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2020-09-01 09:21

第37回 戦後最悪のマイナス成長、スウィッシュ型の成長曲線って?

新型コロナの影響で戦後最悪のマイナス成長となっていますが、今後の生活で直接的に気を付けなければならない点をAll About『マネープランクリニック』でアドバイスをするFP深野康彦さんとマネーライターの清水京武さんが、解説いたします。景気もV字でもなく、U字でもなく、スウィッシュの形で回復していくという事についてもお話しします。

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皆さんこんにちは、ファイナンシャルプランガーの金谷裕子です。 皆さんこんにちは、マネーライターの真珠です。
金谷先生、今回もよろしくお願いします。 今回もですね、新型コロナウイルスの影響でリモート収録になっておりますので、聞きづらい点もあるかと思いますけれども、その点はご了承いただければと思います。
今回なんですけれども、この中で日本経済はどうなったのかとか、またそれによって生活がどのような影響を受けるのかということを、ちょっとお勉強したいと思うんですけれども、
深野先生、先日GDPが発表されましたね。
そうですね、今清水さんおっしゃったように、この4,6月期のGDPは過去最悪のマイナス成長という形になりました。
数字を丸めれば約28%くらいのマイナスと年率換算ですけれども、これでも実は欧米よりもマシなんですよ。
アメリカは3割近く、ユーロ圏だと4割、イギリスだと実は5割と。
そういう形で考えると、日本も過去最悪ですけれども広い数字だったと。
ただし、GDPというのはどちらかというと過去の数字なので、今後どうなるのかというのが一番ポイントですよね。
一応、そうして世界的に経済活動が復活しておりますので、たぶん4,6月が大底で、そこから戻していくだろうと。
ただし注意していただきたいのは、実はこのGDPというのは3ヶ月ごと、4,6月、7月、9月、10月、12月、13月という形になるんですけれども、
前の期のGDPを基準にデータが公表されるので、どうしても4,6月が悪かったので、7月は良い数字が出ちゃうんですよ、自動的にほぼほぼ。
そう考えると、7月は実体経済はあまり伴ってないような形で高数字が出るかもしれないので、
実際に景気を先に考える場合には、ちょっとまだ時期少々と言えるかもしれませんけれども、
10、12月の景気がどうなるのかというのが一番重要なんですよ。
そこのところで逆にまたマイナスになっているような形になってくると、やはり景気回復にはかなり時間がかかる。
10、12月が思ったより良い数字が出ると、意外と景気の回復というのは早くなる可能性があるということ。
今その景気の回復というのは、字で言うとV字回復とかU字回復とか言われてますけども、
V字はもうちょっと難しくて、U字でいけるかなという感じですけども、
やや世界の見方はU字もちょっと厳しいのかなという感じですね。
今ですね、実はスイッシュ型と言われるかもしれないけども、
靴のメーカーでナイキってありますよね。
ナイキのマークを着込んで、それからゆっくり間隔を空けて戻っていくような。
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それを考えますと、やっぱり景気の回復というのはかなり時間がかかる可能性が高い。
ただでも、今は世界でワクチンとか特効薬とか、その作成がしてますね。
ワクチンは想定以上に早くできるんじゃないかという噂が出るんですね。
ワクチンとかができて、それがかなりの効果があるような形であれば、
基本的にはさっき言ったスイッシュ型であったとしても、その間隔が狭まるだろうし、
逆にできたとしても、それがあまり効果がなくて、もっと効果があるものという形になってくると、
待たなきゃというと、やっぱり時間がかかるという形でしょうね。
だから、大底は打ったけれども、今後の状況次第で景気の回復は早くもなり遅くもなりというのが今の現状です。
そういう中で、これから私たちの生活にはどういう影響が出てくるかというところなんですけど、
そのあたりはいかがでしょうか。
今、直接に我々の家計に影響があるという意味であれば、
例えば、残業代とかがなくなっちゃって収入が減っている。
あるいは夏のボーナスが厳しかった。
一部の企業では冬ももう出さないと言っていますよね。
それで、実はリストラとかも結構多く増えていて、
さらに雇い止めというのも結構あるんですよね。
こういうものはどちらかというと、時間をかけてこれから起こってくるので、
我々の生活という意味であれば、
なかなかお給料が元のような形、水準に戻ってくるというのが時間がかかるし、
これはボーナスもしっかり。
逆にもっと厳しいことを言えば、これから40代以上、
特に50代なんかはリストラに直面する可能性があるというのは、
これからが本番という形になる可能性があると思いますよ。
ただ、会社に残れてもいろいろ影響も出そうですよね。
そうですね。今回の新型コロナで一番大きいのが、
会社に行かなくても仕事ができるように、
いわゆるテレワークとかリモートワークとかいろいろ言われていて、
それがどの機会が伸びている。
今、世界的に表明しているので一番長いのがGoogleなんですね。
Googleは当初は年内いっぱいテレワークだったのが、
早くも来年の6月までみんなテレワークと言ってるんですよ。
それを考えますと、新しい生活様式しかりで、
本当に今までのような形で通勤するという風景も徐々に変わってくるんでしょうね。
それとあとは、特に清水さんに怒られますけど、
清水さんは大丈夫だけど、私はコテコテの昭和の人間ですから、
そういうようなメカが弱い人間っていうのは、
今のテレワークとかリモートワークという状況では、
お邪魔無視的な形になってるんですよ。
そういうような形で、今の仕事の形態、
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テレワークとかリモートワークとか当たり前のような形になってると、
それに慣れない人っていうのは、
逆に言うと真っ先に会社から見限られる可能性ありますよね。
そのあたりっていうのを基本的にはしっかりしなければいけないですよ。
またそれとともに、このオンライン化っていうのは、
どちらかというと、我々は仕事というイメージを持っているけれども、
学校だってどうなるかわからないじゃないですか。
特に大学などは、まだ通学という意味で始まっているところはほとんどないんですよ。
みんなオンライン教育という形になってるから、
例えば大学は、もしかしたらこれからはオンライン化が進んで、
行かなくてもいいような形になっちゃうかもしれない。
これ塾なんかもしっかりですよ。
それを考えますと、仕事もされることながら、
家庭のオンライン化、それをしっかりしておかないと、
子供が学ぶ機会っていうの、それすらも機会を逸してしまうというケースが今後あり得るということ。
5Gというのがずっと言われるようになってきて、
高速で大容量のデータを送ったりやり取りできると言うじゃないですか。
そういうのが、いち早くある面では家のところに入れておくとか、
しとかないと、このオンライン化に乗ることが難しくなるんでしょうね。
それを考えると家計のところを考えると、
よく我々家計の見直しで通信費が高いと必ず言うじゃないですか。
だから一理的に機器を揃えたりとか、
あるいは高速通信を使うという意味で通信費が高くなるのは、
ある意味では仕方がないのかもしれないです。
逆に言うと通信費を抑えられないんだったら、
その他の部分でどうやってやりくりするかというのを今後考えていかなきゃいけないでしょうね。
そうですね。
そのような形で新型コロナを機に、
我々のお金を使うところのメリハリもこれから徐々に変わっていくというのが、
今後の流れだと私は思いますね。
わかりました。ありがとうございます。
家計の影響は必ず避けられない人が多いと思うんですけれども、
そういう中で家計支出の見直しだとか、
そういうものを考えながら、
今お話が出ましたキーワードはオンライン化ですね。
家計でも仕事でも出てくると思いますので、
ぜひ毛嫌いしないように積極的に取り入れてください。
あとはぜひ皆さんのソーシュ型という言葉を、
深野先生が言われたことを覚えてほしいと思いますね。
そうですね。このソーシュ型というのは、
いわゆるさっき言ったナイキのロゴマークみたいな感じで、
これはノーベル経済学賞を取ったポール・クルーグマンが、
今回の経費改革はそういう形になるんじゃないかと言ってますね。
そうですか。わかりました。
偉い方がおっしゃっている言葉ということで、
ぜひ覚えていただきたいと思います。
深野先生、今回もありがとうございました。
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どうもありがとうございました。
現在、2020年の家計防衛ということで、
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