1. デザイナーの給湯室
  2. #021 デザインって何ですか?
2022-05-12 33:21

#021 デザインって何ですか?

キッチンの規格にいちゃもんをつけるデザイナーと、年中腰が痛いデザイナー。そんなデザイナーたちが考えるデザインとは、、、、

 キッチンの高さ
 UTAが思うデザインとは
 ぱちぱちが思うデザインとは
 クライアントと消費者との架け橋
 デザインとアートの違い
 アートはデザインだ!
 型に当て込みすぎて、、、
 エンディング

【※】自分に合ったキッチンの高さ=自分の身長の半分+5cm。
【※】今回のデザイン論はあくまで自論です。参考程度に捉えていただければ幸いでございます。
【※】ぱちぱち著作本の第二弾が密かに進行中。乞うご期待!

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00:08
デザイナーの給湯室。
お疲れ様です。
お疲れ様です。
はい。いやいやいや、どうですか。
どうでしょう。どういう始まりかと。どうですかって言われるとどうでしょうってなっちゃいますね。
ダメな、こう世の中でかなり最低ランクに近く意味のない話の切り出し方をやってしまいました。
どうですか。
パチパチさんはキッチンに立たれますよね。
そうですね、今日のお昼ご飯も自分で作って立ってましたよ。
前回お料理がお好きだということで。
そうですね、そんな話もしてましたね。
だからキッチン、結構立たれるんだなと思って。
僕はあんまり料理しないので。
そうですかね。
洗い物ぐらいですかね、で立つ、キッチンに立つってことが多いんですけど。
パチパチさん、ぶっちゃけ腰が痛くなりませんか。
腰はね、ずっと痛いですよ。
ずっと痛い。
キッチンに立つ立たないに関わらず。
関わらず。
そうなんだ。
だいたい痛い。
だいたい痛いですね。
だいたい痛いです。
僕はね、キッチンに立つとちょっと痛くなってくるんですよ。
なんて言ったらいいんだろう。
もともと悪いとこですか、腰。
悪くはないんですけど、長時間洗い物してると、なんだろう、
屍肉の底って若干低いじゃないですか。
低くて、で常にちょっとお辞儀してる姿勢なんですよね。
はいはいはい。
で、それがずっと、僕も癖だからわからないですけど、そのお辞儀してる姿勢を少しずっとキープしてるわけですよ。
なるほど。
そうすると腰にくるらしくてどうやら。
日本のキッチンは割と女性の高さに合わせて作られてるらしいですもんね。
そう、そこをね、僕掘り下げてみたんですよ、ちょっと。
気になっちゃいましたね。
そう、気になって。
デザイナーの悪い癖が出ました。
そう、悪い癖が。
で、ちょっと掘り下げてみた結果ですよ。
その今パチパチさんがおっしゃった通り、日本のキッチンの平均の高さっていうのが大体86センチなんですよ。
86センチ、はい。
86センチってどのくらいの身長を想定しているかというと、160センチなんですって。
なるほどね。
大体前後って言ったらいいのかな。
はい。
ってことは、僕172センチなんですよ。
なので、もうそこの時点で結構合ってないというか。
12センチ違いますからね。
そう、違うんですよ。
でですね、これね、自分のキッチンのベストな高さの割り出し方っていうか、割り出し方計算があって。
03:10
方程式みたいな。
そう、方程式があるんですよ。
自分の身長割る2プラス5センチなんですよ。
なるほど。
そうすると僕91センチなんですよ。
ということは、何センチですか。8センチじゃないか。
するに5センチ低いのかな。
全然計算できてない。5センチだった。
そう、5センチぐらい低いんですよ。
で、結構5センチって多分微妙だけど、本当に結構大きい差なんじゃないかなって思ってて。
ね、なんか5センチって聞くとそうでもない感じがしてますけどね。
そんな感じするんですけどね。
でもやっぱり実際ちょっとやってみたんですよ。5センチの台作って。
どんな感じなんだろうと思ったら、やっぱりベストサイズ。
やりやすい。
ベストサイズっていうぐらいやりやすくなったんですよね。
そういえばそうだって、妻も別に洗い物してるときも何かこう調理してるときも前掛かりになることはないなと思ってて。
なるほど。
背筋張って洗ってんなと思って。
特に洗い物だとやっぱりシンクの中に手を入れるから。
そうなんですよ。
余計かがむんでしょうね。
それがあって日本の男性諸君はあんまりキッチンに立たないのかなっていう。
腰が痛くなるから。
そう。ほぼ言い訳に近いかもしれないんですけど。
同じ理屈であれもないですか。ベビーカーをしてると腰痛くなる問題。
ベビーカーあるある。ベビーカー、その歩幅もちょっと違いますよね。
そうですね。すごく押しにくいですよね。
押しにくいし、なんか僕のペースで歩こうとすると前に当たるんですよ。
カゴに当たるから若干やっぱり腰をかがめて押してる感じがあるんですよね。
でもあれもそうだ確かに言われてみたら。
そうなんですよね。たぶん女性メインでちょうどいい高さに持ち手が来るように設計されてるんだろうなと思うんですよね。
だからうまい解決方法があればいいんでしょうけどね。
ベビーカーはアジャスターみたいなのつけてスライド式にすればある程度調整できそうな気がするんですけど。
ハンドルの角度を変えられるとかあればいいんですけど。
キッチンは難しいんですよね。
どうしたらいいんだろう。
これね。
どうしたらいいんでしょうね。
一応僕調べたんですよ。
解決策があるんですか。
あるんですけどこれ結構特殊で上下できるやつがあるんですよ。電動で。
06:07
なんかこうスライドデスクみたいな。
そうそうそうそう。スタンディングデスクのようにベビーって。
スタンディングデスクみたいな。
エレベーター式で上がるやつもあるんですけど、それは高そうだし大掛かりなんですよね。
なのでどっちかっていうと高い分には台を下に引けば調整できるじゃないですか。
なので旦那さんになるべく高さを合わせるっていう方向性でいいんじゃないのかなって僕の中での結論が。
で奥さんは基本的には台なりなり5センチ高さぐらいのもので常に乗ってやると。
乗ってやるっていう方が一番割安なやり方って言ったらいいのかな。
現実的な。
現実的なやり方かもしれないなっていう結論に達したんですよね。
なんかでもあれですよね。キッチンの高さって選べないですよね。
そうなんですよ。
家建てない限り。
家建てるときに注文住宅でようやくある程度自由に決められるんですけど、建て売りとかだと基本的に86センチ前後。
賃貸でもね。
そうなんですよ。それで決まっちゃってるらしくて。
なのでちょっと男性には不向きな高さになっているっていうのが現実らしいですよ。
そうなるとちょっと解決しようがないという。
そうなんですよ。
ここら辺からちょっとやっぱり日本人の男女差別って言ったらちょっと大袈裟かもしれないですけど。
女性が立つもんだと。
そう。そういう認識がやっぱ強いのかなっていうのも感じましたね。
なるほどね。キッチンに入りにくい要因を。
そうなんですよ。
育ててしまっていると。
言い訳じゃないですよ決して。キッチンに立たない言い訳じゃないですからね。
僕でも最近立ってもあんまり腰痛いと感じることがなくなってますね。
でもなんだろうな、でも慣れたのかもしれないですけど。
たぶん筋肉がついたんですよきっと。
そうなのかな。キッチンに立って腰痛いっていうのなんかなくなってるな、そういえば気がつけば。
そうなんですね。
ずっと痛いからっていうだけかもしれないですけど。
それはそうですね。そしたら比べようもないですもんね。
そうそうそうなんですけどね。
すごい革命的な解決策誰か知ってるって方がいたら是非コメント欄などで教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
ということで前段のお話でもだいぶ長く喋ってしまってはいるんですけど。
結構喋っちゃった。
今日はデザインってなんだろうっていうテーマで話をしていこうと思います。
09:00
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
キッチンの話から大きく振り幅がかなりあるんですけど。
変わっちゃいましたね。
そうですね。デザインってそもそも何なんだろうかっていうことについて今日話していこうと思うんですけど。
これちょっといいですかね。僕の持ち込み企画なんですけど。
これちょっと僕の方で説明しましょう。
まずこのデザインとはっていうのを議論するつもりはなくて。
僕デザイナーさんとなんかデザインとはとか話したことないなと思って。
僕以外のデザイナーさんにそのデザインをどう思っているのかっていうのを知りたいっていうその素朴なね、思いからこの企画を考えてみたんですよね。
なるほど。確かにあんまり僕もデザイナー人生の中で真面目にデザインって何だろうって同僚とか先輩と議論というか普通に雑談レベルで。
話さないですよね。
話したことないですね。
そう。
意外に。シャイなのデザイナー。何なんでしょうね。
なんかお酒の場で話したら多分相当酔いが早くなるような気がするんですよね。
なんかバカ話しかしてなかったような。
いや、そんなもんですよ。僕もそうでしたね。
今でこそ結構真面目に向き合って考えることが多くなりましたけど、確かにないかも。
そう、ないんですよ。なので他のデザイナーさんがどう思っているのかなと思ってこの企画を考えてみました。
と言ってもパチパチさんしか聞かないんですけど。
宇田さんはどうですか。
あ、そうですね。言い出し目だけに僕からじゃあデザインとはっていうところをご説明しましょうか。
どういうふうに捉えていらっしゃいますか。
僕が思うデザインっていうのはあらゆる物事ですね。
あらゆる物事を少しでも良くするためにそう意工夫すること。
はいはいはい。
そして淡い欲望、淡い欲望ですよ。
理屈を超えて共感や感動を与える。
この2つですかね。
完璧じゃないですか。
完璧ですかね。
これが僕。
そう思いますよ。
僕ずっと思ってたことで多分20歳頃からこういう、20歳じゃない20代頃からこういうふうに思ってたのかなって思ってて。
で、他のデザイナーさんにこういう話をね怖くてできなかったんですよね。
できなかった。
否定されるんじゃないかとか。
これ絶対違うよとか言われそうな気がして。
極論不正解はないじゃないですかこういうのって。
12:04
そうそうそうそう。
考え方が人それぞれという。
ちょっとごめんなさい僕だいぶ声が今出てないって申し訳ないんですけど。
ちょっと喉やられてて。
風邪引いてました。
僕聞き苦しかったら。
風邪ではないですけど喉だけ今頑張って声出してるんですけど。
ちょっと気を抜くとね。
おじいさんみたいな子になっちゃう瞬間があるんでちょっとそうなってたらごめんなさい。
だから人それぞれ正解があっていいかなとは思いますし。
そうなんですよ。
デザインっていう定義がそもそも結構なんでしょう広いじゃないですか。
広いです本当に広い。
何デザインについて語るのかっていうことでも違ってくるとは思うんですけど。
そうなんですよ。
僕もやっぱり今あるものからちょっとでも良い状態に変化させることっていうのはデザインの役割としてものすごくあるかなって思います。
それが悪くさせることもできちゃうのがちょっと怖い部分かなと。
そうですね。
局面もありますしね。
なんかこうデザインって僕もそういうデザインは出会ったことないですけど、
なんかあえて悪くさせるようなデザインってあるのかなと思って。
まあやれなくはないだろうけどそういう注文ってあるのかなとか。
どうなんでしょうね。
注文としてはないけどなんかそのちょっと賭けみたいな。
今までそういう事例はないけどチャレンジとしてこういうデザインでやってみようって試みたときに売上に結びつかなかったとかっていう経験はありました。
実体験というか僕じゃなくて他の会社がやってるデザインがうまくいかなかったみたいなのは目にしたことがありますね。
それは木をてらってそういうデザインを。
それはね多分木はあんまりてらってなかったかもしれないですけど、流通のチラシですけどね。
ダメだったんです。
ダメだったのでなんかさらにちょっと変えたいっていうことで、その当時僕がいた会社に声がかかって作り変えて。
その時はもう本当に完全に客観的な目線でそのチラシがどんな問題を抱えているかというのが一目瞭然だったので、そこ変えればいいんじゃないかなっていうのが明らかだったんで、結果うまくいったんですけど。
そこがなんだろうな、なんか中に入りすぎると客観的に見れなくて問題を追いつけられなかったりしちゃうこともあるだろうし。
そうなると結構失敗するっていうか、理屈っぽく作りすぎちゃってうまくいかないみたいなケースもあるかもしれないですけどね。
ちなみにパチパチさんは今言った通りなのかな、デザインとは。
僕が思うデザインですか。
一応僕が思ってるのはなんだろうな、若干ちょっと違います。
15:04
よく一般的にはなんだろうな、デザインは問題解決だとか言われること多いじゃないですか。
それは物事を良くするっていう意味も含まれてるかもしれないし、あとはデザインっていうのはプロセスとしては情報設計だよとかいう感じで語られることもよくあるかなと思うんですけど、
僕はずっとデザインって一つこういう正解があるなって思ってるっていうよりは、いろんなことについて結構考えが常に変わっていくタイプなので、
僕が今思うデザインっていうのを一言で言うと、デザインって伝えることなのかなって最近は思ってます。
伝言なんじゃないかなっていうか、基本的にはクライアントがいるわけじゃないですか、お仕事としてデザインをする場合は。
クライアントが伝えたいメッセージをどういうふうに伝えるかっていうのがデザイナーの仕事であって、デザイナーの役割かなって気がするんですよ。
伝えるっていうところになってるのがデザインなのかなと。
だからその伝え方によっては間違って伝わってしまうことってやっぱりあるので、
だからよくよく考えないとやっぱりちゃんと伝わらないし、魅力的にも伝わらないっていう、そういう面白いものかなって思います。
だからそれがうまくいかなかった時に先ほどの話のように誤解を生んでしまったりして、うまくいかないっていうこともありますよね。
伝える時もそうですし、伝える場所とかタイミングとか、伝え方の抑揚とかどういうまでじゃあ伝えるんだとかっていうことによって、
さっき宇田さんが言ってたやり方によって人の動きに、人の心に働きかけるように伝えることができるみたいな、そういう魔法的なものかなと思ってます。
これはなんかね、結構最近そういうふうにずっと思ってたら、8ブランディングっていうブランディングデザイナーってご自身のことに名乗られてる西澤さんっていう方がいらっしゃるんですけど、
コエドビールのパッケージデザインをされてる方がご自身で書かれてる本の中で全く同じようなこと言ってて、
その方はブランディングデザイナーで、ブランディングは伝言ゲームだよみたいな話になったんですけど、
そうそうそういうことなんだよなってすごいそれを読んで共感したっていうのもあるんですけど、
最近はそうですね、メッセージを預かって人に届けるデリバラーっていうか配達員みたいな役割がデザインにはあるんじゃないかなって捉え方を僕はしています。
今は、今はです。またちょっと明日になったら違う。
なんかその時々によっても違うじゃないですか、特に広告デザインとかになってくると昭和の古い時代はこの真実よりもやっぱり大げさに魅力を語ってある意味ちょっと消費者を騙したりするようなやり方が主流だったかなと思うんですけど、
18:16
今はねやっぱりそういうところよりもやっぱり事実をしっかりこう嘘偽りなく伝えて、誠実であるっていうことを伝えるのもやっぱりデザインに求められてることかなーっていう気がするので、
その時々変わっていくものなのかなーって気はしてますけど、あんまり交渉な哲学的な考えは持ってないです、僕は。デザインについては。
そうなんですね。
それぐらいのものかなっていう。
全然預かったものを届けるだけのものかなっていう気が。
そうですね。デザイナーとしてはそうですよね。
そうですね。今僕は特にグラフィックとかそのセールスデザインみたいなものとして考えた上でのデザインなんですけど、それがパッケージとかプロダクトとかとなってくるとまたちょっと違うんでしょうけどね。
なるほど。いや、でもすごくよくわかります。やっぱり仕事っていうふうに捉えると、やっぱりそこに行き着くなーっていう感じはありますね、僕自身も。
デザイナーの給頭室。
そうなんすよね。だから伝言である以上、その伝えたいことがないとセールスしないっていうのも大事かなと思ってるんですよ。
伝えたいことがないけどデザインしなくちゃいけないみたいな案件って結構あるじゃないですか。
これ何言いたいんだお客さんはみたいなところが。
そう、とりあえず予算があってデザインすることだけは決まってるけど何も言いたいことがない、メッセージがないみたいな案件って結構多いような気がするんで。
そういうときってやっぱりすごいやりにくいですよね。
やりにくいし、やっぱお客さんに熱意があんまりないのかなって思っちゃうから、とりあえずデザイナーにデザイン頼めば売れるんじゃないかって結構安直な考えで頼んでる。
そうなんですよ、売りたいっていうものがメッセージになってる場合が多いんですよね、小売業の現場と。
だからそれはメッセージじゃないよっていうところから一緒に考えられると思うんですけど。
それをお客さんが見てどう思うかっていうところでね。
私たちはこの商品を売りたいですっていうものは作れないので。
そうなんですよ、そんなメッセージで込められたものを作ったとしても買わないですよね。
21:01
そうですね、下心丸出しのものもちょっと持ってこられて困るというか。
買ってくださいっていう見出しですもんね、要するに。
そうですね、こんなに自信満々のものを作りました、だから買えっていうメッセージがちょっと多くなりがちというか。
それが作り手側というかクライアント側からはなかなか消費者の目線に立てないっていう部分があったりすると思うんで、
やっぱりそのつなぎ役というか、その消費者目線のフィルターをかけてあげられるのがデザイナーの仕事とデザインの役割なのかなという気がしますね。
勉強になりましたよ、初めて。
勉強になりました。
初めて聞いたんで、他のデザイナーさんにそういう話。
そうですね、僕もそうですね、本とかでブランディングとかこうなるんですよ。
そうですね、本では。
サイトはこうだみたいなのはよく。
よく見ますけどね。
やっぱり身近な人とあんまり面と向かってね、真顔で話すことが意外にない。
そう、話さないですね、普通。
そういう業界ってわけでもないのかもしれないですよね。
語ってる方々は語ってるのかもしれないですけど。
そうなんですよね。
面白いと思いますよね。
だからうまくいくこともあるし、うまくいかないこともあるから。
それが自分の差限というか。
でもあれですよ、本当に僕もデザイン、ずっと同じ考えているかっていうとやっぱりパチパチさんもおっしゃった通り、
ちょっと変化しながらもっていう感じもあったので、
その中でブレなかった部分がさっき言った部分なんですね、僕のね。
それプラスなんか色々くっついたり離れたりとかっていうのがあった中で、
デザインってこういうことだよなって。
でもこれと同時にデザインとアートの違いっていうのが僕の中でくっきり出てきたんですよね。
こういう考えをちゃんとすることによって。
やっぱアートってそこに自己表現が入ってくるじゃないですか。
そうですね、アート性の高いグラフィック製作物って結構あって、
そういう作家さんもいっぱいいらっしゃるんで。
そうなんですよ。
なかなか線引きが難しかったりはするのかなとは思いますが、
とはやっぱ違いますよね。
違うんですよ。
完全にほら、単純にチラシの広告を、
なんかスーパーの広告とかユニクロのチラシとかあるじゃないですか。
あれ見てやっぱり共感や感動ってないよなと思って、
単純に金銭感覚的な共感や感動はあるかもしれないけど、
そのビジュアル的な共感や感動ってあんのかなって思った時に、
やっぱりアートじゃないんだなと思って、ああいうのって。
24:00
僕の中でですよ。
皆さんはどう思うかわかんないんですけど。
やっぱりそこはちゃんと、なんか理屈を超えた部分でビジュアル的にバーンと入ってくるのがアートなんだなと思って。
やっぱりそこがちょっと広告と違うとこなんですけど、
やっぱりパチパチさんのおっしゃった通り、
やっぱりデザインの中にもそのアート感覚ってないとつまんないことも結構あるなと思って。
そうですね。
なんか渡田さんがさっき言ってたように、やっぱり最終的には人の心に働きかけないといけないと思うんですよね。
だからそこに、そのためにはやっぱりなんかそういうちょっとセンス的なものがやっぱり欠かせないシーンも出てくるでしょうし、
綺麗に読みやすく作るだけでそれがデザインかって言われるとまたそれも違うというか。
そうなんですよ。
アクションにしてもらわないと役割を果たしたってことには多分ならないと思うんで、
そのためにやっぱり何か心を動かす工夫というか仕掛けみたいなのが必要であるっていうところはなんだろうな。
やっぱりアートに通じる部分があるというか。
そうなんですよ。
気がしますよね。
違うものではあるけれど、そういう部分も必要かなっていう気がします。
そこにさらに情報の伝達ってところを混ぜるとすごい難しいんだなってやっぱり思いましたね。
今パチパチさんのお話聞いて、やっぱり難しいんだよなと思って。
今年になってもやっぱり難しいなって思うこと結構あるから。
難しいですね。やっぱり絶対的なルールがあってそれだけ覚えてれば毎回楽勝っていうゲームみたいなものではないから、毎回難しいなって思いますよね。
なんかだんだん答えのない方に行っちゃいましたけど。
いいんじゃないですか。雑談ですからね、ベースは。
デザインってだから僕も今話聞いて、あ、そっかって。
やっぱりちょっとね、将棋寄りの考え方って絶対必要だなって思いましたね。
ちょっとパチパチさんの話を聞いて。
作る以上は必ずデザインには目的というか達成すべきゴールみたいなものが必ず設定されているので、
そこをどうクリアしていくかっていうのは考えなきゃいけないと思うんですけど。
まあアートはそういうのは多分ないので。
そうですね。
その作品で何か成し遂げる。
アートも、僕ね、なんか僕自身がこうアートよく見に行くんですけど、
で、アートもやっぱり共感ってすごく大切じゃないですか、アートって。
で、そういった時にその画家さんも見てくれる方々のことを、
エンドユーザーですよね、デザイナーで言うと。
エンドユーザーのことを考えながら実は描いてんじゃないかって思うと、
27:02
あれ、これデザインにあんまり変わんないんじゃないかなって思うこともあって。
結局は好き勝手描いてるわけではないっていう。
必ず共感者がいて、共感する方々のために自分の創意工夫をしていると。
自己表現をしていると。
そうですね。
これデザインじゃねえかと思って。
アートはデザインじゃねえかって。
そう。じゃなきゃやっぱり人気も出ないし、
やっぱアーティストって胸張って言えないよなと思って。
辞書アーティストなんてみんな世の中の人みんなそうだから。
なんかアートのことはちょっと僕はよくわかんないですけど、どうなんでしょうね。
そういうターゲットとかベルソナ設定みたいなものをしないと、そうすると。
なんかそこはわかっていけない気がしますけど、やってんのかな。
やるのかな、わかんないです。
誰に届けたいんだろうこの作品みたいな。
もうすごく単純だと思いますよ。
例えば青が好きな人に届けたいとかさ。
赤が好きな人がいいとか。
なるほど。
そういうベルソナ設定ぐらいはしてんのかなって。
なるほど。デザインだとなんかベルソナは大体いつも何かに困ってる人たちだから。
そうなんですよね。
多分そういうことではないんでしょうね、アートの場合は。
そう、でも困ってる人もいるかもしれないですね。
いるかもしれない。
部屋に赤が足らないから赤が欲しいみたいな。
解決させたい。
いろんな理由がアートもあるんでしょうね。
あるんでしょうけど。
やっぱりそう考えるとデザインと似てるなっていうかほぼ一緒なのかなって思ってた時期もあって、
ちょっとあんまり理屈を返さないからちょっとうまく説明できないんですけど。
なんか似てる部分もやっぱりあるというか、
その制作のプロセスにおいても、
なんかデザインって情報設計とか問題解決だとかっていうふうに考えると、
なんだろうな、そういう法則とかルールとかに基づいて作っていけば自然に出来上がると思われがちですけど、
一応今2冊目の本のラフを作ってるんですけど、
今回はわりとターゲットがどういう方々かっていうところから考えて、
フレームに当てて考えていったらですね、
なんかラフ作りが全然面白くなくなっちゃって。
わかる。わかるなそれ。
これすごく作業が進まなかったんですよね。
なんかこれでいいのかなとか思いながら。
ただ一回それでちょっと行き詰まっちゃったんで、
じゃあ自分が作りたいものって何なのよって思い直すことにちょっと詰めて、
少し方向性を切り替えて考え直そうって思ってからやっぱりすごくうまく進み始めているので、
そういうのってなんかこうアートの創作化に近いっていうか、
自分の源流から出てくる思いに突き動かされて制作してるときが、
30:02
デザインもやっぱり一番面白くなるっていうか。
でもそれこそアートですよまさに。
これだからアートかなと。
ターゲットとか無視して自分がこうだと面白いなとか、
こういうもの作りたいなっていうところからスタートさせる。
今それ僕は自分の本だから好きなようにできてるっていうのはありますけど、
デザインも割とクライアントワークでもある程度の設定があるにせよ、
そういう軸の中でやっていけば楽しんで面白いものができていくのかなって気はしますね。
なので皆さんもちょっとデザインのことをこの機会に考えてみてはいかがでしょうかっていう話でした。
僕が思う、私が思うデザインってこれだみたいなもの。
聞きたいですよね。
聞いてみたいです。
でも行き着くとこだいたい似たようなとこなんだなっていうのもちょっと感じましたね。
そうですね。表現というか入り口が違うけど出口は一緒みたいな感じかもしれないですね。
同じ仕事をしてる以上はある程度似てくるかもしれないですけど。
ありがとうございます。
面白いテーマでした。
デザイナーの給頭室。
はい、いかがでしたでしょうか。今週のデザイナーの給頭室、そろそろお別れの時間となりました。
今日は宇田さんの持ち込み、デザインって何だろうっていうのについて話してみるっていう回でした。
楽しかったです、僕すごく。
本当ですか。僕も楽しかったです。デザイン談義ってまさにこのことだなと思って。
なんか恥ずかしいっていうのはあるかもしれないですね。
そうですね。
真面目な顔して自分はこうだって言って違うって言われたら嫌だとか。
そういうのもありましたね。
そういうのもありますね。やっぱりなんか気心知れた人と話すから。だからこそ話せるっていうのもあると思いますので。
楽しかったです、僕は。
皆さんもぜひ。よかったです。またラジオじゃなくてもやりたいなっていう気がしますけど。
そうですね。
皆さんもぜひちょっとやってみてください。
デザイナーの給答室では皆様からのご意見ご感想をお待ちしております。
TwitterのDMやYouTubeのコメント欄などからお寄せくださいませ。
またハッシュタグデザキーをつけて投稿していただけるとリプライアリツイートをしに参ります。
お気軽に投稿してください。
次回は5月19日木曜日21時頃お耳にかかります。
本日もありがとうございました。
33:00
お相手は私、パチパチと、
うたでした。
バイバイ。
33:21

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