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はい、どうもゆうとです。本日はですね、毎週1回行っている障害者支援施設があるんですけども、そこの勤務最終日で、来年に向けての新しい方向性みたいなことも見えてきたので、今回ちょっと話しておこうかなと思いますけども、
今ですね、行ってるのは、障害者の入所施設っていうタイプで、結構重度な方ですね。なかなか会話とかができないレベルの知的障害とかがある方で、
入所施設ということなので、基本的にそこで暮らしているわけですね。中にはですね、グループホームという形で少人数で住んで、そこに日中の作業とかをしに来ている人もいますけども、
7、8割ぐらいはそこの施設で住んでいるような施設になります。障害者福祉の世界って結構いろんな施設があってですね、そういう入所施設みたいなことが重症度でいうとかなり重くて、
次にグループホームとか、あとは就労支援の施設だったりとか、デイサービスみたいな感じで日中訪問して受けられるサービスとかいろいろあるんですけども、
自分はですね、この障害者支援みたいなところに関わり始めた時は、障害者スポーツとかだったので、結構自立度は高くて働いたりできるぐらいのレベルだったんですよね。
でもですね、やっぱり障害のある方のいろいろ生活とか仕事とかの不自由さみたいなのに触れるうちに、やっぱりその一番重症度高いところの状況もちょっと見ておかないとなということで、
ちょうど依頼もあったので、2、3年前ぐらいからですね、そこから週1回通っている施設があるんですよね。
最初はですね、そこの施設としてもリハビリの必要は感じてたんですけど、具体的に何したらいいのかっていうのがあんまりはっきりしてなくてですね、自分も結構模索しながら働いてたわけですけども、
そういう知的障害の入所施設とかっていう形でも、やっぱりですね、この住んでる方とかは高齢化してくるというか、だんだん年を取ってきますし、
なかなかですね、その指示をしても運動とかもしづらいので、どうしても筋肉とか弱っていったりとか関節が硬くなっていったりとか姿勢が悪くなったりとか、
普段自分がこう扱うような体の不調っていうのも起きてきたりするんですよね。そこでですね、いろいろ工夫して運動できるような仕組みを作っていったわけですけども、
知的障害とかっていう形だと言葉での指示はですね、なかなか通らなくても動画として自分が動いている様子ですね、体操みたいなものを撮って、
それをですね、見せれば結構真似して運動できたりとか、日中の作業みたいな感じでルーティーンを組んでですね、ティーチプログラムっていうのがあるんですけども、
それだと日中の生活のリズムですね、それをカードで作ったりして順番にこなしていくような形で生活をコントロールするようなノウハウがあるんですけど、
その中にですね、作業っていう形で肩を上げるような運動とかですね、高いところにカゴみたいなのつけてボールを上げる動きとか、洗濯バサミみたいなものに布を挟むとかですね、
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そういう形でするとどうしても普段肩あんまり上げるような動きが少なくても肩を動かせるとかですね、こういう感じで肩の可動域を固くなっちゃうのを予防するとか、腰が痛み起きそうな姿勢が悪さっていうのを改善するための運動をしたりとか、
こんな感じですね、知的障害とかがあっても自分みたいな理学療法士が関わることによって姿勢の悪化とかを防げたりとかですね、将来的な健康寿命を伸ばすみたいなことにつなげられたらいいなという感じになってきたわけですね。
多分おそらくそんなに日本全国の福祉施設でもまだ自分みたいな理学療法士が関わっているところって少なくて、今後はですね、こういうノウハウをどんどん発信していきたいなというところですし、自分が関わる施設ではですね、本当に理学療法士っていうのに関わるのが初めてだったので、来年ですね、やっとリハビリの加算みたいなやつを取っていくような話もあるので、
ちゃんとですね、今までは国からの補助を受けずに自分を雇ってもらって働いてましたけども、そういう加算とかをつけるとですね、ある程度ちょっと余裕を持って自分みたいな専門家を呼んできたりできるようになるので、こういうですね、リハビリの加算を取るノウハウみたいなこともうまくですね、この福祉事業をやっている人に伝えていけば、よりこういうリハビリの専門家みたいなことを呼びやすくなるわけですし、
そんな感じでですね、ちょっと来年も発展させていきたいなと思ってますね。こういうスタイフとかで発信すれば、一般の方で情報を受け取ってくれれば健康に役立つような働きができるわけですけども、そういうちょっと知的精神障害とかですね、なかなかこういうウェブにアクセスできない人もたくさん世の中にはいるわけなんで、そういうところはですね、どうしても自分みたいな専門家が直接伺って体の様子を見てケアをするみたいな必要性はどうしてもあるんで、
そういう環境もですね、うまく作っていけるように自分は仕事していきたいなと思っているので、世の中いろんな人が健康に過ごせるように来年もいろいろ働いていこうかなと思っているところですね。
本当障害者支援の福祉の分野ってちょっと離れてるというか、状況を知れない人も多いかなと思うんで、ちょっと身近に感じてもらえるような発信も今後していけたらいいなとは思いますし、
よかったらですね、こういう障害のある方と関われるような機会があれば、そういうところに出かけてみたりとかしてもらえたらいいなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
以上です。ありがとうございます。