ジャズの入り口B面。ジャズとか案内所。案内役のFrank Nappaです。
B面では、ジャズ以外の音楽や物事についてお話をしていきます。
さて今日は、以前参加しましたポッドキャスト配信リレー、そして前回の配信で取り上げました
IKEAオディロックアーティスト、スティングの最大のヒット曲についてご案内するとともに、
さらにこのスティングの一面、新たな一面を知っていただこうと、そんな会になっておりますけれども、
まずはですね、そのスティングについての会。
こちらにですね、いろいろな方から感想やお便りいただいておりますので、
ぜひこちらを最初にご案内させていただければと思っております。
まず最初に、こちらはポッドキャスト配信リレーで運営をされておりました、
沈まぬ枕のSunnyさんからいただいたお話になっておりますけれども、
ナッパさんこんにちは。その説は配信リレーにご参加くださり、また個人的にも絡んでくださり、大変ありがとうございました。
リレー後もナッパさんの会を改めて拝聴し、スティング好きとして何度聞いても面白い会だなぁと思っています。
今後ともよろしくお願いします。 Sunnyといただいております。
ありがとうございます。配信リレー大変お疲れ様でした。
ポッドキャスト協会の運営の方のお仕事をしていただきまして、
我々大変お世話になったわけですけれども、本当にいい企画に参加させていただいたなというふうに今でも思っておりますけれども、
そんな生の配信の中で、YouTubeで行ったんですけれどもね、いろいろコメントをリアルでいただいたりしてまして、
その中でもね、サニーさんがスティングの話の中でね、オマンハキム、ウェザーリポートのお話になった時にね、
ウェザーリポートっていうふうにくるついてくれまして、何でもね、サニーさんはウェザーリポート結構好きみたいで、
サニーさんが持っているのはブラックマーケットという、これまた名盤なんですけれどもね、こちらを持ってますよとかね、
いろいろコメント上でも絡ませていただいて、そんなサニーさんもスティング大好きだということで、
ぜひね、また聞いていただいていたら嬉しいなと思うわけですけれどもね、とても嬉しいコメントありがとうございます。
続きまして、同じく配信事例についてのコメントになるわけですけれども、
こちらはですね、先日行われましたポッドキャストスターアワードというね、ショーレースがあったわけですけれども、
こちらでですね、なんと推薦賞という賞に輝いた、
アテクシの屍を超えてって、というポッドキャストをされているスミレコザポイズンレイディさんからいただいております。
こちらの推薦賞はちなみにどんな賞かと言いますと、
このアテクシの屍を超えてって、という番組を推しているファンの人が一番多かった、
この番組を推していた人の声が一番大きかったというね、賞になります。
ポッドキャストをやっている人間としてはね、とても一番嬉しいと言ってもね、過言ではない賞なんじゃないかなと。
逆に言うとね、我々から見ると本当にすごいリスナーさんのチームアテシカというものすごい推しのパワーを持っているこのスミレコさんなんですけれども、
そんなスミレコさんから本当に嬉しいメッセージをいただいておりますので、ご紹介します。
なっぱさん、私の神回ポッドキャストだわ。
リズム的にイングリッシュマンインニューヨークはすごく好きだったけど、内容の深掘り。
そして、MVがデビット・フィンチャー?これは聴いてよかった。大人の配信にで。
多様性の時代に聴くべきこの一曲、この回といただいております。ありがとうございます。
神回ポッドキャストって認定いただきましたけれども、ありがとうございます。
多様性の時代にあえてこのずいぶん昔の夏メロを紹介してみるっていうのも面白いのかなと個人的に思っておりましたけれども、
スミレコさんみたいにいろいろね、そういった価値観だとかね、ものの考え方やね、
そういうことを配信されている方からこの内容についてこれだけのコメントをいただけるというのはとてもうれしいわけですけれども、
あれですね、皆さんというかね、結構MVがデビット・フィンチャーだったよっていうところにフューチャーする人が結構多くてですね、
意外だなというふうに思っておりますね。意外というか、いろんなところにね、皆さん目が向くんだなと。
同じようにね、デビット・フィンチャー監督にアンテナが立った方がおりますのでね、こちらのメッセージもご案内してみます。
こちらはですね、先日ゲストにも来ていただきましたマンちゃんから、バイクルズ東京のコパちゃんと一緒に来てくれました。
アゲジョ・ヒーリングラジオのマンちゃんからいただいておりますけれども、今回もとっても勉強になりました。
私も子供ながらあのモノクロのMVが鮮烈に印象に残って、まさかデビット・フィンチャー監督だとは知りませんでした。
そして、スティングがそこまで先進的な人とも知らなかったし、意味もわからずメロディー口ずさんでた子供の頃の思い出がまさか今ここで回収されるとは、わらわら。
ちなみにデビット・フィンチャー監督作品だとゴーン・ガールが一番好きです。
かっこ、スティング話じゃなくてごめんなさい。わら。といただいております。
マンちゃんもありがとうございます。
いつもSpotifyにコメントいただいてますけれども、いつも励みになります。ありがとうございます。
マンちゃんもデビット・フィンチャー監督にアンテナが立てたみたいですね。
確かにあのMVはすごくいいですし、デビット・フィンチャー監督、私あまり詳しくはないんですけれども、結構好きな人は好きなんですよね。
エッジの効いたというか、癖のある映画を撮られるということでは認識はしてますけれどもね。
また僕も逆に改めてデビット・フィンチャー監督の映画を、最近映画なかなか見れてないんですけれども、見てみようかなと思っておりますけれども、
お二人ともすごいなというかね、さすがお若いなと思うのはこのMV。
プロモーションビデオ、PVというのが昭和の私の頭の中にはあったりするんですけど、
MVというところがやっぱりね、今を生きているお二人だなあということを思いますけれども。
あれ、逆でした?そんなことないよね。MVの方が新しいよね。逆だったらごめんなさい。ついついPVと思ってしまう私なっぱですけれども。
最後、最後のコメントをいただいております。
こちらのコメント、短くても確信をつく、ピンポイントで私の心を射抜くコメントありがとうございます。
ポッドキャスターのレジェントともいえるこの方、ポトフさんからいただいております。ありがとうございます。
ポトフさんはですね、マイカップオブディーという言わずと知れた長寿番組をされている方なんですけれども、
こんなコメント、別テイクとね、いただいております。ありがとうございます。
そうなんですね、別テイクなんですよ。結構あの、配信リレーをね、やられた方が配信リレーの音声をね、そのまま通常の配信会に持ってこられるという方結構いると思うんですけども、
私、別テイクでやらせていただいておりますということで、そんなね、ちょっとジャズっぽいイメージでこの別テイクのトラックをあえて上げてみたんですけれども、
そこにね、ピンポイントでコメントをいただけるポトフさんのその着眼点というかね、もうありがたいですね。
とてもこういうオタクには嬉しい言葉で心にぐしぐし刺さってね、小踊りして喜んでおります。ありがとうございます。
ということで、いろいろな、いろいろなお言葉をいただきましたこのスティング会だったわけですけれども、
今日はね、さらにこのスティングについて少し深掘っていきたいと思います。
今日は、Every Breath You Takeというスティング、ポリス時代の最大のヒットナンバーです。
まずこちらですけれども、発表は1983年にSYNCHRONICITYというね、アルバムの中からシングルカットされたナンバーになりますけれども、
現代がEvery Breath You Take、日本語タイトルは見つめていたいというこのヒットナンバー、どれくらいヒットしたかといいますと、
イギリスでは4週連続、アメリカのビルボードランキングでは8週連続1位になった大ヒットナンバーになります。
そしてこの曲で、スティングは1984年のグラミー賞最優秀楽曲賞と最優秀ポップデュオグループかっこボーカル入り、こちらの賞をね、受賞しております。
さらにローリングストーン氏が選んだ史上最高のロックソング500曲の中にも84位にランクイン。
ビルボードオールタイムトップ100については25位にランクインされているという、まさに20世紀における主曲のラブバラード、これが見つめていたいというナンバーになります。
全くさっきと言っていることが、真反対、正反対になってきてますけどね、ここからが本題ですよ。
もともとはですね、この曲、聴き手からするとね、先ほども言ったようにね、
親愛な人がね、自分のことを相手のことを見守っているっていうようなね、そういう歌だと思われていたわけですけれども、
スティングが一人目の奥さん、フランシス・トメルティとのね、結婚生活が崩壊した。
そしてその離婚調停中に歌った歌、作った歌なんですね。
ちなみにその結婚生活が崩壊する原因となったのは、スティングの浮気です。
ここの辺りがロックスター、スティングのね、男たる魅力でありますね。
決して聖人君子じゃないっていうところがまたいい、勝手に思っているんですけど。
ウィキペディアの方にね、実はこの件、書いてあります。
それ以外にもね、解説している方結構いるんですけれども、ちょっと引用させていただきますけれども。
まず初めにね、この君の息遣い、行動も全て僕は見ているよという、
Every breath you take, every move you make, I'll be watching youという一節が、
まず夜中寝ている時に、離婚調停で疲れて疲弊してもう嫌になっちゃって、
ジャマイカの別宅の方に逃げるように逃亡してですね、そこでだらだらしていた時のある晩にですね、
この一節がふと降りてきた、ひらめいた。
その状態でパッと夜中に起きて、ピアノの前に座って30分くらいでね、この曲を書いた。
ということなんですね。
素敵な一節に思いますか。この話を聞いた後にどういうふうに思いますかね。
君の息遣い、行動も全て僕は見ているよっていうこの、
トリオーによってはホラーに満ちたこの一文をね、夜中に思い浮かぶスティング。
どれだけ鬱屈とした悪意が満ちていたかということなんですけれども。
曲自体は何百とある他のものと比べても普通だけど歌詞は面白い。
心地よいラブソングのように聞こえる。
その時はこれだけ悪意があるかは気づかなかったんだ。
僕はその時ビッグブラザーについて考えていたと思う。
監視と管理だよというようなことをスティング自身が言っております。
この愛の歌からですね、皆さんの意識もグググッとストーカーの歌に聞こえてくるようなね、
そんな意識になってきたかなと思うわけですけれども、
スティング自身もね、この世の中でこのラブバラードのね、
愛の歌として受け入れられているということがね、
リリース当初ですね、信じられなかったというようなことも言っているぐらいなんですけれども、
もうちょっとじゃあね、この今言った予備知識を持った上でですよ、
じゃあこのスティングの歌詞、もう少し見ていきたいと思うわけですけれども、
いいですか、ちょっとね、見ていきますよ。
君が息をするたび、そして君の一挙手一動、
君が僕との約束を破る、そのすべてを僕は見ているよ。
毎日君が言う一言一言、そして君が仕掛けてくるその駆け引き、
君が一緒にいてくれる夜、僕は君を見ているんだ。
どうしてわからないんだ。君は僕のものなんだ。
俺の心がこんなに苦しんでいるのに。
君が歩くたびに、君が動くたびに、君が約束を破るたびに、そして作り笑いをするたびに、
君が言うそのすべてを僕は見ているよ。
君がどっかへ行ってしまってから、僕は自分のことを見失っているんだ。
全くどこに行ったのかわからない中で、夜は君の夢を見て君の顔しか思い浮かばない。
どこを見回しても君のことしか考えられない。誰も君の代わりなんかできないんだ。
ああ、心が寒いよ。君に抱きしめてもらいたい。涙が止まらないよ。お願いだよ。
なんでわからないんだ。君は僕のものなんだ。この僕のかわいそうな心が痛いんだよ。
っていうね、そういう歌詞なんですよね。
どう聞こえます?っていうところなんですけど、
そうやって言われるとね、ストーカーの歌にしか聞こえてこないというかね、