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  2. #060 なんだかんだ可士和ファン
2023-02-16 36:12

#060 なんだかんだ可士和ファン

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今回のテーマ「デザイナー佐藤可士和」。たまたまWEBで見つけたインタビュー記事をつまみに、あれこれ雑談、、、、 紆余曲折あったけど、気づいてみれば、ただの佐藤可士和ファン。

 色選び講座やるよ
 佐藤可士和とは
 今でも作業をしている?
 良いデザイン=売れる?
 ラフのようにならないのは!
 スーツの着こなし!?
 仕事とプライベート
 EDトーク
 PODCAST FREAKS(CM)

【インタビュー記事】https://design-note.jp/kaqa/

【※】デザインノート・・・・アートディレクターやデザイナーを志す人たちのための専門誌。
【※】スーツセレクト・・・・コナカの細身向け紳士服ブランド。スタイリッシュでコスパ良し。https://www.suit-select.jp/
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デザイナー。そろそろ登録者2万のデザイン系YouTuber。
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【UTA】
デザイナー兼イラストレーター。
(insta)https://www.instagram.com/hoshino_design_icon/
(Twitter)https://twitter.com/UTABLOG_TW

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「デザイナーの給湯室」では皆様からのお便りをお待ちしております。デザインについてのお悩みやご質問、ご感想などなど、メール( pachi2.uta@gmail.com )やTwitter( https://twitter.com/des_q_ )のDMからどしどしお寄せください。Twitterで「#デザ給」をつけて投稿していただけたら泣いて喜びます。

【お問い合わせ】
pachi2.uta@gmail.com

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thanks!
タイトルコール:中西ももか・水瀬うみか

00:08
デザイナーの給湯室。
お疲れ様です。
お疲れ様です。
utaさんって、デザインするときに、色ってどうやって決めてってます?
色の決め方?
色の決め方。
あー、なんか、二通りですね。
あ、二通りあるんだ。
なんとなくインスピレーションで決めてしまう場合と、
やっぱり案件によって、理屈から考えていくっていう、その二パターンですかね。
インスピレーションの場合は、好きな色とか。
直感的に。
直感的にやっちゃうので。
よく選ぶ色かな、みたいな感じですか。
そうですね。
あと最近見た素敵な色とかを使ってみるとか。
理屈っぽく考えていく場合は、そのコンセプトからこういう色を使った方がいいんじゃないかっていうのがまず導き出されて、
それに合う色を選んでいくみたいな感じですよね。
そうですね。
なるほど。
いきなり質問から始まっちゃったんですけど、
デザイナーって多分そんな感じでみんな色を選ぶときにある程度理屈っぽくやってる場合が多いのかなっていう気がするんですけど、
デザイナーじゃない人が色を決めるのって結構難しい作業なんだなっていうのがいろんな局面で痛感することがあってですね。
結局は僕のちょっと宣伝を最後されるんですけど、
スクーっていうインターネットの無料学習番組みたいなのがあるんですよ。
講座って言った方がわかりやすいんですかね。
いろんな種類のビジネス系の多分講座が無料で見られる生放送番組が取りまとめてらっしゃるところがあって、
そこにですね3月の6日に僕ちょっと登壇させていただくことになってですね、
10分で学ぶできる若手の仕事術っていうシリーズの第3回目ぐらいっぽいんですけど、
デザイナーじゃなくても役立つ色選びのコツっていうテーマで10分ぐらい話すんですわ。
そこでデザイナーじゃない人が企画書とか社内資料とか作るときに結構色どうしたらいいんだって悩んでたりするケースが多いみたいで、
そういう方々に向けてこうするといいよみたいな話をさせていただこうかなと思うんですけど、
03:06
デザイナーじゃない人向けの話なのでデザイナーが日々、
さっき小田さんが言ったみたいにこんな感じで色決めてますっていうのをなるべくわかりやすく話していこうかなと思っておりますんで、
3月6日の月曜日19時半から19時40分の10分間ですね。
生放送で見る分にはこれ無料でいくらでも参加していただけるんですけど、
多分アーカイブで見ようと思うと何か有料になるタイプの感じの仕組みのものだったかな、
なと思いますので、デザイナーの方が今更聞いて役に立つ話はないかもしれないんですけど、
もしデザイナーじゃないリスナーの方が色々見てちょっと困ってるみたいなことがあれば是非お役に立てる話ができると思うので、
聞いてみていただけると嬉しいなというバリバリの宣伝でございます。
宣伝ですね。
じゃあバリバリに概要欄にリンク貼っておきますよ。
そうですね。紹介ページができてるんでそこからちょっとご覧になってみてください。
はい。
というわけで本題行きましょうか。
はい、行きましょう。
はい。
改めましてこんばんは。パチパチです。
宇田です。今日はたまたまネットで見つけたんですけども、
デザインノートって雑誌がございまして、
僕もなんか僕の書籍をプレゼント企画に使っていただいたことがありました。
デザインノートですね。
そうなんですね。
その雑誌のウェブ版でですね、面白い記事を見つけてですね、
佐藤柏さんへ読者からの質問っていうコーナーがございまして、
一問一答のインタビュー記事なんですけども、
ちょっとこれ読んでて面白いなと思ったんで、
パチパチさんとね、雑談混じりでお話できたらなと思って、
今日はこういう企画でやっていきたいと思います。
柏さんへの質問を僕らが見て、
そうそう。
あやこや言っていくっていう。
あやこや言っていく。
そんな感じですね。
はい。
じゃあまずその柏さん、佐藤柏さんってどんな人かってことをちょっと軽くね、ご紹介しようかなと思います。
一応、一応しときましょうか。
はい。
そうですね、大体皆さんこのね、チャンネル聞いてくださってる方だったら、
そうですね。
大体名前ぐらいはね、聞いたことあると思います。
デザインダーで柏さん知らないって方はさすがにいないぐらいの方ですよね。
そうなんですよ。
で、今現在ですね、御年58歳。
でですね、珠美出身で白宝堂入社。
でですね、その白宝堂から独立して株式会社サムライという会社を作って、
06:07
今代表取締役として就任しておりますね。
でですね、何よりこの方が一番有名なね、出かけたデザイン物っていうのをちょっとご紹介すると、
ユニクロのロゴデザインですね。
そうですね、昔違いましたもんね。
そうなんですよ。
でも昔がね、逆に僕思い出せなくて。
僕もさすがにパッと思い出せないですけどね。
どんなだったっけって思うぐらい。
もう今のロゴはそれだけインパクト強いんでしょうね、きっとね。
で、その姉妹店じゃないよ、何て言ったらいいんだろう、グループ会社なんですけど、
GUのロゴも描けてらっしゃるんですよね。
あと他にもまあいろいろ手がけてらっしゃって、
有名なもので言うと地味に有名なものなのかな。
イマバリタオル。
そうですね、イマバリタオルのロゴ。
イマバリタオルのタグについてるロゴですね。
丸と並々のやつですね。
そう、並々のやつ。
あれも柏さんが欲しいんで作られたそうですよ。
っていう感じのデザイン物さんです。
あれじゃあね、一番有名なのはティーポイントカード、皆さん持ってると思うんですけど。
あ、そうなんだ。
確かにそうじゃなかったし。
そっか、僕そこまで調べがついてなかった。
ティーポイントカードそうなんですね。
ティーポイントカードというか、TSUTAYAのあのロゴマークというか。
そうですね、TSUTAYAも手がけてますもんね。
まあそんな感じの方ですね、柏さんでした。
まあそんな方のインタビューですね、一問一答のインタビューで、
ちょっと皆さんもね、ウェブを見ながら。
あ、そうですね、ぜひ一緒に見ながらやっていただけると。
そう、やっていただけると嬉しいなと思っております。
でですね、まず最初に僕の方でちょっとね、ピックアップしながらやっていくので、
まあかなり飛ばしていきます。
いいんじゃないですか、結構なボリュームありますからね。
そうなんですよ。
見ていくとなると。
そう、気になる方は。
1時間番組になっちゃう。
そうなんですよ。
気になる方はぜひともね、そのウェブの方直接見ていただいて、
ご自身で読んでいただければなと思います。
はい、ではじゃあ始めましょうか。
はい。
で、一つ目ですね。
一つ目、あの最初の質問ですね。
はい。
本当にディレクターとして関わりが多いと思いますが、
デザイナーとして実際に手を動かしてデザインの作業をするということは、
今はどの程度されているのか。
またその場合はどういう基準で自らが関わる場合が多いのかお聞かせください。
もしかすると今でも全ての仕事を何らかの形で自らの手が関わっているかもしれませんが、という質問ですね。
はい。
それに対して柏さんの答えが。
当たり前ですが、侍を始めた17年前と今とでは大きく状況も変わっています。
09:02
当初はデザインから下半作業まで自分の手でやっていました。
ただここ5年くらいは意図的に僕が手を動かす作業を減らしています。
それは一人にスタッフが育ってきたから、僕が手を動かさなくてもみんなきちんと仕上げていきます。
もちろんアイディアスケッチなどは今でも書いています。
うん。
らしいですよ。
僕ちょっと思ったのが、実は5年くらい前まで手を動かしてたんだと思って。
ね、なんか意外に最近までバリバリ前線に立ってやってるんじゃんっていう。
そうなんですよ。
そうなんですか。
そう、根っからデザイナーさんだなってちょっと思ったんですね、このインタビューの答えを見て。
やりたいのかなって。
そう、やりたいんだって、そうなんですよ。
クリエイターというか職人というか。
なんかあれでしょうね、人がやったより自分がやった方が早いとかそういうことじゃなくて、単純に自分がやるのが好きっていうか。
別に人が上手なものを作るのも認められる方なんでしょうけど。
うん。
なんかそんな雰囲気がすごくあるから。
そうなんですよ。
意図的にって言ってるってことは、意図的にやらないとやっぱり自分でいつまでもやっちゃうんですよね。
やっちゃうんですよね。
いやでもそれが5年前だから53歳までバリバリやってたってことですよね。
そうなんだと思って。
月あらばまだまだやりたいんじゃないですか、きっと。
多分そうですよね、きっと。
ちょこちょこやってるんでしょうね、ちっちゃい仕事。
大きい仕事はスタッフに任してって。
逆に。
そうそうそう。
俺はもういいからみたいな。
そうそう、影でこっそりと知り合いのデザインいっぱいやってるとか。
やってるんだね。
そう。
ちっちゃい表組みとか作るのもすごく好きだって。
こだわってやってそうだもんな。
実はインデザイン大好きだったとか。
あり得る話ですよね。
そう、あり得る話。
だから根っからデザイナーだなってちょっとこの一番最初の質問なんですよ、これ。
そうですよね。
そう、とば口の質問でこれでってちょっと引き込まれちゃったんですよね。
ああ、なんかちょっとわかると思って。
なんかでもいつまででも多分とはいえやるんでしょうね。
全くやらないってことはなさそうな感じのタイプの方なのかなって気が。
ないでしょうね。
そう。
で、ご自身の事務所なんで柏さんのね、センスとかを求めて皆さんご依頼されると思うので。
やらざるを得ない部分もあるのかなとか思ったりするんですよね。
そうですよね。あとは柏さんにお願いするみたいな感じの案件が。
そう、あると思いますよ。
他の水野学さんとかそういうところもどうなんでしょうね。
12:01
基本的には全部自ら少し何かしら関わって携わってテーブルを動かしてみたいな感じなのかな。
うん、だと思いますよ多分。頼むからには柏さんにやって欲しいなって。僕はお客さんだったら思いますからねやっぱり。
そうですよね。なんか一切見てないとかって言われるとなんかお客さんの立場からすると、あ、そうですかって感じがしちゃいますもんね。
もちろん働いてる方もね柏さんイズムがしっかりと吸い込まれてると思うので、そんな心配はないと思うんですけどね。
でもやっぱりやって欲しいですよね。自らね。できれば。
そうですね。侍に頼むんだとやっぱり柏が動くんだろうなって思っちゃうような気がします。
もともとなんかお付き合いがあって、他のスタッフの方とかも信頼関係があるようなお客さんだったら全然大丈夫でしょうけどね。
そうですね、そういう形だしたらいいですよね。じゃあ続いていきましょうか。
はい。
続いて僕が気になった質問ですね。
はい。
良いデザインと売れるデザインはイコールなのでしょうか?結構格好ついた質問ですけど、その答え。
必ずしもそうではないと思いますが、僕はいつもそこを一致させたいと考えています。
あーなんか綺麗な答えだなと思って。
一致させたいっていう気持ちがやっぱりあって、そこを一致させようとしているっていう、それがデザインだっていうことですよねきっとね。
そうですよね、結構深い問い。
そう深い問い、本当に言い出すとキリがないような内容ですけど。
そうですね、良いデザインのなんか基準が何かっていうのが人によってやっぱり違うから。
美しいデザインが良いデザインってなるとイコール売れるデザインっていう感じではなくなってくるのかもしれない。
なくなりますもんね。
そうですもんね。
ただやっぱりこれだいたいお客さんの要望って基本的に売りたいとか売り上げにつなげることがほとんどじゃないですか、デザインの仕事って。
なのでそこをちゃんと汲み取って答えてるところがまた上手いなと思って。
そうですね、一致させたいっていうスタンスですよっていうのが。
そうそうそう、そうなんですよ。
必ずしもそうならないけどもっていう、僕らはそう思っていつもデザインに取り組んでますっていう。
かっこいいこと言ってる。
そう、ギュッと詰まってた答えだなと思って。
特にウェブデザインってなると割とその数字が命というか、コンバージョンをどれだけ取れるかっていうところがもう良いデザインっていう定義になりかねないじゃないですか。
そうですね。
特にバナーデザインとかって、クリックしてその後購入に至るまでっていうところの役目を果たせればOKっていう感じになってくると思うんですけど。
15:04
バナーってデザインの中でも結構特殊というか、美しさとかわかりやすさとかっていうのは割と二の次になりがちな媒体な気がしてるんで。
バナーが悪いとかそういう話じゃないんですけど。
いや、わかるか。
デザイン以上に何か求められるものが結構あって難しいよなと。
YouTubeのサブネイルも似たような部分があると思うんですけど。
あーでもわかる。
目を引いて何か下品だろうが何だろうが、とりあえずクリックしてもらっちゃえば一旦その一つ目のゴールはクリアできるから。
そういった正解がある世界とかもあるからなかなかね、この良いデザインっていう定義と売れるデザインっていう定義がなかなか捉え方が難しいかなと思うんですけど。
難しいですよね。
そういう部分になるとまたね、ややこしいなって思っちゃうしね。
バナーとそのYouTubeのサムネよくわかるわー。
ね、そうなんですよ。
ちょっと僕はね、ちょっと極露なんですけど、あれはもうデザインだと思ってないんですよ。正直言うと。
いわゆるデザイナーが思うデザインとはちょっと使う頭が違うっていうか。
そう。
それはそれで難しくて面白いんだけど。
YouTubeの場合はほぼ煽りというか、ちょっと煽りが入るじゃないですか、やっぱり。
そうですね。で、何かしら疑問とか意外性とか驚きみたいなものを強烈に残さないと埋もれちゃうっていう。
ウェブバナーでもそうですよね、一瞬スクロールしてる中でとにかく目に止まってもらわないといけないっていう。
とにかく思わせぶりな感じがちょっとやっぱり。
思わせぶり、そうっすね。
デザイナーとしてちょっとね、ちょっとね、それをデザインしてくださいって言われると心痛むんですよね。
そうですね。何かそういうモヤモヤがちょっと生まれる時がありますよね。
あります。だからこそ、いつもそこを一致させたいと考えているっていうこのマイルドな。
そう、同じモヤモヤを。
そう、オブラートに包んでる感じがいいなと思ってる。
なるほどね。
そう。
優しい、優しさが見え隠れしてますね。
そう、優しい。
やっぱ大ベテランだけのことあるなと。
そうですね。
それら全てを優しく包み込むような一言になってますね。
そう。
じゃあ次行きましょうか。
はい。
次ピックアップしたのが。
はい。
デザインラフの段階では自分の納得のいくデザインになるのですが、
18:06
いざパソコンで制作すると想像とは違うものになってしまいます。
なぜなのでしょうか。
ちょっと質問の仕方も変ですけどね。
うんうん。
まあでもそういうことですよね。
はい。
ラフでは綺麗だったのに。
うん。
実際手を動かして作ってみるとあれ?ってやつですよね。
うん。
で、その答えですね。その答えは、
ラフのイメージに合わせつつ、それを超えるまで突き詰めていますか?
うん。
ラフのイメージを超えるのは実はとても難しいことです。
うんうん。
いかに頭の中にあるイメージを現実が超えていくかという作業こそがデザインです。
うん。
深いなと思って。
これはすごくわかりますよね。
そう。本当僕もこれすごく共感して。
うん。
うわー何度そういう目に遭ったかっていう。
そう。
なんかやっぱり手書きで書いてる時って都合の悪いところはすごくごまかして書けちゃうじゃないですか。
そうなんですよ。
だからそこがいざいられないって起こし始めると全部むき出しになってくるから、
そこで起きた問題をどう解決していくかっていう作業が、
まあこれが多分でも楽しい作業なんだろうなって感じだし、
そこで想像と違うものになってしまうのはやっぱりしょうがないというか、
そういうものなんだろうなっていう。
結構ね僕個人レッスンやってるじゃないですか。
こういう質問やっぱり多いのと、
実際レッスンの中で課題とかやってもらうんですけど、
手書きで書いたものをやっぱりいざいられに起こそうと思うとうまくいかないみたいなシーンがよく見るので、
なるべく僕は手書きで書く時に、
慣れてない人は原寸で書いてもらうようにしてますね。
そうすると手書きの時に書いてるものの解像度が高まっていくんで、
そこでなるべく解決しておくと困らないのかなとは僕は思いましたけど。
なるほどね。
慣れてくるとまたちょっと違うんでしょうけど。
ね、これそうなんですよ。
そうなんですよ。
もう僕の場合はなんですけども、
ラフ書いて、いい感じのラフができたとしても、
実際起こすとちょっと違うというよりかはものすごく固くなるんですよね。
なんかこうある程度の規則にのっとって実際は入れていったりするから。
そうなんですよ。なんかね、固くなるんですよ。
そう、あのちょっと、なんて言ったらいいんだろう。
あんまりこう縛りのない感じのデザインとかそういう感じがね、一切抜けるんですよね。
21:03
きちっとしてしまうんですか。
そう、きちっとしちゃうんですよね。
そうなった時にさあどうしようってそのラフ感をね、逆にこう出そうとするんですよ。
そこを突き詰めるのがすごい大変で、何時間もかかることがよくあるんですよね。
そうですね。ちょっとハマっちゃうと時間かかりますもんね。
そう。
やっぱりいくらプロのデザイナーとはいえ。
そうなんですよ。あのラフの感じは難しいと思って。
いやでも本当に原寸でラフ書くのっていいかもしれないって今思いました。
あとは。
確かに。
全体的に全体のイメージとかこういう仕上がりの想像みたいなものはちっちゃく書いておいて、
実際その入れる時って要素の大きさとか感覚とかを調整して入れていかなくちゃいけないから、
そういうものを見る時はやっぱり原寸で。
結構ですね、細かい要素の処理とか入れ方みたいなのをやっぱりないがしろにしてラフって書いてしまいがちなんで。
そうなんですよね。
それを実際イラレで詰めていってもいいんですけど、それをイラレ上でアドリブでやっていけるっていうのはもうだいぶ手だれっていうか。
そうなんですよ。
もうすでにデザイナーとしては結構そのスキルがある状態だと思うので。
難しいですよねっていう。
そうですね。ギャップはなかなか埋まらないかなっていうか、それを逆に手書きを超えていく作業が楽しいのかなっていう気がしますけどね。
本当そう思います。
じゃあ続いて。
続いてピックアップしたのは、僕は柏さんと同年代の地方のデザイナーです。
すごくどうでもいいことなのですが、いつもキリッとスーツで決めている柏さんを雑誌で拝見して羨ましく思っています。
スーツの選び方やファッションの着こなし方の、これを知っていればなんとかなるというような語句を教えてください。
ファッション系の質問もあるんだ。
ファッション系の質問があって。
で、この答えがですね。
スーツの着こなしにおいて最も大切なことは適切なサイズを選ぶこと、すなわちサイジングだと考えています。
そういう思いもあって、この中のオーダースーツブランド、ディファレンスっていうんですかね、をトータルプロデュースさせていただきました。
ぜひディファレンスでスーツを仕立ててみてください。宣伝をバッチリ。
宣伝になっている。
なるほど。そんなプロデュースもされてるんですね。
僕ね、柏さんと知った経緯がですね、なんだっけかな、情熱大陸かな。
はいはい。
何かそのドキュメント番組で。
テレビ番組で。
デザイナーかしわを追うみたいなドキュメントがあったんですよ。
そこで、スーツセレクトってご存知ですか?
24:00
はいはいはい。僕なんか若い時、何か買ったことがある気がします。
僕もね、着てたんですよ。
お世話になりました。
僕とか橘さんとか細身なんで、おそらくスーツセレクトバッチリ合うと思うんですよね。
細身用の、もちろんスーツ屋さんなんですけども、そこのね、ブランディングをプロデュースしているドキュメントを見て初めて柏さん知ったんですよ。
なんか三本線のロゴマークのやつでしたっけ?
そうそうそうそう。たぶんロゴもプロデュースしてるんでしょうね、きっと。
で、それを見た時に、この人デザイナーかなって、ちょっと疑問に思ったっていう。コンサル寄りじゃないかなっていう。
その番組もビジネス番組だから、ビジネス寄りに切り取ってるからそういう風に見えたんでしょうけどね。
そこから橘さんに対して僕あんまり興味なかったんですよ。
興味なかった。
そう興味なかったんです。で、このインタビュー見てちょっと興味が出たんですよ、逆に。
なるほどね。
そう。で、この方が言ったよね、スーツの着こなしで大切なのはサイズっていうのをすごくわかるんですよね、僕。
なんかやっぱ最終的にそこ行きますよね。
僕も結構スーツハマってた時期があって、イタリアのブランドのものを結構好んで着てた時期がありましたけど、
やっぱり仕立てが全然違いますもんね。
そうなんだ、やっぱり。
腰回りとかね、お尻とか足のラインが特にそうですけど、あと肩回りとか腰の絞り方とかが、日本の誰でも着れるような体型に設計されてるやつってダボついちゃうんですよね。
そうそうそう。そうなんですよ。僕もそうなんですよ。だから、なんか普通のスーツ屋さんって言ったらわからないかもしれないけど。
その辺にあるようなスーツ屋さんに行って、仕立てて、カットしてもらうじゃないですか、足長めに。いつもあるから全部カットしてもらってやると、なんかズボンは特にそうなんですけど、なんか裾切ったなっていう感じがわかるんですよね。
なんかサイズが合ってないからなんか変な感じ。
太いもの途中で切っただけだとね。
そうそう。それわかるなと思って。やっぱサイジングなんだって。
それだけいい生地とか、いいボタンとか、細かな仕立てをやってたとしてもやっぱり、その人の体に合ってないって言って、やっぱり途端になんかダサく見えてしまうのが不思議なとこですよね。
橋橋さんもそう思ってたんですね、やっぱり。
でも全く着なくなっちゃいましたけど、最初スーツがすごく嫌いだったんですけど、なんか結構ハマりだしたら面白いなっていうふうに思う世界ではありましたね。
もうスーツは着ないかなっていう感じですけど。
なのでそうなんですよ。そのスーツセレクトを僕も買うようになって、ビジカシにはまったんですよね。
27:06
で、僕スーツセレクトね、その橋橋さんがプロデュースしてるってこと知らずに買ってたんですよ。
あ、そうなんだ。そんなに興味ないとか言ってたのに、めっちゃ貢献してたんですね。
そうそう。なんだ結局好きなのかよと思って。
じゃあ次の質問いきましょう。ここで僕は最後ですね、ピックアップするの最後になりますね。
以前デザインノートで中田秀俊さんと対談されているのを拝見いたしました。
そんなことがあったんだ。
みたいですね。
こういう関係がとても広いと思うのですが、こういう関係と仕事は柏さんの中で直結しているのですか?
その答えが直結しています。
自然と仕事イコール、こういう関係になります。
なんか潔いいいなと思って。
これってどういう答え方をしたらいいんだろうな。
たぶん仕事とこういう関係一緒なんじゃないですかね。おそらく。
こういう関係って友達は必ず仕事とつながってるってことなのか。
どうなんですかね。深くそこは言ってないので、僕らは想像でしか言えないんですけれども。
一応こういう関係がもともとあって、そこから大きい仕事が入ってくるっていう可能性はありますよね。
なるほどね。
どこか大きい企業の営業さんとつながっていて、バーベキュー仲間だったりとか、そういうことやってるかわからないですけど、
そういうところで柏さんのところでやっていただけませんかっていう話があったりとかっていうことだと思うんですよね。
それだけ自分と仕事っていうのが一体化してるっていうか、仕事以外の自分っていうのがあまりないよっていうようなことなんでしょうかね。
はい、そういう捉え方であってると思います。戦引きしてないんだろうなぁと思って。
寝てる時も寝てる時も侍のデザイナーだっていう感じじゃないですかね。
そう言える人ってすごくかっこいいっていうか幸せだなと思いますね。
そう。素晴らしいですよね。なんか潔すごく。
実はまた別個として考えようとする人が多いんですけど、その中で。
その現れとして、柏さんの事務所のマネージャーっていう位置づけなんですけども、ほぼほぼ副社長ですよね、きっと。
奥さんが勤めてらっしゃるんですよ。
そうなんですね。
そうなんですよ。ご夫婦で事実上その事務所を運営してるんですね。
じゃあなおさら。
なおさらそうですよね、きっとね。
ご夫婦としてのこういう関係とかもありますもんね、普通はね。
そうなんですよ。
30:00
それも仕事につながってるっていう。
つながって家族も仕事一緒にしてるっていうところなので、まあその言葉に嘘はないんだろうなってちょっと思いました。
だからその潔さんにちょっと好感持っちゃったんですよね。
なるほどね。どんどん好きになって。
そうなんですよ。このインタビュー見てね、ちょっとね、好感持っちゃったんですよ。
今までなんかほんとビジネス寄りの人だと思ってたから、なんかね、デザイナーとしての興味全くなかったんですよね。
そう。なんか僕も若い時は、なんて言うんだろうな、そういう感情だったかもしれないですね。
デザイナーとしてなんかちょっと悔しい側面もあるっていう背景もあったのかもしれないですけど、
なんか純粋に好きになれなかった、最初のデザイナーとして。
自分がデザイナーじゃなかったら別に、なんかすごく頑張ってる素敵な人だなって思えたのかもしれないですけど、
でもなんかもう全然最近は本当に尊敬しかないっていうか、やっぱすごい人なんだなっていう。
そうなんですよ。
何て言うんでしょうね。それも、ただ柏さんって別に柏さんがすごいっていうか、柏っていうキャラクターがすごいっていうか、
多分やっぱり誰よりもすごく時間とか努力とか労力をデザインに費やしてる、デザインおばけみたいな感じのところに今いるっていうのがすごいなっていうか、
そこまで打ち出してるものをちゃんと、それでお客さんを説得して世の中に生み出して、
みんなに認めてもらえてるっていうのが、自分には絶対できないなっていうふうに思いますよね。
本当にこの質問見て、どっぷりデザイナー人生歩んでるって思って。
デザイン職人なんだと思いますよ、基本的にはね。
本当にそう思って、今回はちょっと考え方変わりましたっていう話でした。
柏さん大好きですっていう連絡の回。
そうです、好きになっちゃいましたね。
あと余談なんですけど、さっきスーツ、スーツセレクトを知らずに好んで着てたって話してたんですけど、
もう一個柏さんがデザインしてて知らずに使ってたやつがあって、携帯電話なんですよね。
昔ね、携帯電話のデザインもされてたんですよ、柏さんが。
何でしたっけ。
NTTドコモの、ちょっと名前言ってもわかんないと思うんですけど、
エグ702IDっていう携帯なんですけど。
さすがにわかんなかった。
ちょっと概要欄にリンク貼っておきますんで、ちょっとそれで見てみてください。
それの携帯、白いやつをずっと気に入って使ってたんですよ。
なるほど。
で、あとあとそれが佐藤柏デザインってことに気づいて。
33:01
はいはいはい。
結局お前好きなんじゃねえかって話です。
どっぷり好きなんじゃねえか。
どっぷり好きなんじゃねえか。
ツンケンして柏さんなんかなんて言ってるくせにっていう。
本能的にはめちゃくちゃ好きだった。
そうそう、みんな好きだったって。
サンちゃんってやつですね。
そうなんですよ。
なるほど。
デザイナーの給頭室。
はい、いかがでしたでしょうか。
今週のデザイナーの給頭室、そろそろお別れの時間となりました。
はい。
今日は、宇田さんは実は柏さんが昔から大好きだったっていう。
そうなんですよ。
そういう。
潜在的には好きでしたっていう。
皆様へのご連絡会だったっていう。
そうですね、もう本当に恥ずかしながら好きでした。
なんか地位と名誉も天地の差ですけど、
なんかマインドだけは肩並べたなと思っております。
なるほどね。
結構柏さん、デザイナー以外の部分でのコメントがすごく多いインタビューなので。
そうですね。
先ほどの奥さんとの関係についてとかご家族の話とか。
そうなんですよ。
興味深く最後まで読めるような記事になってるかなと思いますので。
皆様も興味があればぜひご覧になってみてください。
はい。
デザイナーの給頭室では皆様からのご意見ご感想をお待ちしております。
TwitterのDMやYouTubeのコメント欄などからどしどしお寄せください。
またハッシュタグデザQをつけて投稿していただければリプライやリツイートしに参りますのでお気軽に投稿してください。
また今年はデザQ1周年を記念して毎月月替わりのスマホ用壁紙をプレゼント中です。
デザイナーの給頭室のTwitterアカウントで配布しておりますのでぜひチェックしてみてください。
次回は2月23日木曜日21時ごろお耳にかかります。
本日もありがとうございました。
お相手は私パチパチと
うたでした。
バイバイー
ポッドキャストフリークス
2023年3月4日大阪南場でポッドキャストをテーマにしたイベント
ポッドキャストフリークスを開催
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36:02
ポッドキャストラバーの皆様のお越しを心からお待ちしております。
36:12

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