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のんびりデイズです。
ポッドキャストの音声編集ってしてますか?
必要のないことなので、そのまま配信してますという人もいるでしょうし、
カットだけしてます、そういう人もいます。
BGMだけ入れてます。
あるいは、とことん編集しまくってますという人、いろいろいるかと思います。
全く編集なしでそのままの方がいい番組もあるでしょうし、編集した方がいいという場合もありますね。
その音声編集が必要な番組と必要ない番組、何が違うんでしょうかね。
リスナーさんがどんな状況で、どんな時に、どんな目的で聴いているのか、
それで必要・不必要っていうのはね、変わってくるんじゃないかなと思います。
必要な場合は何をどこまで編集するべきか、これもまた違ってきますよね。
必要な編集をやってなかったり、必要以上に編集しすぎていたり、
まあ毎回のことなのでね、そうならないようにしたいなと思います。
今回は音声編集の目的と作業、6項目。
リスナーさんがどんな時に、どんな状況で、どんな目的で聴いているのか、
リスナーさんが聴いている状況をイメージして、
最低限必要な作業を決めて、できるだけ自動化しましょうというお話です。
ポッドキャストの音声を編集する第一の目的というのは、
リスナーさんの耳ストレスを低減することというお話を前回しました。
フォロー外されないためにする音声編集、
どんな作業が必要なのか、6項目についてお話ししてみたいと思います。
音声編集というのはね、別にカッコよくするためではないし、
高音質を求めるというものでもありません。
もちろんね、カッコよくしてもいいですし、
高音質というのを求めることも別に悪いことではないと。
ただどちらかというと、それは自分が満足するための音声編集の作業ということができます。
リスナーさんのための音声編集ということになると、
ポッドキャストがいつどこでどんな風に聞かれているのかを考えてみる必要があるんじゃないかと思います。
朝日新聞社がオトナルという企業さんと共同で実施した
ポッドキャスト国内利用実態調査2021というのを公開されていました。
ポッドキャストを聞く方法は、
SpotifyがApple Podcastを抜いてトップというプレスリリースのタイトルになっているんですが、
アメリカの方では、
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すでにポッドキャスト、AppleよりもSpotifyの方が多いというニュースがありましたけれども、
今回の調査でもそれが明らかになったと、
Spotifyで聞く人の方が多いということみたいですね。
そこに書かれているデータの中に、
どんな時にポッドキャストを聞いているのかという内容の調査があったんですが、
男性が1番趣味の作業中、2番車の運転中、3番就寝前、4番家事中、5番歩いている時となっています。
男性の方は寝る前にポッドキャストを聞くという方が多いんですね。
女性の方は家事中がダントツトップで、
2番が趣味の作業中、3番が歩いている時、4番が公共交通機関利用中、5番が運動中という感じでね。
全体としても家事中に聞くというのは多そうですね。
いつ、どこで、どんな風に、どんな目的でポッドキャストを聞いているのか、
その違いでね、配信するテーマも違ってくると思います。
もちろんテーマも違うので、音声編集の目的も違ってくるんじゃないかなと思います。
自分が配信するポッドキャストはどうでしょうかね。
どんなリスナーの聴取スタイルを想定していますか?
女性よりもね、男性の方が寝る前に聞く人が多いんですね。
就寝前、どんな内容の話をしたらいいでしょうかね。
難しい話はあまり聞きたくないんじゃないかなと思います。
睡眠導入剤的にポッドキャストを利用していると考えることもできますね。
そこをターゲットにした配信であれば、難しいテーマ、騒がしい話にするよりも、
睡眠導入剤的な方向にする方がいいのかもしれないですね。
そんな風に聴取スタイルから配信テーマや音声編集の作業内容を考えるということです。
移動中にポッドキャストを聞くということに関しては、
男性は車の移動中が多くて、女性が公共交通機関を利用中が多いというデータなんですが、
これは男女の差ということでもないとは思うんですが、
移動時間の長さでかなり何を配信するか違ってきそうですね。
移動中になぜ聴いているのかというのをもう少し具体的に考えた方がいいのかもしれないですね。
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男女共に多めなのが家事中に聴く。
これが35.2%で一番多いみたいですね。
次に趣味の作業中というのが27.1%。
3番は飛ばして、4番は歩いているとき21.2%。
これが男女共に両方多いなあということになっています。
この人たちは何を目的にして聴いているのかちょっと考えてみたいですよね。
ポッドキャストを聞かない人たちと比べて、
ポッドキャストユーザーというのは情報感度が高めなんだそうです。
興味があることについてもっと知りたい。
新しい情報について早く知りたい。
自分以外の人の意見、考え方を知りたい。
あふれる情報の真偽を知りたい。
そういう人たちが家事の合間、趣味の作業中、
途方の移動中に長ら劇をしているというのをイメージすることができますね。
そういう聴取スタイルに最適な配信テーマって何でしょうかね。
そしてその場合どんな音声編集が一番最適なんでしょうかね。
音声編集の目的、作業項目を考えるためには
まず聴取スタイルを知ることが重要だということになりそうです。
聴取スタイルに最適な音声編集の作業が必要ということを踏まえて、
音声編集で必要になる作業項目をちょっとリストアップしてみますね。
耳ストレスというのはフローを外す容易になるとお話ししました。
実際私もいろいろ聴いてみたいなと思ってフォローしているグッドキャストたくさんあるんですけれども、
やっぱり音量が小さい配信っていうのはどうしてもフォロー外さざるを得なくなってきますね。
聴きたいのに外さないといけないというちょっと残念なんですけれども、
そういうことがよくあります。
前回音量が小さい問題を解決しようということでお話ししました。
その音量小さい問題は前回お話ししたオーディオインターフェースポットトラックP4で音量を大きくすることで解決できました。
そういう話を前回したんですけれども、
耳ストレスを低減するために何をすればいいのか、どんな作業をすればいいのかという話が今回のテーマなんですが、
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6つの作業があります。
1つ目が低周音域のカット。低周波の低い鈍い音ですかね。こういう音をカットすると。
2つ目が音荒れ防止。音が大きくなりすぎて歪んでしまったような音ですね。
3つ目が環境ノイズの低減。周りに何かしてる人がいたり窓の外の音が入ってきたりというノイズですね。
4つ目が音量の平均化。音が大きすぎたり小さすぎたりあるいは左右のバランスね。そういうのがあると良くないなと。
5つ目が視察音の低減。これはサシスセソーとかいうときにね、出てくるちょっと耳障りな音、これを低減したいと。
6つ目がリップノイズの低減。これは口の中、主に口の中の音ですね。へー入ります。それを低減したいなと。
まず1つ目の低周音域と3つ目の環境ノイズ。これは聞こえていなくても実際はノイズとして入ってて結構耳ストレスの要因になりやすいですね。
リスナーさんの耳に負担をかけているということになります。実際に低周音域聞こえてないかもしれない。でも結構耳しんどくなりますね。
2つ目の音割れ。これは明らかに深いですね。声が歪んでいる。大きすぎて歪んでしまっている。これは深い要因になりますね。
4つ目音量バランス。これね、バラバラになっているとね、結構耳酔いする人もいるんじゃないかなと思います。
5つ目の視察音は、さっきも言ったんですけれども、サシスセッソーとかね、ちょっと耳障りな音なんですが、これはね、自分で聞いてみて大丈夫そうなら別にそのままでもOKなのかなと思います。
音に敏感な人、例えば音楽をやっている人とかね、音楽が好きな人、そういう人の方が耳ストレスを感じやすいのかもしれないですね。
全く気にならないという人もいそうなんですが、あなたのポッドキャストのリスナーさんはどちらになりますかね。
音量小さい問題とかね、耳ストレス問題、これは自分が気にならないかどうかということではなく、リスナーさんがどう感じるかだと思います。
機材とかね、編集技術では対策が難しい、厄介な耳ストレスというのがあるんですが、それが6番目に言ったディップノイズ。
これがね、結構厄介で、口の中の音ですね。耳元で聞くんでね、かなり不快な音になっていると思います。
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これね、収録の時に入らないようになんとかしたいんですが、なかなか難しいんですよね。
もう本当に生の音で聞くとね、バチバチ入ってますね、リップノイズね。
プロの人っていうのはね、トレーニングしてならないようにしてるんですかね。
それでも完全になくすっていうのはどうなんですかね、可能なんですかね。
できなかったら編集で録るしかないんですが、結構これが簡単じゃない。
これらの6つの項目、これは収録配信するたびに必要になる作業なので、毎回毎回複雑な作業をやってられないということで、できるだけ手間を省きたいですよね。
で、手間を省くためにどんなことをするかなんですが、
1番、2番、低周音域のカットと音荒れ防止っていうのは先ほどもお伝えしました。
オーディオインターフェース、ZoomのPodTrack P4。
これの標準機能だけで解決できそうなので、簡単ですね。
このオーディオインターフェースを挟んで収録すれば、この2つは解消できるんじゃないかと。
初期費用としてこの機材代はかかりますけれども、これが毎回毎回ね。
週1で収録してるのか、月1で収録してるのか、毎日収録してるのか、それによってもこれに対する経費の考え方は変わってくるとは思いますけれども、
収録配信多い人であれば、なおさらこのPodTrack P4の効果が大きいんじゃないかなと思います。
3つ目の環境ノイズ低減なんですが、これは前々回ですかね。
ダイナミックマイクの紹介する配信の時にお伝えしましたが、これである程度解決できるんじゃないかなと思います。
それでも残ってしまった環境ノイズは音声編集でさらに低減する必要もあるんですが、
ダイナミックマイクを使っていればだいぶその作業も楽になるんじゃないかなと思います。
残ってしまった環境ノイズと音量の平均化、視察音の低減、リップノイズの低減、これらは音声編集ソフトを使って低減することになりそうですね。
音声編集ソフトはいろんな種類のものがあると思います。
無料のもの、有料のもの、いろいろあるとは思いますけれども、
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これも先ほど言ったように毎回作業があるので、配信頻度にもよりますけれども、
必要経費として考えておいてもいいんじゃないかなと思います。
できるだけ手間を省きたいですよね。
私は、前にも言ったんですが、アドビのオーディションというのを使っています。
フォトショップとか、ライトルームとか他のアドビ製品を使ってサブスクリプションで契約して使っている人であれば、
付録のように付いてセットになってついてくる音声編集ソフトなので使わせていただいています。
これがかなり高機能で、全部の機能を使うわけじゃないんですけれども、
Podcastを編集するためのツール機能も揃っているので、これ一つだけでかなりのことができますね。
6つの作業を言いましたけれども、配信のテーマ、聴取スタイルの違いで、
どれが重要なのか、どの編集作業が重要なのかというのは変わってくると思いますので、
例えば音量さえ何とかすればいいという場合もありますし、
寝る前に聴く人なので、リスナーさんが寝る前に聴くということで、
リップノイズだけは何とかしたいなとか、収録環境が悪いので環境音だけ何とかしたいなと、
いろいろ状況によってあると思います。
なのでまずは聴取スタイルをイメージして最低限必要な作業を決めて、
できるだけ自動化するというのがいいんじゃないかなと思います。
アドビオーディションでの具体的な編集作業方法はまた別の配信でお伝えしようかなと思っています。
とても便利なツールでね。
他にも無料の編集ツール、オーダーシティとかそういうものあります。
Appleですとガレージバンドとかあります。
どこまでできるのか、これも聴取スタイル、配信テーマによって変わってくるので、
もしかしたらその無料のツールでも十分大丈夫ということもありますのでね。
まずは聴取スタイル。
どんな人がどこで聴いているのかなというのをイメージすることが重要なのかなと思います。
ということで今回は音声編集の目的、作業6項目。
聴取スタイルの違いで編集の目的や作業の重要度が変わります。
聴取スタイルをイメージして最低限必要な作業を決めてできるだけ自動化しましょうというお話でした。
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どうしても直接聴いてみたいなという方とかゲスト募集するかもしれません。
他にはポッドキャストの番組をご自身でされている場合、紹介するということもあるかもしれませんので、
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今日も元気に楽しくのんびりデイジーでした。