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みなさん、こんにちは。プロジェクトディレクターの石川由加子と、
編集者・ライターの杉田丸子です。
この番組は、都市というテーマが好きで好きでしょうがない二人が、
都市に関する様々なグッドニュースをザックバランに話す場所です。
都市をテーマに、国内外のプロジェクトやトレンド、本、雑誌、スポットなど、
毎回気になるテーマを一つ取り上げて、フリースタイルでおしゃべりしていきます。
今回は、私の友人であり、プレイシーという好きな音楽から場所を探せるサービスを開発して活動している鈴木綜真さんを
ゲストにお迎えして、おしゃべりしていきます。
はい、では、綜真くん、よろしくお願いします。
最近、綜真くんは何して過ごしてるんですか?
今もなんですけど、お酒を飲むのが増えましたね、本当に。
コロナの影響ですね。
っていう言い訳にしてるんですけど、
8月、9月にイベントみたいなのを一回して渋谷で、その時にすごい量のお酒を買ったんですよ。
なんですけど、それがなかなか売り切れずに、段ボール箱4つくらい家に置かれたまま、どうしようかなってなってたんですけど、
それをひたすら毎日2,3本ずつ飲んで、って感じですね。
幸せじゃないですか。
いや、まずいんですよ、これ。
地元はどこ?
僕は大阪です。
大阪か。
今、大阪に住んでるんですか?
今は東京にいます。
今は東京。
駒場にいます。
最近は、僕、オーストラリアからすっごい仲いい友達が日本に来ていて、
最初は大使館でインターンするみたいな、行き込んで来てたんですけど、
それが日本に着いて、しばらく働いてみると、このコロナで亡くなっちゃって、
帰国するフライトもめちゃくちゃ高くなっちゃってて、
行きは4万円なのに、帰り50万円で帰れないし、
インターンすることもないみたいな。
そんなに?
いや、全然。面白いんですけど、さすがに、かわいそう。
会うぐらい会うかみたいな。
家も近いんで、そいつと一緒に散歩したりとか。
プレイシーのプロジェクトはどんな感じなんですか?
プレイシーについて、一瞬だけあれですね。
プレイシーは地図を作っている会社です。
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好きな音楽を入れると、その音楽の趣味に合った場所が出る地図アプリです。
なんでこういうことをやっているかというと、
既存の地図サービスとか場所を探すサービスだと、
その場所のレビューが例えば4点ですとか5点ですみたいに基づいて、
ここっていいんだ、悪いんだみたいなことを決めていくと思うんですけど、
それだけじゃなくて、もちろんその場所の雰囲気とか、
その場所の感覚的に好きみたいなものを、
そういうものに基づいて場所を探したら素敵だなと思って、
音楽を入れると場所に変換されて出てくるっていうのを作ってます。
音楽については僕そんなプロでは全然ないので、
将来的にはこの音楽だけじゃなくて、
映画とか写真とか本とか何でも好きなものを入れると、
場所になって変換されて出てくるみたいな感じのアプリを作っています。
素敵素敵。
アメリみたいな世界観が好きみたいな人が登録したら、
その人に合ってるような場所が出てくるみたいな感じですよね。
そうですね。
いいですね。バイブスが合う人にも会えそうですよね。
同じ音楽、この音楽聴いてる人だったら悪い人はいないみたいなのあるじゃないですか。
それすごい大事だと思ってて、
地元に例えば行った時に、
都会とかだとちょっと例えば僕が嫌なタイプのOLだとすると、
あなたの会社の偏差値って何ですかみたいな、
こんなこと言わないから分からないけど、
そういうので人の良し悪しを決めるみたいなのもあると思うんですね。
だけど本当に言って、
そういう点数とか全然関係ない社会に入ると、
兄ちゃんってどういう音楽好きなんだみたいなのとか、
兄ちゃんってどういう映画好きなのみたいな話から、
その人に信頼が生まれていくと思ってて、
その人と人との信頼を、
人と場所との信頼なんかを控えるみたいな形にできると面白いなと思って、
こういうのをやってます。
あと外国の人ですね、
例えばイギリスの人が日本に来た時に、
今だと日本語が読めないんで、
外国の人のためにキュレートされた場所が集まったパンフレットみたいなので、
場所を探さないといけないけれども、
音楽だと月曜日とか、
音楽だと月並みの表現ですけど、
世界共通の言葉だということで、
音楽を入れると言語に変換しなくても、
その場所に変換されて出てくるということが主体というか、
やってる会社です。
私もアプリ持ってますよ。
嬉しいです。
昨日いじってました。
これ今東京しかない感じですかね。
そうです。
今は東京だけで、
今何日でしたっけ、
5月の22日で頑張って、
エンジニアさんと相談ですけど、
6月の最初には、
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全国の場所が集まってるんですね。
なのでなってるんですけど、
どのタイミングで出すかっていうので、
多分6月の最初ぐらいになるかなっていう感じです。
もうすぐだ。
めっちゃ楽しみです。もううずやろしてます。
いろいろ文句言ってください、ここ直せっていう。
ぜひぜひ。
今住んでいるエリアがすごい面白くて、
そのエリアのプレイリストみたいなの作りたいなと思っていて、
結構細かくしてるで、
この街角はこれとか、
この公園はこれみたいな感じで、
実際に行ったら行けるみたいなのもちょっとエモいなと思っていて、
そういうのもできるんですか?
そういうのも。
それ一つできるんですよ、
で、そのできるんですよってちょっとなんか、
変なセールスマンっぽくなっちゃったんですけど。
確かに。
ちょうどプレイリストを作るっていうプロジェクトを一つ始めていて、
今その外出自粛が続く中で、
お店の人たちが前寄り券とかクラウドファンディングとかっていうのを始めてると思うんですけど、
なかなかそのプロジェクトについて、
コミュニティの中にいる人にしか伝わらなくて、
外の人に任せてもらえないっていうので、
そのお店の取り組みとか、
そのお店についてプレイリストを通して紹介していこうと思っています。
プレイリストを通して紹介していこうっていうプロジェクトをやっているんですね。
自分が思い入れのあるお店が、
前寄り券を作ってるってなると、
その場所の雰囲気を紹介した、
その雰囲気を表したプレイリストを作って、
どんどん並べていくっていうページを作ってて、
そこにぜひやって欲しいなと思っています。
結構今集まってきてて、
本当に僕もファンだったようなアーティストの人とかが、
やるーとか言ってくれて、
マジで?みたいな。
みんなエンジニアとか、
うちのデザイナーの子たちと一緒に、
え、どうしよう、どうしよう、みたいな。
パニックになってるんですけど、
作れるのでリンク送ります。
ありがとうございます。楽しみですね。
ワクワクしますね。
楽しみで、それをなんか、
そうですね、もちろんコロナの時の取り組みっていうのと、
将来的にも使っていきたいなと思って、
今あるiOSとAndroidの地図アプリだと、
自分がいる地図なので、
自分がいる周辺にどういう場所があるのか、
っていう調べるためのUIになってると思うんですよ。
なんですけど、例えば家で、
彼女がいたりとか彼氏がいて、
友人でもいいんですけど、
その人たちと休みの日どこに行こう、
このゴールデンウィークどこに行こうかってなった時に、
別に自分の家からの距離ってあんま関係ないと思って、
その時ってもうちょっと、
ブラーってウェブでいろいろ眺めながら、
別に沖縄でも東京、
沖縄でも大阪でもいいと思っていて、
それの時に、
今ギャラリービューでプレイリストを出してるんですけど、
そのUIをどんどん使っていけるかなと思って、
音楽を入力すると、
プレイリストが出て、
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そこの場所に行ってみようか、
みたいな体験の設計ができると思って、
コロナだからみたいな感じではなくて、
将来的に使っていきたいなと思って。
いいですね。
相馬さん自体のことも知りたいなと思っていて、
歳と音楽ってすごい面白いとこくっつけたなと思うんですけど、
そもそもバックグラウンドというか、
もともと興味があった分野だったんですかね。
いや、なんか頑張ってこれ、
一貫性があるように説明するように練習しようと思ってるんですけど、
あんまり一貫性なくて、
大学の時は、
工学部の物理工学科っていうところにいたんですね、
京都なんですけど、
その時は、
研究室の友達とかに、
工学部の物理工学科にいたよとか言ったら、
殴られるっていうぐらい、
全然何もしてなかったんです、本当に。
あんまり勉強しずに、
プラプラと外国に行っちゃうような、
ちょっと痛い大学生みたいな感じだったんですけど、
その中で、
外国にいる中で、
人の動きをずっとポケって一日中見てる日があって、
スペインのバルセレナなんですけど、
その時に、
あれ、この人って今何で右行ったんだろうとか、
左行ったんだろうみたいな、
こっちの方が明るいのかなとか、
こっちの方が道広いのかなとか、
いろいろ考えてたんですけど、
これすげえ面白いなとか思って、
これをシミュレートっていう言葉を使っちゃうと、
ちょっと寒いかもしれないんですけど、
この人の動きをモデリングすることができたら、
すごい面白いなと思って、
例えばこっちの方の光の量を調節したら、
人がどういう風に動くんだろうとか、
キキさんと一緒くらい話した気がするんだけど、
そういうことから、
まず最初都市のモデリングに興味を持ったんですよ。
それが大学の3年生か4年生くらいの時で、
特に就職したいっていう場所もまだ決まってなかったので、
これを専門的にやってる学校を見つけようと思ったら、
イギリスに、
手法を1960年くらいに頑張って作ったおじちゃんたちのグループがいて、
出すかと思って、
出して、
上手く大学の教徒の時の大学の先生のサポートもあって、
入れてもらうことができて、
その大学院に行くことになったんですよ。
大学院か、大学院に行くことになって、
でも外国の大学院って、
9月入学とかじゃないですか、
6ヶ月くらい空いていたんですけど、
その時にたまたま参加していたプロジェクトが、
ボストンで音楽の版権管理をするみたいなプロジェクトがあって、
アーティストの人がリミックスとかで音楽を作ると、
そのリミックスの中に入っているオリジナルのアーティストの人たちに
勝手に報酬が還元されていくみたいな仕組みを作ろうよみたいな。
そういうことをやろうみたいなことをしていて、
それをするためにはそのリミックスの中に
どの音楽が含まれているのかっていうのを、
いわゆる外学習みたいな方法を使って、
見つけていく必要がある。
その時に音楽を、今考えると当たり前のことなんですけど、
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音楽を定量化するとか、数値にすることって、
完全にリプリケートはできないかもしれないけど、
することは可能なんだっていうことが分かって、
なんとなくそれが頭にあって、
その後に医師の大学院に行った時に、
別に街のゴミの量の解析とか、
トランスポーテーションの最適化だったら、
多分もっと賢い人がやってくれるだろうから、
自分が興味のあるところでやってみようかみたいなので、
街と音楽とかそういうところのプロジェクトに入ったっていう感じで、
でもあれだね、きっかけはその人の動きみたいなところや、
関心っていうのが面白いね。
まだ今も人の一番興味あると思います。
なるほど、なるほど。
お酒とか飲んで街歩いてる時に、
この二つに分かれる道って変な道だと思うんですけど、
一つに分かれる道っていうのは、
なんだろうな、この二つに分かれる道って何でしたっけ?
交差点じゃない?
分岐点的な。
分岐点みたいな。
右に行くのか左に行くのかっていうのが、
なんでこっちに行ったんだろうなみたいなのは、
そんなこと考えずに仕事行くよって話なんですけど、
考えるのも嫌いじゃないというか好きです。
それはその人がなんでそういう判断をしたんだろうとか、
そういうことに興味があるってことなの?
そうですね。
その人がなんでそういう判断をしたかっていうところに興味がある。
それを分解して考える時に、
例えばニューロサイエンスとかから入る人もいるだろうし、
シニアとかから入る人もいるけど、
僕はたまたま目に見えたものが空間の要素で
それを説明できないのかなと思って興味があった。
そっちの空間とか都市の方に入っていたっていう感じですね。
なるほど。
なんか音楽って結構趣味とか個人の思考みたいなもので、
すごいサブジェクティブというか主観的なものじゃないですか。
そういった個人の主観的なものって、
今の街づくりとか都市開発の現場からかなり
仕掛けられてるっていうか、
あんまりもう考慮されてない要素だなと思っていて、
それにきちんと目を向けて、
プレイスリーのデータを街づくりに活用しますっていうのを
一番最初にアプリをインストールした時に出てきたのが
すごいいいなと思っていて、
楽しいしプレイフルで、
すごいパーソナルでエモーショナルなんだけれども、
そういったものがきちんと最終的に定量化されて、
大きな低減だったりとか街づくりの方に使われるっていうのは、
そのルートを作っているっていうのはすごい素敵だなと思って見ていました。
ありがとうございます。
そうですね、僕たちも今この2段階、
会社としてしなきゃいけないなって思っていることがあって、
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1つは市、個人に向けてサービスを作っていくこと。
それはその人たちが自分が一番好きな場所を見つけることが
できるようになるための地図だと思っているんですね。
2つ目の段階として、
そこでここにはこういう音楽を好きな人が来ているとか、
こういう映画を好きな人が来ているっていうのが
分かった後に、それを頑張って
BEの人とかデベロッパーの人たちと話し合いながら、
じゃあ今までは病院の数とか、
例えば駅からの距離だけでその場所の使い方を決めてしまっていたけど、
いやいやここにこういう映画を好きな人がいるんだよっていうところを見ながら、
一緒に都市を街を作っていくことがしたいなっていうのが2つあります。
なるほど。
2段階目のところは多分結構難しいと思っています、まだ。
っていうのも僕たちが集めているこの街のパラメーターというか、
都市の要素で人を動かすためにはすごい適している要素だと思っているんですね。
ここにこういう音楽を好きな人が来てますとか、
こういう映画を好きな人が来てますっていうと、
個人のレベルとしては、じゃあ行ってみようかな、ちょっと面白いなっていう風に行ってみると思うんですね。
なんだけど大手のデベロッパーの人たちにとって、
ここにこの映画を好きな人が来ています。
確かに大事かもしれないけど、それよりも他の要素の方がどんどん大事になっちゃうっていうのがあると思っていて、
ここには時間がかかるなっていう風には当たり前のことだと思っていて、
ただ不可能ではないと思っていて、
これ僕の頭の中で、自論で勝手にパラメーターの昇格っていう風に呼んでるんですけど、
もし、今個人のレベルでもまだ証明されきってないじゃないですか、
この音楽を好きな人が来るところにはたくさん人が集まってくるとか、
それってまだ定量的には証明されていないところなんですね。
僕たちが今までの先行研究に基づいて仮説として立ててCM系にサービスを売ってるんですけど、
まだ証明されていなくて、ただこれがちゃんと証明されていくと、
じゃあ本当にハウスミュージックを好きな人たちが集まるような場所にしたらいいのかなとか、
そういう上の人たちが信じてくれるようになると思っていて、
それをパラメーターの昇格と呼んで、僕たちでオタクでみんなが頑張っています。
いいですね。ちょっと広めていきたいですね。
そうですね。
やっぱりアンダーグラウンドというか、カルチャー的なアプローチを取りつつ、
大きなディベロッパーであったりとか、一般の会社とコラボレーションをしながら、
どう次に持っていくのかみたいなところは大切な。
なんかアーバンリズムガイドみたいなプロジェクトされてたじゃないですか、
それもどこの会社と分かれてたんでしたっけ?
18:03
あれはJRさんと一緒にやったの。
一番最初はそれこそデベロッパーさんとかに、
僕たちが持っているデータを一緒に使えませんかというような営業をしていたんですけど、
やっぱりさっき言ったみたいな理由で、なかなか場所、何か物を建てるときに
僕たちのデータを活用するというのはまだ来ていない。
というときにJRさんと一回お話しさせていただく機会があって、
彼らとしては僕たちのデータの使い道は一緒なんですよね。
電車に乗る人たちがどこに行くかを決めるときに、
どの音楽を好きかという指標を使うという意味では、
彼らが対象としているお客さんは一緒で、
なので彼らと一緒に好きな音楽を入れると
山手線の駅どこかがレコメンドされるというシステムを作ったんですよ。
この話を理解していただいた背景としては、
インバウンドで外国の人たちが日本に来たときに、
今だと渋谷とか新宿とかに人が集まっちゃって、
例えばマイナーなところ、西日暮里とか岡地町とかには
なかなか人が流れていかない。
これはJRとしては、人があんまり電車に乗ってくれないので
普通にお金が儲かんないよねっていうのと、
一つはどんどんそこに人が来てくれないと
そこのエリアの価値が下がっちゃうというところで、
なんとかその場所の良さを伝えて、
人の循環を促すようなことはできないかというところで、
僕たちが持っているデータとアルゴリズム仕組みを使って
そういうようなサービスを作らせていただきました。
かつ、駅ごと30駅あるんじゃないですか。
30駅に対してパンフレットを作って、
そこにお店を紹介して、
冷たくなる。
本当に。
タバタとかの音楽が気になる。
気になりますね。
どんなのがチョイスされているか。
そうですね。
まだこのコロナのところでリリースできてないんですけど、
リリースしたら使ってみてください。
ぜひぜひ。
なんか面白いエピソードとかありました?
こんな音楽出てくるの?
こんな音楽出てくるんだっていうところももちろんそうなんですけど、
パンフレットを作るっていうことがめちゃくちゃ大変なんだなっていうことが分かって。
紙を作るということが。
やばいですね、あれ。
掲載の確認とか、当たり前ですよね。
大変ですよね。
部分みたいにちゃんと変えられないですもんね。
ですよ。
その仕事を受けたのが3月の最初で、
松に納品だっていうところで、
そのウェブサイトのサービスと30駅分のパンフレットを作るってなって。
大変だ。
3つのお店を載せようっていうことになって。
21:00
これも僕たちが狙ってるようなお店って、
いわゆるチェーン店とかフランチャイズではないので、
地元のお父ちゃんとかがやってて、
電話とかしたらうるさい気持ち悪いとかって言われちゃうんですね。
なので、自転車でそれこそ90個全部回って。
すごーい。
それは、その体験が面白いね。
でもめっちゃ仲良くなったけど。
それも一軒一軒食べていくんですか?
食べてなくて、食べたいんですけど、時間が無かったから。
デザイナーの子とかには、
まだ文章決まってないんですか?
どこのお店が決まってないんですか?
すいませんとか言いながら、
チャリンコ来いって。
頑張ったね。
1ヶ月でやばいね。
面白かったです。
面白そう。
チームのみんなの絆が芽生えた気がする。
これはリリース楽しみですね。
早くコロナが終わって山手線に乗れることを祈るばかりですね。
今やってるので、私も気になってるのが、
メディアを始めてますよね?
ポストコロナのアーバニズム。
ポストコロナのアーバニズム。
これどんな経緯で、どんなモチベーションで始めたんですか?
えっとですね、いつだったかな?
4月の最初ぐらいに、外に出れないねってなってきて、
人に会える量が少なくなるので、
ツイッターとかフェイスブックとかを見て一日過ごすことが増えるじゃないですか。
それを見てると、本当に真っ当な情報があんまり入ってこなくて、
例えば、安倍さんのマスクのやつでコラ画像作ってるやつ。
面白いですよ。
コラ画像作ってるやつとか、
小池さんのミツデスでEDM作ってるやつとか、
超面白くて、僕も見ちゃうんですけど、
そういう情報ばかりにまみれちゃってて、
でもその中で一方、セーブアワースペースとか、
すごい素敵なプロジェクトとかもいろいろあって、
こういう、僕にとって重要だと思える情報に
ちゃんとたどり着けられない状況って結構やばいなと思っていて、
これ僕にも起こってるってことは、みんなにも起こってるんだなと思ってて、
なら、この日本だけで閉じた環境で情報を集めようとするんじゃなくて、
外国はじゃあ今どういうふうな状況になっていて、
政府とかローカルのイニシアチブはなんか面白いものが出てきてるのか、
みたいな夢物を作っていこうっていうのが最初のきっかけです。
なるほど。今何本ぐらい記号が集まってるんですか?
英語でやってるメディアですね。
はい。ゆっくりして、最初ほんと5人ぐらいにお願いして、
なんですよ。
でもそこから全部で応募が100件ぐらい来て、書きますか?って言って、
24:02
応募制なんだ。
応募にしたんですね。
最初は僕の友人にお願いして、
買いにくれないその国について、
例えば中国の部下の子が、出身の部下の子がいたので、
お願いして。
ありがとうございました。
なんですけど、そこからその子がリツイートしたやつとか、
そういうところからどんどん応募してくれて、
応募ページも作ったんですけど、
そこからどんどん応募が来て、
100人ぐらいで応募してくれて、
今もうすでに30個ぐらい書いてもらってるんですよね。
記号者ってみんなボランティアベースなんですか?
どんな人が多いのか?
どんな人がやってるか?
最初は僕の友人に、ほんとちょっとだけなんですけど、
お礼を払うからということで、
シャレを払うからということで始めて、
夜間を決めて、
5人、10人ぐらいなら行けるかなっていう感じで始めたんですね。
なんですけど、今こんなことにもすごい増えたので、
新しく増えてきている人、
10人以降目の新しく増えてきている人に対しては、
申し訳ないけどお金は払えないっていう風に伝えてるんですね。
もうその応募ページで。
なんですけど100人ぐらい集まって、
みんな書いて送ってくれてますね。
いいですね。
なんか印象的だった人の記事とかあります?
面白かったのは、
イタリアとかチリ、
イタリアとか面白かったな。
なんか、あそこですね、
ベネチアで、
ベネチアの人口が、
ここ最近ってすごい下がってきているらしくて、
僕これ知らなかったんですけど、
どんどんどんどん下がってきちゃっていてて、
これって何でかっていうと、
やっぱり観光客がすごい増えて、
そこに住んでた人たちが全部追い出されちゃってたんですね。
でも今この観光客の人たちが、
ちょっと来れないねってなってきたときに、
どんどんどんどんまた地元の人たちが戻ってくるんじゃないかとか、
学生が都心内に住むんじゃないか、
みたいな動きが生まれていてて、
なんかこのコロナによって、
この一つのケースっていうよりは、
このコロナによって、
街をなんだろうな、
街に大きく影響していってた要素とか、
街を支配してた要素みたいなのが、
どんどん浮き上がってきたなと思って。
例えば、地理とかも結構面白くて、
オンライン教育に移行したんですね。
コロナで外に出れないよねっていうところで、
オンライン教育に移行したんですけど、
そうすると貧困世帯のところは、
Wi-Fiが届いてなくて、
その人たちが結局、
ネットカフェとかに行っちゃって、
そこからまた感染するみたいな。
その問題がどんどん、
コロナによる問題というよりは、
コロナ前からあった問題が浮き上がってきたな、
っていうところは非常深いですね。
このメディアは、
今後も長期的に運用する予定なんですか?
27:02
そうですね。
なんか、僕が前からファンだった、
いくつか外国の都市のメディアみたいなところがあるんですけど、
オールシングスアーバンとか、
確かに、そこで募集かけてましたね。
私、メーリストールしてるんですけど、
連絡がきました。
そしたら、オールシングスアーバンのお姉ちゃんが、
お姉ちゃんとか言ってもらえないのか。
オールシングスアーバンのお姉さんが、
電話しようということになって、
メディアパートナーになれそう、みたいな。
素晴らしい。
あってが書いた記事を、
向こうも紹介してくれるし、
僕たちのウェビナーするとき、
向こうも一緒にやれるね、みたいな話になって、
その辺は良かったな、みたいに思ってます。
いいですね。それは面白いですね。
うん。
今、将来的に地図アプリを世界に広げていくときにも、
すごい助かるな、というふうに思っていて、
例えばイギリスに広げるときに、
イギリスの場所とか、
僕たちまずデータ化するときに、
あまり知見があっていうか、
どういうところから集めていったらいいのか、
全然分からない中で、
それぞれの国に、
アンバサダーって言っちゃうと、
ちょっと冷めるんですけど、
そういう人たちが見つかってきたっていうのが、
すごいたくさんありました。
うんうん。
単なるメディア機能というよりも、
面白いアーバニストたちのネットワークというか、
プラットフォームになって、
そうですね。
記事を寄稿してもらうだけというよりは、
もっとそれ以降のことを見据えた、
コラボレーションみたいな感じで、
そうですね。
やり取りしているってことですかね。
はい。
なんかこのポストバランタインのやつで言うと、
3つのステップで進めていきたいなと思っていて、
1つ目、今は、
この記事を集める。
で、各国の現状についてまとめてもらう、
ということをやっているんですね。
で、次のステップとして、
この機構者たちを全て集めて、
ウェビナーを開催しようと思っていて、
そこで、
こういう現状があったけれども、
状況を良くしていくためには、
どういうアクションを取らないといけないんだろう、
というアイデア出しを、
日本の東京のデベロッパーさんとかを
スポンサーに入れながら、
ウェビナーを開催していこう、
というふうに思っています。
で、3つのステップとして、
ここで出たアイデア、
3つのステップとして、
ここで出たアイデアを、
知識が集まった、
ノーレッジベースみたいな感じで、
シェアをして、
それを持って、
自治体の人たちに提案しにいこうと思っていて、
そこも一緒にやってくれる企業が、
見つかったんですね、東京で。
なので、一緒に、
僕たちはまだ自治体に対して、
あまりコネクションがないので、
こういうアイデアが出たけれども、
じゃあ、この地方に対して、
何が具体的にできるんだろう、
みたいな、
知識が集まってくれる企業さんが見つかって、
そこと一緒にやっていく予定です。
30:02
いいですね。
動き出している。
動き出している。
それも含めて、
これから挑戦してみたいことというか、
今後の野望みたいなの、
まとめも含めて、
お話いただけますか。
まず今だと、
今頑張らなきゃいけないなって思っていることだと、
近場の穴場みたいなところを、
しっかり探していけるようにしようと思っていて、
例えば海外旅行とか、
東京から大阪への旅行って、
まだもうちょっとだけ時間かかると思っていて、
その中で、
僕たちの地図だと、
こんなに家の周りに近いところに穴場があったんだ、
っていうのを見つけれるっていうのを結構、
言ってくれるユーザーの人たちが増えてきていて、
まずそこの、
価値をしっかり提供していこうと思っています。
で、
あとは、
これまだ頭の中で、
ちゃんとまとまってないんですけど、
地方の魅力をちゃんと伝えれるようにしよう、
っていうふうに思っていて、
っていうのも、
オフィスからの距離が、
だんだんだんだん住む場所に影響がなくなっていくっていうのは、
いろんなコロナの未来予測で、
あると思うんですけど、
オフィスからの距離が、
自分の住居の場所にあまり関係なくなっていくっていうのは、
これは多分そうだろうなっていうふうに僕は思っていて、
その中で、
でも、
オフィスに縛られなくなったからといって、
僕たちが自動的に地方に散らばっていくわけじゃないじゃないですか、
東京にいなくていいから私千葉、
じゃあ埼玉とか、
私青森ね、
みんなランダムに割り振られるわけじゃないですか、
みんなランダムに割り振られるわけじゃないと思ってて、
その時にもやっぱり、
選ばれるところと選ばれないところみたいな、
ちょっと冷たい言い方かもしれないけど、
そういうところが出てくるという時に、
そこの持っている特徴を、
どういうふうに伝えていくことができるのかっていうのは、
僕たちがしなきゃいけないことだと思ってて、
例えば言葉だけじゃなくて、
例えばそこの音楽の雰囲気を、
僕たちなら定量的に人にちゃんと伝えることができるし、
そこの映画で見た時にも、
そこを伝えることができるしってなってくると、
そうですね、その場所の魅力を最大に伝えて、
人を集めていくことができるんじゃないかなと思ってます。
なので本当に行政の人たちと組んで、
なんだろうな、
人が行った時に、
人をちゃんと地方に回していくみたいなことも
進めていきたいなっていうのを。
あとは将来の取り組みで言うと、
プレイスリストのところ、
さっき宣伝させてもらったところなんですけど、
これを海外のレーベルとかと組んでやっていきたいなと、
海外の旅行は本当に多分もうちょっと時間かかると思うので、
その中で、
外国の場所を音楽を通して聞いていくっていうのは、
やっていきたいなと思って、
音楽のレーベルさんとかに紹介してもらいながら、
国内の進めていってるって感じです。
33:00
素晴らしい。
はい、ありがとうございました。
今後もこの番組では、
都市をテーマに様々なおしゃべりを繰り広げる予定です。
次回もお楽しみに。