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2024-11-04 29:54

B面 Jam9.『見つめていたい』スティング 珠玉のラブソングと秘密

前回配信したスティング回のB面。

今回は、最大のヒットソングにして珠玉のラブソング、「Every Breath You Take/見つめていたい」をとりあげます。

世界中で愛される、ナッパ思い出の名曲に隠された秘密とは...?

あなたの知らないスティングの扉を開けてみませんか?


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『Remember Jazz Piano Trio』『Gear』『Next』『Day Dream Guitar』『Groovy Jazz』

サマリー

ポッドキャストでは、スティングの代表曲『見つめていたい』のヒットについて詳しく探っている。この楽曲は音楽史において非常に重要な位置を占めており、さまざまな賞を受賞し、ビルボードでの成功も収めている。スティングの『エブリブレイズテイク』は、多くの人にとって結婚式の定番ソングとして親しまれているが、その歌詞には嫉妬や悪意の感情が込められていることが明らかになる。このエピソードでは、その意外な背景や歌詞の解釈が深く掘り下げられている。スティングの「Every Breath You Take」は、未練や嫉妬、愛の深さを描いた名曲であり、多くのアーティストに影響を与えている。ジャズからの視点を通じて、スティングの魅力を再発見することの重要性についても語られている。

ポッドキャスト配信リレーの感想
ジャズの入り口B面。ジャズとか案内所。案内役のFrank Nappaです。
B面では、ジャズ以外の音楽や物事についてお話をしていきます。
さて今日は、以前参加しましたポッドキャスト配信リレー、そして前回の配信で取り上げました
IKEAオディロックアーティスト、スティングの最大のヒット曲についてご案内するとともに、
さらにこのスティングの一面、新たな一面を知っていただこうと、そんな会になっておりますけれども、
まずはですね、そのスティングについての会。
こちらにですね、いろいろな方から感想やお便りいただいておりますので、
ぜひこちらを最初にご案内させていただければと思っております。
まず最初に、こちらはポッドキャスト配信リレーで運営をされておりました、
沈まぬ枕のSunnyさんからいただいたお話になっておりますけれども、
ナッパさんこんにちは。その説は配信リレーにご参加くださり、また個人的にも絡んでくださり、大変ありがとうございました。
リレー後もナッパさんの会を改めて拝聴し、スティング好きとして何度聞いても面白い会だなぁと思っています。
今後ともよろしくお願いします。 Sunnyといただいております。
ありがとうございます。配信リレー大変お疲れ様でした。
ポッドキャスト協会の運営の方のお仕事をしていただきまして、
我々大変お世話になったわけですけれども、本当にいい企画に参加させていただいたなというふうに今でも思っておりますけれども、
そんな生の配信の中で、YouTubeで行ったんですけれどもね、いろいろコメントをリアルでいただいたりしてまして、
その中でもね、サニーさんがスティングの話の中でね、オマンハキム、ウェザーリポートのお話になった時にね、
ウェザーリポートっていうふうにくるついてくれまして、何でもね、サニーさんはウェザーリポート結構好きみたいで、
サニーさんが持っているのはブラックマーケットという、これまた名盤なんですけれどもね、こちらを持ってますよとかね、
いろいろコメント上でも絡ませていただいて、そんなサニーさんもスティング大好きだということで、
ぜひね、また聞いていただいていたら嬉しいなと思うわけですけれどもね、とても嬉しいコメントありがとうございます。
スティングのヒット曲紹介
続きまして、同じく配信事例についてのコメントになるわけですけれども、
こちらはですね、先日行われましたポッドキャストスターアワードというね、ショーレースがあったわけですけれども、
こちらでですね、なんと推薦賞という賞に輝いた、
アテクシの屍を超えてって、というポッドキャストをされているスミレコザポイズンレイディさんからいただいております。
こちらの推薦賞はちなみにどんな賞かと言いますと、
このアテクシの屍を超えてって、という番組を推しているファンの人が一番多かった、
この番組を推していた人の声が一番大きかったというね、賞になります。
ポッドキャストをやっている人間としてはね、とても一番嬉しいと言ってもね、過言ではない賞なんじゃないかなと。
逆に言うとね、我々から見ると本当にすごいリスナーさんのチームアテシカというものすごい推しのパワーを持っているこのスミレコさんなんですけれども、
そんなスミレコさんから本当に嬉しいメッセージをいただいておりますので、ご紹介します。
なっぱさん、私の神回ポッドキャストだわ。
リズム的にイングリッシュマンインニューヨークはすごく好きだったけど、内容の深掘り。
そして、MVがデビット・フィンチャー?これは聴いてよかった。大人の配信にで。
多様性の時代に聴くべきこの一曲、この回といただいております。ありがとうございます。
神回ポッドキャストって認定いただきましたけれども、ありがとうございます。
多様性の時代にあえてこのずいぶん昔の夏メロを紹介してみるっていうのも面白いのかなと個人的に思っておりましたけれども、
スミレコさんみたいにいろいろね、そういった価値観だとかね、ものの考え方やね、
そういうことを配信されている方からこの内容についてこれだけのコメントをいただけるというのはとてもうれしいわけですけれども、
あれですね、皆さんというかね、結構MVがデビット・フィンチャーだったよっていうところにフューチャーする人が結構多くてですね、
意外だなというふうに思っておりますね。意外というか、いろんなところにね、皆さん目が向くんだなと。
同じようにね、デビット・フィンチャー監督にアンテナが立った方がおりますのでね、こちらのメッセージもご案内してみます。
こちらはですね、先日ゲストにも来ていただきましたマンちゃんから、バイクルズ東京のコパちゃんと一緒に来てくれました。
アゲジョ・ヒーリングラジオのマンちゃんからいただいておりますけれども、今回もとっても勉強になりました。
私も子供ながらあのモノクロのMVが鮮烈に印象に残って、まさかデビット・フィンチャー監督だとは知りませんでした。
そして、スティングがそこまで先進的な人とも知らなかったし、意味もわからずメロディー口ずさんでた子供の頃の思い出がまさか今ここで回収されるとは、わらわら。
ちなみにデビット・フィンチャー監督作品だとゴーン・ガールが一番好きです。
かっこ、スティング話じゃなくてごめんなさい。わら。といただいております。
マンちゃんもありがとうございます。
いつもSpotifyにコメントいただいてますけれども、いつも励みになります。ありがとうございます。
マンちゃんもデビット・フィンチャー監督にアンテナが立てたみたいですね。
確かにあのMVはすごくいいですし、デビット・フィンチャー監督、私あまり詳しくはないんですけれども、結構好きな人は好きなんですよね。
エッジの効いたというか、癖のある映画を撮られるということでは認識はしてますけれどもね。
また僕も逆に改めてデビット・フィンチャー監督の映画を、最近映画なかなか見れてないんですけれども、見てみようかなと思っておりますけれども、
お二人ともすごいなというかね、さすがお若いなと思うのはこのMV。
プロモーションビデオ、PVというのが昭和の私の頭の中にはあったりするんですけど、
MVというところがやっぱりね、今を生きているお二人だなあということを思いますけれども。
あれ、逆でした?そんなことないよね。MVの方が新しいよね。逆だったらごめんなさい。ついついPVと思ってしまう私なっぱですけれども。
最後、最後のコメントをいただいております。
こちらのコメント、短くても確信をつく、ピンポイントで私の心を射抜くコメントありがとうございます。
ポッドキャスターのレジェントともいえるこの方、ポトフさんからいただいております。ありがとうございます。
ポトフさんはですね、マイカップオブディーという言わずと知れた長寿番組をされている方なんですけれども、
こんなコメント、別テイクとね、いただいております。ありがとうございます。
そうなんですね、別テイクなんですよ。結構あの、配信リレーをね、やられた方が配信リレーの音声をね、そのまま通常の配信会に持ってこられるという方結構いると思うんですけども、
私、別テイクでやらせていただいておりますということで、そんなね、ちょっとジャズっぽいイメージでこの別テイクのトラックをあえて上げてみたんですけれども、
そこにね、ピンポイントでコメントをいただけるポトフさんのその着眼点というかね、もうありがたいですね。
とてもこういうオタクには嬉しい言葉で心にぐしぐし刺さってね、小踊りして喜んでおります。ありがとうございます。
ということで、いろいろな、いろいろなお言葉をいただきましたこのスティング会だったわけですけれども、
今日はね、さらにこのスティングについて少し深掘っていきたいと思います。
今日は、Every Breath You Takeというスティング、ポリス時代の最大のヒットナンバーです。
まずこちらですけれども、発表は1983年にSYNCHRONICITYというね、アルバムの中からシングルカットされたナンバーになりますけれども、
現代がEvery Breath You Take、日本語タイトルは見つめていたいというこのヒットナンバー、どれくらいヒットしたかといいますと、
イギリスでは4週連続、アメリカのビルボードランキングでは8週連続1位になった大ヒットナンバーになります。
そしてこの曲で、スティングは1984年のグラミー賞最優秀楽曲賞と最優秀ポップデュオグループかっこボーカル入り、こちらの賞をね、受賞しております。
さらにローリングストーン氏が選んだ史上最高のロックソング500曲の中にも84位にランクイン。
ビルボードオールタイムトップ100については25位にランクインされているという、まさに20世紀における主曲のラブバラード、これが見つめていたいというナンバーになります。
楽曲の影響と評価
さらにね、音楽著作権で史上最も稼いだ曲の第8位、めちゃめちゃ稼いだということですね。すごい話の曲です。
この曲なんですけれども、実はアメリカやイギリスでは結婚式の定番ソングというふうに言われておりまして、今でこそ使われる機会は少なくなったと思いますが、当時とても多くの人が結婚式に使ったと。
何を隠そう、この私もですね、妻との結婚式の入場曲、結婚披露宴の入場曲として採用しております。
扉が閉まっているこの内側でですね、この演奏、前奏の演奏を聴きながら、このね、スティングのボーカルがエブリ、エブリブレイズって入るんですけどね、その入った瞬間に扉がパーンと開いてね、この会場の方に腕を組みながら入っていった、そんな思い出がありますけれども、はっきり言って自己満足の世界でしたね。
奥様の希望ゼロ、ゼロで私の意向で2000年代に80年代の曲を流すというような曲の構成でやっておりましたけれども、それではこのエブリブレイズテイク、どんな歌なのか、どんな歌詞なのかっていうところをね、ちょっと見ていきたいと思うんですけれども、
例のごとく歌詞をそのまま言うとね、著作権引っかかってしまうということで、いろいろな方のね、和訳を私なりに読んで解釈をしながらね、お伝えしていくというスタンスを今日も取らせていただいております。
では早速ちょっと見ていきたいと思うんですけれども、まずタイトルのエブリブレイズテイクっていうのはね、どういう意味かと言いますと、あなたの息遣いのすべて、あなたの息遣いのすべてというような意味があります。
で、放題が見つめていたい。ちょっと違うんですけど、なぜかというとね、このエブリブレイズテイクという冒頭の部分の最後にですね、I'll be watching youという歌詞があります。これがI'll be watching youってね、見つめていたいというような言い訳がされて、これがタイトルになっているというようなことになるわけですけれども。
このエブリブレイズテイクという言葉から始まりますけれども、もうね、愛の言葉をね、こう連ねているんですね。どんなふうになっているかというとですね、君が息をするたびに君が動くその一つ一つ、そういったことを僕は見ているんだ。
ね、毎日君が言う一言一言、君の動き、君の行動、それすべて、君が一緒にいてくれる夜、僕は君を見ているんだ。
ね、というような感じでスタートしていってですね。
君を見回したって君のことしか考えられやしない。誰も君の代わりなんてできないんだ。
ああ、心が寒いよ。君に抱きしめてほしい。ああ、もう涙が止まらないよ。お願いだよというこの男の愛詩を歌った曲。
ね、とても心があふれそうでね。今振り返るとこれを結婚式の入場曲にかけていた自分というのがね、ちょっと気恥ずかしくもありますけれども。
ということですけど、まあまあまあまあそれは置いておくとしてですね。本当に甘い曲、甘い歌詞なんですね。
曲調もですね、すごくシンプルながらギターのね、刻むリズムがとても気持ちが良くて。
でまたスティングのね、歌声が甘ったるくもありながら渋いっていうね、いい男の歌声でこんなことを囁かれたらね、きっと女性もね、クラクラ来ちゃうんじゃないかと。
クラクラ来ちゃうってね、この辺がまた表現的には昭和ですけれども。
そんなね、素敵な歌詞なんですね。まさに結婚式にね、歌いたくなるそんなラブの詰まった名曲なんですけれども。
歌詞の深層
実はね、これ私中学校ぐらいから聴いてたんですよ。で私あの前回も言ったかもしれませんけど、中学校で英語がね、できなくて2を付けられていましてね。
どうしても英語の先生が嫌いでね、嫌いで嫌いでね、気づけば英語が2だったっていうね、そういう中学校生活だったわけですけれども。
あの、そんな僕でも、このね、歌詞をゆっくり見ていったときに、ん?って思う箇所が、実はね、何箇所かあったんですね。
その歌詞をちょっと取り上げてみますけれども、例えばね、
これ、先ほどは君の笑うすべてみたいな言い方をしましたけど、よくよく見ていくとですね、
君の作り笑い、嘘笑いのすべて。
フェイクという言葉が入ってますからね。これ嘘なんですね。作り笑いなんですよ。
さらに、
約束っていうような意味があるんですけれども、
つまり、これ、you break、breakですから、破る、約束を破る、あなたが約束を破るたびに、というような歌詞がね、所々に入ってるんですよ。
これは、この愛情を深く歌っているラブの歌なのに、どうしてこんなことが入ってくるんだろうっていう疑問はね、当時から、何となく違和感としてはあったんですね。
この疑問にね、ですからこの配信をしようと思って、この曲をちょっと調べていた矢先に出会いました。
実はこの曲、愛を歌っていた曲ではなくて、
このスティングの中にある嫉妬や憎悪、そういった悪意に満ちた気持ちを歌った歌だ、というようなことをスティング自身が言っています。
つまりね、世間でよく言われるところのこの曲は、ストーカーの歌、というね、レッテルまで張られているという曲になってきます。
意外な解釈
全くさっきと言っていることが、真反対、正反対になってきてますけどね、ここからが本題ですよ。
もともとはですね、この曲、聴き手からするとね、先ほども言ったようにね、
親愛な人がね、自分のことを相手のことを見守っているっていうようなね、そういう歌だと思われていたわけですけれども、
スティングが一人目の奥さん、フランシス・トメルティとのね、結婚生活が崩壊した。
そしてその離婚調停中に歌った歌、作った歌なんですね。
ちなみにその結婚生活が崩壊する原因となったのは、スティングの浮気です。
ここの辺りがロックスター、スティングのね、男たる魅力でありますね。
決して聖人君子じゃないっていうところがまたいい、勝手に思っているんですけど。
ウィキペディアの方にね、実はこの件、書いてあります。
それ以外にもね、解説している方結構いるんですけれども、ちょっと引用させていただきますけれども。
まず初めにね、この君の息遣い、行動も全て僕は見ているよという、
Every breath you take, every move you make, I'll be watching youという一節が、
まず夜中寝ている時に、離婚調停で疲れて疲弊してもう嫌になっちゃって、
ジャマイカの別宅の方に逃げるように逃亡してですね、そこでだらだらしていた時のある晩にですね、
この一節がふと降りてきた、ひらめいた。
その状態でパッと夜中に起きて、ピアノの前に座って30分くらいでね、この曲を書いた。
ということなんですね。
素敵な一節に思いますか。この話を聞いた後にどういうふうに思いますかね。
君の息遣い、行動も全て僕は見ているよっていうこの、
トリオーによってはホラーに満ちたこの一文をね、夜中に思い浮かぶスティング。
どれだけ鬱屈とした悪意が満ちていたかということなんですけれども。
曲自体は何百とある他のものと比べても普通だけど歌詞は面白い。
心地よいラブソングのように聞こえる。
その時はこれだけ悪意があるかは気づかなかったんだ。
僕はその時ビッグブラザーについて考えていたと思う。
監視と管理だよというようなことをスティング自身が言っております。
この愛の歌からですね、皆さんの意識もグググッとストーカーの歌に聞こえてくるようなね、
そんな意識になってきたかなと思うわけですけれども、
スティング自身もね、この世の中でこのラブバラードのね、
愛の歌として受け入れられているということがね、
リリース当初ですね、信じられなかったというようなことも言っているぐらいなんですけれども、
もうちょっとじゃあね、この今言った予備知識を持った上でですよ、
じゃあこのスティングの歌詞、もう少し見ていきたいと思うわけですけれども、
いいですか、ちょっとね、見ていきますよ。
君が息をするたび、そして君の一挙手一動、
君が僕との約束を破る、そのすべてを僕は見ているよ。
毎日君が言う一言一言、そして君が仕掛けてくるその駆け引き、
君が一緒にいてくれる夜、僕は君を見ているんだ。
どうしてわからないんだ。君は僕のものなんだ。
俺の心がこんなに苦しんでいるのに。
君が歩くたびに、君が動くたびに、君が約束を破るたびに、そして作り笑いをするたびに、
君が言うそのすべてを僕は見ているよ。
君がどっかへ行ってしまってから、僕は自分のことを見失っているんだ。
全くどこに行ったのかわからない中で、夜は君の夢を見て君の顔しか思い浮かばない。
どこを見回しても君のことしか考えられない。誰も君の代わりなんかできないんだ。
ああ、心が寒いよ。君に抱きしめてもらいたい。涙が止まらないよ。お願いだよ。
なんでわからないんだ。君は僕のものなんだ。この僕のかわいそうな心が痛いんだよ。
っていうね、そういう歌詞なんですよね。
どう聞こえます?っていうところなんですけど、
そうやって言われるとね、ストーカーの歌にしか聞こえてこないというかね、
スティングの名曲
このスティングの未練と嫉妬と恨みぶしと、離婚の調停中ですからね、
どっちが悪いとかね、財産分娘のこととかね、
なんならね、自分が悪いくせに奥さんに戻ってきてほしいとかね、
僕以上の人はいないよ、みたいなね、よくある男の身勝手な、
そういう気持ちがしっかり綴られた素敵な曲なんですけれども、
ある意味で愛が深すぎる歌とも言えるんじゃないかなと思いますけれどもね、
いかがですかね、スティングのこの名曲。
とはいえですね、やはりこの曲が素晴らしいことに変わりはないですし、
やはりこの聴き手からすると、どうでしょう、
僕もこの歌詞の解釈を知ってから聴いてもね、やっぱり心を打つ名曲なんですよね。
どう聴いても素敵なラブバラードに聴こえてきてしまうっていうのがね、
この曲の不思議な魅力なんですよね。
で、他にもね、いろんなアーティストがこちらの曲をサンプリングをしてですね、
曲を出しておりますし、またサブスクでですね、いろいろ調べてみると、
このEvery Breath You Takeをサンプリングした曲っていうのがね、いろいろ出てきますし、
単純にこのEvery Breath You Takeをカバーしている方もたくさんね、います。
ジャズシンガーの方もね、カバーしたりとか、他のね、アーティストの方カバーしたりとか、
いろいろあるんですけれども、例えばですね、先日ご紹介しました綾戸知恵さんがね、
ピアノの弾き語りで歌っていたりとかですね、あのポサノバの女王小野梨沙さんがね、
歌っていたり、またね、カレンソーサというね、色気たっぷりの女性ボーカリストが歌っていたり、
結構女の人が歌っているんですよね。
あとね、有名なのは、Puff Daddyによるカバーですかね、かなりね、
ヒップホップというかね、ラップの感じでね、この曲を上手にサンプリングして歌っていますけれども、
スティング自身も参加しているのはあったんじゃないのかな、
ちょっと今パパッと出てこないですけれども、かなりいろいろな方がね、やっています。
ということで、このいろいろな人に愛されているEvery Breath You Take、
今日はご紹介しました。
ジャズの視点から見る魅力
ということでね、今日のポッドキャストのプレイリストに入れますのは、
当然このスティングのEvery Breath You Takeになりますのでね、
ぜひ皆さん一度聞いてみていただけたらなと思いますし、
このスティングという人の魅力ね、いろいろな角度で人を見てみるっていうのは大事なことだと思います。
それでもなお、この魅力があふれてくるこの生き応じ、スティングからね、
またジャズの入り口を感じていただいて、ジャズ好きになっていただいたらなと思いますし、
実はこのEvery Breath You Takeの中で、スティング、ポリスの時にはベースを担当しているわけですけれども、
なんとね、ウッドベースを弾いています。
またね、このエレキベースじゃなくて、ウッドベースだっていうところの音色、
こんなところにもね、耳を傾けていただけると、ちょっと面白い聴き方ができるのかなと、
そんなことも思っておりますので、よかったら聴いてみてください。
はい、ということで、お送りしてきましたジャズの入り口案内所は、
各週金曜日、大人の時間、午後8時頃に配信予定となっております。
番組への感想やお便り、コメントは、
ハッシュタグ、ジャズの入り口をつけてpodcastXに投稿いただくか、
各種DMで送っていただいても結構です。
また、概要欄の方にはメールフォームがありますし、
Spotifyのコメント欄からも最近いただいております。
皆さんの送りやすい形で結構ですので、ぜひいただけたらと思います。
また、番組を聴いていいなと思っていただいた方は、
Spotifyでは評価欄、欲しいがありますので、
こちらの評価、また番組登録、こちらの方をよろしくお願いします。
今日紹介した曲なんかも、
今日のはジャズとか案内所のプレイリストに入っておりますので、
概要欄にリンクありますから、こちらから聴いていただいて、
こちらプレイリストの感想なんかも送っていただけるとうれしいかなと思いますし、
ぜひプレイリストのフォローもよろしくお願いします。
ということで、当案内所では、
ジャズ以外の音楽を聴くとき、
できるだけ大音量で聴くことをお勧めしております。
ここまでお付き合いありがとうございました。
案内役はフランク・ナッパでした。
29:54

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