1. ふて寝するほど話したい ~システム開発の本音~
  2. 第10回「飛ぶエンジニアの特徴」
2024-10-21 17:16

第10回「飛ぶエンジニアの特徴」

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第10回目のテーマは「飛ぶエンジニアの特徴」

過去の実例を元に、「飛ぶエンジニア」を事前に見分けることができるのか、そして、どのような特徴があったのかを本音で語ります。


▼ホスト:島田徹

▼MC :鴨志田怜

▼ゲスト:辰巳純基

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サマリー

このエピソードでは、「飛ぶエンジニアの特徴」について説明されています。エンジニアが突然離職する理由やコミュニケーションの重要性が語られています。また、会社の採用プロセスやチーム内の相性についても触れられています。第10回のエピソードでは、業務委託エンジニアの特徴や信頼関係の重要性が探求されています。特に、フリーランスとしての働き方の利点と課題について議論されています。

飛ぶエンジニアの背景
ふて寝するほど話したい。この番組は、システム開発25年の株式会社プラムザが、赤坂より開発現場の今と本音をざっくばらんに話していこうという番組になります。進行は私、鴨志田と、
代表の島田と、
辰巳です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。
さて、今回のタイトルなんですが、「飛ぶエンジニアの特徴」ということで、なかなか飛んだタイトルですが、
飛ぶというのは音信不通になるということだと思うんですけども、辰巳さん、過去いろいろあったというところでしょうかね、これは。
そうですね。僕自身が当然悪かったこともあると思いますけれども、多分、エンジニアを雇う会社とか、業務委託を依頼する会社だったら、少なからず経験はあるのかなというふうに思っています。
なるほど。島田さんもやはり、それは経験はあるというところですかね。
そうですね。最近は特にプラムザ業務委託の方が使うことが多いので、社員の方よりは気軽に離れていくっていうのは当然そうだろうなとは思うんですけど、突然連絡つかなくなってしまうと非常に困りますよね。
単純に考えて仕事に支障は出ますよね。
そうですね。
出ますよ、もちろん。お客さんにもなかなか言い訳できないので、言ってないときはいいんですけど、紹介している場合は、あの人はどうしたのみたいな話になるので、困りますよね。
飛んじゃいましたって言うわけにはいかないですからね。
そう、それ言えないんで。
一心情の都合でちょっと案件参加が難しくなりましたみたいなことを言うことはあるかもしれないですね。
そうですね。
そうすると、やはりできるだけ最初の部分にこの人怪しいなとか、ちょっとどうなんだろうっていうところのセンサーみたいなものはどんどん発達していくものなのかなと思うんですけども、やっぱり特徴みたいなところとかってあるんでしょうか。
辰巳さんどうでしょうか。
そうですね、これあくまでもディスリではなくて反面教師になってほしいという。
開発会社側としても、雇う側としても気をつけた方がいいかもねぐらいな感じで聞いてもらえればというくさびをあらかじめ打っておくんですが、
エンジニアとしてはそういう人がもしかしたら多いかもしれないんですが、コミュニケーションにちょっと課題があるような人ですよね。
例えばですけど、必要な結構重要なミーティングとかで、例えば社内で初めて採用するときに面談とかするじゃないですか。
今オンラインでできるので、ZoomとかTeamsとか使ってやると思うんですけど、対面で面談するときって当然お互い顔を合わせて相手がどういうなりだとかどういう人かっていうのをお互い見極めるフェーズだと思うんですけど、
その面談において顔を出してくれないかとか。あとちょっと大丈夫かなって思っちゃいますね。
ありますね。覆面率高いですよね、飛ぶ人はね。そもそもがですね。
うちのCTOも覆面率高いんだけど、それはもう気心知れて、飲み行ったりもするようになってからなんで別に問題ないんだけど、
初めから全然顔が見えなくって、一回も顔を見せてくれないとかっていうのもあったりして、そういう人は割と初めから飛ぶ気なのかなと思ったりもしないのかな。
島田さん、そういう点、コミュニケーションっていう点ではどういう点を見てたりとかするんですか?
いや自分もね、いまだにわからないっていうか、あの人飛んじゃったんだみたいなことはあるんで、全然自信はないんだけど。
コミュニケーションの重要性
結論絶対ないですよね。
絶対ないんだよね。でも、この人ちょっと変だなっていう人はいて、ものすごい家が暗くてですね。
すごいところで撮ってるとかですね、後ろの雑然としたベッドが丸見えになってるとかですね。
そういう人は怪しいかもしれないっていうのはあるかもしれないね。でもまあそれも過去の事例を言ってるだけなんで。
人間性とか私生活が垣間見えそうなものを自分の後ろに出してくる。あえてそこを出してきちゃうみたいな。
あとそういう人もいるけど、シーツを真後ろに垂らして隠してるんだけど、そのシーツ自体がすごい汚いとかっていう人もいて。
いろんなパターンがあるんだよね。
逆に何でしょう。こういう人だったらいいとかってあるんですかね。それも絶対はないですけど。
過去の事例で何でしょうね。良かったなっていうのは。僕の中ではこれエンジニアさんじゃなかったですけど、直接会いに来た人がいましたよね。過去に。
その人は熱意をすごい感じるし、一緒にこうお仕事したいなって。逆にこちらから思うようなレベル。すごく印象的だなと思いましたね。
最初大阪から来てくれた方とかもいましたよね。
大阪、ここ東京ですけど。
あの人もわざわざ来てくれて。基本的に人懐っこいというか、外向的というか、そういう人だよね。
エンジニアはどちらかというと内向的な人も多いので、それはしょうがないのかなと思っているんですけどね。あんまり来たがらないとかですね。顔見せたがらないっていうのはね。
うちはそんなに怒ったりもしないので、もう辞めたいって言ってもですね。それで去るもの追わずと思ってるんで、言ってくれればびっくりしないんだけど。
言わないでやられるとね、本当に困っちゃう。
良くも悪くも思ってることを言ってほしいですよね。
そうそうそう。安いって言ってもね、報酬安いじゃないですかとか。
そういうのをどんどん言ってもらいたいですね。
やっぱり飛ぶ前に言ってほしいと思ってることですね。いいこと悪いこと含む。
島田さんがおっしゃってた、単価が安いだとか、仕事が自分のものとマッチしてないよみたいな。
だからお仕事を振ってる中で、大丈夫です大丈夫です、やりますって言ってて、蓋を開けてみた。
アウトプットがそもそもなかったり違ってたりとかもそうですし、
もうちょっと今不眠不休で他の案件も回してる状態なんで、きついんですけどみたいなことを言われてしまうこともあるんで。
それで結構お互いに嫌な思いをするぐらいだったら、あらかじめ言ってもらうっていうのは、
やっぱりその根本としてはコミュニケーションだと思うんですけど、そう言ったらすごい助かると思いますよね。
採用とチームの相性
単純に立場の違いとかはあるかもしれないんですけど、
人と人との相性と言いますか、そういったところもありそうだなというふうに聞いてて思いましたね。
話しやすいとか、なかなか話せないなとか、そういうものもやっぱりあるのかなっていうところなんですが、
PMとかプロジェクトを進めるものとしてどうすればいいんですかね、すごくざっくりしてますけど。
なかなか難しいですよね。特にエンジニアでやる気がそがれることって結構あると思うんですよね。
実際にプロジェクトやってて、自分も分かるけどこれはプログラマー方が怒るんじゃないかなとかっていうのをお願いしたりすることあるんだよね。
お客さんがこうやって言ってるんで、これダメなのか分かってるけど一回作って、
ダメでしょって言うためにですね、一回わざと作ってみるとかっていうのをやってもらったりするんだけど、
その瞬間それはですね、やっぱりエンジニアとしては面白くないわけでね、絶対ダメに決まってんじゃん。
ちゃんとそこはね、プロマネの人が話をして、ダメですよって説明すりゃいいじゃんとかっていうこともあるんですけど、
そこが話の流れから一回作ってみなきゃダメになっちゃってるとかっていうことがあったりして、
そういうのね、申し訳ないなと思ってたりするんだけど、それでぶち切れてしまうこともあるんでね。
今話を聞いていて思ったのが、やっぱり人と人との相性っていう部分がどうしてもあるので、
プラムザは事業部制と言いますか、それぞれの担当とかプロマネがプログラマーとか人材を集めたり、
自分で蘇生していくっていう形は、確かにそういった面ではコミュニケーションっていう面では色々やりやすいところはあるのかなと思うんですが、
辰巳さんいかがでしょうか。
そうですね、そういう意味でも、特に僕も事業部長やってますが、採用人事権も当然あるので、
自分が一緒に仕事したいというふうに思った人だけを採用できるっていうのが一つ強みだと思いますね。
例えばですけど、僕がいいって思う人と多分島田さんがいいと思う人って、全部一致しているかっていうのは結構違うと思ってるので、
当然、鴨志田さんもそうですけど。
なのでそういう意味では、守備範囲がプラムザ全体で考えると結構広い方だと思うんじゃないかなと思います。
やっぱりさっき言っていたコミュニケーションの部分で、じゃあ逆に技術がどれだけあっても上手くいかないことって、
ミクロの面、個人単位で開発を進めた方というのもそうだし、納品を進めるという部分、納品していくシステムを完成させていくというところに関しても、
上手くいかないことは全然あるので、技術はあるには越したことはないんですけど、やっぱりちゃんとコミュニケーションを取れる人で、
島田さんがさっきおっしゃってたように、エンジニアって職人気質な部分も当然あると思うんですけど、
時代的にもそれだけでは立ち行かなくなってきてるんじゃないかなとちょっと思っていて、
少なくとも、営業マンみたいにすらすらペチャクチャ喋れる必要は全然ないんですけど、テキストでも何でもいいから、
ちゃんと自分の伝えたいことを、人の気持ちを害さない言い方で伝えられるということと、
あとは相手の言ってることをちゃんと理解できるというのができるだけでも全然違うのかなと思っています。
島田さんはどう思いますか?島田さんがやりやすい人とかってどんな感じの人になるんですか?
やっぱり何でも言ってくれる人っていうのはいいですよね。
エンジニアについて言えば技術は最低限分かってはいけないけども、それよりも、
だいたい業務システムの開発は多いけど、そんなにスーパーエンジニアである必要はないわけじゃない?
業務委託エンジニアの特徴
別にAIのエンジンを作ってもいらないんで、そこそこ技術力はあるけども、
それよりも行間を読み取ってくれるとか言うのは大事で、
思ったことを言ってくれるっていう、さっき言ったみたいなね、
それなんでダメなのかってもう一回やるんですか?みたいなことは言ってもらって、
こっちが説明する機械を作ってもらった方が、感情を押し殺してストレスを溜めてですね、
いつの間にかいなくなってしまうよりは遥かにいいよね。
それで言うと思い出したのが、弊社CTOの方も業務委託で入っていただいてますけれども、
いい意味でいろんなことを忌憚なく言っていただけるので、
言うよね。
それは良くないと思いますってはっきり言ってくれるんで、
逆に僕らも勉強になるというか、学ばされる部分が非常に多い。
それぐらい気概を持って、私、僕がPMを動かすんだぐらいの気概で、
たぶん業務委託で入っていただく方って、言われた作業をきれいにきちんとこなしてもらえるっていうのも一つありがたいと思うんですけど、
それだけをやってると感情が消えてしまう部分がどうしてもあると思うので、
お互いインタラクティブにやりとりができるような方だとすごくいいんじゃないかなと思いますね。
なるほど。ちょっとタイトルから逸脱してしまうんですけど、
業務委託と単純に雇う、雇用ですかね?
だとやっぱりプログラマーさんの姿勢も違うものなんですか?島田さんどうでしょう?
それは全然違いますね。
やっぱり雇用するパターンって、基本的に雇用されたからにはどんな案件でも入ってもらう必要があるじゃない?
そうですね。
業務委託の場合は毎回毎回こういう仕事あるんだけどやりますかって聞くんだけど、
信頼関係の重要性
今の場合はそういうわけじゃいけなくて、ずっと固定給払ってるんで、
会社がやれるって決めたものはやってもらう必要があるっていうことなんだよね。
その段階でかなり求められる機質が変わってくるよね。
より好みするタイプだとちょっと無理だからね。
聞いた感じでもうすでに軋轢が出そうですね。特にこういうエンジニア界隈に関して。
そうそう。
コンサルとかだったらまだいいかもしれないですけど。
そう考えると業務委託なのに飛ぶ人って何なんだろうなって改めて思っちゃいます。
だから参入障壁が低いというか、簡単に契約とかを結んだら始められてしまうし、
正社員と違ってやっぱりコストが全然違うんですよね。
だから結構よくエンジニアにやりがちなのがフリーランスイコール楽だとか、
自営業すごい良いよみたいな風潮もやっぱりあったりするんですけど、
あくまでも個人で活動しているべきなので、
そこに責任感っていうものはやっぱりないと簡単に辞めてしまうんだとか、
ちょっとなんかあのPM気に食わないからもう辞めてやるんだっていうのはやっぱり起きてしまうかもしれないですし、
それはやっぱり良くないですよね。
そういう信頼環境の積み重ねっていうのは個人でもそうだし、会社でもそうだからね。
一回こうそういう義理を欠いたようなことをすると、
そういうのって伝わっていくこともあるし伝わらないながらも、
自分の心の中にずっと残るんでね、傷がね。
あの時はやっちったなみたいな。そういうのって本当に良くないと思うし、
将来的な仕事にも繋がっていくんで、
ちゃんと辞めるときは辞めるという、当たり前だよね。
それでいうと、そういう風に飛ぶことに慣れてしまうと、
クラウドワークスみたいなクラウドソーシングのサービスとかで仕事を探すってなった時に、
どうしてもそこで評価がついてしまうと、それがついて回ってしまうと思うんで。
やっぱり辞めるっていうのであれば円満にやるっていうのは良いと思いますよね。
それも含めて辞めるのも簡単ではあるけれども、辞め方ですよね。
例えば2ヶ月前にちょっと辞めたいですってやれば、
こちらでも他のエンジン屋さんを探したりもできますし、
この行動によってどういう影響が出るかっていうのは、
常に相手の気持ちを考えてあげる。
それも含めてコミュニケーションだと思うんですけど。
そういうことができないと厳しいんじゃないかなと思いますよね。
そうするとざっくりまとめると、信頼関係を軽視している人は飛びやすいんですかね。
構造的にも飛びやすいんですよね。
やっぱり正社員でメリット・デメリットも当然あるし、
業務委託でもメリット・デメリットありますよと。
それをどうやって見分けるかっていうのが問題なんですけどね。
見分けるのは一生の課題である。
ただ過去はこういうことはありましたってことですね。
さっき言ったクラウドワークスみたいなところも、
コメントを他の人から評価を見るっていうのもあるんだけど、
割と我々、あそこに評価がたくさん溜まっている人を必ずしも
優先して取ったりしなかったりするじゃない。
始めたばっかりの人を一本釣りしたりするんで、
そうとも言えないってことだね。
永久の課題ということで、本日はこんなところでいかがでしょうか。
多少タイトル詐欺になっちゃってかもしれないですけど、
そういう回もあると思います。
リアルな本音を話していくと、
ザックバラに話していくと言われようではないでしょうか。
そうですね。
いいと思います。
本日はいかがでしたでしょうか。
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それではまた次回お会いしましょう。
ありがとうございました。
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