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こんにちは、サチャーレコです。今日はボイシーのハッシュタグ企画で、失敗から学んだことというのがありましたので、今回は
私の仕事での失敗経験をもとに、「何から始めたらいいかわからない、初心者のときにやるべきこと」というテーマでお伝えしていきます。
何から始めたらいいかわからないって、最初絶対出てきちゃいますよね。私も、何をどうすりゃいいんだよって、いろいろ悩んできたんですけど
もう結論、描けっていうことなんですよ。描け。何を描けばいいんでしょうか?お尻ですか?いやお尻じゃないんですけどね。違うんですけど
これはある漫画に答えが書かれていまして、あの「かくかくしかじか」っていう漫画、ご存知でしょうか?というか、読まれたことはありますか?
これね、めちゃくちゃドラマ化もされている東京タラレバ娘とか、クラゲ姫とかも描かれている漫画家の東村昭子さんっていう方が
ご自身の反省を描いた漫画なんでしょう。ざっくり簡単な内容を言うと、その東村昭子さんが高校の頃に漫画を読むのがすごい好きでね
よし、もう自分は少女漫画の漫画家になりたいっていう夢を持たれて、それである計画を立てられるんですけど、それが美術大学に進学して
在学中に漫画家としてデビューするっていうものなんですね。で、なんかひょんなことからめちゃくちゃスパルタの先生がいる絵画教室に通うことになって
それで目標に向かって大学の合格を目指すみたいな始まりなんですよ。もうね、そこの絵画教室の先生がもうマジでスパルタでして
最初だからさ、高校生の東村さんも絵を描くの、もう普通に初心者ですよね。だからどうやって絵を描いたらいいのか
何からやったらいいのかわかんないわけですよ。何から始めたらいいかわからんっていう、本当にその状態ですよね
この漫画では、そんな東村さんに放たれたすっごく先生の印象的な言葉があって
シンプルだけどすっごいまっすぐでね、大事なことなんですけど、それが描けっていう言葉なんですよ
とにかく描けっていう言葉なんですね。絵を描くって言ってもね、どう描いたらいいか、何から始めたらいいかわかんない
それなら、絵を描けっていうことなんです。これがもう私にとっては、実はデジャヴと言いますか
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この漫画とね、同じ経験をしたことがあるんですよね。フリーアナウンサーとして仕事を始めた頃、だから14年前とかになるんですが
最初ね、本当に何が何だか、とにかく色々わからないことだらけで、何喋ったらいいかわかんないし
何をどう伝えたらいいかわかんないし、本当に最初どんな言葉を発して喋ればいいのかがわかんなくって
現場に行ってもね、もう何一つわからないですし、今のできない自分から成長するために何から始めたらいいのかもわかんなくって
もうそういう状態ですよね。だから正直、当時例えばフリーアナウンサー攻略、これだけやっておけばOKみたいな本があったら
めっちゃ買いたかったけど、そんな本はもちろんないですし、何から始めるとかね、答えがどこにもなかったんですよね
そんな状態なのに、もう自分のキャリアは始まっちゃってるもんだから、イベントのステージでね、司会の仕事をさせていただくわけなんですけど
本当にわかんないままステージに上がってました。今考えたら恐ろしい話なんですけど
最初はね、もう本当にわかんないままステージに上がって、なんとか1日終わるみたいな感じで、なんとかなってないんですよ
なんとかはなってないんですけど、本当ケチョンケチョンになって書いてましたが
その現場にいる人からはね、結構、素人がステージに上がってんじゃねーよっていう言葉も投げかけられたことあるし
あんな奴にマイク持たせちゃダメでしょとかね。もうおっしゃる通り、それぐらいの素人感たっぷりの下手なMCをしていたから仕方ないんですけど
だからそういうのもあって、もう心から自分を変えたい気持ちはちゃんとあるし、成長したい気持ちはね、当時の私にもあるんですけど
なんせとにもかくにも、何をどうしたらいいのかが全くわからなかったんですよ
そんな時にスパルタナ、超スパルタナイベント会社の社長がいたんですけど
その社長は過去にもね、いろんなMCの方々と仕事してきてるから、私の初心者の訳わかんない状態というのも見抜かれていて
それで言われたんですよね。おい、もういいから、わからんでもしゃべれ、とにかくしゃべれって言われました
で、私は、いやいや、しゃべれって言ったって、何をしゃべればいいかわからんし、何をどうしたらいいかわからんしで
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しかも失敗したら怒られるから、失敗は絶対したくないしでね。そうなるとしゃべれって言われても最初の言葉がマジで出てこないんですよね
全然出てこない。多分これは、何から始めたらいいかわかんないっていうふうに思われたことがある人には、ちょっとわかってもらえるんじゃないかなって思うんですけど
まず、やってみろ。やれって言われても、どれをやるんですか?ってなってね、それがわかんないんですよね
でも社長は、そういう私の感情も全部見抜かれて、今度はね、もうええから、わからんなら、わからんでええから、目の前で見えたことをしゃべれって言われました
これがすごく大事だったんですよ。わかんないけど、目の前で見えたものをしゃべってみる
つまり、目の前にあるもの、興味のあること、自分が気になること、何でもいいんですけど、それを声に出してみる
やってみるっていう、その一歩、自分で踏み出すっていうことが大切で
誰かに言われたこととかじゃなくてね、それが間違ってるとか失敗するとかの前に、自分でこれをやってみよう
しゃべってみようって思って、やってみるっていうことを自分で決めるんですよね
じゃないと、ずーっと何からやったらいいかわかんない状態で、ずーっとずーっと過ごすことになっちゃうんですよ
ここを突破できるのは、自分で何か一つ行動を起こすということを決めた時だけ
その時だけで、ただ当然最初なのでね、わかんないままやってみるとどうなるかっていうと
私も、わかんないけどとりあえずしゃべってみたら、当たり前に反省点ばっかりだったんですよ
昨日の自分よりはちょっとしゃべったはいいけど、まだ自分が何ができてないかもわからなくて
でも、わかんないけどしゃべる。わかんないけどやってみるっていうのを続けていたら
そしたらね、次はちょっとだけ、ほんとちょっとだけだけど、わかんないけどちょっとしゃべるというのが当たり前にできるようになってきて
そしたら次は、ちょっとだけできるかもって思えるようになったり
でもってまた今度は、「いや自分全然できてねーやん!」っていうことがわかるようになっていて
これってまず自分がやってみてないと一生わかんないことなんですよね
だから今日は失敗から学んだことっていうので話してるんですけど
私にとっては最初何がなんだかわかんない状態の時に、過度に失敗を怖がって何もやってなかったこと
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何も挑戦しなかったことが失敗だったなーって思ってまして
もっと早くわかんないままでも一歩自分から踏み出せてたら
もっと早く上達してたなーっていうのは心から思いますし
なので、とにかく最初は何がなんだかわかんなくてもやってみること、やってみる
やってみる、やってみることが何なのかわかんなくても、目の前の気になること、興味のあることを一つ決めてやってみる
それは誰かが決めるっていうことじゃなくて、自分で決めるっていうことが大切なんだなぁって
学びました
あなたは今どんな状態でしょうか
何からしたらいいかわかんないっていう人に届けばいいなぁと思ってシェアさせていただきました
ということで何から始めたらいいかわかんない人、ヒントになると思います
フリー講のインスタの投稿をチャプターに貼っておきます