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2022-01-03 10:21

今日の10分de1テーマ「落合監督とビスマルクの理解されなさ」について

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本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください

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昨日の続きです。
オチアリとビスマルクが似ているって話だったんですけど、
人と人より見えているレイヤーが深くて多いって言うんですかね。
かつ、シンプルなんですよね。
ビスマルクとかだったら、当時オスマントルコが衰退していたので、
ロシアは南下したいからオスマントルコの領土欲しいと思ってるし、
オーストリアは行き先がオスマントルコしかない。
西側行ってもドイツとか北はロシアとか強い国しかいないから、
オーストリアの領土を広げるにはオスマントルコを取るしかない。
イギリスは石油を確保したいからオスマントルコ欲しいって言って、
フランスも欲しいみたいな。
全員が弱ったオスマントルコをバラバラにして取りたい。
どんだけどこが取るかって言うので、
めちゃくちゃそこに戦争の危機があったわけですよね。
そこで領土を取り合おうとすると戦争が起こる。
第一次世界大戦はヴィスマルカが死んだ後に取り合う形になったことが原因で戦争が起こるんですけど、
ヴィスマルカがそこにスッと現れて、
全員欲しいですよね。
オスマントルコの領土欲しいですよね。
僕は全くいりません。
ドイツは全く拡大したいと思っていないので全くいりません。
僕はオスマントルコの各国とは親しいので仲介しますよ。
僕はいらないのでみなさんも取らないでおきましょうみたいな感じですね。
取ろうとすると喧嘩になって戦争になるから、
ドイツは取らないからみんなも取らないでおこうね。
でもその代わりにこの利権あげますよ、この利権あげますよとか言ってる間にですね、
気がついたら誰もオスマントルコを取れないし、
ドイツ以外の国が戦争にならないレベルで仲悪くなってる。
だからドイツを囲む形で、
例えばロシアフランスとかが同盟結ぶとか、
そういう危機的な状況にならずにですね、
バランスがずっと調整され続けるっていうのが、
ヴィスマルクがずっと気づいてたそのヴィスマルク体制っていうのがあるんですけど、
そのやり口って言うんですかね、
なんでそこまでですね、利害調整、みんなの気持ちが分かってですね、
なんか目の前の餌をパッて捕まされていったら、
ヴィスマルク言ってること得だって言ってる間にですね、
03:01
ヴィスマルクの思った通りにはめられてるのかっていうのがですね、
すごいどこまで人間のこと分かってたらそんなことできるんだろうって思うんですけど、
それがですね、お茶屋も似てるんですよね、
すごい面白かったのが、
例えばですけど、当時の中日って言ったら、
荒木茨っていうですね、ものすごい二優感ですね、
二類とショートのですね、超名選手がいて、
二人ともゴールデングローブ賞取っちゃうみたいな、
超鉄壁の二優感がいたんですけど、
それをですね、お茶屋は何の説明もせずにですね、
突然交代させるんですよね、交代だから、
荒木がセカンドだったのにショートに行って、
で、茨がショートだったのにセカンドに行くっていうんで、
何の説明もせずに帰ると、
で、荒木の方はですね、肩を痛めてたんで、
セカンドだったら球取るんですけど、ショートだとすごい辛いわけですよね、
肩も痛くて辛いし、
だからそれでエラーを連発するんですよね、
一塁投げた時に早球ミスみたいな、肩が弱いから、
でですね、ものすごい名手だったのに、
ずっとゴールデングローブ賞だったのに、
コンバートされた年に初めてエラーがものすごい数を記録したと、
当然ゴールデングローブ賞も取れないと、
でですね、みんながコンバートに反対するわけですよね、
なんですけど、お茶屋は全く意味を返さないんですよね、
意味を返さず、でもものすごいエラー数が出ると、
なんだけど、試合は勝つんですよね、
で、なんで変えたのかは全く説明しない、
今もですね、お茶屋はその年でその監督を、
中日の監督を退任することになったんで、
退任した時に、今だったら言ってくれるんじゃないかと思って、
その荒木が聞くわけですよね、
なんで僕とその糸田ポジションを交代したんですかって聞いたら、
そしたら、お前はまだ動けるだろうと、
足が速いと、足が速くて動けるだろうと、
で、糸田の方はそうじゃないと、
だからショートの抜ける球っていうのがどんどん多くなっていったんだと、
だけどお前それに追いついてると、
で、勝つために入れ替えて、
追いつけるお前に入れ替えたんだみたいなことをですね、
今よりもはるかに言葉少なくボソッと言うだけなんですよね、
で、そうかと、だからエラーが多いのに、
荒木が今までの糸田だったら追いつけなかった球に追いついているから、
そもそもそれはですね、もう記録されないわけですよね、
06:03
ファインプレーとかというと記録されるわけではないので、
今までだったら追いつかなかったものが追いつけているということが、
チームの勝利に結びついていると、
なんだけど、表面的にはですね、
エラーというわかりやすいマイナスの数字が出てるんですよね、
なんだけど、だからこんなエラー出てるじゃないか、
あのゴルデングローブショーの選手に早く早く元に戻せとか
すげえ言われるんですけど、
全くそこに動じないんですよね、
いや、勝つためにはこれでしょうみたいな、
でも言っても分かんねえだろうなって感じなんですよね、
どうせ言っても分かんねえから説明はいいや、みたいな感じですね、
この言っても分からない落ち合いの見えてるものがですね、
多くて深いので、
言っても分からないってちょっと諦めみたいなのがあるんですよね、
それはですね、ビスマルクも同じで、
ビスマルクもですね、
ビスマルクは結構頑張って説明してたんですけど、
結果が出ると誰も周りが理解できないんですよね、
ビスマルクはあまりにも中長期的な視点に立って行動してるので、
なのでですね、
あの国とあの国とこうやって同盟結んでみたいなことを
やったりとかしてるんですけど、
それ一つ一つ見てたら、
なんかちょっとこれおかしくないみたいな、
このAと国とBと国と同盟してるんだけど、
AとB仲悪いよね、
これどっちか切ったほうがいいんじゃないの?みたいなですね、
それぞれの同盟は矛盾してたりするんですよ、
だからそれをですね、
何も分かってない人間が見ると、
これちょっと綺麗に揃えたくなるわけですよね、
でも綺麗に揃えたらどっちかの味方になっちゃうから、
戦争の危険性が高まるんですよね、
ですけど、
そういうですね、矛盾とかもですね、
いっぱい作りながらですね、
やってることがいろいろ矛盾してるぞ、
とかいう風に見えるんだけど、
深いところ、長いスパンで見るとですね、
一貫してるんですよね、
ドイツが戦争に巻き込まれないように、
ヨーロッパで戦争が起こらないように、
にずっと調整していると、
でですね、そのために必要になったのは、
そのドイツがですね、
すごいね、この帝国主義でみんな領土欲しい、
領土欲しい、植民地欲しいってですね、
わーわーやってる中でですね、
ドイツだけは拡大主義を取らないと、
ドイツが拡大主義に入った瞬間に、
もうその西洋列強がみんなピシャーンって、
あのめちゃくちゃ国力上がってるドイツが、
ついに海上派遣を取りに来たぞ、
みたいな感じでピシャーンって緊張してですね、
一気に全員で叩きに来ると、
だから拡大はしないっていうのをですね、
言ってるんですけど、
やっぱりビスマルクは死んだ後はですね、
09:01
その皇帝、ビルフェルム2世という皇帝もそうだし、
国民もですね、すごい拡大を望んでですね、
僕も取ってるのに俺らも取らないと、とかね、
なんだこの同盟、なんかビスマルクが、
なんかよくわかんないけど結んでたけど、
矛盾してるよな、片方にしようとかですね、
やってる間にですね、
まさに危惧してた通りのですね、
ドイツとそれ以外みたいな、
もうヨーロッパは寄ってたかって、
ドイツ防防戦争みたいなね、
第一次世界大戦になっちゃうわけですよね、
なんでしょうね、そこの深いとこが見えてるけどですね、
お茶屋は説明諦めてるし、
もう分かる時に、
どうやっても分かんないとこもあるんだよ、
みたいな感じですね、
説明諦めてるし、説明しても理解されない、
ビスマルクもそうだしっていうのでですね、
なんかこの人に見えてないところまで見えちゃってる人の、
理解されなさっていうんですかね、
っていうのもなんか共通してるなと思うと
面白いなと思いましたね、
というような感じでまた10分経ったんで、
続きは明日話します、よろしくお願いします。
10:21

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