00:05
12月上旬に大事な研究発表を控えているのですが、大学院の時に行った研究になりますが、それにあたって大学院の生活はどんな感じだったかを思い出したので、雑談的に収録してみようかなと思います。
大学院に行くきっかけとしては、学部生時代は部活でボートばかりやっていて、授業も部活のことを考えながら片耳で聞いているような感じで、
最低限の勉強しかできていなかったというような感じで、部活ばっかりやっていたので一年留年したんですよね。
4年で済むはずのところだったはずが、5年行ったりして、もうちょっと勉強しようかなという感じで、大学院に行くのが最初のきっかけでしたね。
研究としても最初興味を持ったのは、自分が掛かっていたボート競技の選手が腰痛になる人が多くて、競技特性もあって腰痛に関して興味が増してきて、最初の研究をしたのですが、
それはですね、大学の各団体に対してアンケートを配って、腰痛の発生状況がどのぐらいかとか、あとは肋骨とかを痛めることがあるんですよね。
その時はですね、左右の差が生まれる場合があるんですよね。スカルとスイープという2つの種類があったりして、特にスイープという方は左右を分かれて漕ぐタイプになるので、左右の差が原因なんじゃないかなというのもあって、
足の長さに違いを感じるとか、実際にちょっと人数が500人くらいアンケートを取ったので直接測ることはできなかったんですけど、アンケートでは体の差があるのかどうかというのを聞いたような感じで行ったんですね。
実際に足の長さに違いを感じるような人は腰痛とか肋骨痛が多いような結果にはなっていましたね。
追加の調査みたいな感じで足の長さに違いを感じる人は、実際に足の長さが違うんじゃなくて骨盤の傾きに左右差があるみたいな研究にはちょっとなったかなと思います。
そこからですね、スポーツ選手の腰痛とかにはもうちょっと興味を持っていて、次は軽輪選手ですね、自転車の選手なんですけど、こういう人でも腰痛とかあるってことなので、これも調査をしてみたんですけども、
これはさっきみたいなアンケートじゃなくて、実際に体のいろいろ計測をさせてもらったときに、これも骨盤の傾きなんですけど前後の傾きですね。
03:04
太ももの前の筋肉が、大体足頭筋というのが硬くて骨盤が前に傾くと、そういう結果になったので、やっぱりスポーツ選手で同じ動作を繰り返しているといろいろ体の歪みが出てくるんだなみたいなことは、
大学院の修士のときですね、研究して考えていた感じですね。
ちょっと別としては、子どもの体力低下みたいなところにちょっと興味があったというか、問題だなと思っていたので、
手の握力じゃなくて足の指の握力ですね、足しはじ力というのを計測する機械を、奈良の知り合いの先生が作っていたのがあって、
奈良の小学生で測る機械があるということなんで、これも奈良の小学生対象に一般的な身体力テストと言われているような50m走とか立ち幅跳びとか反復横跳びとかですね、
そういう体力テストと合わせて足の指の握力も測ってみたところ、体力と足の指の握力も関連が見られたというのもあるんですけど、
あと足の形ですね、偏平足とかハイアーチというのがあるんですけど、偏平足の子どもの方が足の指の握力が弱いというような感じもあったので、
やっぱり足の指の筋力も足の形に関係あるかなというのが見えてきた感じですね。
こちらは自分だけでずっと進めていくというよりは、同じようなことに興味を持ってくれた後輩とかもいたので、
外反母子の研究に発展したりとか、足の形を超音波のエコーで測るような研究とか、そういうことを後輩たちがやってくれたというような感じですね。
その他、結構同じ研究室の人とかは、結構高齢者系の認知症の予防とか転倒の予防とかですね、こういう研究をしていた人が多かったので、
それは一緒に協力するような感じでやってましたね。
なので、研究の手伝ったりとか、地域の介護予防事業というようなところで運動教室の先生みたいな感じのことをしたりとか、
地元の老人会みたいなところでちょっと呼ばれて話したりとか、そういうのもできたので、高齢者の研究とかもよくしてましたね。
なので、大学院の修士の時は高齢者、子ども、スポーツ選手みたいな感じが関わりとしては多かったかなという感じですかね。
そこからですね、実際にはアスレティックドレーナーというのを資格を取るために、講習を受ける時間を確保するためにというのもあったんですけど、
やっぱり研究も2年やるだけじゃ完璧なことというか、まだまだわからないこともたくさんあるので、
もうちょっと勉強しようかなという感じで博士課程に行くのに決めた感じですね。
06:02
博士課程ではスポーツ選手とかだけじゃなくて、もっと一般的な広く役に立つような研究が求められるので、
一般的な人にも役立つような腰痛の研究というのを発展させてやっていて、今回その成果が一応出たので発表するんですけども、
物理療法というですね、私は理学療法士という資格なんですけど、その資格は体を温めるとか冷やすとか電気を当てるとか、
そういう治療について考えるのが専門なので、その中の一つ治療の機会に着目してやったような感じなんですけども、
商品名で言うとインディバというやつで、難しい研究の名称だと原理的には容量性・抵抗性・電位法というんですけど、
そういう研究をしてましたね。
なので、そういうのをすると一般的な温めるホットパックとかですね、表面を温めるようなものよりも、
そういうのを使った方が身体の深部を温めるというような結果が出たりとか、
今回は腰痛に対して、また慢性化してしまっている3ヶ月以上続いてしまっていて、
神経症状とかがない、心理的な問題もないような腰痛に対しては、運動とそういう治療を組み合わせるといいというような結果が出たような感じですね。
研究としてはこんな感じですかね。
あとは大学院の博士の途中では、障害者スポーツとかにも関わる活動をしていたので、
障害者支援の研究にもちょっと興味を持って、特に障害者雇用というところなんですけれども、
特例子会社という大きな会社の中で、その業務を障害のある方が行う会社というのを作っているところがあって、
その特例子会社で障害者雇用の時の必要なポイントというか、そういうのを見つけていくような研究をしたような感じですかね。
これはちょっと今でも続いていて、実際には自分で会社も作ってやっている内容にもなるので、
これはまたおいおいちょっと深く話せていけたらいいなという感じですかね。
こんな感じで研究をやってきたんですけど、あと大学院の時にやっぱり良かったのは、
海外との繋がりがたくさんできたのが良かったかなというような感じで、
やっぱり研究発表をすると学会とかで発表するんですけど、国内の学会でもいろいろ発表はしましたけれども、
海外の学会ですね。一応行ったのはオランダとスウェーデンとマレーシアですね。
ECSSというのとISPRMという2つの学会で発表をしたんですけど、
これは本当に英語で自分の研究内容を発表して、質問に対して答えるというので、
09:08
それなりに日常生活より一歩先の仕事で使うような英語とかもそれを機に勉強したので、
良かったかなと思っています。
最近はその冒頭関係とかで海外に行ったりとかもしますけど、
そのときで研究の内容とか、海外の同じような専門家の人と話すような機会もたまにあるので、
そのときにも役に立っているのかなというような感じですかね。
ざっくりこんな感じかなと思います。研究に関しては、
もうちょっと細かく見ていくとまたいろいろあると思うので、機会を見て思いついたらちょっと話すかもしれないですが、
大学の研究とか生活ってなんとなく、これだけではちょっとイメージできないかもしれないですけど、
雑談としてちょっと話してみました。
はい、じゃあ以上です。長くなりましたね。ありがとうございます。