ヤンキーインターンの概要
真夜中、コンビニの駐車場で。このポッドキャストは、一つの場所を72時間にわたって定点観測する、某公共放送局のドキュメンタリーを大好きな2人が、番組についての感想や愛を語ります。
今回は、ヤンキーインターン、俺たち今日からスーツ着ます、という回について話していきます。
これは2020年に放送された回でして、名前の通りヤンキーインターンという、ちょっと変わった教育プログラムなんですけれども、そんな地方出身の中卒高卒の若者たちが都会で鳴り上がるために集まり教育されるという、熱い現場を捉えた3日間になっております。
ということで、ここでいつもだったら本田さんに振るんですけれども、今日はゲストの方に来ていただいております。ということで自己紹介お願いできますでしょうか。
はい、ありがとうございます。文学ラジオ空飛び猫たちというポッドキャストをやっている大地と申します。今日はよろしくお願いします。
お願いします。
お願いします。ということで、ついに万王寺市の登場ですよ。
そんな、いやいやいや、でもなんかドキュメント72時間を勝手に喋るに出させてもらってすごいありがたいです。
いやいやいや、そんな、我々はいつも東中野にある雑談という、クラフトビールバーですかね、会いまして、そこで月一でやっている僕らのイベントのタップルームにも、あれかなり前、1年くらい前ですかね、あれ。
そうですね、1年以上前、なんか雑談通い始めてすぐ声かけていただいて。
本当ですか、はい。
なんかびっくりしたの覚えてるんですよね。
なんかそんな頃からの中ということで、かなりいろんな話も深く聞けるんじゃないかなと、勝手に期待はしてるんですけど、このそもそも今回ドキュメント72時間、僕ら番組でやってるわけですけど、それ番組って見たことありました?
お二人と知り合ってから見ましたっていう感じですね。だからそれまで存在すら知らなかったかな、もしかしてかなり長寿番組だっていうのも知ってから驚いているような状態で。
でも去年お二人がNHKの特番に出られているのをちょっと流しながら作業してる時があって、その時に多分その時に見たんですけど、北海道のコンビニのやつと、あと多分いろんな自動販売機があって、うどんも出てくる販売機のイートインコーナーみたいなところを映してるやつを見て、
それは見ました。2つ見たって感じですかね。
もう今あれですよ、NHKの人たちもこれ聞いてるかもしれないんで、僕らのポッドキャストが影響力あるぞっていうところをちょっと今見せていく感じになってるんですけど、
でもそんな大地さんに、今回いつもゲスト出ていただくと、知ってる人とか70時時間好きな人であれば何の会がいいですかって結構聞いてるんですよ。もう大地さんは固定だったじゃないですか。
僕らが何がいいかなみたいな話していて、もうこのヤンキーインターンしかないでしょということで、これに決まったわけなんですけど、なんでそれにしたかっていうのはちょっと後で話すとして、これちなみに見てどうでした感想
面白かった 面白かった 面白かったんですけど、さっき言った私が見た2つとは、なんか経路違うなっていう感じがして そうですね、感動の別に物語っていう、すごいしっとりしみる感じではなく、行くぞーみたいなやつですもんね。
車君を大声で叫んだりとか、突如最後ヤンキーコールで終わるみたいな、すごい世界観の話ですもんね そうですね、まず会社、会社なんすかね、会社を定点観察するんだみたいな3日間とか、ちょっといろいろこのドキュメント72時間のフォーマットに落とし込めているものの、なんかちょっと違うぞっていう感じはしましたね。
だからまだ教えてもらえないのかもしれないけど、なぜこれを私にぶつけてきたのかが、もう今気になって気になって仕方ないです それはもう一つですよ、やっぱこの回を僕が好きで喋りたいからです あ、なるほど、良かった、なんか俺消化器撒く人とかと思われてるかと思って
いやちょっとその可能性もあるかなと思ったんですけど、元ヤンの可能性も 元ヤンって思われてるのかなって思いますね いやなんかこの回ってでも大地さんが今おっしゃっていただいたように、かなり特殊回なんですよ、ドキュメント72時間の中でもやっぱり待ち合わせ場所とか、深夜食堂とか、さっきも大地さんおっしゃっていただいた村のコンビニとか、そういう結構チルアウト系の場所が多いんですよ
あ、そうっすよね 場所でいうと、こんななんかアッパーな感じなかなかなくて、これを喋るっていうかこれについてどう思うか喋るのってアッパーな場所ほど意外と難しいというか、やっぱヤンキーコールやばかったよねみたいな感想になるじゃないですか、こういうすごい力強いもの見ちゃうと
それをこのヤバさを言語家大地さんなら知ってくれるだろうなと思って、期待してキャスティングしました なるほど、よかった、元ヤンって思われてるのかなってちょっと思ってたんで、しかもご存知かどうかわからないですけど、私栃木出身なんで
ヤンキー文化の国だったんで、あれその辺って話したっけなとか、うちの母西新井出身なんで、あれその辺りも話したっけなとか思いながら、結構このヤンキー文化っていうのに割と身近に私は子供の時晒されてたんで、あれその辺り話したかなと思ったんですけど、そうじゃなかったんですね
やっぱりその嗅覚がうっすら働いたのかもしれないですね なるほど、でもヤンキーインターンっていう仕組みがまず面白かったなっていうのと、あとどっからどう話せばってとこあるんですけど、印象としてはまず面白いっていうのが先に来るんですけど、
でも特徴として彼らって、ヤンキーインターンってドロップアウトまではいかないけれども、高卒とか中卒とかでちょっと始めた仕事があんまりうまくいかなくて、というか彼らのコミュニケーションがうまくいかなかったりとか、おそらくちょっと真っ当に働くのがちょっと格好悪いとか、
そういう価値観がちょっとあったりとか、考え方があったりとかして、一回ドロップアウトとして、で、なぜか地方から東京に出てきて働こうとしているっていう方々が集められていて、集められてるとか募集のあれがよくわからないなと思って見てたんですけど
家賃も公熱費もタダですからね
そうなんですか
そうですそうです、なんでやっぱりそういう夢を見る若者が本当にまさに一攫千金ですよ、目指して東京にやってくるっていう教育プログラムですね
そう、あの寮とか結構綺麗で、結構椅子とかいい椅子座ってておーって思ったんですけど
確かに
まああってで、何て言うんですかね、多分何て言うか価値観が彼らの中では変わり続けてる瞬間だなと思って
多分田舎だから、私も栃木県の田舎から出てきて、出てきてっていうか田舎の価値観だとやっぱりヤンキーかっこいいんですよ、ヤンキーがめっちゃモテる世界で
多分その中にいると、私なんかちょっとそっちには全然染まれないっていうか入っていけなかったんですけど、でもクラスでモテるのってスポーツマンでもイケメンっていう方なんだろうな
だいたいかっこいいとされてるのがヤンキーだったんで、なんかヤンキーがモテる文化
で、やっぱりそれに憧れていって、そっちを目指していって、価値観がそっちに寄っていく人たちっていうのが田舎だなと思っていて、まさにうちの中学校とか卒業生がバイクで乗り込んだりが普通にしたんで
もう本当に漫画の世界じゃないですか 本当にね、自分とはドン引きするんですけど、それをかっこいいと思う人がやっぱりいるわけじゃないですかクラスには、でその時は全然その価値観の差とか考え方の差とか表現するわけでもないし
なんかただただ私はドン引き、まぁドン引きしてる人は何人かいるんですけど、ドン引きしてるけど、やっぱりそれに憧れてる人たちがいて、その価値観で高校卒業後も染まっていって、ファミレスが少ない田舎なんで、高校生の時に自分の高校の、その辺って高校でちょっと別れちゃうんですよね
出身学校に行くのかと、ヤンキーたちが多い高校があって、で別れちゃって、高校に行った時にその高校のメンバーとファミレスに行くと中学校一緒だったもうヤンキーの道を極め始めてる連中とかを見たりして、なんかやっぱりこうなってくるんだなみたいな 天下統一ね
思ってたりしたんですけど、多分そういう価値観がありながら、ヤンキーインターンに来る人たちって、多分ちょっと自分を変えたいと思っていて、でも多分その価値観引っ張りながら多分来ていて、でまた東京に来て、その同僚じゃないですけど同期とかそのメンバーとかと営業の仕事をしたりとか、面接の練習とかしてるじゃないですか
はい 中でまたちょっとちょっと価値観変わっていって、なんていうかその20代の前半10代の終わりとかのその変容っていうのをなんか垣間見れるドキュメントだったなとは思いました
でも今大地さんの話聞いてて改めて思ったんですけど、彼らは天下統一のカルマになんか囚われてるんじゃないですか、やっぱ地元でもそうだし東京でもそうじゃないですか
営業で1位だったみたいな話とかするじゃないですか、それもちょっと話したくて今日、彼らは一回その地方のヤンキーの価値観から抜け出してはいるものの、また東京で同じように
結局、同調圧力の話もしたいんですけど もういいですよ全部しましょう
やっぱり彼らは彼らで価値観の軸が自分にないままヤンキーインターンに入って、ヤンキーインターンを出てる気がしていて見てて、それもそれですごくいいというか面白いことだし、別になんていうかマイナスではないと思うんですよ
仕事も得てるし、おそらくその仕事の中で新しい価値観とか考え方とかに触れて、彼らの世界では間違いなく広がってるなと思ったし、全然マイナスではないと思うんですけれども、でもあのドキュメントの3日間だけ見てると
やっぱり自分の価値観っていうのをまだ作れずに世の中にまた出てっちゃってるのかなっていう感覚はちょっと落ちましたね
プログラムの意義
いやそうなんですよね、ヤンキーインターンのこれ話すると僕はヤンキーインターンが本当にすごいみたいな話しかしないんですよ、今日したかったのはそういうヤンキーインターンというものが持っている実は負の側面というか、実は持っている裏の側面みたいな話をしたいなと思っていて
なんていうんだろうな、あれって結局社会で生きるためのルールを教えるというか、お金を稼いで生きていくためのルールを教えるわけじゃないですか、だからそれはもちろんそこが多分学校ってそういう役割だから正しい教育施設とか教育プログラムとしてはいいんだけども
なんかそれって本当にじゃあ行く先彼らのためになるのみたいな直接的な価値に紐づいてるかって言われると、結局学校中学とか高校と一緒で規則教育は施すがその後は自分たちで頑張れみたいなことになってるんじゃないかなっていうのは思ったんですよね
分かります分かります、今ちょっと自分の話を振り返るとちょっとディスってるように聞こえてしまった部分がもしかしたらあるかもしれないですけど、自分としては全然そんなこと思ってなくて、やっぱあれは多分彼らにとってすごい必要なプロセスだったはずで、やっぱりあれがそのプロセスがないと多分新しい道にも進めないし
例えばいつか自分の価値観というかものが生まれて、それに価値観に従って生きるためにも多分必要なプロセスだなっていうのはちょっと思うので、すごくいいプログラムだなというかすごくいい取り組みだなっていうのはすごく思ってるんですけど
気になったのはちょっと、多分ドキュメント72時間っていうフォーマットのせいだと思うんですけど、彼らのやっぱり5年後とか見たいんですよ
わかります
だからあの3日間しか見せてもらえなかったけれども、5年後とか10年後とかっていうのを見たくて、多分普通のドキュメントだったら、例えば卒業生とかなんていうんですかね、もうある程度年齢、ちょっと1回ね、昔の生徒なんですみたいな感じで
写真かな、が出てきたシーンはあったと思うんですけど、あるんじゃなくて本人が出てきてちょっと語るみたいな、ヤンキーインターンっていうのにめちゃめちゃフューチャーした番組だったらそうなると思うんですけど、やっぱり72時間っていう縛りが多分あるので、多分それはできなかったんだろうなとか思いながらちょっと見てはいましたね
この72時間ってそういう縛りがあるから先はわかんないじゃないですか、でも僕が72時間好きでヤンキーインターンのこの回がすごいと思うのって何かって言うと、今話した同調圧力的なことというか、そういう天下統一のカルマですよね、さっきの僕の言い方で言うと、みたいなことに対してもう1人やっぱり明確に脳を下す人が途中登場するわけじゃないですか
僕はもう幸せな家庭を築きたいだけなんだっていう彼、やっぱり彼みたいなものをちゃんとドキュメンタリーの中で30分の中で切り捨てないというか素材として使う、あれともすればあれを使うことがぶれることになっちゃうんですよ
だってヤンキーとして出てきて、それが東京にのし上がるためにああいう教育プログラム、素晴らしい教育プログラムがあって、みんなヤンキースピリッツを持って世の中に育っていくみたいな、でも本当にそれでいいんだっけっていうのが途中登場する天ヶ崎出身の少年なわけですよ
あれでも私見ててあそこピークだなと思いましたね
そうなんですよ、あそこピークなんですよ、この回は実は
あそこは家に実家にスーツと布団全部送って帰るつもりだったけれども職員の方に色々とお話しして、とりあえずもうちょっと続けますみたいな感じで
いいですよね、だって東京でみんなが起業するとか営業成績1位取るとかそういうことを言っている中で自分はただ幸せな家庭が築きたいんだと、家庭環境に恵まれなかったこともあってそういうことをやりたいと、そう思ってきたのにみんなとテンションが違いすぎて帰ろうと思ったっていう、あまりにもなんか素晴らしいというかじゃないですか
そこはなんですかね、彼は彼の価値観がやっぱ私の言い方をするとあって、その価値観からちょっとみんなの価値観違うぞっていうところで、圧倒的な少数派である自分がどうしようみたいな
それはそうですよ、朝朝礼とかで今日の声出してみたい人、はいって全員が上げるみたいな世界観なわけですよ
そうですよね、コミット力とか言ってましたもんね そうそう、コミット力みたいなやつですよね、朝鮮力みたいなやつをこうやるっていう
いやーそうですよね、彼のそのあれがピークだなと思っていて、ラストのあのなんだっけな最後またちょっとよく覚えてないんですけど、朝の朝礼の後の何でしょうね、集合して仕事始めようとしてるところぐらいが多分最後映されるんですけど
その中にやっぱ彼もやっぱりいて、別になんかあの時に、なんか言い方なんですけどいい番組だなって思ったのは、わからないですけど普通のドラマチックに撮ろうとしたらやっぱり彼をアップにしたりとか彼の表情をちょっと抑えに行ったりすると思うんですけど、ただいるだけのとこ流して、ちょっと微妙な顔してるんですよねでもね、なんかまた微妙な顔してるなみたいなのはちょっと見せてるのは上手いなって思ったし
なんかいい番組だなって思いました、なんかそこをフューチャーしすぎると、なんかあの言い方あれですけど、なんかすごく意図的になっちゃうじゃないですか、あのこれをこのこのこの気持ちをなんかもっと感じてくれみたいになると思うんですけど、でもまあ多分NHKっていう性質上なのか、そもそもテレビっていうフォーマットだからかもしれないですけど、やっぱりあの
対多くの人に向けて作られているものだと思うので、やっぱり私とかは彼の表情とか気になっちゃうんですよ、最後出てきたから、あーどんな顔してるんだろうみたいな、こういう層も取りこぼさないようにしてるし、多分もっとなんかいろんなとこに気になる人はそれぞれあったと思うんで、それを最後ちゃんとこうほぼ全員一回映ってくる、あのシーンで終わるっていうのもすごい上手いなとか思ったりしましたね
働き方の選択肢と幸せ
いやすごい、僕多分このヤンキーインターンについて、多分こういう配信とか、多分3回ぐらい喋ってるんですけど、それこそ1回そのNHKの公式のポッドキャスト番組を立ち上げるっていう時に、僕と本田くんゲストで呼ばれて、好きな回何ですかみたいな、言われた時にもヤンキーインターンっていうのは第3位ぐらいまで上げてくれって言われた気がしていて
その時に僕が言ったのは、これは本当に素晴らしいプログラムであると、なんですごいかっていうと、ヤンキーっていう閉鎖的な環境の中で勝ち上がるっていうシステムだけをやっていた彼らに対して選択肢を与えてるじゃないですか、東京で生きていくっていう、だからすごいっていうことを僕は言ったんですよね
でもそれってもうちょっと深掘りして考えていくと、確かにこのヤンキーインターンって選択肢を与えてるんですよ、でも選択肢があったからといって、その人が本当に幸せになるかはさっきの幸せな過程を築くみたいな話と一緒で、イコールではないっていうのが、この回が実は本当を描いている、ある意味残酷さな気もするんですよね
そうですね、そうなんですよね、最初のインタビュー受けた、2人目だったかな、忘れちゃったんですけどテレアポしてて、別にテレアポ自体は何でしょう、すごく楽しんでやってらっしゃる感じがあって面白かったなと思うんですけど、でも中身がインフルエンサー
インフルエンサーマーケティングね
インフルエンサーマーケティングを、何でしょう、アプリのできるアプリケーションを何かを提供するサービスのテレアポか何かやってて、何かそれってテレアポでする感じのサービスなんだとか、何でしょうね
中身のちぐはぐさみたいなのがちょっと自分は感じてしまって、何だろうな、仕事っていろいろあるし、一概に何かこう彼らが目指しているものが良い悪いとかっていうのは私は言えないと思ってるんですけど、
でも、彼らが仕事のどの部分を好きになるかとかやりがいを見出すかっていうのは、やっぱりすごく個人的な差があって、個人の思考も絶対あるし、
でも、あのプログラムを受けて営業経験をして面接してっていう流れになっていくと、どうしてもある一定の価値の幅に収まるようになってしまって、
山口さんおっしゃる通り選択肢を与えられてるんだけれども、その選択肢が彼の幸せに直結するかどうかっていうのは一番ちょっと難しいところがあるんじゃないかなっていうのはちょっと見ててすごい思ったんですよね
なんか多分時代が多様化しすぎてるみたいなのがある気がしてて、専門性がそれこそ多分10年前とかだったら全然ここでいわゆる言われている社会人マニュアルみたいなことにいかに忠実であり、いかにそれができるか、言われたことをそれ通りできるかっていうことが実際成績につながっていたし、お金につながっていたと思うんですよね
でもなんかそういういわゆる攻略本、社会の攻略本みたいなものって今世の中、YouTubeもそうですけど、ノートとかもそうですけど、こういうポッドキャストもそうですけど、山のように溢れてるじゃないですか、だからそういうものがみんな取れるようになっちゃってるんですよね
そうすると専門性だけじゃなくて、いわゆるジェネラリストっていうか幅の広さとか視点がどれぐらい広いかみたいなことは実は求められるようになっちゃってるから、インフルエンサーマーケティングのテレアポ一本やりでは勝てない世の中になってるんですよ
そうですね、だからそのテレアポの能力っていうのはもちろん何ていうか汎用性高いものだなっては思うんですけど、なんかそのそれを彼ら本当にこの後楽しめるんだろうかみたいな、ちょっとその何て言うんですかね、この汎用性とか価値観の多様性ともあると思うんですけど、それとは別のところで
この何だろう、なんかどこに彼らは幸せを見出していくんだろうみたいな、なんかお金なのか、例えば彼らも何だっけ、会社説明会に来た方が、結構具体的な金額の話とかするシーンあるじゃないですか、であれで結構、それもカメラが意図的だったと思うんですけど、ちゃんと表情が変わる瞬間とかを捉えていて
やっぱりそこに惹かれるよねって思うんですけど、でももちろん仕事ってやっぱりそれだけじゃないし、もちろん大切なことなんですけど、なんかその辺のまだやっぱり20代の前半とか、それこそ自分も就活してた時のこととかをちょっと思い出したりもしたんですけど
なんやかんやその辺の学面とか気にしたし、なんかその時の仕事内容、学面とかのこの優先度合というか自分の中に響いていく度合みたいなのは、やっぱり自分のも含めてなんですけど視野の狭さが生むものだなと思っていて
Uターン就職の可能性
それも感じたんですよね、あれ見ながら、自分の就活の時とか思い出して、視野狭かったなーみたいな
これ大地さんはあれですか、都知事でもともといて、でいつその上京っていうかしてきたんですか
でも大学進学の時ですね
じゃあ大学生の時は東京というか都内とか過ごしてって感じ
でもそれでもこのヤンキーインターンって、このヤンキーインターンの卒業生で最強の価値筋というか、価値筋っていうのが正しい言い方がわからないけれども
一番そこで学んだこと生かせるのって何だろうなと思った時に、僕はUターン就職だと思っていて
東京で得た知識を東京でそのまま使うと、ここで言われているようなことってある意味東京のサバイブ方法なんですよね
でもこの東京のサバイブ方法って、実は地方に行くとあんまりこういうサバイブしてる人いないから逆にあまりにも価値になるというかすっごい価値に上がると思うんですよ
で彼らが多分そういうことをして、やっぱり東京だと天下統一のカルマに囚われてるから基本的に同じゲームをやらなきゃいけないわけじゃないですか
でも地方に戻った瞬間に自分が初めてゲームの外に出た感じになると思うんですよ、天下統一ゲームじゃないと
それは自分の地元なんだけど、一個視野がプラスされて地元に戻ってきてるから
だから本当はそういうことを彼らがするっていうこと、そこまでが実は設計できていると本当に、もちろんいると思うんですよ一定数はね
実際東京でやっていこうとか、今回も卒業生の人でまだ実は就職決まってないんですとか言う方もいたじゃないですか
実はもしかしたらそれが決まらずに地元に戻るかもしれないけど、戻った側の方が実はUターン就職したら無双できるっていうのが僕の新しいヤンキーUターンの仮説なんですよね
ヤンキーUターンって言ってたよね
そうそうヤンキーUターンが、みんなIターン就職してるんですけど、じゃなくてUなんですよ、戻るっていうことが重要っていう
なるほど、いやーでもどうだろうな、なんか彼らの中には一定数田舎に戻れなくなってる人たちもいそうだから、ちょっと何でしたっけ、工場途中で逃げてきちゃったとか
バックレテとか
まあ別にもう気にしなくて良くなってるぐらいの月日が経てば戻れるのかもしれないですけど
ね、なかなか、まあでも確かに面白いですね、戻ってなり上がるっていうか、また新しい地盤を築くみたいな、ありえますね
でもなんかそういうことって、まあ今大地さんとかもそれこそ出てきてるわけじゃないですか、自分がなんか戻るみたいなことって、大学の時も選択肢ってあるはあるじゃないですか、地元で就職するとか、そういうのは今もそうですけど、今話したみたいなUターンみたいなことって特にあんま選択肢としてないなって感じなんですが
考えたこともなかったですけど、そうですね、なんかそもそも、何でしょうね、全く考えてなかったことなんで今初めて考えてますけど、まあっていうことはイメージができてないんですよね、やっぱり
まああの友達、中学校の時の友達、高校の時も含めてそうか、だいたい半々なんですよね、地元に留まっている人と上京した組、だいたい中学校の時の友達も高校の時の友達も半々ぐらいで
ヤンキーの価値観の変化
で、やっぱり上京した組とかはもう、まあ会って話したりする時も思うんですけども、やっぱりこっちの生活に慣れきっちゃってるので、戻る気がなかったりする人たちばっかりだなと思ってて、でもなんか全然なんか地元が嫌いだってわけじゃないんで、なんか言われてみると全然もうこんだけテレワークができる時代だから
ありだなぁとか思ったりするんですけどね、確かに
まあなんかこう、それこそ年取ってくると、まあ子供とかね、縛られるみたいな話もあるはありますけどね
そうですね、で、あと昔とこあってたヤンキーもみんな丸くなってますからね、もう本当になんか
そうですよ
同窓会で話してびっくりした人とか今、この人とこんなに話せるんだ自分みたいな
いやそうなんですよ、だからやっぱりヤンキーってナンバーワンからオンリーワンに移行してくる存在だと思っていて、成長につれて
で、やっぱりそういう天下統一のカルマみたいなものから、やっぱりナンバーワンっていうか1っていう数字にはやっぱり囚われ続けるわけですよ
なんですけど、やっぱりオンリーワンで家族の中で一番とか、まあそれこそキサラとキャッツアイとかみたいな仲間で一番とか、そういう世界観みたいなことを
やっぱりヤンキーって移行してくるんだけど、このヤンキーに行ったのは割と東京が今スタートアップ界隈とか、それこそ広告とかもそうですけど
が逆にこうずっとヤンキーというかナンバーワンを目指し続けるみたいな感じの世界観だと思うんですよね
だから今回のヤンキーってすごい営業とかインフルエンサーマーケティングみたいな広告代理店的な仕事とすごく相性がいいんだと思うんですよ
文化が一緒なんですよね
文化が一緒なんですよ、それもだからめっちゃ思うんですよね、だからこそ地方に帰るとか、これってさっき大地さんが話してた幸せの話にも血も付くじゃないですか
別にだってそもそも一番になることが本当に幸せなのかってあるじゃないですか
でも一番が幸せな人もいると思うんですよ、それは別に営業成績ナンバーワン取ってタワーマンに住みたいっていう人ももちろんいると思いますし
でもそれじゃなくて今回出てきた途中みたいに幸せな家族を築きたいとか本当にそれが幸せですっていう人もいれば
僕とかそうですけど別にお金とかじゃなくて楽しい仕事ができればいいって思っているタイプもいれば
その多様性がやっぱ今回のヤンキーインターってすごい考えさせられるきっかけになるなっていうのはめっちゃ思ったんですよね
幸せの多様性
そうですね、思いましたね
キャリアのこととかあと最初話やっぱ同調圧力、共通の価値観の世界で生きようとしてしまうことと
生きられない人もいるっていうちゃんとした対比、あのあたりはなんかすごい見てて自分は考えてしまう部分でしたね
なんかさっきもその就職の時を思い出したって話大地さんからもありましたけど
そういうのもなんかやっぱ自分の立場によって重なってる部分も違うじゃないですか
そこもすごいありますよね見てて
そうですね
いやーなんかそんなすごいやっぱり大地さんはヤンキーインターンで正解でした
僕が選んどいて
ということであっという間に大体このポッドキャストは30分くらい
番組が30分なんで30分いないぐらいということでまだ話し足りないことと
あとは次回というかですね後半戦は本田くんも交えてでまたそこでもここでできなかった話はできればと思うんですけど
一旦前半はここまでで締められればと思っております
ということで最後感想と告知があればぜひ大地さんお願いします
ありがとうございます今日はありがとうございました
まずねヤンキーインターンっていう会館を見れたのがちょっと今回は本当ありがたくて
ちょっといろいろ思いを発せしまう部分もあったのでありがたかったなっていうところですありがとうございました
告知はもう自分の番組だけ宣伝させていただければなと思うので少し宣伝させてもらいます
私が普段やってるポッドキャストは文学ラジオ空飛猫たちという番組で海外文学を中心に毎週月曜日5時配信で
週に1冊本を紹介しているので本が好きな人はぜひ聞いていただけたらなと思います
もう200回くらい多分やってると思うので200回超えてると思うのでたくさん紹介している本があるので
気になった本からスポティファイアップルアマゾンミュージックでも何でも配信してますので聞いていただければと思いますよろしくお願いします
ということで今回のゲストは大地さんでしたありがとうございました