1. ジャズの入り口案内所
  2. Take10. 『谷村有美の扉』 今..
2023-10-28 20:46

Take10. 『谷村有美の扉』 今夜あなたにキカセたい

1980年代~90年代に輝いたポップス界の歌姫、谷村有美さん。

そんな彼女の話から、今日はジャズの世界にご案内。

ジャズを案内する回なのか、谷村有美さんへの愛を語る回なのかはあなた次第。

記念すべき10回目の節目に、私の『入り口』も紹介していますよ。


ガールポップブーム/クリスタルヴォイス/思い出のアルバムは…/ナッパのジャズの入り口/凄腕バックバンド/実はフュージョンオタク/とっておきチューズデイ/オマージュ

🔗谷村有美 公式YouTubeチャンネル

⁠https://www.youtube.com/@yumitanimura_official⁠

🔗BIRTH~谷村有美セレクション~Frank Nappa ver.~

Spotify

⁠https://open.spotify.com/playlist/6cgw3XVTs9ZJcm8QwDQbNq?si=d31c3945f4fb4d63⁠

AmazonMusic

⁠https://music.amazon.co.jp/user-playlists/d2587a723a6b48fca8d546e36ef79508jajp?marketplaceId=A1VC38T7YXB528&musicTerritory=JP&ref=dm_sh_CgOmvdVpgP3EsgDrmmGWF5QR8⁠

番組で紹介した曲は、『ジャズの入り口案内所』プレイリストにまとめていきますので、一度聴いてみてください。

AmazonMusic: ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://music.amazon.co.jp/user-playlists/fe0006b2ee5742f6b7207a3d191efcabjajp?ref=dm_sh_3R5Bn5fwAzWZbGOWXcz8hBn0n⁠⁠⁠⁠⁠⁠

Spotify: ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://open.spotify.com/playlist/2q7JQgxIXlBF5AuqQhtvJG?si=YxhSdUE0TEOaz0HWzpxRBw⁠⁠⁠⁠⁠⁠

隔週金曜日、大人の時間20:00に更新予定です。

気に入っていただいたら、お気に入り登録、フォロー、高評価をお願いします!

番組のご意見ご感想、リクエストなどは下記のメールフォームからお願いします。


⇩お便りはこちらから♪⇩

⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://form.run/@nappa-jazz-1684049395⁠⁠⁠⁠⁠⁠

☆各種SNSアカウント☆

#ジャズの入り口 を付けてコメントしてください。

よろしくお願いします。

X(旧Twitter)

 ⁠⁠https://x.com/pinsfactory29?t=_2-EWzTHb3mGWMjeJnazew&s=09⁠⁠


Instagram

 ⁠⁠https://instagram.com/frank_nappa?igshid=YTQwZjQ0NmI0OA==⁠⁠


Cover Art : でぐちしお

  ⁠⁠⁠⁠⁠https://instagram.com/uzushio888?igshid=Y2IzZGU1MTFhOQ==⁠⁠⁠⁠⁠

music : RYU ITO  ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

⁠⁠ ⁠https://ryu110.com/⁠⁠⁠⁠⁠ 

『surface』『wherever』『Nighit Walking』『Subway』『Favorite Piano』『Trrafic jam』『Good Day』『OK』『Station』『Cyan』『Lamp』 



00:04
ジャズの入り口案内所、こんばんは。案内役の、フランクナッパです。
この番組は、皆さんの身近にある扉を開いて、私独自の視点から、ジャズの入り口をご案内するラジオです。
のんびり配信を続けてきました、ジャズの入り口ですが、ついに記念すべきTake10を迎えました。
ということで、今回Spotifyでお聴きの皆さんには、ミュージックプラストークを使って、番組の途中で紹介する音楽を流しながらお届けしたいと思います。
Spotifyリスナーの方は、アップされるバージョンが2つありますので、通常版とミュージックプラストーク版お好みの方をお聴きください。
さて、記念すべき10回目に開ける扉は、私ナッパが大ファンの谷村由美です。
さて、皆さん、谷村由美さんをご存知ですか?谷村由美さんは、1990年代から起こったガールポップブームの代表的なアーティスト。
最近では、シティポップブームによって再び注目をされていますけれども、そんなポップス界の歌姫から、果たしてジャズの話につながるのでしょうか?
それでは、谷村由美の扉を開けてみましょう。
谷村由美さんをご存知ない方のために、彼女について簡単な紹介をさせていただきます。
谷村由美さんは、1967年生まれ、1987年デビュー。
歌手のほか、ラジオパーソナリティとしても活躍されて、FM802のミュージック願望、NHKFMミュージックスクエアのとっておきチューズデイの番組を担当されました。
特にミュージック願望では、人気DJ投票の電動入りをされるなど、とても高い人気を誇っていました。
また、幼少期からピアノを習っていて、ピアノの腕前もプロ並み。デビュー前には、フュージョンバンドでキーボードを担当してバンド活動をしていました。
03:01
また、由美さん自身のブログの中で、自らフュージョンオタクを名乗っており、彼女自身ね、ポップシンガーではありますけれども、ジャズやフュージョンとの深いつながりを示唆しております。
彼女の歌う曲は、とても可愛らしいポップスから大人の恋愛ソングまで、様々な年代で様々な曲調のものがありますけれども、
そんな由美さんのアルバムを色々集めているときに、衝撃的なアルバムに出会います。
そのアルバムのタイトルは、バース。
当時、2、3枚アルバムのCDを買って、さらにもう1枚買ったときに出会ったんですけれども、
家に帰って、早速どんな歌なのかなと思ってCDを回しますと、聞いたことのない低い渋い声の女の人の歌声が聞こえます。
コーラスの人なのかなと思いながら聞いていましたが、結局丸々1曲、その外国の女性の声。
おかしいなと思って続けていくと、今度は外国の男性の歌。
しまいには歌が入っていない、演奏だけの曲があったり。
おかしいぞと。これ問題なんじゃないかと。騙されてるんじゃないか。不良品なんじゃないか。
ということで、すぐにガシカードの方を見てみたら、セレクションアルバム。
バース、谷村由美セレクションと書いてありました。
そうです。このバースというアルバムは、当時ソニーレーベルから発表されていた音源の中から、谷村由美さんが選んだ曲を収録したセレクションアルバムだったわけです。
初回聴いたとき、とても私自身、出会いは最悪だったんですけれども、結果今となってはとても大好きなアルバムの一枚になっておりまして、内容としてはプログレッシブロックからフュージョン、ジャズまで幅広いジャンルから由美さんの特徴がとてもよく現れた選曲となっております。
このCDからまずは1曲、ミシェル・カミロのブルーボッサ。
原曲はケニードーハムのスタンダードナンバー。
とてもゆったりしたテンポで大人な雰囲気を感じさせる名曲なわけですけれども、これをミシェル・カミロが弾くとどうなるか。
06:03
このミシェル・カミロという人はドミニカ共和国出身。
そうです。ラテンの血が流れるわけです。
ということで、このブルーボッサも先ほどのケニードーハムのバージョンとは全然違って、ラテンのリズム。
後ろにはパーカッションが鳴り、パーカッションとミシェル・カミロのピアノ、この2つの楽器で構成されています。
ミシェル・カミロといえば卓越したその高度なテクニックが有名ですけれども、もっと有名なのはその熱くて情熱的なプレイ。
鍵盤を叩くように腰を浮かせて全身でピアノを弾いてきます。
実は私、このミシェル・カミロ、一度だけそのコンサートに行ったことがあります。
中学校から憧れの人でしたので、迷わずチケットを買って近くの小さな町のコンサートホールに妻と2人で聞きに行った覚えがあります。
その時にもこのブルーボッサ、最後の方、アンコールだったかなーで弾いてたと思うんですけれども、やはり情熱的な激しいそのミシェル・カミロ節をたっぷり聴かせてくれました。
さてさて、そんな谷村由美さんのアルバム、実はサポートメンバー、アルバムの演奏に加わっているメンバーがすごいというお話をしましょう。
由美さんのジャンルは思いっきりポップスなんですけれども、このバックバンドのメンバー、名前を挙げていくと超実力者ぞろいです。
まずはじめに、Tスクエア加入前の本田雅人がサックス、世界遺産のテーマで有名な鳥山裕司がギター、日本を代表するパーカッショニストで夏木真理さんの旦那さん、斉藤信さん、
4人目のYMOとして有名な松竹秀樹さんもシンセサイザーで参加しています。また、元シンバル図、時朝子さんのお父さん、時秀文さんもサックスでそのプレーを披露しております。
レギュラーメンバーで加入している方もいますけれども、スポットで参加している方もたくさんいます。このようにアルバムに参加しているメンバーがとてもジャズ、ないしはインスルメンタル界の実力者ぞろいですから、ただただ歌を聴くだけではなくて、その演奏を聴いているだけでもとても聴きごたえがあるというのが谷村由美さんの楽曲です。
09:17
ぜひ一度、この辺りのことも深く紹介したいなぁと思うわけですけれども、今日はちょっと我慢をして、ここでまた1曲ご紹介したいと思います。先ほど紹介したすごいメンバーの中から、今日は本田正人さんの演奏を聴いていただきたいと思います。
由美さんのサポートバンドから離れて、正式にTスクエアに加入したのが1991年から。その1991年リリースされたTスクエアのNEWSというアルバムの中から、When I Think of Youをご案内。
本田さんはこの加入直後のNEWSというアルバムの中で3曲作曲をしていて、この辺りからですね、Tスクエアの曲調も少し変わってきます。それまでTスクエアのサックスといえば、大御所伊藤武さんが務めていたわけですけれども、
本田さんが加入してからそれまで使っていたウィンドシンセサイザー、いわゆるデジタルのサックスみたいな楽器があるわけですが、そちらのほうの仕様がかなり減っています。
そして、本田さんが得意なファンキーなプレイ、ファンクのエッセンスが入った曲がだいぶ増えてきて、Tスクエア自体のアルバムの色も多少なりとも変わってきます。
この辺り、伊藤武さん美意気の人、本田雅人さん美意気の人いるかと思いますけれども、一度聴き比べてみると、どちらも面白いかなと思います。
Tスクエアとして有名なのは、いわゆるF1グランプリのテーマ、トゥルースですけれども、あれは伊藤武さん在籍のとき、そんな中今日は本田雅人さんのサックスの音色、十分堪能してもらえたらと思います。
そしてこのWhen I Think of You、実は先ほど紹介したバースの中に収録されています。
このバースの発表が1992年ですから、本田さんがTスクエアに加入後、すぐにこの本田さん自身が作曲をしたWhen I Think of Youをその中に入れているあたり、
なんていうか、美意さんの心遣いというか、思いが伝わってくるような感じがしますよね。
12:06
さあ、アルバム収録のメンバーについて少し触れましたけれども、今度はライブ、ライブメンバーについても触れていきたいと思います。
そのバンドメンバー、こちらも実はすごいメンバーが加わっております。
日本のフュージョンバンドの草分け、なにわエクスペルスからキーボードの青柳誠さんとギターの岩見和彦さんがメンバーとして参加しています。
特に私自身がとても印象的だったのはですね、このステージの最中、由美さんが
オンキーボード!青柳誠!と言って青柳さんを指名してソロが入る。このやりとりがすごく印象に残っています。
青柳さんはバンドのバンバスも務めていたので、きっと由美さん自身の信頼も厚く、
ステージ上でのコミュニケーションもとても他のメンバーに比べて多かった気がします。
もちろんそのプレイも素晴らしいものがあったと記憶しておりますけれども、
こうしたゴリゴリのフュージョンバンドのメンバーがバックバンドにいるわけですから、
こちらもライブ映像を聴いていても、とても演奏自体が聞き応えがあります。
各パートのソロも十分聴かせてくれて、今でもYouTubeでその模様がアップされていると思いますが、
ぜひ一度聴いてもらいたいなと思うような熱いステージが繰り広げられています。
そんな由美さんの熱いバンドメンバー、青柳誠さんと岩見和彦さんが在籍した
なにわエクスプレスから1曲、アルバム大宇宙無限力神よりスポット。
こちらをご案内したいと思います。
なにわエクスプレスは、1982年のデビュー、1986年の解散の日本のフュージョンバンド。
ベース、ギター、キーボード、ドラム、サックス、この5人から編成されています。
このなにわエクスプレスですけれども、私が思う特徴は、ベースライン。
清水さんのベースがとってもファンクでですね、そのベースラインに乗ったドラムもまた力強くて、
とてもリズムが強い印象があります。
そんな強いリズムに下支えされたキーボードやギター、それからサックスがそれぞれのソロを吹き散らかして、
15:01
とてもエネルギッシュな楽曲、これが多い、そういうイメージがあります。
このスポットについても、とても素晴らしいベースから入ってですね、
いきなりお腹の中をゴソゴソゴソっとまさぐられるような感じで、
Aメロに入っていって、各パートのファンキーなソロが楽しめる一曲となっています。
ぜひこのなにわエクスプレスのエネルギッシュな楽曲、一度聴いてみてください。
この谷村由美さん自体がですね、本当にジャズだとかフュージョンだとかっていうことがとても好きな方なので、
彼女自身の楽曲を見ていっても十分ね、ジャズやフュージョンの魅力を語れるわけですけれども、
そういった回もね、まだまだ実は由美さんのことについて語りたくてしょうがない部分があるので、
また別の機会にリスナーの方の反応が良ければやってみたいなということも思っておりますけれども、
私がこのポッドキャストを始めるきっかけというか、
一つになっているのがこの由美さんのやっていたラジオなわけで、
私の地域ではFM80には入らなかったので、
当時すごく人気なミュージック願望を聴けなかったわけですけれども、
そこはさすがのNHKさんがですね、全国ネットで網羅してましたので、
ミュージックスクエア、とっておきチューズデーを毎週火曜日にいい声で聴いていました。
ということで、このポッドキャストの一曲目にですね、紹介した曲が振り返ってみると、
A列車で行こうなんですけれども、実はこれ、ミュージックスクエアのオープニングに毎回流れていた曲なんですね。
ちょっとバージョンは違うわけですけれども、私なりにオマージュのような気持ちが実は入っていたということなんですけれども、
本当にユミさん、ラジオパーソナリティとしてもすごく面白くてですね、
編曲もすごく良くて、本当に色々な曲をユミさんから私自身教えていただいた、そんな思い出があります。
また今日紹介したバース、これ私の、実はジャズの入り口になった一枚でして、
ここから私の音楽が始まったと言っても過言ではない曲になっています。
是非皆さんにもこちら聴いていただきたいと思いまして、実はプレイリストの方作ってしまいました。
ただ残念ながらですね、1曲、2曲入っていない曲もあるわけですけれども、
この中でSpotify、Amazon Musicの中で集められる曲は全て集めてあります。
また概要欄の方にもリンク貼っておきますので、良かったらそちらの方も聴いてご感想いただけると嬉しいです。
また今日谷村ユミさんについて興味が湧いたという方がもしお見えになりましたら、
18:07
今谷村ユミさんのミュージックビデオがリバイバルでYouTube配信されておりますので、
そちらの方のウェブページもリンク貼っておきますので、是非見てください。
本当にキュートで一目惚れしてしまうくらい可愛い。
そしてクリスタルボイスと呼ばれる美しく透き通った声。
そして彼女自身が紡ぎ出しているその楽曲の世界。
是非とも堪能していただきたいなと思います。
今日はジャズの入り口と言いながら谷村ユミの入り口でお送りしました。
ということでお送りしました。
ジャズの入り口案内所は各週金曜日大人の時間午後8時頃に配信予定です。
番組への感想はSpotifyのコメント欄、または概要欄のメールフォームから。
各種SNSはハッシュタグジャズの入り口をつけて投稿してください。
この番組を面白いと思っていただいたら、フォロー、高評価、通知のオンをよろしくお願いします。
この番組で紹介した楽曲はSpotify、Amazonミュージック内にあるジャズの入り口案内所プレイリストにまとめていきます。
紹介した曲の感想なんかも教えてもらえたらとてもうれしいです。
気に入っていただけたらプレイリストのフォローもよろしくお願いします。
また今日は紹介したバース、こちらも私がまとめたプレイリストにして載せてありますので、ぜひ聴いてください。
なお当案内所では、ジャズを聴くとき周りの人に迷惑にならない程度に、できるだけ大音量で聴くことをお勧めしています。
ここまでお付き合いありがとうございました。
それではまたのお越しをお待ちしています。
案内役はランクナップでした。
20:46

コメント

スクロール