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2020-05-04 19:57

#59 転職エージェントに会った話

Hikaruさんが転職エージェントの方から連絡をいただき、どんな話をしたかを赤裸々に語ってます。

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メルカリでグロースを務めてきたヒカルと株式会社10Xの創業者&代表であるYamottyがビジネスやテクノロジー、スタートアップなどをトピックに話すYouTube/Podcast「FREE AGENDA」の公式アカウントです。

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00:00
はい、どうも。フリーアジェンダです。
どうも。
はい、じゃあやっていきましょう。
今日のテーマは、
ヒカルさんがヘッドハンターに声をかけられたみたいなので、
その時の話を聞いていきましょう。
そんな話?
ヘッドハンターってリンクトインとかで、
すごいいろんな人材エージェントからいっぱい連絡来るじゃないですか。
来ますね。
めちゃくちゃ来ますよね。
そういうのって返信しないんですよ。
しないね。
めんどくさいし、別に用事もないんで。
結構、僕、昔、何年?5年くらい前は、
自分の中でルールがあって、
リンクトインで、外国の方から英語でメッセージが来たら、
英語の勉強のために会って話すってやったんだけど、
転職する気がなくても、
ちょっと迷惑になったのでやめたんだけど、
1日は基本。
最近はリンクトインとかマジで返事しないんだけど、
僕、すごい1人、昔、世話になった人材エージェントの人がいて、
タキタさんっていう。
その人に昔言われたことがあったのが、
この人材エージェントから連絡が来たら、
一旦は会っといた方がいいって言われたところがいくつかあったのね。
へー。
それって、いわゆる人材エージェントじゃなくて、
エグゼクティブサーチって言われる。
あー、はいはい。
例が違うところ、
普通の一般の人材エージェントって、
転職成功させたら、
その人の年収の3割もらえますみたいなモデルなんだけど、
世界トップクラスのそういう人材エージェントって、
リテーナーフィーモデルって言って、
もう誰か人材を探してくださいってお願いした瞬間に、
お金が発生するっていう。
だから、成果報酬じゃない段階でお金が発生してるってことができるところがいくつかあって、
世界4大ヘッドハンターみたいな会社があるんだけど、
そこの名前を教えてくれて、
そこから連絡が来たら、
とりあえず会っとけみたいな感じに教えられたんだよね。
うーん。
今回はそのうちの一社から連絡が来たんで、
これは特に用事はないけど、
会っとかなきゃいけないらしいやつだって思って、
でも今この状況なんで、
オフラインで会うのはあれなんで、
普通にズームで話したっていう話なんですよ。
ほうほうほう。
そうなんですよ。
実は世界4大ヘッドハンターみたいなところのうち、
ある一社から去年連絡もらったこともあって、
そこらへんは確かにものすごいデカいポジションだったんだよね。
へぇー。
そんなこと言わされてるの?みたいな。
すごい有名な会社の分析機器か何だろう、
もしくは白い分析セクターみたいなののヘッドが、
実は辞めることが決まってて、
その公認はどうだみたいな結構デカい話で、
こういうところって扱ってる案件デカいんだなと思って。
うーん。
なんですけど、今回会った人は別に特別案件があるとかではなくて、
何となくお話ししましょうみたいな感じ。
03:00
うん。
結論から言うと、その人すごい面白い人で、
3時間くらいズームで喋ったっていう。
そうなの?
そう。
実は僕もエグゼクティブサーチの人から声かけられて、
2人くらい会ったことあるんだよね。
へぇー。
なぜか知らないけど。
ブログから連絡が来て。
ああ、そういうことやってると思う彼らは。
うん。
で、光さんその時どういう話をしたの?
でもまず前提としてその人すごいすごくて、
やっぱりよく調べてるんだよね。
そうだよね。
だからフリーアジェンドとかも結構最近の回全部聞いてたね。
やっぱそうだよね。
そう。
だから結構これって要は期待値というものなんだけど、
なんかこれって要は期待値というものの話なんですけどとか言われたりとか。
インタビューとかも全部呼んでたっぽくてすごかったな。
プロだな。
そうだよね。
ヤモティはどういう要件で会ったの?
なんか僕はタイミング的にはメルカリに入ってちょいぐらいだったかな。
へぇー。
なんで2016年の終わりとかだった気がする。
で、それも割ともうデカめのスタートアップのCPOみたいなポジションか、
その大企業のいわゆる新規事業部のトップみたいなのの2個話があって。
へぇーすごい。
で、なんで俺なんみたいな。
わたし無名の野良のただの凡人やぞと思ってたら、
なんかちゃんとそのブログ読んで授業に関するインサイトがとか、
なんかまさにその領域、当時ブログに書いてた近い領域の新規事業をやられようとしてるとか、
あるいはそこに近いプロダクトをやってるスタートアップですみたいな話で、
あーなるほどと思って。
でもだいぶこの人詳しいなっていうので、
普通人事系の人ってそんなにリサーチ頑張ってる人見たことなかったから、
適当だよね、はっきり言って。
そうそう。だから結構感動したっていうのがある。
すごいよね。
そう、だから結構全部、僕がメディアとかに出てる媒体とかフリーアジェンダとかツイッターとか全部読まれてて、
なんか別にやろうと思えば普通にできるんだけど結構やってる人いないから、
すごいなって思ったのと、あと仕事の話ほとんどしなかった。
仕事の話っていうか、転職する気あるんですかとか聞かれなかった、全然。
あ、そうなんだ。
なんか価値観とか聞かれて、最近どんなことに腹が立ちましたかとか聞かれて、
その後はもう延々本当に雑談をしたけど、3時間くらい全然楽しく話せて、
こんな感じでいいんですかみたいな、そもそも全然今ないですし、
06:03
全然どういう仕事がしたいかとかも話してないんですけど、
これで仕事になるんですかって聞いたら、
いや一旦楽しく話せて、僕のこと記憶に残ってもらえばそれでいいっすよみたいな感じで、
自粛がけたら飲みに行きましょうみたいな感じになって終わったっていう。
でもそれめちゃくちゃ多分理にかなってるんだなと思って、
なんかうちに今カーラエルから一人入ったじゃないですか。
はい。
カーラエルとかプライベートエクイティって、
まず会社買って株主になって、なんだけどすごいハンズオンで入ってって、
経営を変革するってことをやるじゃないですか。
その時に一番ボトネックになること何ですかっていうと、
まずはカルチャーなんだけど、カルチャーって要は人だから、
人を取ってきたり変えなきゃいけないみたいな。
そういう時にまず使うのはどこかっていうと、
普通のエージェントじゃなくて、そういうエグゼクティブサーチみたいなところで、
首を変えていかなきゃいけないから、
執行役員とか、あとマネージャーとか、
あるいは取締役のレイヤーに人を入れなきゃいけなくて、
そういう人って普通に求人票が世の中に出てるわけじゃないから、
エグゼクティブサーチみたいなところを使って、
いい人を探してプールをどんどんためていくっていうのをまずしなきゃいけないみたいな話を聞いて、
まさにそれなんだなと思って、
変わられるから発注があった時に、
動けるプールがまずそもそもないから、
プールを作っていくっていうのがすごい一番大変で、
そのためにリードを作られてるんですよ。
多分そういう風なクラスの人ってそんなに声かけて、
じゃあ来月転職しますとかないから、
そもそも彼らの辛抱強いというか、
すごい考え深かったっていうか、
僕が初めてエグゼクティブサーチっていう言葉を知ったのは、
多分20歳くらいの時で、
本を読んだ時に載ってたんですよ。
どういう本かっていうと、
すげー前の本だけど、
アメリカにベンチマークキャピタルっていう、
結構有名なVCがあるんだけど、
そこの物語みたいな感じ。
ベンチマークキャピタルはあまり拡大志向のないVCで、
本当にパートナーが6人とかで、
すごい厳選したメンバーで厳選したベンチャーと付き合うっていう方針で、
有名なところだとEbayとか、
ペーパーのEbayとか有名なところに投資してるんだけど、
その物語なんだよね。
面白くて、アメリカのVCってパートナーが何人かいたら、
必ずエグゼクティブサーチ出身の人が何人か入ってて、
他に入れた後に、
次にどうやってメンバー添えるかって結構重要だったりするじゃん。
かつ日本のスタートアップと違って、
創業者が早々に辞めるというか、
相談役みたいに下がって、
プロ経営者を雇うみたいなパターンが結構多いから、
人材をどう連れてくるかってすごい重要だと。
エグゼクティブサーチの人が活躍するっていう感じで、
ちょうどEbayに入れた時に、
Ebayの創業者の、
Pierre Omidyarだっけな。
09:02
創業したけど、一旦は経営にはそんなに興味ないから、
シリーズとか感じにして、
CEOをレッドに連れてくるみたいな感じにするために、
エグゼクティブサーチ出身の人がめちゃくちゃ活躍するっていう。
結局、ヒューレット・パッカードのCEOか何かやってた、
メグ・ホイットマンって人をEbayに連れてくるか何かあったと思うんだけど、
すごいね。
プラを持ってて、過去の付き合いから。
そしたら電話かけていくみたいな。
こういう案件だったら誰が会うかとかも結構瞬時に分かるみたいな。
すごいね。
確かに。今直近だと、
それに近い案件だと、Uberの
カラカニスっていう創業者が、
オットジに退任してるんだけど、
その時に、
次のCEO候補を
探すみたいなのに動いたのがベンチマークなんだよね。
なるほどね。
そもそもベンチマークと
カラカニスが結構馬が合わなくなって、
最後割と壮絶なやり合いをしてる中で、
降りるっていう決断をして、
次の社長を選ぼうって言って、
いい人いねえかなってやったのも、
確かベンチマークだった気がする。
ベンチマークだったかどうかが若干不安になってるんだけど、
確か合ってるはず。
Xperiaかどこかの元CEOだよね。
そうそう。
インド系かな?
インド人CEOは強いよね。
そういうのすごいかっこいい、
面白いなって思ったんだよね。
いっぱい人間のつながりを持ってて、
こういう仕事だったら誰が面白そうって思えるかって。
その中でヘッドハントの人が言ったのは、
仕事として何が一番面白いですかって聞いたときに、
ある人に案件を紹介したときに、
最初にその案件自分に合うわけないだろう、
そんな案件を俺に持ってくるとは思えない、
おかしいみたいな感じに言われたけど、
意外に実は合ってるっていう、その人も知らない、
その人の良さみたいなやつを見抜いた上で、
案件を紹介したときが一番面白いと思った。
そうすると相当その人について調べないと無理だよね。
そうだね。
価値観系のことをいっぱい聞かれて、
メンタリングみたいだった。
最近一番許せなかったことは何ですか?
ちなみに何なの?答えは。
あのね、2個あるんだけど、
面白い方で言うと、
ティッシュペーパーのボックスの柄。
はあ、なんで?
ダサいじゃん。
ダサいよ、置けないよね。
ダサいだけならまだしも、
12:02
ダサくてティッシュペーパーずっと作ってる会社って、
でも視聴者には見えないんですけど、
山本さんこれ見てください。
美しい。
真っ黒で何の柄もない美しいティッシュボックスが僕の手元にあるんですよ。
これ、セブンイレブンのプライベートブランドなんですよ。
素晴らしい。
セブンイレブンって別にティッシュなんか本当にここ1年で作ったくらいの会社だと思うんだけど、
うん。
僕はこれがすごい好きなんだけど、
これはなんでティッシュ専業の会社が作らなかったんだろうなって思って、
うんうん。
ずっと同じことを繰り返しているっていうのが結構デカいんじゃないかなって思って。
ああ、惰性の商売しちゃってるのね。
セブンイレブンがどういう意図でこの真っ黒な
シンプルで美しいティッシュボックスを作るに至ったかは
僕はあまり分からないけど、
あれもやっぱり型にとらわれず、
彼らのやり方っていうのを考えたらこうなったとかあるんじゃないかな。
そうだね。
そういう惰性の産物みたいなものと
あまりイケてないものを作るっていうのは
ちょっと自分は許せないとか嫌だったなって思って、
逆にセブンイレブンみたいな、別にティッシュに対して
素人な、素人ってあれだけど、別に
こんなに歴史のない会社の方が僕を愛せるっていう事実が
ちょっと残念だなって思って。
まあ、よそ者、若者、バカ者みたいだね。
ヤモトさんはどんなことを許せないですか?
許せないことですか?
ヤモトは社会派だからな。
クオリティが許せないものっていうのは結構あって。
怖っ。
最近めっちゃ細かい話で言うと
スライドレビューしてくださいって言われて、
作ったスライドを見てたの。
そしたらそもそもページごとに
フォントが全部ルールが違ってたりとか
アライメント揃ってなかったりとか
上下の同じようなマテリアルのアライメントが揃ってないとか
色めちゃくちゃ使ってるとか
矢印適当とか
一貫性とか、あとは見る人の
視認の負荷を下げるっていうことに
一切気の配られてない状態のものとかを見た時に
これをうちの会社の資料として出すのかっていうので
めっちゃ息通ったことがありました。
許せないからめちゃくちゃ細かいレビュー入れて
相当嫌だったと思うんだけど
それをスタンダードにすべきだってみんな言ってくれたから
今そういうテンプレーのルール作りとか
デザインシステム作ったりとか
そういう方向に走ってるんだけど。
自社のアウトプットだから許せないの?
それともそもそもそういう資料は許せないの?
我が社の人間が作ってるっていうのが許せない。
15:02
10Xの一人って誇り高い仕事だぞみたいな。
クオリティーはコントロールというか
ブランディングの話なのかな。
それ外向けの資料じゃなくても同じなのよ。
なるほどね。
中向けのドキュメント書いてる時に
5インデントぐらいしててめっちゃ斜めになってて
読みづらいドキュメントとかもう許せないみたいになってて
これは読む人のこと考えたかとか
アウトプットのクオリティーで人ってほとんど評価されるはず。
特にリモートもそうだし
我々みたいな新産物なんて
信頼がないところから始まるから
アウトプットがいかすべてだと思ってやってきたんだろうね。
そういうのが染み付いてるからか
これを出せるわけがないだろうっていうものを見ると
外向けだろうが内向けだろうが
許せない気持ちが出てくる。
内向けでも徹底するっていうのが
すごい良いことかもしれないね。
内向けの方が大事かもむしろ。
単なるブランディングっていうか
スタンスとか哲学の問題として考える。
大企業として仕事すると大変だよね。
なんでこんな資料を作れるんだろうっていうレベルの資料がいっぱいあるじゃん。
いっぱいある。すごい。ひどい。
真っ黄色な円とか
ギザギザの吹き出し
150%アップ
この前びっくりしたのは
バーのチャートを
軸もオブジェクトで書いてて
バーもオブジェクトで書いてるやつを送られてきて
顎が閉じなくなった。
開いた口が塞がらないっていう。
僕は資料にすごいこだわりがあるんですよね。
コンソールファームストラッチなんで
すごい自分に自信もあるけど
ヤマティは資料すごい上手だよなって
僕から見ても
あれどこから出てきたの?
あれはプロダクトのUIを作ってきたからですね。
なるほどね。
プロダクトUIをデザインするために
学んだ知識がそのまま資料に活かされてるって感じ。
確かに。
資料のこの話で一本取れそうだな。
一本取れそうだね。次回しよっか。
これもともと何の話だっけ?
ヘッドハンター?
全然関係ない。
あれ?なんでこうなった?
最近これめっちゃ多いよな。
この話の飛び方は
やっぱりすごい重要だなと思ってて
人間の頭って
18:00
活性化してる時は
好きな方向にボールを投げることができるみたいなのがあるんで
そのボールを投げてそこに行って
もう一回拾ってまた別の方向に投げてって繰り返してると
とんでもない場所にたどり着くっていう
それが発想力って言われてるものなんだけど
多分人間の脳ってリラックスしてないとか
変なプレッシャー感じてると肩が回らなくなるっていうか
ボールをあんまり一方向しか投げなくなるっていう
固定端末に囚われるっていうやつなんだけど
フリーアジェンダの時間を最近本当に
回る方向にボールを投げまくってて
もともとどこにいたか
天王がどこか分かんなくなる
あちこち行くよね。あんまないんだよね。普段の体験の中で
だからすごいいいなと思ってる
毎回思い出すだけあるでしょ
余談なんだけど家庭の中でさ
うちの妻がなんとかって質問された時に
勝手にこっちで覚えめぐらして
リラックスしてて違う方向にボール投げたりして返すと
イエスかノーで返してとかって言われるんだよ
家の中でも気が抜けないという
ちゃんとしてるね
本当にもうちょっとふぬけてほしいんだけど
それすごいわ。それ一番気が張り詰めてる時の
俺くらいの感じだわ
今の質問イエスかノーで答えられるもん
喋り始めた瞬間に
イエスかノーで答えられる
単純に俺嫌われてるのかも
野望と奥さんやばい
ウケる
この話はこんな感じかな
フットハンターから声がかかったら
ぜひZoomで話してみてください
ありがとうございます
19:57

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