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こんにちは、フリーランスの学校に所属している海野です。
毎週金曜日は、Udemy AIコースのベストセラー講師でもある海野が、
あなたの人生と生活を楽にするAI活用術をお届けしていきます。
さて、皆さん、ChatGPTとか、生成AIを使っていて、
もっと上手く使えないかなとか、もっと上手くプロンプト書けないかなーって
悩んだことありませんか?私はいつも思っています。
実はね、ちょっとしたコツを知っているだけで、ChatGPTの活用力っていうのはぐーっと上がるんですね。
今日は、私が実際に使っている超便利なプロンプト、つまりChatGPTへの質問だとか、
命令の仕方っていうのを、3つ具体的にご紹介したいと思います。
この3つを使いこなせば、あなたのAI活用力が劇的に向上すること間違いなしですので、
ぜひ最後までお聞きください。
さて、まずね、効果的なプロンプトを使うことの重要性について、少しお話をさせてください。
まずChatGPTって本当に優秀な生成AIなんですけれども、その能力を最大限に引き出すためには、
私たち人間が上手に指示を出す必要があるんですね。
この指示のことをプロンプトとか、呪文みたいなことを言っている方もいますね。
このプロンプト、つまりChatGPTへの指示の質だとか、あとはこの命令の仕方っていうのを工夫することで、
回答の質がぐんと上がるんですね。
そのやり方なんですけれども、まず効果的なプロンプトを使うとどんな良いことがあるのかっていうのを先にお話しさせてください。
まず、良いプロンプトを使うとですね、より正確で役立つ情報というのを得ることができます。
そしてそれによってもちろん時間の節約にもなりますよね。
AIの能力を最大限に活用できるので、思いにもよらないような創造的なアイデアだとか、
解決策っていうのを引き出すこともできたりします。
でも逆に雑なプロンプトとか、ちょっと効果的ではないプロンプトを使ってしまうとどうなるかというと、
もちろん期待していた結果っていうのは得られないですよね。
時間の無駄みたいな感じになっちゃうわけです。
そうすると、あれなんかちょっとこれChatGPTってあんまり使えないなみたいな、
そんな感じで思ってしまう方もいらっしゃるかなと思います。
効果的なプロンプト、大事なのは分かったよと。
でもそれを作る方法が分からないんだよっていうふうに、そんな声が聞こえてきます。
でも大丈夫です。
今日はそんなお悩みを解決する魔法のプロンプトを3つご紹介します。
これを知っていれば、皆さんがまだ今の時点では、
うまいプロンプトがなかなか作れてないなっていう方でも、
よりChatGPTを使いこなすことができるようになりますので、ぜひ楽しみに聞いてくださいね。
では早速いきましょう。
まず1つ目のプロンプトです。
この出力を60点とします。
100点の出力にするために足りないものを列挙した上で、
100点の出力はどのようなものか出力してくださいというプロンプトです。
もう一回言いますね。長いので。
この出力を60点とします。
100点の出力にするために足りないものを列挙した上で、
100点の出力はどのようなものか出力してくださいっていうプロンプトですね。
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一言一句同じじゃなくても大丈夫です。
これはいわゆるパワハラプロンプトと言われるもので、
ChatGPTに現在の回答を60点と評価させて、足りないことっていうのを列挙させる。
そしてそれを追加させることで、よりいい回答を出させる。
そんなプロンプトなんですね。
これを1回だけじゃなくて2回3回と繰り返すと、
どんどんどんどん回答の内容というのがいいものになっていきます。
例えばブログの記事案を出してもらったとして、
それを60点と評価しますよね。
そうするとChatGPTは100点にするために、
どんなことが必要なのかっていうのを自分で考えてくれるんです。
例えば、より具体的な例が必要だとか、
データだとか統計データを追加すべきとか、
そんな改善点を自分で挙げてくれて、
そしてそれを追加した内容の記事案っていうのを出してくれるんですね。
もうすんごい便利です。これがまず一つ目。
そして二つ目は、私はプロンプトを作成する力がありません。
私の雑な命令に対して足りない情報があれば質問をして、
より専門的で適切な結果を出せる高品質なプロンプトを考えて出力し、
そのプロンプトに従って処理を行ってくださいというプロンプトです。
長いですね。もう一回言います。
私はプロンプトを作成する力がありません。
私の雑な命令に対して足りない情報があれば質問をして、
より専門的で適切な結果を出せる高品質なプロンプトを考えて出力し、
そのプロンプトに従って処理を行ってくださいというプロンプトになります。
これがまさにプロンプトの達人になれる魔法なんですね。
例えば、ちょっとすごい雑なプロンプトでSNSの投稿案を考えてください
みたいな雑なプロンプト投げたとするじゃないですか。
そうすると、それにこのさっきのを付け加えるんです。
私はプロンプトを作成する力がありません。
私の雑な命令に対して足りない情報があれば質問をし、
より適切な結果を出せる高品質なプロンプトを考えて出力し、
そのプロンプトに従って処理を行ってくださいというのを後ろに付けると、
チャットGPTがSNSの種類を教えてくださいとか、ターゲット層はどんな人ですかとか、
投稿の目的は何でしょうかとか、そんなことを質問してくれるんですよ。
それにもちろん答える必要はあるんですけれども、質問に答えると、
より適切なプロンプトというのを勝手に作ってくれて、
それに基づいてすごくいい内容の回答をくれるんですね。
これを使うと、やっぱり自分ではSNSの投稿を作りたいなと思って、
それをチャットGPTに作ってもらいたいとしても、
どんな情報を与えればいいのかというのが分からない場合もあるんですよね。
でもこのプロンプトを加えるだけで、チャットGPTのほうで必要な情報というのを
聞いてくれるので、それに答えればいいだけというのはすごく便利ですよね。
これも本当にすごくいいプロンプトの一つです。
そして最後、3つ目は、この成果物を一発で出せるような
完璧なプロンプトを生成してくださいというプロンプトになります。
これは複雑なプロンプトを一瞬で完成させることができる魔法になります。
私もよくやるんですけれども、いきなり組んだプロンプトを使うのではなくて、
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チャットGPTと会話をしながら、いい結果を出していくということをよくやるんですね。
例えば、マーケティングデータをチャットGPTに読み込ませて、
ここからレポートを作ってくださいというふうに最初はざっくりした質問をして、
それで出てきたものに対して、もう少しここはこんなふうなものを入れてくださいとか、
エグゼクティブサマリーを最初に入れてくださいとか、あとはグラフを2番目に入れてくださいとか、
そんな感じのことを言って、いいものをどんどん作り上げていくということをするとしましょう。
そして最後に、いいなと、この完成物で完成としたいというものが出たとしますよね。
でもそのマーケティングレポートというのは、例えば毎月作らなければいけないものだったりするじゃないですか。
その場合というのは、このやりとりを毎回毎回するのってすごくめんどくさいので、
そのときに使うのが、この成果物を一発で出せるような完璧なプロンプトを生成してくださいというのを最後に入れるんです。
そうすると、このレポート、レポートだけじゃなくてもいいですよ。
プレゼンテーションでもいいですし、ブログでもいいですし、何でもいいんですけども、
それまでチャットGPTと会話をして作ったような成果物を一発で出せるような完璧なプロンプトというのを作ってくれるんですね。
これのおかげで、毎月やることとか、毎日やることとかというのが時短になっていきます。
もちろんお仕事の品質というのも上がっていくんですね。
はい、いかがでしたでしょうか。
今日紹介した三つのプロンプト、どれも私が実際に使っているとても便利なものばかりですので、
これらを使いこなしていただいて、皆さんの仕事や日常生活をもっともっと豊かにしていただけたら嬉しいです。
三つのプロンプトちょっと長いので、こちらのチャプター欄に貼っておきますね。
これからもAIの活用法や、AI時代の生き方、働き方について私の考えをお届けしていきます。
ぜひこれからも金曜日のAI活用術を聞いていただけたら嬉しいです。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
海野でした。お仕事の方は行ってらっしゃい。
それではまたね。