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はい、田代ゆうとです。今回59本目ですね。いつも聞いていただいてありがとうございます。
今回はですね、いわゆる体が硬いっていう話題ですね。人に言われたりとか、自分で自分の体が硬いなぁと思う方もいるかもしれないですけども、
そういう時にですね、股関節の硬さと筋肉の硬さっていうのは大きく2つ要因があるかなと思われるんですよね。
なのでちょっとそういう話をしてみようかなと思います。
私は理学療法士とアスレティックトレーナーという資格を持っていて、普段は一般の方とかスポーツ選手とか
障害のある方などの体のコンディショニングに関わる仕事をしているんですけれども、
いわゆる体が硬いというと、前屈で手が届きませんとか、
開脚をして、足が開きませんとか、そういうようなことを思い浮かべる方が多いかなと思うんですけども、
こういういわゆるいろんな体の硬い場所ですね。
こういうのは関節と筋肉の要因が大きいんですよね。
関節っていうのは、骨と骨の繋ぎ目ですよね。
人体には大体200個か200種類だったかちょっと忘れたんですけど、そのぐらいの骨があって、
その骨と骨の間には全部関節があるんですよね。
その関節をまたぐように筋肉がついているので、例えばどこか一つ動きにくい場所っていうのがあると、
その関節自体が硬いのか、またその周りについている筋肉、厳密にいうのはまた人体とか筋膜とか色々あるんですけど、
大きく見るとそういう筋肉の硬さっていうのがあるのかなと思います。
体の関節が柔らかい方っていうのは色々特徴がありまして、そういうテストが色々あるんですけど、
肘を伸ばした時に肘が反り気味の方とか、立った時に膝がギュッと反ってしまうような、
半長膝とか半長肘って呼ばれるものなんですけど、こういうようなことになることがあるんですよね。
そういう方は結構全身的に関節が緩いというか、こういう方がおられるので、
例えば筋肉がもしちょっと硬めだったとしても、そういう方は関節の柔らかさでうまく前屈とか解脚とかができるみたいな方もおられるわけなんですよね。
関節がそんなに柔らかくない方で、やっぱり先ほどの前屈とか解脚とかがしにくいという方は、
本当に周りの筋肉が硬いという原因が考えられるわけですよね。
よく挙げている前屈とかっていうと、体の後ろ側ですね。
ふくらはぎとか太ももの裏とかお尻とか背中あたり腰の周りとかの筋肉が硬くて、そこが前屈した時に硬くて引っ張られてしまってつかないというような感じになりますし、
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先ほどの解脚とかで言えば太ももの内側あたりですね。このあたりの筋肉が硬くて解脚がしにくいというような状況もあるわけなんですよね。
ただ関節と筋肉、絶対にどっちかというわけじゃなくて、やっぱり両方影響してきますし、
後ろで手を組むようなことで指が届くかどうかみたいな形で、関節とか体の硬さを見るようなテストもよくやられたりしますけど、
そういうのはやっぱり関節自体の柔らかさと筋肉の柔らかさ、両方影響してきますし、大体どこの体の硬さにおいても両方が影響してくるということですね。
なので自分たちのような専門家としては、例えば何か動作ができないとか苦手なことがあった時に、これが関節の原因なのか筋肉が原因なのかみたいなことを見分けてやっているというわけなんですね。
なので一概には言えないんですけれども、また今後ですね、前屈が生きにくい人はこういうこと気をつけた方がいいですよみたいなこととか、
開脚が生きにくい人はこういうストレッチした方がいいですよみたいなことも、ちょっと音声なのでどこまで伝えられるかわからないですけども、
そういう話もしていけたらなと思いますので、今回は関節と筋肉という話をちょっとしてみました。
今後ですね、このチャンネルでは体の健康にまつわることとか、自分のような理学療法士とかセラピスト系の同業種の方の働き方とか、
そういう話についてしていこうと思いますので、また今後も聞いていただけたらなと思います。
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はい、以上です。