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2018-05-24 14:34

294 ゲストはVoicy代表の緒方さん(@ogatakentaro)、Voicy立ち上げの裏話を聞いた

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緒方さんをお招きしてVoicyの成り立ちについてお聞きしました。

Voicy
https://voicy.jp/

論語と算盤と私とボイシー
https://voicy.jp/channel/621

はあちゅうのラジオごっこ
https://voicy.jp/channel/583

にぼしとアンチョビ
https://voicy.jp/channel/601

イグ・ノーベル賞に日本人 おしゃべり妨害装置
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2…8_R20C12A9000000/

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00:00
今日のゲストが来ておりまして、久々のゲストですね。
久々のゲストです。
ボイシーっていう
有名な
音声メディア、音声配信アプリのボイシーがやってらっしゃる尾形さん。
尾形さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
なんかマイクの前にそもそもいて喋らないんで、ボイシーってこう
スマホですもんね。
スマホなんですよね。めっちゃテンション上がりますね。
これは逆に。
分かります。雰囲気がやっぱり出るなと思うので。
尾形さんは株式会社ボイシーの代表取締役。
代表をしております。偶然。
偶然?
偶然とか立ち上げたんですよね、自分で。
設立してしまったおかげで代表やってます。
ボイシーっていうのはどういうものなんですか?
そうですね。
ボイシーは2つの事業をしていて、1つがこのボイスメディアと言われる音声の出る場所なんですけども、
もう1つはどこからでも簡単に音声が録音できて、いろんなところに音声を配信できるっていう配信の仕組みを作ってるんですね。
なので、1回録音してそれをボイシーにあげると、それがボイシーのPC、スマホだけじゃなくて、
GoogleホームとかAlexaみたいなところだったりIoTだったりとか、いろんなところに配給できるっていう、
音声配信の仕組みを作っているっていう、新しい音声放送局を作ろうとしている会社なんです。
その仕組みっていうのはBtoBで他社に訴えるとかしてるんですか?
中村 そうですね。たとえば野村翔健さんとかは音声放送を作って、GoogleホームとかAlexaを出してるんですけど、
それは全部ボイシーでやっていて。
あと毎日新聞さんとかスポニッチさんとかアネックス翔健さんとかやってて、
Googleホームの中にニュースメディアっていうコーナーが多分18メディアぐらいあるんですけど、
そのうちの6個僕らがやっているので、シェアが40%くらい持っている。
結構ね、普通のボイシー楽しんでる人はアプリであるのがボイシーだと思ってたんですけど、
実はBtoBでもそんな浸透してるんですね。
中村 そうなんですよ。音声データとかめっちゃ持てたりとか、ユーザーにパーソナライズして出したりとか、
結構ビッグデータ環境でいろいろやってるんですけど、周りから見るとブログの音声版をやってるとこだねって言って、
結構ねエンジニア採用大変なんですよ。
もう単純なことやってるだけですよねみたいな。
意外とやってる。
実は手堅いBtoBがあった。
中村 そうですね。なので表に出てるところとしては音声メディアで、
人届けるというところをより意識した、手軽に配信できるサービスっていうのをやっています。
そうなんですね。
中村 そんなお方さんを拝てて、いろいろ聞いていきたいなっていう感じなんですけれども、ボイシー聞いてます?
聞いてますよ。
中村 ありがとうございます。
ハーチューさんのやつとかね。
中村 はいはいはい。
ウメキさんとかね。
中村 そこ行くんですね。
その辺で聞いてるの。
中村 僕はね、すごい好きなのがあって、朝堅さんのが大好きなんですよ。
朝堅さんって誰ですか?
中村 朝倉さん?
はいはいはい。
中村 元ミクシーの。
朝倉さん。
中村 そうです。
はいはいはい。
中村 元ジョッキー。
はいはいはい。
中村 ジャッキー。
ジョッキー。
あの人話し面白いっすよね。
中村 面白い。結構最近ぶっ飛んだのが結構出てきますからね。
中村 ね。論語とソロ版。面白いのが、ずっと最初、社長の尾形さんに、無理やり3回をやれって言われて、いやいややってるんですけどねってずっと言って。
03:09
そうなんすよ。
中村 そうなんすよ。
ずーっと、いやほんとやりたくないけど、やれって言われたので、やってます2回目ですっていうのを、もうねずーっと言ってる。
中村 今何回ぐらいまで言ってんのそれ。
今。
中村 もうね20回ぐらい。
まだ言ってんなそれは。
中村 そうそう。最近だとね車の中でね。
そうですね。
中村 そう。とかを聞いてますかね僕は。
はい。
中村 あと昔は家入さんとか、あとあのアンチョビと、あのゆうすけさんの。
佐藤ゆうすけさん。
中村 とかを聞いてたんですけど、ちょっと更新が。
聞き始めて。
中村 はいはい。結構面白かったですよね。ATMの前でATMの音入りながら入ってるっていう。
あれ今三日坊主で。そうなんだ。
中村 うん。
うん。
そもそもあのボイシーっていうのはどうやって作ろうと思ったんですか。
中村 えーとそうですね。なんかもともともう自分が起業するときに、五感の一つ全部取っちゃおうと思っていて。
うん。
中村 あとはまあそういうプラットフォームを作ろうと思ったときに、一番ポテンシャルがあるのが声だなっていう風に思ったんですね。
うん。
中村 今この時間一緒にいるときに最大限に楽しもうと思ったら、まず喋るじゃないですか。
ここで今からちょっと待って動画作るからっていう人多分あんまりいないなと思ってて。
そうすると国全体で面白いことをバーッと増やそうと思ったら、音声じゃないかなっていう風に思ったっていうのがありましたね。
確かにね。結構ちょっと前はブログ書くとかね。
中村 うんうん。
あって今インスタ写真アップするとありますけど、喋るって一番楽ですよね。本来ね。
あと話のおもろいやつが好きなんですよ。もともと関西なんで、おもろいやつが一番モテるんですよね。
中村 関西の方では。
関西ではイケメンよりもおもろいやつなんですけど、結構関東来てびっくりしたのが、おもろいやつよりもイケメンの方がモテるんですよね。
そんな同じ時間楽しい奴と喋ってる方がもっと幸せやんとかちょっと思ってたんですけど、これみんな分かってないわと。
もう世の中おもろい話する人、ウィットな話、頭の賢い人とか、もっとエンターテインメントってむちゃくちゃあるのに、インスタが出てきて、YouTube出てきてね。
なんかパッと見てすぐ分かるっていうものにどんどんどんどん映ってるけど、いやいやいや、この頭の中をシェイクされるようないろんな話がもっと面白いはずだと思って、それを引っ張り出そうと。
その時にめちゃくちゃちゃんと収録しないといけないところしかなかったんで、もっと簡単でいいよと思って、そもそも電話でもいつもスマホで喋ってるわけで、なんかもっと手軽にできないかなって思ったっていうのはありますね。
なんかそういう斬新な発想だったり、結構突破力がありそうな尾形さんは、もともとどういう経緯で今に至ってるんですか。
中高神戸で大学大阪でずっと関西なんですね。
おもろいことするのはとにかく好きで、常に道に迷ったらおもろい方って決めてる感じなんですよ。
だいたい間違ってそのまま迷うんですけど、ただ会社の事業がすごい好きで、ビジネス大好きなんですよ。
ビジネスのいろんなところ行けるようにと思って、転職ばっかりできないなと。
06:03
じゃあ公認会計士っていう仕事があるらしいって言って、初めは公認会計士からキャリアを始めてるんですね。
会計士なんですね。
そうなんですよ。
全くそう見えないですよね。
よく言われますね。でも会計士になってる時から全く見えませんって言われて。
こんな会計士っぽくない人あんまいないぐらいですよね。
そうですね。昔工場行った時にこんなにヘルメットに合う会計士初めて見ましたって言われましたね。
似合いそう。
似合いそう。
この音声のサービスでまさかのビジュアルの話してしまいましたけど。
写真とか見てほしいですよね。
リングとか赤コーナーみたいなのも似合いそうです。体つきがいいんですよね。
ガッシリしてて、プラベスラーっぽさもありますよね。
なんか言われたりしますけどね。よくアメフトとか誘われました。大学生とか。
アメフト顔だ。アメフト顔だ。
絶対いる。
もうちょっと繊細にしておきたいんですけどね。
ヒゲの感じもね。アメフト感が。
大して変わらない。
僕もそうなんですけど。
それで4年ぐらいかな。会計士としてやって、いろんな会社を見てて。それはそれで面白かったんですけど。
もっといろんなものを見たくなって、1年間地球を2周ずっと旅してたのが29歳ぐらいですかね。
いろんなとこ見てたら、海外でNPOを作る機会があったりとか、オーケストラのマネジメントするっていうのを飛び込んできて。
何にも経験ないのに引き受けるって、結構無謀なことを当時からやってたなと思ってたら、
ニューヨークで偶然仕事を見つけて、飛び込みで入った。
そしたら、トイク415点なのにネイティブと働くっていうところで、また死にそうになりながらヘロヘロ。
その時何やってたんですか。
その時は一応会計関係のコンサルティングファームにいて、びっくりするぐらい英語ができない人をやってたんですけど。
トイク400って言ったらね、なかなかやばいですよね。
そうですね。びっくりするほど何言ってるか分からなくてですね。
死にそうになったんですけど、とりあえずニューヨーク中の日本食レストラン全部押さえて、
パートナーの人が接待に行くときの予約を全部僕が取るようにして、秘書さんが取れないようにして、
僕をクビにしたら、日本食の接待できないぞということ。
っていうポジションだけは維持をして。
あと、俺はこの3万人の会社で一番日本語ができると。
しかも一番フレンドリーに距離を薄められる関西弁っていうのを使えるんだっていうのをものすごくPRしてたら、
なんとか残りましたね。
すごいですね。サバイバル術が半端ないですね。
そうですね。それやってて2年ちょっと働いて、日本に帰ってきたときに東松ベンチャーサポートっていう会社があるんですけど、
そこの結構初期のメンバーとして入って、ベンチャー企業のアドバイザーをずっとやっていて、
ビジネスのデザインとか、どうやってスケールさせるかの設計とか、そういうのをずっとやっていた感じなんですね。
結構ベンチャービジネスオタクです。
そうなんだ。
そこ何年くらいやってたんですか?
そこが2年ちょっとですかね。やってて、毎日毎日1日5社ぐらいベンチャー回って、一緒になって、これ違うねとか。
ベンチャーキャピタリスト的な人なんですか?
投資はしないんですよ。だからベンチャーキャピタリストって投資した後にハンズオンって育てるってところなんですけど、
09:06
そのハンズオンだけを特化したっていうところでした。
だからベンチャーキャピタルの顧問をやってて、どこに投資するかとか、した後にどうやって伸ばすかとか、
そういうのの相談を受けたりとか、
あと社長の相談を売り上げどうやってあげるか、マーケティングどうするかから嫁が逃げたまで一緒に考えて悩むっていう。
ビジネスのプロなんですね。
プロ、趣味に近いですね。面白いんですよね。
すごいですね。
すごい。
見た目と全然違う。
なんかさっきから見た目がどんどん落ちていってる感じがする。向こうの人想像できてないんで、ちょっとイメージよくお願いします。
それでボイシー作られたんですね。
そうですね。
じゃあついに自分の会社をやってみようということで。
そうですね。
でもそこまだ一個飛んでません?それでいろんなベンチャーを見てて、2年くらい働いてましたと。
そうですね。
でも別にそのまま多分給料も全然いいので。
もう全然よかったし、もう転職だと思ってました。
でもだんだんやってたら自分でもやってみたいなって思うのと、結構会社の中で儲けるためにやってる会社はすごくあるんですけど、
社会のためにとか、なんか新しい価値を生みたいみたいな会社もまあまあいるんですけど、そいつら全然儲からなくて大変だったんですよね。
で、その中でこうやったら新しいことを生んでめちゃくちゃ面白いし、イノベーティブだし、カス稼げるみたいな、
もうビジネスモデルとイノベーションがガチッと引っ付いたようなもので、社員もめちゃくちゃ面白いみたいな、もうそういう会社を作りたかったんですよね。
で、あとは日本から世界的なプラットフォームとかも出てなかったし、なんかそういうものをやるんだったらまあちょっとやってみたいなと思って、それで始めたっていう感じですね。
まずそういうなんだろう、ボイシーやろうと思って退職して起業したわけじゃなく、退職して何やろうってなってたんですか?
ああ、それだというとボイシーやろうと思って退職した感じです。だからもう辞めるときに突然辞めるわって言い出して、どうしたのって言ったらなんかこういうのサービスやるわって言ったらみんなに本当大丈夫ってめっちゃ言われて。
そうなんですか。
だってもうちょうど動画とかVRとか来てる時期で。
ちょっと戻った感じしますもんね、声っていうのはね。
そうなんですよ、もう超バカにされて本当にみんなに心配されましたね。今なら引き返せるよとか動画の方がいいんじゃないとか言われてやってました。
声の魅力ってなんですか?その時動画とかすごい盛り上がってたのに。
えっとね、これちょっとこの間小麦っていうブログの久保太さんと色々喋ってて。
NHKの方ですよね。
そうですね、その時喋ってたんですけど声ってすごい訴求力が高いというか感情の価値がすごく乗る。発信する方も感情があって聞く方にも感情が入ると言われてるんですけど、
ラジオとかも20年同じ番組が続いたり、ラジオの通販って返品率が1割切っててものすごい効くんですね。
めっちゃ売れるんですよね。
売れるんですよ。びっくりしますよ。この間文化放送さんと一緒に仕事しててもカーテンとか売ってるんですよ。
12:00
いい色ですねーとか言って。言えへんやろ?ばんばん電話かかってくるんですよ。
訳わかんないですよね。
訳わかんない。一番びっくりしたのは扇風機売ってたんですよ。
で、いい風来てますねーって言ってむしろそれスタジオの風横から流れてるだけやんと思ったら電話かかってくるんですよ。
もうなんだろうと思って。
本当謎ですよね。
そう、この声の向こうに何がいるんだろうと思ってたんですよね。
とにかく手軽にできる中でできるだけ低労力で最高パフォーマンスを出せるものっていうのが声だろうっていう風に一つ思っていたのと
ちょっとこれあんまりいつも話してないんですけど声には身体性があるって言われていますと。
身体性。
体の一部だという風に思っていると言われていて、手と足と一緒ですね。
で、それが外に出てまた自分の耳に聞こえることでその一つの一部だと考えていると言われていて
ちょっと前に1,2年前にイグノベル賞っていうノベル賞もちょっと役に立たない番みたいなのがあるんですけど
あれで日本人が優勝した回があるんですね。
そこがすごいターニングポイントになっていてそこで1位になったのが話の長い人の話を止めるっていう機会なんですよ。
その機会があるんですか。
すごい面白くて話し来た人の声を0.2秒遅らせて跳ね返すんですね。
そうすると喋っている人がだんだん喋れなくなるっていう風になっていて
やっぱり身体性があるんじゃないって話になったんですよ。
つまり体から出たものから帰ってくるものが違うとちょっと違和感があるぞと。
手が上手く上がらないみたいな。
っていうところになって
人間って声を体の一部だと思っているんだと。
それを人の体の中に入れている。
逆に相手の体の一部を自分の中に入れているっていうのが声を出し入れする意味なんじゃないかということで
すごいセクシャルなものかもしれないと。
だから声フェチっていうのはいて画像フェチはなかなかいないんですけど
だから女の子の方が声フェチが多くて聞く方を入れる方が好きで
男の方が聞かせて届ける方が好きなのも結構近いんじゃないかって言われてたりするんですね。
そこは結構この数年でやべめちゃくちゃ即力あるのはここかもっていうのは言われてると言われてます。
奥深いことを考えてる。
今いいこと言いましたね。
すごい哲学的ななんかね。
もうちょっと軽いの求めてました?
いやいやそんなことない。
すごい面白かったなと思って。
そんな岡田さんにいろいろとお話を聞いていきたいなと思っておりますのでちょっと引き続き。
すみません前置きがすごい長くて。
いやいやすごい面白かったです。
僕もここ来るのめっちゃ楽しみにしてたんで。
ぜひ引き続きよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
14:34

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