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2024-11-12 32:05

【ぬ】出口のない地獄を体験できる映画を観た【ナミビアの砂漠】

9月6日公開「ナミビアの砂漠」について

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サマリー

映画『ナミビアの砂漠』についての感想では、観察や憑依体験が描かれ、映画の衝撃や内容の深さが語られます。この作品は共感だけでなく、主人公の苦悩を体験することで、観る者に強い印象を与える映画となっています。映画『ジョーカー』にインスパイアされた作品で、主人公カナは閉塞感に満ちた東京の風景を背景に、自身の内面に向き合う様子が描かれています。カウンセリングのシーンでは、心の中の思いと他者とのつながりについて深く考察され、現代社会の多様性や対話の意味を問いかけます。映画『出口のない地獄』を通じては、多様性や人との関わりが持つ冷たさと熱を描写し、絶望を味わう重要性を考察します。観客に強い印象を残すこの作品は、繋がりの欠如をテーマとしており、登場人物の葛藤や感情が浮き彫りにされています。

映画の体験
なんすか?
いや、もう一本観てきたんよ。
ああ。
あの、遅ればせながら観てきたやつがあって、評判が良かったやつ。
めっちゃ観てんじゃん、映画。
いろんな人に、そう、ね、あの、やっぱ、うつから開けると活動的になりますから。
映画観てるだけなんだけどな。
まあ、確かに。活動的とは言い方よりは、まあまあまあ、部屋で寝込んでるよりは活動的ということで、観てきたのが【ナミビアの砂漠】。
出たー。
出ましたね。
行ってみたい。
行ってみたい。一度でいいから、行ってみたい。
行ってみたい、【ナミビアの砂漠】でしょ。
ねえ、あの、あのYouTubeの動画も観たことある?
どのYouTube?ああ、【ナミビアの砂漠】の動画の?
そう、主人公のさ、そう、カナーが時々観てる。
あれ本当にあんの?
あるあるある。あのチャンネル多分、あるよ、今でも。
へえ。
あ、これのことかってなったもん。なんか水飲み場みたいなのに集まってくるっていうやつだったけど、まあまあそれよりもこうなんちゅうか、え、どうでした?【ナミビアの砂漠】。
主人公の経験
俺はめっちゃおもろかったよ。
おもんど。
え、おもんど?
【ナミビアの砂漠】の気温より全然低いんじゃないか?これ。
【ナミビアの砂漠】って意外と夜は寒いんだぞ、お前。
ああ、まあ確かに。
そう言うよね。知らんけど。
だから地獄なのかもしれないね。
え、なんかあの、分かんないことだらけでおもろかったよっていう。
ああ、なるほど。
うん。
ああ。
なんか観察してるって感じだった。
おお、なるほどね。
うん。
なんかちょっと言いたいことと近いというか、あれなんだけど。
おお。
どうなった?
まず言っとくと、【ナミビアの砂漠】これ俺、大傑作だと思ったよ。
おお。
うん。
もうなんか、なんていうの。
もうあの、衝撃、ドンキで殴られたみたいな衝撃みたいなすごい安っぽい言葉を引用してしまうぐらい。
素晴らしい映画に対して語彙が少なくなっちゃうけど、すごい良かったと思ったの。
うん。
で、あのね、なんていうか、あんまり内容には多分あんまり触れなくて。
おお。
それでもやっぱり映画のすごさみたいなのの一つが得られたなっていうか、体験できたなっていう。
久しぶりに来たなみたいな感じだったのよね。
で、つまりその、今さ、だからトビアさん観察してる感じだったっていうふうに言ったじゃん。
うん。
あのね、俺の場合は、なんていうかな、憑依できたなって感じだったの。
へー。
主人公に。
カナ。
そう、カナ。僕カナ。
ん?
私カナ?
どうでもいいけど。
あのー、なんていうかな、ちょっとこう、えーとね、大分市にあるCinema5っていうミニシアターで見たのね。
うんうん。
えー、独立系の映画館で、長いことインディ作品だったり、まあ大規模じゃない作品をやってくれてるすごいありがたい存在なんだけど、大分県民にとっては。
そこのさ映画館の、あんまり大きく出してるわけじゃないけど、一個キャッチコピーみたいなのがあって、映画のその予告カレンダーみたいなのにちっちゃく書いてあったりするんだけど。
あーはいはい。
そう、ちょっと正確には覚えてないんだけど、生きられなかったもう一つの人生を生きる場所、Cinema5みたいな感じが、かっこいいみたいな感じなんだけど。
かっこいい。
これね、もうナミビアの砂漠がまさにこれだったもん。
そうだよね。
うん。
うん。
もうね。
知らんもんってね。
地獄だったほんとにね。
いや、あんな人生知らんもんっていう。
そうそうそうそう。知らんもんってことなんだけど、あのなんていうのかな、マジで地獄だったなっていうので、ほんとに体験できたっていう感じがしたの。
地獄なんだ。
感情の疑似体験
あのね、いやこれ見ながらまず思ったのが、この感想後で覆されるんだけど、もう逆Perfect Daysやと思ったのね。
バカみたいでいいね。
いや本当に。
逆Perfect Days。
もう勘弁してくれ、逆Perfect Daysやっていう。
そう。
もうなんていうかな、ねえ、あの何も起こらないながらも満ち足りた静かな人生みたいな、まあね、Perfect Daysはそれだけの映画じゃないと思うけど、あのね、感じだとしたらもうこれ逆じゃん、ほんとに。
うん。
なんかもう新宿なんだ、なんかわかんないけど、もう道歩いてるだけでさ、なんかホストに罵倒されたりとかさ、なんかさ。
心乱されてばっかりの一日ね。
そう、ほんとに。
うん。
そのなんていうの、これはつまり、わかんない、知らないけど、勝手なあれになっちゃう、オジの勝手な想像になっちゃうかもしれないけど、
もしかしたら、だから今の20代の若い女性が生きている世界ってこういう感じなのかもしれないっていうふうにちょっと思ったの。
まあこんな、これこのままの人ばっかりじゃないと思うし、あのかなり大げさにというかされてはいるんだろうなと思うんだけど、
ほんとに生きられなかった人生をVRゴーグルもつけずにコースターみたいなのに乗って体験するわけでもなく、映画見ることですげえ体験できたなと思って、もうほんとにね、やだった。地獄だった、マジで。
いや、そうね。だからあのさ、主演がさ、そのかわいいユミさん。
ユミさん。
ユミかな。
で、最近なんかすごいめっちゃいろんな作品も出てるし、なんかCMとかもめっちゃ出てるっぽいじゃん。テレビ、あんまり見ないからわかんないけど。
で、俺らがあのなんか苦言を呈した、あのなんかルックバックにも出てたじゃんか。
ね、主人公のね、声として。
俺は逆ルックバックだと思ったの。
逆ルックバックなんだ。
こんなに真逆の作品にこの人引っ張りだこれやっぱすげえなっていう。
そういう意味で言ったら、お前多分見てないと思うけど、逆不適切にも程があるだからこれは。
見てないわ。そうなんだ。逆不適切ってあの二重否定みたいになってるじゃん大丈夫。
確かに。なんだろうどういうことなんだっていう。
適切じゃんそれはもうっていう。
適切で程々であるみたいな感じなのかなと思ったら地獄なんだけどこの映画は。
なんかそのその共感みたいなものでなんかあの突き動かそうとしてなくて。
全くしてないね。
ちゃんと主人公をあのボコボコに痛めつけてるっていうその傷つきっていうかなんていうのかな。
この突き放してる感じがすげえ気持ちよくておもろかったけど。
あのなんていうのそれこそルックバックの時に俺が甘やかされてると思うんだよねみたいな。
そこに何を言うかって感じだけど。
甘えてんじゃねえよ。
逆なんだよこの映画の場合はもう本当に甘やかしてあげてっていう感じもあるんだけどこれまあさなんていうかな。
知らないはまずざぐみ的なものから類推するのもあんまり良くないんだけど。
ただやっぱり若い女性じゃん監督さんも。
原作ものの映画を撮ろうとしてそこからそれはうまくいかなくて中止になって。
かわいいユミを主人公にして何ヶ月後かにクランクインするっていうだけしか決まってなくて。
あの人のオリジナル脚本で書き始めたっていうことらしいのね。
だったらもう実感を書こうみたいな感じになったっていうふうに確かパンフレットのインタビュー書いてたと思うんだけど。
もう多分だから嘘がないんだと思うんだよ。
嘘大げさ紛らわしいがおそらくないような気がしてて。
懐かしいな。
その結果かわいいユミ自身も入り込んでやってるみたいな感じだと思うの。
なんかこう小手先で演じてるっていうよりはもうなりきってるみたいな感じのなっていうふうにインタビューで書いてたような気がするんだけど。
これもう全部俺の希望的な咀嚼によってこうなってるのかもしんないけど。
全く共感できないし全くわからない世界じゃない。
知らないじゃない。1988年に地方で生まれた男性の俺らには。
なんだけど見てるうちにどんどん追体験じゃなくて疑似体験っていうのをしてるっていう感覚があったの。
これに気づいたのがいくつかシーンがあるんだけど、元からの元から逃走して新しい彼氏と一緒に暮らすようになって。
覚えてるか分かんないけど背骨の数数えちゃおうとか言って。
今彼が1個2個みたいな感じでやってる時にシーンそこうんざりしたんだよなんかあの時。
本当にうっざっていう気分になったし。
もうちょっと前のシーンで言えば元彼?真面目な何かかぎがっこ優しい論外の男の子が、ごめん、鈴木野で風俗行っちゃったとか言って。
泣いてる時にもうシーンそこくだらねえって。 うんざり。
うんざりしてとってもひまじでっていう気分になったの。
あれさ客観的に外側から外形だけ取ればすごく気真面目な。
真面目だよね。
風俗行っちゃったってことに行かないって言ったのに行っちゃったっていうのに罪の意識を感じて謝らなくてもいいんだけど彼女に謝ってみたいな感じのさ。
微笑ましいっちゃ微笑ましいね。若い男の子なんだろうしあいつもあいつとておそらく。
20代ではあるでしょうおそらくね。
っていうのでそういうふうにも見れるはずなのにもうシーンそこ嫌だったんじゃない?なんていうかもうクソだなみたいな。
もっと言えばほらやっぱりクソだなみたいな感じの気分に慣れたの。
疑似体験しちゃったらもうなんか俺が乗り移ってるのかこれはみたいな。
それってさ映画のすごいところだと思わない?
そうね。だってうんざりされる側のおじさんだもんね。
逆勝者であのまんまのこととかはさ体験としてあるわけないけど、
なんかうわこの感じだったのかな俺みたいな。
過去のさ恋愛とかにおいてとか思ったりもするしってそれのもうぐちゃぐちゃ気分がなっちゃって、
マジで早く出たいと思われながらもう本当にやめてくれみたいな。
この間何時間だったか忘れちゃったけど大会に4時間くらいだったね本当に。
そうなんだ。俺は逆で結構短いなって思って見てた。
マジかなんか面白いなこれまたな。一瞬たりともその代わり飽きなかった。
うん本当そう。なんかあの一本こう大きな筋が通った脚本じゃないじゃん。
そうね。
なんか目的があってとか結末がこうなってみたいなのがないのにずっと面白えって思いながら見れる。
うん。
映画の導入と閉塞感
だから体感としてはすごい短く感じたんだけど。
そうね。いやもう本当にだからでもなんかやっぱ上手くできてるなと思うのはあの、俺ね実はファーストカットからすっげえ嫌だった。
あー。
覚えてるかわかんないけどあれなんか東京のおそらく駅の駅ビルっていうかちょっと外れの駅のコンコース中間なんていうのかな。
駅ビルがあってその前に道路があってでその駅ビルの渡り丘じゃないけどなんかあれなんていう。
遊歩道とかそのあれだよね。
デッキみたいな。
公開になってるやつでしょ。
そうそこをまあ主人公カナが歩いててそこにぐーっと寄ってくっていうやつなんだけどもうなんかその前のその状況というか風景を撮ってるあれが本当に俺が東京が嫌なところが凝縮されてるっていうか。
え、そうなの。
あのね狭い。
狭い。
狭くてごちゃごちゃごちゃごちゃしてて空があんまり見えなくて車がいっぱい通ってて音うるさくて人がいっぱい通っててゴミゴミ雑になってるっていうその息苦しいんだよねとにかく東京って俺にとって。
ちょっとこれ実は俺深めるシーン本編でいつかやりたいと思ってるから今回あんまり触れないけどこれつまりその何が描かれてるって外側がないっていう感覚を描いてる映画だと思う。
外側。
何の外側が。
この今の人生のこの今の自分のこの今の環境のだからあの最初のファーストカットの場面も空映ってないんだよあんまり。
でぐーっと寄ってくってとにかくずーっと息苦しいっていう。
カウンセリングの対話
ジョーカーじゃん。
ジョーカーそんな人だね。
あのこれジョーカーですこの映画は。
和風ジョーカー。
ジョーカー2ですこれが。
これがジョーカー2ね。
2でした。
とかあのなんかそれこそ元カレの方とまだ付き合ってる時になんかあの北海道の出張から帰ってくるつってあの
えっと散歩しながらなんか歩き回ってなんかまあおかえりみたいな感じでこうギャって抱きつきに行くみたいな場面のその前の散歩のところもあれも本当に東京のようなところっていうか
もうずーっと家近い位置にギュッとなっててもうなんかこれ家の熱帯雨林なのかみたいな感じの
なんか世田谷の住宅街とか散歩してる時に本当に嫌な気分になるなと思いながら歩いたことがあるんだけど
あのあれもあんまり空が見えないっていうか
坂道の向こうにかすかに青空見えるかなみたいな感じなんだけど多分意図的に切ってると思うんだよね。
でそこを主人公がカナダをぐるぐるぐるぐるぐるずーっと歩いてる。
あったあった遠くからねしかもなんか低い位置からなんか撮ってるんだな。
そうもうね出口がないもうなんちゃうかずーっとぐるぐるぐるぐる狭いところをノーウェイアウトみたいななんちゃうの
行き止まりなのかこう袋工事なのかみたいな狭いし
とにかく突き抜けない外側がないっていうこの感じの人がどういう人生を歩んでるんでしょうね。
ちょっと丁寧に描いてみるんで見てみましょうみたいな感じがして
いやこのこれを体験して果たして俺はこれまで深めるシナマで行ってるような
いややっぱりね他者と対話してあのより深い繋がりをねとか言えんのかうんざりしてんだよ本当にこんなにっていう。
そうだよな。
友達も相談してくるけどさ相談するだけしてさ別にそんな実は悩んでねえのか悩んでんのかわかんない
でもなんか多分あの人本音で話してねえような感じがするよね女の子の友達も
でこっちの話全然聞く気ねえだろうしみたいなこっちのこと何も話さないしでホストクラブ行ってなんか別に何も楽しくないみたいな感じとか
結構ずっとこう閉じている外側がない開かれないっていう感じがずっとこう体感させられて
もうパーフェクトデイズだったら平山さんが空を見上げるのにみたいな
見上げる空はもうないんだよな多分
あー重いなあ
っていうもう本当に大傑作だと思った
なんか俺はなんかそういう感覚で町とかあんま見てないタイプの人間だから
はいはいはいはい
なんかあんまりそういう家ばっかりとか家にもよるけど何つーの
そういう均一化された家みたいなのがガーってあるようなとことか
なんかクソつまんねえなって思いながら見たりとかするけど
この映画はその目線で見てなかったな
うん
俺はなんか一番やっぱり強烈に心に残ったっていうのがやっぱあのカウンセリングのシーン
あーはいはいはい
後半あったじゃん
うん
あれもさあなんか心で思ってるうちは何思ってもいいんだよっていう
はいはいはいはい
あのーカウンセラーが言うよね確かに
心の中でいろんな汚いこととか許せないとか殺したいとかっていうのは
心の中で考えるのは自由だと思うんですよーみたいな
なんかまたあの口を上手いなって
まあそういう心理学っていうか支援者の人いるねーっていう
あれ本物の人じゃないのかなっていう
いやあれ役者さんだった
俺も本当にそうかなと思ってパンフレットで見たんだけどあれ役者さんだったわ
うーん
うまいよね
うーんうまい
あれ聞いた時にまあ割と俺らが番組の中で話したりとかするようなことと通じるし
それを新鮮なこととして受け止めているからに
あっそうかみたいな
なんか新鮮な価値観なんだなこれっていう
俺にとっては当然のことでもあるわけ
別にいいじゃん何考えても
その話の流れでカナティが言うロリコンが手を出さなきゃいいのかみたいな
ロリコンはじゃあ心の中でちっちゃい子に手を出したいと思ってていいんですか?みたいなこと聞くんだ
いいよっていう
でもさいや待ってでも結構そこのシーンもそれでみんなが心の中でもしかしてそういうこと考えてるかもしれないって怖くないですかっていう
俺もカナになってるからその切実さもなんか分かる
対話の重要性と映画の意義
そう考えると他者めっちゃ怖い存在になるとも言えるわ確かにっていう
やっぱなんか潔癖な感覚がすごいあるんだろうなっていう
あーそうだねこれ若さゆえなのかねそれとも今現在を表してるのかね
だってさっきのロリコンだって別に手を出さなかったらそれだって別に犯罪行為をしてないわけだから
もちろん
それってみんなそんなことを一切考えちゃいけませんみたいな
世の中の方が怖くないっていう風に思うんだけど
その価値観でみんな生きてんのかなっていうちょっとゾッとしたシーンでもあって
俺らはそういう風に考えるじゃんちょっとロジカルでもあるっていうのはちょっと後で言うとして
考えるんだけど前提として何があるかってカナはもう他者に絶望してるわけ完全に
もう繋がれないなっていう感じなわけよ他者と
だからその想像力を巡らすことがもうできないわけよ
でそのお互い様だからこれ今のお前の話一言で言えばいわばお互い様じゃんっていう
みんな叩けば誇りも出るしみたいな話だと思うんだけど
もう閉じてしまっているわけよね
そんな人からするといやだって冷静に考えて多様な社会ってそういうことなんじゃないのとか言われても
もう実感としてわかんないっていうことなのよ
っていうのが俺はこういう風にロジカルに捉えたんじゃなくて
あの時もう表現してるから確かに怖いって思えたんだよ
そうね
あんまりロジカルに説明できてないと思うんだけど今なんかちょっとね生贄なところもあるんだが
そういう映画だったのは間違いないよな
それがなんかやっぱリアルだったんだよな
その現実的って意味のリアルでもあるし
この世の中に普通に存在するものとしてのリアル感もあったし
それをなんかすごい遠くから見てるなって感じで
俺はなんか憑依まではいかなかったんだよね
やっぱ実在感はすごいあったっていうね
そうそう
ことなんよね
ただこれ今怖かったとかつって言い続けてるんだけど
それこそこういうところに多様性のヒントがあるなってすごい思って
それをまた感動したんだ
何が言いたいかっていうと
つまり俺らがさ今鳥部さんが言ったこともそうだけど
心の中でいろいろ考えてしまう人もいるだろうし
それを変えられなかったりっていう意見とかを言うじゃない
俺だったら心は複数あるから本音も複数あってその葛藤がとか
他者は怖いけど他者と対話して深く繋がっていくことで
わかることがあるんじゃないかとか
そのために自分の本音をできるだけ話した方がいいんじゃないかとかっていう
主張をこうさしてきたんだけど
ある種言う相手がどういう気分でいるのか
対話なんてしたくありませんって言ってる人たちに対話が大事だよって言ってるわけじゃん要するに
なんかそんな人聞いてないかもしれないけど
その心意気っていうか気概でやっているわけよね一応ね
やらせていただいております
やらせていただいておるわけなんですが
ただやっぱりその受け手というかの側
つまり対話に絶望してたり他者と繋がるっていうことに恐怖を覚えていたり
不可能だと思ってるとか
今自分が見てる世界が全てだっていうふうに思ってる人たちって
どういう世界を生きてるのかっていうのを体験した上で言うべきだなと思ったの
でもそんなこと基本的には不可能なわけ
なんだけど映画でたぶん100分の1だけ
だってお前彼氏に暴力とか振るのダメだよとか
言えないじゃんなんていうのかな
あの映画を体験した上で
っていうかね
でも言うんだけど
俺も今言いそうだったけど
でも言うんだよっていう
でもが大事なんでしょ
逆説が必要だってことだよね
ストレートに暴力はダメですとか言うっていうよりは
でもっていう説得力が必要ってことだよな
だからお題目を唱えるんじゃなくって
伝えようとする相手それこそ他者だよね
心情というか人生というか心情かな
を少しでもいいから想像した上で
なるほどなって
こういうことなんだなっていうのが分かる
そう分かった上ででもやっぱりダメだよとか
でもやっぱりこうした方がいいと思うんだよね俺はとか
いうのを伝えるって何て言うかな
伝え方が全然まず変わってくると思うし
思いが全然違うような気がするんだよねやっぱり
確かにそのための映画でもあるよな
そうだからなんかさ
絶望と選択の意味
多様性って今さ要するに残念ながら誰が正しいか
戦いみたいになってるところもあるじゃない
正しさの話だよな
もしくはもうみんなそれぞれに考えを持ってるんだから
それぞれでそれぞれでどうぞ
解散
ちょっとこっち来ないでくれますみたいな
多様性なんでっていう感じの図式に俺は結構見える時があるのよね
人と話してる時とかでもいろんなものを見聞きする中で
なんだけどその人たちに対してやっぱり
それでもやっぱり対話したり葛藤したりすることが大事だよ
みたいなことを言うんだよね
言うんだけどそれは少しでも向こうのことが分かってから
言うっていうことが大事なんじゃねえかなって思ったんだ
ちょっとごめんちょっと混乱しちゃったなんか
でも分かる分かる
俺らが好きなエブエブ版じゃん
ポツキャストの方でも取り扱った
あれ何であんな感動したのかって言ったらやっぱデモが強かったから
絶望を一回全部見せてから
でもそれでも自分が選ぶこの行動に意味があるんだとか
それが一番大事なことだよね
それを見せてくれる映画だったってことだな
そうね
一回絶望を味わえっていう
その絶望はお前の想像力になるんだということなのよね
配慮にもなるんだと
映画全体で本当になんかこう
冷たい印象があったなって感じだけどね
いやー冷たい
ここはまたねいつか話すことになるから
今話してもいいけど
俺もうめっちゃホットな映画だったんだよ
マジ?
冷たさなんか1秒たりでもっていうかもうなんていうの
だってそれこそさなんか
冷え切ってるように見えて
かな?
主人公の中燃え下がってるわけねずっと
大火事になっていると
そこがなんかすごいわかったんだ
なるほどね
その冷たさっていうのは
人と人の触れ合い方がすげえ冷てえなっていう
それはごめんごめん
そういう意味では本当にその通りだわ
一応恋愛も描かれてるじゃん
でも恋愛は描かれてない
あれ恋愛じゃないよね本当に
でもあれが恋愛なのかなって思う
今の子たちって言ったら雑だけど
喧嘩も描かれてるし
恋愛も描かれてるし
人と友達との触れ合いとかも描かれてるし
ある程度人の営みみたいのは全部描かれてるんだけど
そこに熱がないっていうのが衝撃だったかな
だからもう本当にそれこそ
繋がってないんだよ本当に
外側の他者がいないんだよ
すごい絶望じゃないこれってっていう
本当に早く映画館から出たいですって
早く映画館から出て野菜とか食いたいですって
健康になりてえみたいな
俺でもまだ1回しか見てないからな
映画館その1回見た時点でもうおもろいって思ったけど
なんかつかめてないんだよなまだ全然
これじゃあ本編でやろう本当に
まだ話したいのっていっぱいあるんだよ実は
何回目ぐらいが本番かなってちょっと思ってるわ
なるほど
なんかついつまはあってんだけど
雲をまだこう掴む感じで
でもすげえキレイ味だったなっていう
そうね
これまじすごくなんか長編1作目でしょ
頭おかしいんじゃないっていう本当に
頭おかしいんじゃないの
もうなんかいいみたいだろもちろんっていうのは当たり前だけど
なんていうのかな
逆に言うと俺はもう今ゼロ距離だからもう出たぼれみたいな感じに
そこまで表意が俺がまだできなかったんだよな
やっぱカメラの置き方もすごい遠くから撮ってたりとかして
すごい観察してるなっていう感じだったから
同じような目線で俺もずっと覗き見てるっていう感覚でしかなくて
そこのもっと近づいてみたいんだけど
ちょっとそのためにあと2回ぐらい見たいな
いやーちょっと
これは本編でやりましょう
本編撮っとこうか
だってこれあれだからね
それこそ逆パーフェクトデイズだって言ったじゃん
本編撮るか分かんないけど本編の予告をしとくと
俺はこの映画がこの映画こそがパーフェクトデイズだと思った
どういうこと逆説が逆の逆みたいな
こっちが本当のパーフェクトデイズなんだなって
頭からお尻まで最後まで見て思ったからちょっとそういう話もしたい
おもろいな
パーフェクトデイズにかけ…もういいやあんまりいらない
話したいなーっていう
話したいけどなでもねちょっともうちょっとお互い見てから話したほうが面白くなるような気がするから
まだ映画館でやってるよ
やってるね俺も最近つい最近見たので
ちょっともう1回見に行ってこう
じゃあ皆さん今回はどんなコメントを募集すればいいですか
コメント欄で
コメント欄で
皆さん最後餃子食って終わるからなんかあの好きな餃子の
いや餃子じゃないからあれ
あれ餃子じゃなかったっけ
ハンバーグだから
ハンバーグだ全然違った
観客への問いかけ
そこがまたいいんだろうがよ
皆さんの好きな食べ物を教えてください
盛り上がんねゴーコンだ一番盛り上がってねゴーコンの
質問になっちゃうけどなんだろうねでも
何でもいいので書いてください
諦めんな
32:05

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