後藤秀典のセルフマネジメントのエピソード
株式会社株区スタイルの後藤秀典です。
この番組では、エンジニアリングチームで起きている問題について、
技術、組織、ビジネスといった複数の観点で深掘りし、問題の正体へアプローチしていきます。
今回のテーマは、セルフマネジメントと座禅と脳、です。
ちょっと聞き慣れない単語が並んでいる組み合わせなのかなと思いますが、
私自身、思い入れのあるキーワード群だったりもするので、
僕自身のちょっと恥ずかしいかなと思うようなエピソードも交えながらお話ししていきますので、聞いていただけると幸いです。
エンジニアリングマネージャーの問題集。
ここ最近何度か学びとか、本の紹介とかそういうのを続けてきておりまして、
実は今回も少し本に触れたいなと思っているんですが、
それとは少し別にですね、よりマネージャーとしてというか、人としてというか、
自分自身に目を向けたお話みたいなところをしていこうかなと思っています。
で、ちょっと唐突なんですけれども、実は私、中二病的にというか、それぐらいの年代の頃に考えていたことがあってですね、
それは何かというと、自分自身の脳ですね。脳、皆さんついてますよね。
この自分自身の脳っていうのは体の一部なんだから、この脳っていうのは自分の意思とか理性でコントロールできるはずだみたいな、
いかにも中二病的な考えを持っていたことがあります。
その考えのもとに、変な自分で編み出した修行じゃないですけれども、
どうやって体の一部だったりいろんなところに意識を向けて、脳だったり体だったりをコントロールできるのかとか、
いろいろ自分なりの実験とかをしてたようなことがあったりします。
その辺がですね、それが役に立っているとかでもないんですけれども、
最近、大人になってから学んだりしたマネジメントだったりだとか、マインドフルネスとかですね、
そういうところとかにつながっている部分もあるのかなと思ったりしています。
今日紹介したい本なんですけれども、タイトルはですね、ドラッガースクールのセルフマネジメント教室という本でして、
著者はジェレミー・ハンターという方の本です。
これ比較的新しい本で、いつだったかな、日本だと2020年に発行されている本になります。
セルフマネジメントというものを題材にしておりまして、とはいえタイトルにドラッガーというのが入っているところからも分かるように、
そのマネジメント系の本でもあるわけです。
実はそのドラッガーさんがですね、もろもろいろんな企業や組織のマネジメントについていろんなことを言われている方ですが、
その方がですね、マネージャーたるもの、チームや組織やそういったものをマネジメントする以前に、
自分自身をマネージせよというか、自分自身がマネージャーとしてより良い状態であることが
引いてはチーム組織だったり、より大きなものをマネージメントでき得るというところにつながるというところで、
結構自分自身をマネージメントすることが大事なんだよと言われているところから、
セルフマネジメントのプラクティス
このセルフマネジメントが出発しているというところがあったりします。
本の内容なんですが、できれば買って読んでいただきたいと思っておりますけれども、
簡単に紹介すると、まずセルフマネジメントというところで、自分自身をどうマネージするのかというところですね。
マネージするときに、やっぱり自分自身がどういう状態にあるのかっていうのを知るっていうのがスタート地点だったりします。
そのときに、この本の中では自分の状態っていうのを3つのカテゴリーで認知できるようになっていて、
その3つのカテゴリーが、1つ目がレジリエンスゾーンというもので、このレジリエンスゾーンにいる状態が一番、
その人にとってあるべき状態というふうに定義されています。
それ以外の2つのところは何かっていうと、レッドゾーンというのとブラックゾーンというのがあって、
レジリエンスゾーンからより負荷とかストレスが高い状態っていうんですかね。
めちゃくちゃ頑張ってる状態っていうのがレッドゾーンというふうに定義されていて、
逆に頑張りすぎたので休もうって言って、過度にストレスを避けるような状態、
ちょっと閉じこもってるというか、そんなようなところまで活動を停止したような状態をブラックゾーンというふうに定義されています。
いろいろなプラクティスだったり、
何ですかね、そのセルフマネジメント力というのを高めていくことで、
今自分がどの状態にいるのかだったり、
レッドゾーンやブラックゾーンにいたらレジリエンスゾーンに戻るっていうようなプラクティスを繰り返すことによって、
より安定した自分でい続けられるだったりだとか、
もしくはそのレジリエンスゾーンっていうのを広げるプラクティスというんですかね。
そういったこともこの本には書かれています。
出発点がまずこの状態を知るというところだったりします。
ちなみにレジリエンスゾーンと書かれているのが個人的には面白いなと思っていて、
例えば他のチームだったり、
人の成長に関して書かれている本だと、
例えばコンフォートゾーンとかあったりすると思うんですが、
ただその人の成長に関してはコンフォートゾーンってあまり良くないですよねっていうのが、
ある程度一般的な認識にもなってきていて、
このセルフマネジメントの本で書かれているのは少し観点が違うんですけれども、
そのコンフォートっていうよりもちょっと適度なチャレンジが断続的にあるような、
一定の刺激もありつつ、ただその刺激がずっと続くわけでもなくて、
適度な休みだったりリフレッシュみたいなのも断続的にあって、
ちょうどいいバランスっていうのが存在しているのがレジリエンスゾーンという感じですね。
なのでコンフォートゾーンというのとはだいぶ違う感じです。
そんなような定義があって、
どういうふうに自分の状態を知るのかっていうところでは、
いろいろな話が書いてあるんですけれども、
結構この本で強調されているのが自分自身のことなので、
それを自分でどう知るかなんですが、
自分の状態を知るヒントとして、
ストレスの度合いというか、
自分の体がどう反応しているのかみたいなものをヒントに、
自分の状態を知りましょうというようなことが書いてあったりします。
これって私としては結構、なるほどなと思うところがあって、
ストレスってよく、
すごく悪者扱いされがちな概念というか、
現象というふうに考えられていることが多いと思うんですけれども、
客観的に言うと、
人間の体の中で生じている現象の一つであって、
かつ、人類が進化の過程で、
人類だけじゃないかもしれないですね。
生物の進化の過程で獲得してきた現象の一つ、
みたいな言い方もあるわけですよね。
なので、何か生存していくために必要があって起きている現象だというふうにも言うことができて、
じゃあその現象みたいなのをうまく使う方法が、
現代の我々にとってもあるんじゃないかというふうにポジティブに捉えることができると思っています。
この本の中では、やっぱりストレスっていうのが体から生じる現象であって、
それをヒントに、例えばその過度にストレスがある状態っていうのは明らかにレッドゾーン、
レジリエンスゾーンから上に飛び出たような状態にいるということでも客観的にはあるので、
それをよりどのようにコントロールというか落ち着けていくのかというふうに客観的に知る手がかりにもなりますし、
それ以外でも、ストレスって一言で言うとものすごく簡単な数値で測れるようなふうに今私話しちゃってますけど、
そういう簡単なものでもないと思うので、いろいろな手段で自分がストレス下にあるということを認知することが大事なのかなと思っています。
この本、このセルフマネジメントの本に書かれているいくつかのプラクティスがあるんですけれども、
例えばグラウンディングとかリソーシングっていうようなプラクティスが書かれています。
グラウンディングっていうのはどっちかっていうと、レッドゾーンにいるような状態からレジリエンスゾーンに自分を戻すときの、
ある種の瞑想とまではいかないんですけれども、心を落ち着けるためのプラクティスで、
単純に椅子に座ってこういうことを考えてしばらくじっとしましょうみたいな感じなので、全然難しいことでも何でもないんですけれども、
そういったことをやることによって、自分がどの程度レッドゾーンにいるのか、
もしくはレッドゾーンから落ち着けるみたいなことを意図的にやるといったような感じだったりします。
リソーシングっていうところは、グラウンディングとは別に、
自分が本来ありたい姿だとか、自分がより良い状態にあるときに、
どんなことをする人であるのかとか、そういうのを思い出すきっかけだったりだとか、
そういうリソースなので、材料みたいな感じなんだけれども、
具体的にはここは、例えばその人にとって大事な家族だったりベッドだったりだとか、
そういう自分自身のありたい姿を思い出すきっかけみたいなものをちゃんと集めておいて、
カードに書いて、自分がレッドゾーンとかブラックゾーンにいるときに、
そのカードを見て、自分ってこういうふうだったんだよなっていうのを思い出すきっかけにしましょうみたいなやつだったりします。
例えば僕だったら、ギフの家にいる犬だとかが自分を元気づけてくれるパートナーだったりするので、
犬の名前とかをリソースの一部として認識していたりだとか、
それ以外にもいくつか、自分が調子がいいときにこんなことができるんだよねっていうような、
例えば座禅をしたり私はするんですけども、座禅ができるとか、
そういうものをリソースとして認識していたりします。
そんなようなプラクティスというか、何ですかね、道具というかいうものが紹介されていたりします。
あと最後に、そういった一連のアクティビティを通して自分の状態を知った上で、
よりレジリエンスの状態に居続けたりだとか、
セルフマネジメントのツール
その瞬間瞬間でのレッドゾーンなのか、レジリエンスゾーンなのかみたいな話とは別に、
ある程度時間軸を取った中で、過去、現在、未来みたいな中で、
より未来に自分がありたい状態になるためには、
過去の時点のどんなアクションを改善すべきなのかとか、
そういったところをワークシートみたいなものを通して、きちんと探り当てていって、
より良い結果にたどり着くには本当はどうしたらよかったのかとか、
そういった振り返り的なことをやるツールっていうのも用意されていて、
それがこの本ではIRマップ、インテンションリザルトマップの略なんですけれども、
というものが用意されていたりします。
という感じで、ぜひ興味を持った方はこの本を買って読んでみていただけたらと思っていますし、
この著者のジェレミー・ハンターさんだったり、
翻訳していらっしゃる稲垣さんという方がジェレミーさんと一緒にワークショップとかを開催されていたりするので、
そちらの方も気になる方はチェックしてみるといいんではないのかなと思っています。
実は私も一度トライアルで開催されたジェレミーさんのワークショップに参加したことがあって、
オンラインで開催されたものだったんですけれども、
すごく穏やかな時間というか、
自分自身のいろいろなことに気づかされるようなワークショップだったりしたので、とても良い体験でした。
お勧めします。
座禅と脳
そういったセルフマネジメントというものがありつつ、
私自身どんなことをやっているのというところを、
今日話してみたいなと思っていまして、
特に自分自身の状態に気づくだったりだとか、
よりレジリエンスゾーンに戻っていったりだとか、
レジリエンスゾーンの中で居続けるだとかというときに、
それを最初から狙ってやっていたわけではないんですけれども、
そこに関連するようなことかなと思っていくつかお話します。
まず最初に挙げたいのが、意外と私座禅というものをやっていたりします。
聞いてくださっている皆さんの中にも、
座禅のプロのような方がもしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、
私もあるときからやってみようと思って始めて、
たまに今でもやっていたりします。
何ですかね、
まず座禅、私がやっている座禅って、
あくまで素人がやっている程度の座禅ではあるんですが、
私的には意外と瞑想状態みたいなところに入れているのかなという感覚は持っていて、
その瞑想状態みたいなものが、結構自分自身の脳の中を掃除してくれるというか、
すごく座禅をした後に、
特に脳ですね、頭がすっきりした状態になるっていう体験を何度もしているので、
すごく大事だったり、
何ですかね、一定程度はできているのかなと思っています。
ちなみに私がやっている座禅がどんなものかっていうと、
ものすごく簡単に言うと、
呼吸に意識を集中しなさいっていうタイプの座禅です。
呼吸といってもあれですね、鼻で呼吸をするんですけれども、
鼻の穴から空気が入って出てみたいな、
本当にその動きですね、それに意識を集中し続けるっていうようなタイプのものです。
ただこれ慣れてない時にはすごく難しかったりするんですよね。
これも本当に皆さん自身の脳の中の動きをどういうふうに感じられているのかって全く私はわからないんですけれども、
脳科学者とかでもないですし、
ただ私が自分の脳の中で起こっていることがこんな感じっていうのをお話しすると、
座禅しようと思って呼吸に意識を集中しようとしても、
脳の中というんですかね、
自分が意図しないような領域で、
無数の雑多な思考というかランダムなイメージみたいなものが、
常にものすごい勢いでバーッと流れてるんですよね。
それは明確に認識できるものではないんですけれども、
何かそういうものがあるように感じていて、
座禅しようとして呼吸に意識を向けるんですけれども、
数秒鼻の呼吸に意識を集中したとしても、
ふとした瞬間に頭の中で流れている何かよくわからない適当な何かに急に意識を持っていかれてというか、
何にもそれは意図的ではないんですけれども、
ちょっとした何かが急に脳の中でスタートするんですよね。
何らかの映像だったり音楽だったり何かが。
これは本当にいろんなパターンがあります。
音楽の場合もあれば、映像の場合もあれば、文字みたいなものの場合もあるんですけれども、
組み合わせもあります。
何かが突然始まって、
それが集中しちゃうわけじゃないんですけれども、
その考えというかストーリーというか、その展開にしばらく持っていかれちゃうんですよね。
ただ座禅をしていると、持っていかれちゃったみたいなふうに気づくことが何度もやっているとできて、
気づいたときに持っていかれているストーリーみたいなものって、
僕の感覚では脳がそれを楽しんでいるんですけれども、
その楽しんでいるのを中断させて、また呼吸に意識を戻すということをするんですよ。
これは結構大変なんですけれども。
それを何度も何度もやっているうちに、
だんだんと自分の意識がよくわからない流れているものに引っ張られていくということが減っていったりだとかして、
呼吸だけにずっと集中してい続けられるみたいな感じになったりします。
それと同時に座禅するときって体をほぼ動かさないような状態で、
ずっと止まっているような状態で呼吸だけしているっていうような感じでやるんですけれども、
それを、たとえばいい感じでできると30分以上とか40分とかできるときがあるんですけれども、
それくらいやるとちゃんと瞑想できたなっていう感じになるんですよ。
その瞑想できたなっていう感じのときは、皮膚の神経というか、
これちょっと表現がなかなか難しいんですけれども、
これ聞いてる方には広角軌道帯をよくご存知の方もいらっしゃると思うんですが、
広角軌道帯の草薙素子があるストーリーで、何らかの組織の犯罪を操作するときに、
潜入操作みたいなのをするときに、何だったかな、セリフを正確に覚えてないんですけど、
感覚器官をオフにしますみたいな、そういうことを言ってスタートするみたいなところがあったんですよね。
この瞑想ができた状態ってそれに近いのかなみたいなところがあって、
皮膚の表面の感覚みたいなやつが脳と切り離されているかのような状態に一瞬なってる気がするんですよ。
自分の心なのか脳なのか、ただ呼吸をして存在している、
体の口なのか喉ぐらいの位置にある、よくわからないものと、
それから自分の体の存在みたいなのがちょっと別物のように感じられるっていうか、
そういう感じに最終的にはなって、それが気持ちいいみたいな感じなんですけれども。
そういうところまで行ったりします。
これが一応私が素人なりにやってる座禅だったりして、
これはこれで結構いい集中力のトレーニングだったりもするのかなと思うので、
プログラマーと集中力
セルフマネジメントとはちょっとそれますけれども、興味のある方はこういうのもやってみてもいいんじゃないかとは思っています。
で、セルフマネジメントに話を戻すとですね、
この座禅をやってるっていうふうに話しておりますけれども、
ただこれいつもいい感じで座禅ができるわけではないんですよ。
これ素人だからっていうところがあるかもしれませんが、
私の経験的にレッドゾーンみたいな、
自分自身がものすごくストレスを感じているような状態、
そういう時に本当は座禅をして落ち着きたいなって思うんですけれども、
ほとんどの場合うまくできないんですよね。
もう呼吸に集中しようとしてももう簡単に意識が反れてしまって戻れなかったりだとか、
もうなんなら仕事のことをすぐ思い出してしまって、もうなんか座禅どころじゃなくなるというか、
いう感じになったりするので、
座禅ができるかどうかっていうのは結構私にとっては、
今自分がどの状態にあるのかっていうのを知るシグナルの一つになっています。
これは別に万人にとって座禅がベストだっていうことを言いたいわけじゃなくて、
いろんな日々の習慣だったりだとか、他のリラックスする何かだったりだとかを使って、
ご自身の状態を知るっていうことはいくらでもあると思うので、
そういう道具を今回の本で言えばリソースですね、として認識しておくと、
一つ自分自身を築くっていうような使い方もできるのかなと思っています。
ちなみに最初にお話したように、
私は自分の脳をコントロールするみたいな中二病的な思想があったので、
こういうところには興味があって、いろんなことを試しておりまして、
座禅はその一つでもあったんですが、それとは別にもう一つ今日紹介したいエピソードがあって、
それが何かというと、プログラマーの方、ソフトウェアエンジニアの方って、
他の仕事でも一緒かもしれないんですが、脳を結構使うよねというか、
集中力が結構必要だよねっていうのが一般的な見られ方だったり、
実際必要だなって思っていらっしゃる方も多いかなと思います。
これいつぐらいかな、20年ではないですけど、2000年半ばぐらいですかね。
多分今かなり有名になった、当時も有名だったんですが、
天才プログラマーののぼりだいゆうさんという方、ご存知の方も多いと思うんですが、
彼が書いたブログですかね、何ていうタイトルだったかな。
論理的思考の放棄の具体的方法っていうタイトルの記事がありまして、
ここに彼自身のゾーンに入るためのプラクティスみたいな話が書いてあるんですよ。
これググって読んでみてほしいんですけれども、
脳の中、頭の中で鉄球とか磁石を並べて、
セルフマネジメントのトレーニング
その鉄球が静止するような状態をイメージし続けるみたいな感じのことが書かれていて、
これ見た時にめちゃくちゃ面白いと思って、
結構このやり方っていうのをトライしていたことがあります。
ただですね、僕的にはこれは結構難しいなというふうに感じていました。
鉄球とか磁石とか、何ですかね、
頭の中にある画像的記憶を読み出すっていうだけであれば、
別にのぼりさんの記事に書いてある絵を思い出すだけであれば、
それは簡単なんですけれども、ここで書かれているのってそういうことではなくて、
目をつむった時に目の前にできるグレーというか、
まだらな空間に鉄球と磁石っていうのを上手く登場させて、
それを上手く整列させるんですよね。
鉄球がちゃんと真ん中で静止している状態っていうのをイメージし続けるっていうことだと僕は解釈しているんですけれども、
これがなかなかできない。
僕のイメージする鉄球は大きさがブワブワブワブワ震えちゃったりだとか、
位置が真ん中に固定されなくて、
目をつぶっていても目玉自体ってちょっとずつ動くじゃないですか。
その目玉の動きに伴って鉄球の位置もちょっとずつ動いちゃったりだとか、
そういうことが起こるんですよね、僕の中では。
皆さんどうかわかんないですけど。
でもこれをやっていると、確かにこの行為自体にものすごく集中力を使うし、
他のことを考えられないので、
確かに徐々に脳が研ぎ澄まされていくというか、
他は何も考えていない状態になっていくだと。
ゾーンに入る準備みたいなのができるなという感覚は持ちました。
ただこのイメージ自体はすごく僕には難しかったというのがあるので、
興味が持たれた方はこのイメージをするトレーニングをやってみていただきたいなと思っています。
それ以外にも自分自身の状態を気づいたり、
より集中するみたいなことを通して、
集中できたかできなかったかっていうのがある種のサインだったりもするので、
そういった方向でいくつか他にもプラクティスがあると思うので、
そういったものを取り入れてみてもいいんじゃないのかなと思っています。
マネージャーの成長と組織への影響
今日、いろんなエピソードをお話ししたんですけれども、
何が言いたいかというと、特にマネージャーの皆さん向けに、
ドラッガーさんも言っているとおり、
組織とかチームとかそういったものをマネージするのであれば、
まず自分をマネージせよと言うのはその通りではあると思いますし、
何て言うんですかね、得てしてマネージャーの方ってチームとか会社とか、
そういう自分以外のものに尽くしすぎてしまうことがあるんじゃないのかなと思うんですよね。
なんなら自分のことは棚にあげてしまって、
自分はどんだけストレスが溜まっても、
とにかくチームや会社のために仕事をするみたいな、
そういうのを暗黙的に求められているように感じて仕事されている方も多いんじゃないかなと思うんですが、
やっぱりそれってちょっと違うかなと思うんですよね。
マネージャーの方自身が健康的だったりだとか、
すごく未来に対してその人自身の成長だったり夢みたいなものを叶えているような状態、
それに近づいているような状態っていうのを持って、
そういったマネージャー自身がとても輝いているような状態を持って、
他のチームメンバーだとか組織とか、
そういうところにも良い影響を与えていくっていうのが良いループかなと思っているので、
自分を変に棚にあげちゃったりだとか、
自分のことは後でいいみたいなふうにせずに、
できれば自分のことのためにもしっかり時間をとって、
こういったセルフマネジメントのプラクティスだとか、
簡単な振り返りでもいいかもしれませんよね。
そういうことを意図的にやっていただくことで、
結果的に良いマネージメントっていうのにつながるんじゃないのかなというふうにも思って、
今日はこの話をしました。
というわけで、今日はセルフマネジメントに絡めて、
本の紹介と何らかの私が考えたり、
普段やっていることみたいな、ちょっと恥ずかしい部分もあったんですけれども、
皆さんに紹介してみました。
こんな感じのエピソード、まだ他にもいろいろ引き出しがありますので、
また今後の機会で話していきたいなと思っています。
さて、この番組では感想や質問、リクエストなどお待ちしております。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
TwitterではハッシュタグEM問題集をつけてツイートしてください。
EMはアルファベット、問題集は漢字でお願いします。
そしてAppleポートキャストやSpotifyのポートキャストではレビューもできますので、
こちらにも感想を書いてもらえると嬉しいです。
お相手は株式会社カブクスタイル、COO兼CTOの後藤秀典でした。