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はい、というわけで始まりました。
本日はですね、
「安楽死を遂げるまで」という本を読んで、
それね、タイトルの通り、
安楽死、世界各国で
安楽死を認めている国、
いくつかありますけど、
それのですね、
ドキュメンタリーというか、
ルポですね、の本を読んだんですね。
世界中回ってですね、
それがどういう風な制度で
運用されているのかとか、
どんな議論があったのかとか、
どんな団体があって、
安楽死を望む人とかは
どんな人なのかというのを
インタビューしていっている、
というような本だったんですけど、
内容は内容で、まあまあ、
面白かったんですけど、
それをですね、
世界でどういう風に議論されて、
運用されているかという部分のですね、
話と比較して、
日本ではこんな感じです、
というのを見た時にですね、
すごく、
すごい日本っぽい!
と思ったんで、
安楽死を云々というよりはですね、
日本っぽいなぁと思った話を
ちょっとしたいと思ったんですけど、
えーとですね、
本当にいろんな国、
オランダ、スイス、
ベルギー、
アメリカの一部の州とかで、
世界ではその安楽死が
認められていると、
いろんなパターンがあってですね、
積極的安楽死というのも、
お医者さんがですね、
眠らせて禁止患者を打つみたいな、
のもあれば、
自殺放除という、
自分の選択として
死にますというので、
そのための薬を出したりとか、
あとその薬を打つ準備はして、
スイッチは患者さんに
説明した上で患者さんが
自分でスイッチを入れるとか、
みたいな感じでですね、
まあ結構いろんなグラデーションがあるんですけど、
その2つ濃いのの下にですね、
積極的安楽死という、
延命治療の
中止みたいなやつですね、
これは日本でも、
場合によっては認められている
みたいな感じなんですけど、
えーとですね、
なんかその、
一番進んでいるという意味で言うと、
オランダなんですよね、
オランダは何でかというと、
一つは結構宗教色が薄いっていう、
カトリックだったりとか、
プロテスタントの一部の人とかだと、
やっぱりその安楽死って、
自殺っていうのを想起する部分もあるので、
どうだみたいなこととかが
あったりするわけですけど、
オランダは割と宗教色が薄いと、
で、なので積極的安楽死も
認められていて、
で、認められていますと、
で、だいたいどの国も
制度ができてきた過程で、
あの、
なんか事件があるんですよね、だいたい。
ものすごくですね、
薪がんで苦しいみたいな患者さんとか、
遺族とかがですね、
お医者さんに頼むから早く楽にさせてあげてください
ってお願いされて、
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で、えっともう、
これはもういたしかたなしって言って、
自分で薬を打ちました。
でもそれに当たる法律が当時はないので、
これは殺人なのか?みたいな
ちょっと騒がれたりして、
裁判になったりとかすることがきっかけで、
制度ができていくっていうのは、
割とどこの国もそうだったんですよね。
でですね、
そういうことが起こった時に、
割とこう、議論が
パンパンと進んでいくのが
オランダだったというか、
一つはその宗教職が薄い
ってこととですね、
あとはその、
すごく個人主義的であると、
そのですね、
例えばその、
お医者さんに早く楽にしてください、
殺してください、
死なせてくださいと
本人が言ってても、
例えば家族とかがですね、
お医者さんに
そんなことしないでって言ったらですね、
ちょっと日本とかだったら、
ちょっと迷いますよね。
迷うというか、
それやっちゃダメなのかな、
って思ったりしますけど、
個人主義的な、
ヨーロッパ全体そうだと思いますけど、
個人主義的なところが大きいので、
それはその、
もう本人の意思を尊重してあげようよとか、
それをですね、
自分のエゴでしょ、
みたいな部分があったりとかして、
そういう意味でも割とですね、
じゃあそれは
個人の意思を尊重しよう
っていうのもあって、
楽視の方、議論ってのは
進みやすかったと。
あとですね、
何か問題が起こったときに、
その問題について
話し合う、
寛容で直接、
直載な国民性みたいなのがある
っていう風に、
その本には書かれていて、
その本を書いたのは、ヨーロッパ人に
何十年って住んでいる日本人の人なんですけど、
オランダ人ってそういうとこあるんですよね、
みたいな感じで、
国民性として書かれてたんですよね。
だからですね、
いろんなことがですね、
そういう問題が起こったときに、
割とですね、いろんな意見を
フラットに多分話せて、
なのでこういうですね、
際どいことですよね、
人の生き死にに関わっている、
何だろう、運用一歩間違えたらですね、
殺人っぽくもなり得るしとか、
感じ方も人それぞれ
違うしみたいな、
ことですごく際どい
部分の話でも、
ちゃんと話して、
制度化されている、
っていうのが、
オランダの国民性によるところなんじゃないかと。
で、
という本には書いてあって、
実際ですね、オランダってね、
売春もオッケーだし、
大麻もオッケーであると。
僕個人的にはですね、
大麻とか売春とかですね、
あと、
安楽死、
ちょっと微妙なところですけど、
とかも、
個人的にはもう本当に、
禁じてるよりは、
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解禁した方が、
なんていうのかな、
駅が多いと思ってるんですけど、
で、
なんだけど、
例えば僕がですね、
公の場で、
大麻とかも解禁してもいいんじゃないですかね、
とか言ったらですね、
もうとんでもない騒ぎになると思うんですよね。
私テレビとかでそういうこと言ったらですね、
もう袋叩きに会うと思うんですよ。
で、袋叩きに会うのが怖いから、
そういう議論、
議題に挙げられないっていうのが、
多分、
結構日本的なんだろうと思うんですけど、
多分オランダとかだと、
それを考えるとフラットに話せる。
ああ、そうかそうか、
君もそう思うんだ、みたいな国民性がどうもある、
というふうには本には書いてあったんですよね。
でですね、一方、
国によってね、
オランダが一番進んでますっていう中でですね、
まあ、中ぐらいに進んでますみたいな、
国がそれぞれ紹介されるんですけど、
その中でですね、
じゃあ日本どうだって、最後日本になったら、
結構やっぱり、
衝撃的に進んでないんですよね。
進んでないっていうのは、
安楽死っていう制度が、
積極的であればあるほどいいってわけでもない、
ないと思うんですけど、
そういう意味では進んでないじゃなくて、
議論が進んでないんですよね。
で、
それはその、
どういう感じかというとですね、
いくつか、
安楽死関係のですね、
事件ってやっぱり日本でも起きてるんですけど、
どういうことになったかというとですね、
例えば、
そのすごい末期的な状態でですね、
意識も失っていて、
で、
そんな中ですね、
もう遺族が頼む先生、本当に楽にさせてあげてください、
って言って、
もう2週間懇願されてですね、
で、当時まだ若い医師だった人がですね、
ある日折れる形で、
そういう薬を投与して、
死にましたと。
そしたらそのことがですね、
病院から内部リークみたいなのが、
マスコミにあって、
殺人医師みたいな感じで、
すごく事件に取り上げられると。
で、そのまま殺人罪で起訴されて、
されるんですけど、
今度はですね、
家族の証言ですね、
つまり家族にお願いされたから、
やったっていうような話をですね、
その医師がすると、
家族はですね、
今はこれ殺人罪として起訴されてるんで、
殺人を、
えー、
確かにあの先生にお願いしたんです、
楽にしてほしいって思ってって言ったら、
殺人凶殺になっちゃうんですよね。
殺人を依頼してることになっちゃうんで、
あの、
いや私そんなこと言ってませんって言って、
そこで手のひらを返されちゃうんですよね、裁判で。
で、これ取り上げられていた3事件がですね、
どれもそうで、
全部家族が
すごく懇願してですね、
医師がしょうがないってやったりとかしてるんですけど、
全部ですね、
裁判になると家族はみんな、
殺人凶殺を恐れて、
おそらく多分弁護士とかが相談するんでしょうね。
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恐れて、
手のひら返しちゃうんですよね。
いやそんなこと言ってないです、
っていうかその場にいなかったですみたいな感じになったりとかして、
で、
それをですね、
もう本当に必要だとか、
お願いされてとか、
えー、
中でですね、
例えばですけど、
えー、
で、
でもそのなんて言うんですかね、
延命、
延命をするということの中止、
まあ延命中止ですよね、
それはまあ認められているので、
それは遺族のですね、
了解もあって延命中止っていうので、
その機関を、
機関に管を刺してたんですけど、
その管を抜いたところですね、
その管を抜いたことがきっかけで、
あの、
ものすごい苦しみ始めて、
そして全身痙攣を起こして、
なんかドタンバタン、ドタンバタンなって、
わーっつって暴れると、
で、鎮静するために、
まあもうその無意識に暴れていくわけですね、
体が動き出して、
鎮静させるために、
そのモルヒネとかを打つんですけど、
収まらない、
ってなって、
で家族はもうみんな泣き叫びながら絶叫していると、
その今はぬきょはのですね、
その家族の恐ろしい姿を見て、
で、そこでとっさに、
禁止犯罪持ってこいって言って、
禁止犯罪を打った、
みたいなことがあったんですよね、
でそれ殺人罪で起訴されてるんですよね、
それでなんかすごいですよね、
まああと本当に、
そのですね、延命治療を
終わらせた時点でですね、
あと多分十数分とかで亡くなると、
でそれはですね、もうしょうがないことで、
法的にも認められていて、
で家族も
お願いしていると、
なんだけどその時に
あまりに恐ろしく苦しい事態っていうのはあって、
家族も泣き叫んでいるから、
えーとっさにですね、
そういう判断でやったと、
でやったらそれは殺人であると、
で起訴されると、
ものすごくですね、
大々的に報道されてですね、
社会的地位もすごく失ったりとかして、
みたいな感じなんですよね、
でですね、
それはその病院の中で行われたりするんですけど、
でですね、
その一人の医師のその行動をですね、
まあ病院もやっぱり擁護しないんですよね、
あの本当にこう、
あの、
現場の判断で勝手にやったことで、
みたいな感じになっちゃって、
結局その本人だけが
罷免されるみたいな感じなんですよ、
これすごい
日本っぽいですよね、
この、
なんかここのですね、
なんていうかあの、
えー、
個人がこう切り捨てられる感じとか、
なんかそういうのはすごく日本っぽいなと
思うんですけど、
まあもちろんね、個人切り捨てられることは
世界中あると思うんですけど、
なんかこの現象の日本っぽさって
なんだろうと思ったんですけど、
えー、
なんていうのかな、
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みんなが
コンセンサスを持っていること、
みんながまあこういうことですよね、
これがまあ普通ですよね、
っていうコンセンサスを持っていること、
っていうのを、
えー、
頑張ってみんな守っていると、
で、それをですね、
はみ出した人は、
めちゃくちゃ攻撃してもいい、
し、
攻撃されるので、
えー、
そういう意味でもはみ出さないように頑張っている、
そして、
えー、こういうですね、
人の生き死にに関わることとか、
あとはですね、
えー、
対魔みたいなですね、
ちょっとその、
えー、
今まで不道徳的なこととされていたが、
えー、
いることみたいな、
そういうことについて、
本質的な議論をしようとしていたら、
もちろん、
えー、
それもありと考えると、
どういう社会なんだろうとか、
まあその、
えー、
もしくは、
生き死にもそうですよね、
なるべく生きていったほうがいいよね、
っていうね、
死を早めるのは、
世のことは良くないよねっていう、
道徳的観念みたいなのがあって、
で、そういうののですね、
本質的な議論をしようとするときに、
いや、でも、こういう場面だったら、
早く死ぬということもありなんじゃないかとか、
そういう場面だと、こういうことを考えると、
実は、倍春ってのもありなんじゃないか、
対魔ってのもありなんじゃないか、
言った瞬間に、
みんなが頑張って守っている、
コンセンサスをですね、
外れた人になってしまうので、
何を言ってるんだ!
って言っても、矢のようなですね、
あれは攻撃していいぞ!ってなって、
わーって矢の矢の攻撃が来ると、
そういう攻撃が来ることを
分かっているので、みんな、
じっとそのコンセンサスの中にですね、
留まっている、怖くて、
それから先に行けない、
っていうような感じ、
なんだな、と思ったんですよね。
それがすごい日本っぽいな、
と思っててですね。
この安楽死のですね、議論の進まなさ、
みたいな、
進めようとすると、
もう、集中砲火を浴びる、
っていうようなですね。
えー、この、
あの、感じがですね、
すげー日本っぽいな、
という風に思いましたね。
まあ、もう、ね、
良し悪しあるんでしょうけど、
ねー、まあ、
嫌なもんですよね、それはね。
なんかですね、まあるですね、
あの、偉い人の会議とかにですね、
出席したことあるんですけど、
これですね、
本質的なことを言うとですね、
やっぱり、どういう隙を
見せてしまうのか、他の、
例えば役員とかに対して、
っていうようなことがあるんで、
誰も本質的なことを言えないんですよね。
だからですね、シャンシャンシャン、
みたいな、まあまあまあ、
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という感じで進むんですけど、
まあですね、えー、
そんな感じだなー、という風に思いました。
はい、というわけで、本日は以上です。
ありがとうございました。