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こんな市場があった。
クレジットカードで有名なマスターカード。
Spotifyでなんと、楽曲配信を始めたんです。
これ、単なるプレイリスト提供ではなく、楽曲まで配信されているんです。
これは珍しいですよね。
と思いきや、調べてみますと、実は結構提供されているんですよ。
今、企業が音源をリリースする意味とは、
そして、クリエイターの新たな活躍の場にもなりそう。
それでは早速、学んでいきましょう。
おはようございます。
フリーでマーケターをしながら、クリエイター活動をしています。
カグアです。
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それでは早速、いってみましょう。
まずはこちらの記事です。
マスターカード、市場初の音楽アルバムプライスレスを発表。
こちらは、公式のプレスリリースで、
マスターカードが6月24日に発表したものです。
これ、スポティファイで普通に聴けます。
プライスレスというと、テレビCMでも有名な
マスターカードのブランドイメージですよね。
それに該当するようなイメージソングがたくさん、何曲あるんだろうな。
1、2、3、13曲。
本当にだから1つのアルバムみたいな感じで、
オリジナルの楽曲として提供されているんですよね。
これ本当に珍しいんですよ。
例えば、音源というかCDを発売しているというと、
皆さんもすぐ思いつくのは、無印良品やスターバックスではないでしょうか。
スターバックス、確かにアルバムとしてはスポティファイでも配信しているんですが、
もちろんそれはスターバックスのアルバムではなくて、
いわゆるコンピレーションアルバムというか、
いろんな楽曲のベスト版的な集め方なんですよね。
あとは無印良品。
無印良品も一応これあるんですが、
これどうやら一応フォローができることはできるんですが、
スポティファイのAIが自動的に集めたBGM集っぽいんですよね。
なので、無印良品とかスターバックスが独自に音源をちゃんと作って、
オリジナルで発表しているというものではやっぱりなさそうなんですよね。
それはそうですよね。
実際販売されているものも、
実際の楽曲でブランドに合うものを集めたものという感じですから、
やっぱりそれはそうだと思うんですね。
ですからそういう意味ではこのマスターカード、
やっぱり音源をオリジナルで作って発表したというところに、
新しい流れがあると思います。
企業がこういった音源に注目するというのは、
例えばスーパーマーケットで定番の曲が流れるとか、
あと、量販店でおなじみの勢いのあるテーマソングが流れるというのは、
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もちろん生活に密着しているので身近だと思います。
ただ、今現在それ以上に音楽に注目が集まっているんですよね。
例えば2022年4月10日のIGN JAPANの記事なんですが、
なんと星野カービィという超人気ゲームが、
任天堂の人気ゲームがあるんですが、
この星野カービィの楽曲で、
さらにそれの非公式ですね。
非公式の二次創作ですよ。
二次創作のゲーム楽曲のアレンジ曲が、
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なんとグラミー賞の受賞と。
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ですからいわゆるこういうサブカルも、
公式なアートとして認められつつ、
身近にある、もしくはZ世代、
これからの若い世代にリーチするためには、
やっぱり評価が集まっているということだと思うんですよね。
ですからこのマスターカードも、
こういったより身近なところをリーチするために、
あえてオリジナル音源を出したと僕は見ています。
そういうことで、よくよくSpotifyを検索してみると、
ありましたよ。
例えばですね、山田電機の歌。
あれ聞けます。
これ今思わず流したくなるんですけど。
流したくなるんですけど、
流すと著作権じゃまずいので流しませんが、
ぜひSpotifyや聞き放題のサービス入っている方は、
ぜひ探してください。山田電機入っています。
ヨドバシはなかったですね。
それからですね、魚屋さん。
魚屋さんというかスーパーで流れてくる、
あの呼び込みくんって分かります?
これ今僕歌っちゃうとまずいと思うんですけど、
呼び込みくんもあります。
ただ呼び込みくんはアレンジして、
むちゃくちゃオシャレなサウンドになっています。
というぐらいが、
さらっと探したぐらいでは見つかりました。
たぶん企業もこれからこういうところをどんどん出して、
もともと持っているところは出してくるのではないでしょうか。
むしろ出してほしいんですよね。
私もすぐ近所にセーブスというドラッグストアがあるんですが、
そこでアコースティックギターの爽やかな女性ボーカルの、
ものすごく爽やかなイメージソングがあるんですよ。
もちろんお店の名前はほとんど出ずに、
一回出るのかな。
ただ本当にオシャレな楽曲として流れている曲があって、
それむちゃくちゃ好きなんですよね。
Spotifyで普通に聴きたいなと思いますからね。
でも企業がこういうテーマソング的なものはもちろんのこと、
マスターカードが本当にオシャレな楽曲としてやる、
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なんでそこまでやるのかというところを私なりに考えてみました。
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それがやっぱりですね、TikTokやインスタリール、
YouTubeショートといったショート動画の対等ではないでしょうか。
ショート動画を投稿したことのない方、
ショート動画というのは実はあれはですね、
正式に楽曲をプラットフォームに提供されて、
そしてユーザーが動画を撮った後に、
もしくはその音楽を聴きながら動画を撮る、
もしくは撮った後に後付けでちゃんとした正式の音楽を合体させるんですよ。
ミックスさせるんですね。
だから違法の著作権の音楽を持ってくる人ももちろんいますけども、
実は大半はですね、ちゃんと提供された正式な音楽なので音質もものすごくいいですし、
だからこそそれに合わせたダンスや面白い映像だからこそブレイクするわけですね。
これですから今までのYouTubeとかの動画では当然それ正式に音源を使ってはもちろん難しかったわけですよ。
でもショート動画というのはそういうことで利用できることが多いんですね。
もちろん今違法なものもありますよ。
ありますけども基本的にはもう提供されているので動画投稿者はそれを後付けで音楽に合わせて付ければ、
本当にハイクオリティな音源でその動画が彩られるということなんです。
ですから楽曲を投稿者にどんどん使ってもらいたくなるそんな楽曲を提供できれば、
Z世代や動画投稿者やそして動画を見る多くのフォロワーさんに届くという仕組みが広がってきたからじゃないかなと私は思うんですよね。
それで実際にブレイクしたのがこちら楽天ポイントダンスですね。
これはもともと楽天が提供したわけではないんですけども、
何かしらで火がついて世界中に楽天ポイントのダンス動画が広まったということが2020年にあったんですね。
ですからこのことをきっかけにやっぱり多くの企業も音楽の持つ力、音楽の持つ伝播力というのにおそらく徐々に気づき始めてきたんじゃないかなと思うわけです。
いろんなコンテンツがある中で唯一音楽って何回聞いてもいいコンテンツですよね、おそらく。
もちろん小説とか映画で何回も見ちゃうものってたくさんありますけど、
でも音楽ほど繰り返し聞いて心地いいものって多分ないと思うんですよね。
そういう意味では音楽を作るコストというのはものすごく安いんですよ。すぐペイできるものなんですね。
実際ココナラで検索をしてみました。
楽曲制作商用利用と検索しますと、1500件、一番レビュー数を獲得している依頼枠でも35,000なんですよ。
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これ全然法人にとってみれば予算申請いらないレベルで済んじゃう金額ですよね。
5万円未満であれば多くの企業ではそんなに決済は必要とされないと思うんですよね。
オプションとかボーカルの人が作るとどうなるかって話はもちろんあると思うんですが、
それでも多分10万円から20万円で作れると思うんですよね。
それをですね、はいこちら。
NARASというサービスがあります。
これ何かというと、iTunesやSpotifyや、そしてTikTokといったショート動画サービスや、
いわゆるその音楽聞く放題サービス、いろんなところに配信できるディストリビューターという、
いわゆるその配信プラットフォームがあるんですが、
この配信プラットフォーム、基本的には配信している限りは月額利用料がかかるんですね。
ただこのNARASというサービス、実はですね、
もう1回きりプランというのがあって、しかもそれがなんと約3000円なんです。
これ個人でも払えちゃいますよね。
ですから私もね、いつか本当に配信したいと思います。
なんかね、オリジナルテーマソング作って配信したいと思いますもん、これ。
3000円1回払ってしまって、楽曲さえ提供できれば、ずっとそのTikTokとかで使われる可能性があるわけですよ。
で、TikTokというのは突然夏メロが流行ったりすることもあるので、
本当にコンテンツはチンプ化しない。
チンプ化しないという意味では本当にすぐ元が取れると思うんですよね。
そうなんですよ。結構動画とかテキストコンテンツって、
1回読まれちゃうと消費されて終わりっていうことがやっぱり多くありません。
でも音楽って繰り返し聴かれる、飽きるってことはあるかもしれませんけども、
やっぱり何かの時には必ず音楽ってあるじゃないですか。
寿司の映像が出てきたら寿司食い音が流れるし、
魚が出てくれば魚の音楽が流れるじゃないですか。
というように私たちの能力にものすごく近いものなので、
企業もそれを意識して使うことがあるわけですよね。
ですから、クリエイターの新たな市場として、
この商用楽曲制作サービスというのを作曲ができる人、
もしくはこれから作曲を覚えようという人もぜひ検討してみてはいかがでしょう。
前回YouTubeの広告収入が厳しくなっていくのではないかという配信を昨日しました。
そういう意味では逆風の時はやっぱり法人なんですよ。
法人の営業、法人の収益というのがやっぱり安定化するんですよね。
なので今まで法人の売り上げを考えてこなかったというクリエイターの方は、
ぜひこの機会に考えてみてはいかがでしょうか。
というわけで最後までご聞きいただきありがとうございました。
それでは皆さん、いってらっしゃい。