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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)スリランカ国籍の男2人が偽装結婚の疑いで逮捕されました。
県警は16日までに、電磁的公正証書原本不実記録の疑いで、いずれもスリランカ国籍の男で、
栃木県足利市の無職、ラージャパクシャ・ペディゲ・スジット容疑者30歳を再逮捕し、
モハマド・ジフリー・アブル・カラン容疑者40歳を逮捕しました。
2人の逮捕容疑は、日本人女性と共謀し、5月23日、ラージャパクシャ容疑者と女性の嘘の婚姻届を邑楽町役場に提出し受理させ、
女性の戸籍に嘘の記載をさせた疑いです。 3人は面識があり、モハマド容疑者が仲介役だったとみられています。
町職員から「婚姻届を出しに来た人の在留期限が切れているようだ」と、警察署に通報がありました。
(2)県内では手足口病患者数が2週間ぶりに減少したものの、依然として警報基準となる1医療機関あたり5人を上回る状態が続いていて、県が対策徹底を呼びかけています。
手足口病は手や足、それに口の中などに発疹ができるウイルス性の感染症で、主に幼い子供が感染し、
まれに脳炎などの重い症状を引き起こすことがあります。 県内で今月8日から14日までの1週間、感染が確認された患者数は、1医療機関あたりで5.49人と、前の週より2.51人少なくなり、2週ぶり減少しました。
ただ依然として警報基準となる5人を上回った状態となっているため、警報は引き続き発令されています。
保健所管内別では、館林が9.6人と最も多く、次に利根沼田が7.5人、太田が6.67人などとなっています。
全国的にこの時期としては過去10年で最も多くなっています。 (3)県内で初めてアフリカ豚熱の防疫演習が行われました。
養豚業に甚大な被害を及ぼす家畜伝染病、アフリカ豚熱(ASF)の国内の侵入リスクが高まっていることを受け、県は16日、県内での発生を想定した防疫演習を前橋市内で初めて実施しました。
県や市町村の職員、猟友会員らおよそ180人が参加をし、防疫措置の手順や役割分担などを確認しました。
ASFは豚やイノシシに感染するウイルス性の伝染病で、人には感染しないとしています。 致死率が高く有効なワクチンや治療法がないということです。
これまでに9例発生した豚熱(CSF)とは別の病気で、アフリカやヨーロッパ、アジア各国で感染が広がっています。
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(4)JR万座・鹿沢口駅前にアニメとコラボしたカエルのオブジェが設置されました。 アニメ「この素晴らしい世界に祝福を!」とのコラボレーション企画の一環で、
嬬恋村と観光協会はJR吾妻線万座・鹿沢口駅前のロータリーにアニメに登場するモンスター「ジャイアントトード」のオブジェを設置しました。
オブジェは高さ2.5メートル。背面側からオブジェの口の中に入り、自由に撮影を楽しむことができます。
協会の担当者は「ファンの人たちにはJR吾妻線に乗ってオブジェを見に来てほしい」と呼びかけています。
(5)気象庁は16日、日本のほぼ全域に高温に関する「早期天候情報」を発表しました。
気象庁によりますと、北海道・東北・関東甲信・北陸・東海・近畿・中国・四国・九州北部、南部・沖縄では7月22日頃からは、例年に比べかなりの高温になる可能性があるとしています。
関東甲信地方では向こう2週間の気温は暖かい空気に覆われやすいため高く、19日頃からはかなり高くなる見込みです。
気温が急上昇して猛暑日となる日もあり、熱中症の危険性が特に高まります。
飲料水や日陰を十分に確保するなど健康管理に注意してください。
また農作物や家畜の管理などにもご注意ください。
以上県内のニュースをお伝えしました。