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群馬県のニュースをお伝えします。(1)昨年、県警に寄せられた110番通報は、最多の13万2799件となりました。
県警が2023年受理した110番通報は、前の年に比べ1万2千件以上増え、13万2799件と統計がある1996年以降最多だったことが22日、県警のまとめでわかりました。
これまで最多だった2005年を114件上回り、新型コロナの5類移行により社会活動が活発化したことが一因とみています。
不要不急の通報割合は過去最低の12.6%で、2005年に比べおよそ3分の1までに減りました。
通信司令課によると、内容別の最多は「交通関係」で4万9500件、不審者や危険運転、騒音などを含む「各種情報」が3万1940件、同じ事案に関する「続報」が1万5591件と続いています。
(2)酒気を帯びた状態で車を運転したとして、中学校教諭を停職としました。
酒気帯び運転をしたとして、県教育委員会は22日、西毛地域の公立中学校に勤務する46歳男性教諭を、22日付で停職3ヶ月の懲戒処分にしたと発表しました。
男性教諭は酒気帯び運転の罪で罰金30万円の略式命令を受けていました。
県教育委員会によると、男性教諭は昨年11月、西毛地域の飲食店で飲酒。運転代行を呼ぼうとしましたが、待ち時間が長かったため、乗用車に戻って仮眠を取りました。
翌日の午前5時ごろ、目覚めた後に問題ないと考え、運転を始め、駐車場から出たところをパトカーに呼び止められ、
呼吸検査で基準値を超えるアルコール濃度が検出されました。 (3)みどり市で自転車に乗った男性が、乗用車に轢かれ重傷となっています。
22日午前6時ごろ、みどり市風笠懸町の県道で、自転車に乗っていた桐生市の会社員、トミザワマサノリさん、69歳が後方から来た車両に跳ねられました。
この事故によりトミザワさんは右足を折るなどの重傷を負いました。 車はそのまま逃走し、桐生署が引き逃げ事件として調べを進めています。
(4)名誉毀損の罪に問われたフリーライター57歳男に有罪が言い渡されました。
町長室で肉体関係を持ったとする告白文を載せた電子書籍を出版したとして、草津町の黒岩信忠町長に対する名誉毀損の罪に問われた
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埼玉県のフリーライター飯島玲司被告の判決公判が22日、前橋地裁でありました。 裁判長は「虚偽が流布され名誉を著しく毀損した。
責任は軽くない」として懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。 判決理由で「新井祥子元町議の告白態度は曖昧で、経緯や状況などの内容も具体性を
書いていたと指摘。面識が乏しかったのに信じたのは早計だった」として名誉毀損の行為があったと認定しました。
飯塚被告は新井元町議と共謀し、2019年11月、第三者を通じ電子書籍を販売サイトに掲示。黒岩町長の名誉を傷つけました。
(5)群馬の森の追悼碑。県が行政代執行を29日から行うと通知していることが分かりました。
県立公園群馬の森にある朝鮮人労働者追悼碑について、県が29日から2月11日にかけて行政大執行で撤去すると管理する市民団体に文書で通知したことが22日分かりました。
県は昨年4月に撤去を命令し、10月には実行されない場合、県が代執行で撤去する旨の戒告書を送っていました。
会側の弁護団は、昨年10月、撤去命令の取消しなどを求める訴訟を前橋地裁に起こしています。
会によると、23日にも記者会見を開き、今後の対応について説明するとしています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。