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こんにちは、フリーランスデザイナーのちふねこです。今日は5月7日ということでゴールデンウィーク明けですね。
おそらく多くの方が連休、連休明けで仕事始めの方が多いんじゃないかなと思います。
やっぱり仕事始めてどうしてもいきなり仕事やるぞって、なかなか切り替えが難しかったりしますよね。
なので今日はそういうなんだろう、いきなり知識詰め込むぞっていうようなお話ではなく、
簡単に、ちょっと話題にしやすいというか、デザインに関するトピックを一つシェアしたいなということで今日のタイトルなんですけど、
Adobeの新しい生成AIモデルが出てますよっていうお話になります。
生成AIってもうだいぶ浸透してきたので、皆さんだいたいなんとなくわかるかなと思うんですけど、
なんか日本語で指示文章を打って、こうこうこういうイラストをくださいみたいな、打つとその画像が出てくるっていう、
文字から画像を生成するっていうサービスというか機能ですね。
で、そのAdobeもこの生成AIってサービス実は去年から提供してるんですけど、それがAdobe Fireflyっていうサービスで、
これはウェブで無料で誰でも使えるんですよね。
AdobeのIDが確か必要かもしれないんですけど、それもメールアドレスがあれば誰でも簡単にすぐ作れるので、
それさえあればウェブ上で無料で使えるサービスで、でそのAdobe Fireflyの中で使われているAIモデルっていうのが、
最近2週間前かなにアップデートされて、Adobe Firefly Image 3っていうのを使えるようになってます。
これで何が変わるかっていうと、生成される画像の品質とか速度が上がってたり、
あとはこの新しいモデルがPhotoshopっていうAdobeの別の画像加工ソフトにも導入されてて、それに伴ってPhotoshopの方で新しい機能が5つほど追加されてますよっていうのがニュースとしてシェアされてました。
まあそういう最新の機能がどうとかっていうのは、まあ細かくは気になる方が使っていただければと思うんですけど、今日は
そのせっかく、せっかくというかこの新しいモデルがリリースされたっていうこのAdobe Fireflyを、これまで触ったことある人ももう一度触ってみて欲しいっていうのと、
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そもそもまだ触ったことないよっていう方はこれを機にね、この連休明けで何か仕事見に入らないよって時にちょっと息抜きで触ってみるのもきっと楽しいと思います。
そもそもこれ、このAdobe Fireflyはどういう特徴の生成AIサービスなのかっていうのを今日はご紹介したいなと思います。
こういう生成AIのサービスってもうたくさんあるんですけど、有名なところで言うとミッドジャーニーとか
ステーブルディフュージョンとかたくさんあるんですけど、それ、そういった他の生成AIサービスとは異なる
このAdobe Fireflyの特徴っていうのが大きく2つあるかなと思っています。
1つ目は知的財産権に配慮されている。
2つ目はプロンプトの知識がなくても使いやすい。この2つです。
まず1つ目の知的財産権に配慮されているっていうのがどういうことかというと、よく生成AIで問題となっているのが
いくらサービス自体は商用OKって歌われているものでも、そのAIが学習している元の画像っていうのが
ウェブに、ウェブ上の画像すべてを対象にしているものが多かったりして、それって結構不特定多数というか製作者は
そのAIの学習に使われるっていうことを認識してないまま勝手に学習されてるっていうことが起きていて、
そこから作ったものを商用で利用すると、要は模倣しちゃうものというか、元のクリエイターさんと似たAI画像が勝手に商用化されてるみたいな
トラブルにつながるっていうのが問題としてあったんですけど、このアドビのファイアフライは
AIの学習元が、アドビが独自で持っているアドビストックっていう、そもそも商用OKで提供している画像素材サイト
そこに載っている画像、かつ、その製作者がこれ学習に使っていいですよって言われているものを
AIの学習に使っているので、そういった知的財産権の問題をクリアしているっていうのが大きな特徴の一つです
やっぱりこういった権利関係のトラブルが防げるっていうのは、何か企業だったりブランドとしてこういうAI活用していく上でめちゃくちゃ使いやすいですよね
っていうのがこのアドビファイアフライの特徴一つ目、続いて2つ目はプロンプトの知識がなくても使いやすい
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このプロンプトっていうのは初めに打ち込むテキスト文章ですね、この指示文みたいなものがプロンプトなんですけど
これって意外と、なんだろう、初めは勉強して、ある程度勉強してないとうまくクオリティの高い画像を作れなかったりするんですけど
あのちょっと生成AI勉強したことあるって方はわかると思うんですけど、なんか照明の種類とか
あとはアングルとか、あとスタイルとか、なんかいろいろあるあるの表現というか文章みたいなのがあって、それを入れるか入れないかでも結構クオリティ変わったりするんですよね
でアドビのファイアフライはこういったスタイルとか構図とかアングル照明みたいなのをテキストじゃなくて画像で選択できるようになってるんですよね
なのでテキストプロンプトにそういった情報打ち込まなくても直感的にスタイルはこういうふうにしたいなーっていうのを画像で候補がいくつかすでにあるのでそれを選ぶだけでいいし
なんなら自分で画像アップロードとかもできちゃうので、このスタイルでやりたいっていう画像のテイストとかがあればそれを取り込むこともできるし
あとは光源とかアングルっていうの一般的なのも選ぶだけで反映されるみたいな、そういうUI使うデザインになってるんですよね
これが本当に便利というか、本当すぐクオリティ高いイラストとかが出力されるようになっていて
なんだろう、ちょっと言葉で伝えづらいんですけどよくある3Dのなんかポップなイラストとかあるじゃないですか
でそのブログのサムネイルを例えば作りたいってなった時に全部なるべく同じテイストで作りたいじゃないですか
でも画像素材サイトに自分が思うテイストで、かついろんなバリエーションの画像、パソコンのイラストだったり
なんだろ、洋服のイラストだったり郵便のイラストとかを全部同じスタイルで集めるのって大変だと思うんですけど
このアドビファイアフライを例えば使って、全部テイストはその3Dっぽい画像で同じものを使って
でプロンプトでテーブルの上にパソコンがあるイラストみたいなのを打ち込めばそのテイストでパソコンの画像ができちゃうし
でプロンプトをまた変えていろんな洋服が並んでる画像とかに日本語を変えちゃえば
テイスト同じままそのモチーフを変えるみたいな画像を作れるんですよね
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めちゃくちゃ便利じゃないですかっていう感じなのでぜひぜひね一度遊び感覚でも楽しいと思うので
仕事で行き詰まった時とか、実際このサムネイルとかも活用するような場面多いんじゃないかと思うので
ぜひ気になる方は一度触ってみてください
注意点としてこの最新のモデルイメージ3はまだベータ版なので商用利用はまだできないらしいです
今のところ個人使用のみになっているはずなのでそこだけご注意ください
という感じで今日は誰でも無料で使えるアドビの新しい生成AIモデルっていうのをご紹介しました
キクダケフリーランス講座の毎週火曜日はこんな感じでサクッと学べるデザインのお話をお届けしています
今日も最後まで聞いてくださりありがとうございます