00:02
ついに、音声広告。
国内音声配信大手のスタンドFMが、トップページをリニューアルしました。
これまでは、人気のライブや新着ライブが上に並んでいたところ、今回のアップデートでは大きく下げられ、目に止まりにくくなったんです。
代わりに配置されたのは、注目チャンネルの放送とニュースと学び。
この改編は単なるレイアウト編集にとどまらず、私は実はある伏線と考察していますが、果たして?
それでは早速、学んでいきましょう。
おはようございます。フリーでマーケターをしながらクリエイター活動をしていますカグアです。
この番組は、クリエイターやインフルエンサーの経済活動や最新トレンドを緩く毎日配信しているラジオ番組です。
いつもご視聴ありがとうございます。それでは今日のお品書き。
スタイフに音声広告が来ると考える根拠。
3週間アップデートがなかったスタイフ。音声アプリ向け広告サーバーが6月に。
みなさん、中野人FMというスタンドFMの公式チャンネルをご存知でしょうか。
スタンドFM内で毎週水曜日にやっているのですが、その32回、今週の回にアップデートがなかったということを話していました。
32回、概要欄にリンクを載せておきますので、ぜひ聞いてほしいのですが、
その時にアップデートが3週間なかった、お盆休みということで言っておられたのですが、
開発が結構大変で、いろんなところが絡みがあって、みたいな言い方を実はされていたのですね。
お盆休みというのは前々から言っておられたので、確かにいろいろ大変なんだろうなというところでは、
その時やいろいろな機種との考察とかも特にそんな感じで、そんなに話題は広がらなかったんですね。
今日ですね、スタンドFMがアップデートをしました。スタンドFMのユーザーの方は通知が来ていたので、
見た方もいらっしゃった多いと思うんですが、ただその通知の中には多分書いてなかったと思うんですが、スタンドFMのトップページが変わったんですね。
冒頭でも言いましたけども、大きくレイアウトが変わったんですよ。今まではライブ推しだったんですよね。
新着ライブと新着ライブがドドンと上に2つあって、アプリ立ち上げたらその2つがすぐに来ると。
ですからフォロワーさんを増やしたい配信者の人はやっぱりライブを頑張ろうというような感じで受け止めていた人は多いと思うんですね。
ラジオトークとかでもライブが今全面に来てますので、そういう流れなんだろうなというふうには受け止められていたと思うんですよ。
ただそれが今回アップデートで、確か3番目とかですかね。少し下に行ったんですよ。
03:05
少なくともアプリを立ち上げた時点で目に入るのはライブではなく収録配信なんですよ。
注目の新着ライブや人気の配信ということですね。
今までは収録配信にそれほどフォーカスしていなかったように見えるんですが、今回収録を大きく上に上げてきたと。
しかも注目というある程度外部でフォロワーさんをたくさん持っていらっしゃるような人気の方がやっているチャンネルですとか、
本当に盛り上がっているところが上にたくさん来てるんですね。
今までの新着とか初めて配信を始めたという枠は本当に下の方に下がっちゃったんですよ。
これをどう捉えるかなんですが、私昨日のライブ配信実は2回やってまして、
その後半の方ではちょっとこのアップデートは新規さんにはかなり不利なんじゃないかということを
切々と半分口のような形で言っていたんですね。
ただ話し始めたらだんだんあれ待てよと、これは何かあるのかなと思い始めてきたんですよ。
やっぱり言語化することによってね。
そうした時に3週間アップデートがなかった。
アップデートが3週間なくなるほどの開発の遅れ、大きな開発って何?って考えた時に、
さらに収録をなぜ押すのか?今まではライブを押してたらなぜ収録を押すのかと。
しかも人気の配信者さんで、これだと新規で始めようって方増えないんじゃないかなと思うようなぐらい
新規の方が多い収録配信でなぜ?って言葉にして自分で話し始めたらある記事を思い出したんですよ。
6月7日のウェブ担当者フォーラムというニュースメディアの記事なんですが
オトナルが音声アプリのマネタイズを音声広告で実現するアドサーバーとSPPを提供開始。
これどういうことかというと、オトナルという会社は音声業界の中では本当に電通のような一大シェアを持つ
トップ中のトップの音声広告配信会社なんですよ。オトナルという会社が。
その会社が音声アプリ向けにアドサーバー、広告サーバーを提供始めたということなんですよ。
あれ?2ヶ月前にこのニュースがあって、今開発が遅れてる?
06:01
あれ?このアドサーバーってコンテンツの合間に流れるインストリーム型純広告
リアルタイムで広告枠を入札して配信するプログラマティック音声広告を提供する?
データに基づいた広告技術で音声メディアの収益化を支援する?
ときてピンときたわけですね。もしかしてスタンドFMはこれを実装するがために実はものすごく開発リソースを割いていて
今回3週間にも渡るアップデートなしになっていたのではないかというふうにちょっと思ったんですよね。
皆さんどう思いますか?このオトナルのアドサーバー、広告サーバーはインストリーム
インストリームって言ってYouTube見てると長い動画だと途中に広告差し込まれるじゃないですか。あれインストリーム広告って言うんですね。
プログラマティック音声広告というのは本当に内容に応じてユーザーさんに適切なユーザーさんの思考に合うような広告を流すものなんですね。
ですからそれが合うのって確かに収録配信ですよね。しかもトップの方に人気のあったライブアーカイブという枠もできました。
それってほぼほぼ1時間枠とか長尺なんですよ。長尺ってことはこのインストリーム型広告が多分入れやすいタイプの配信なんですね。
この記事を思い出してからは今回のアップデートの全てが何か辻褄が合うんですよね。
大隣さんもこの6月のこの記事を出してから何か大きなトピックがあったかというと確かになかったんですよ。
こういう広告商品を出したのでこのアプリが実装しましたドドンみたいな感じでプレスリリース出しても良さそうなもんじゃないですか。
でもなかったんですね。ただもし仮にスタンドFMがこれを実装していたとするならば
ボイシーさんが27億発表ドーンっていうのと同じぐらい、例えばスタンドFMさんと大隣さんが共同発表ドーンってやったらこれはまた結構話題になるんではないでしょうか。
そうなってくると確かに最近SPPがあまり話題にならなくなってきたよね。もしかして新規で募集厳しくなってるんじゃないんだろうかという噂も一部でありました。
確かにそう考えると広告収益を配信する配信者をそんなに増やしたくないっていうのは何かわからなくもないですよね。
09:00
一方で外部でたくさんフォロワーさんを持っている本当に人気の配信者さんにSPPを許可してどんどん広告を流してもらった方が当然その広告は回るわけですよ。
ですので、もしかするとそのSPPの規約とかにもメスが入るかもしれませんし、ちょっとわからないんですが一方でそのSPPさんの今度はドリーム、広告ドリームももしかしたら生まれるかもしれないですよね。
さらにインフルエンサーさんに広告がついて、音声広告でこんなに盛り上がりましたみたいなことを発信したらさらにスタイフで配信しようという人が増えるかもしれないですよね。
ですから本当にもしこの仮説が当たったとするならば、久しぶりに大きな音声配信業界にとっては大きなインパクトのあるトピックになるのではないでしょうか。
ラジオトークも音声広告は実験的に過去何回もやっているんですけども、残念ながら今のところもうライブに全振りと、投げ銭ビジネスに全振りという感じですよね。
実際のラジオトークの井上社長もギフティング市場という言葉を過去のインタビューで何回も使っていらっしゃいますので、やっぱりもうそっちの方にアクセルを踏んでるんじゃないかなと思うんですよね。
広告に関してはそんなに話題に出ていませんので。ですからそういう意味では、ボイシーがブランディングの音声配信、そしてラジオトークがギフティング投げ銭、そして音声広告のスタンドFMと。
この道の前で日本の音声配信業界、実はむちゃくちゃ盛り上がってSpotifyにも対抗できるような一大勢力になるのではないでしょうか。
というわけで、ぜひ皆さんコメントをお待ちしております。この考察があっているかどうかは皆さんの受け取り方次第。
もしそうなったとしたら楽しみですし、ぜひ皆さんの意見も聞かせていただけると嬉しいです。
クリエイターエコノミーニュースでは、かぐわが毎日クリエイターエコノミーに関するニュースを見ていく中で厳選して深掘りしてお届けしています。
毎日の収録配信、そして夜9時からの1時間ゆるゆる雑談ライブ、そして無料のニュースレター3つで情報を発信しています。
ぜひお好みの媒体をとっていただくと嬉しいです。
最後までご視聴ありがとうございました。それでは今日一日素敵な一日になりますように。いってらっしゃい。
