回、続編もお楽しみに。
はい。
またまた。
グッドニュースフォーシティーズでは、毎週新しいエピソードを配信しています。
次回もお楽しみに。
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