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ノンビルデイズです。
だいぶ暖かくなってきたのでね、
イヤコンつけることもなくなってきますので、
ポッドキャスト収録、音声収録にとっては、
ちょっとね、いい季節になったんじゃないかなと思います。
先日、ポッドキャストの音声収録の推奨値についてのお話をしました。
最大トゥルーピーク-1dB、ラウドネス-14 LUFS。
アップルポッドキャストの場合は、マイナス16ですが、
だいたいマイナス14に合わせておけばいいのかなという話をしました。
これがスマホ収録の場合、なかなかこの数値に到達しない。
音量不足でね、なかなか声が小さくなってしまって、
声が届かないということが起きやすいという話もしました。
ただね、これがどれくらい違うのか。
スマホ収録と外部マイクを使った収録、
どれくらい違うのかというのがいまいちわかりにくいので、
このままでいいかなというふうに考えがちなのですが、
どれくらい違うのかを今回、数値と波形で比較して検証してみましたので、
それについてお話しします。
数値と波形の画像はノートの方にも投稿していますので、
そちらを見ていただく方がわかりやすいかもしれません。
比較その1はスマホ収録と外部マイクの収録の違い。
比較その2はマイクの距離による違いですね。
マイクから口元3cm離した場合と15cm離した場合、
この違いについて数値と波形の比較をしてみました。
まずね、スマホ収録と外部マイクの違いなんですが、
こちらはどちらも口元から3cm離した状態で比較した数値と波形ですが、
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スマホの場合、ラウドネスですね。
最大ツルピークの方もノートの方には書いているんですけれども、
ちょっと音声ではわかりにくいのでラウドネスだけちょっと数値お伝えしますが、
スマホ収録の場合は-32.50というラウドネスの数値でした。
最初にお伝えしたように推奨値が-14から-16なのでだいぶ音量が小さいというのがわかると思います。
なので実際にこれを使って配信する場合は音量を大きくしてあげて配信する必要もあります。
そのまま音量を上げるとノイズまで一緒に大きくなってしまうので、
ノイズの除去処理も必須になってくるんじゃないかなという感じですね。
一方、外部マイク。今回はZOOM POTRAC P4というオーディオインターフェースとダイナミックマイクをつなげて収録した場合を比較したんですが、
これがラウドネスが-19.51でした。
推奨値-14から-16に結構近いですね。
これぐらいであれば、編集なしでそのまま配信しても十分耐えれるレベルじゃないかなと思います。
波形の方はノートの方で確認していただくとして、
波形を見てもはっきりその差の違いがわかりますし、数値でもはっきり表れているみたいですね。
もう一つの比較。
マイクとの距離ですね。口元どれぐらい話すかという話なんですが、
これが意外と影響力が大きくて、
よくいいマイクを選ぶとか、いろんなマイクを使ってみて試してみるとかそういう話があると思うんですけれども、
マイクはそんなにマイクの質が高いからいい。
実際には差はあるんですけれども、それよりももっと大きな影響があるのがマイクの位置ですね。
マイク収録のセッティングの方がより大きな影響があるということがわかると思います。
スマホ収録の場合ね。もともとが音量低いのです。あまり差が出なかったんで、
それは数値の方はノートでご覧いただくとして、
ズームトラックP4とダイナミックマイクをつなげた場合の3cmと15cmの差をお伝えしますと、
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ラウドネスが3cmの場合、先ほど言ったように-19.51でそのまま配信しても問題ないんじゃないかなというレベルでした。
15cmの方は-28.26というラウドネスの数値でした。
これぐらいの音量になると若干やっぱり増音必要になるんじゃないかなと思います。
ほぼ-30なのでね。
マイクと口の位置関係はかなり重要なことになるんじゃないかなと。
高価なマイクを使ってもマイクのセッティングが間違っていては大なしですし、
逆にそんなに高くはない低価格で一般的なマイクでもマイクセッティング次第では編集なしでそのまま配信することも可能な収録ができるかもしれないと。
ということですね。
これは大事なことなので覚えておくといいかと思います。
結論としてはスマホ収録、スマホのマイク収録ではどうしても音量不足になります。
音量を上げる、そしてノイズの処理も必要になってきます。
音量を上げる作業とノイズ除去。
私の場合はアドビのオーディションという有料のソフトを使っているんですけれども、
無料のソフトでオーダーシティというソフトがあるんですけれども、
こちらでも増音とノイズ処理は簡単にできるようなのでそのソフトを使っている人も結構おられるみたいですね。
ズームポットトラックP4とダイナミックマイクを使った収録。
こちらは編集も無しでやろうと思えばできるということでだいぶ楽になります。
継続が大切とよく言われます。
時間、時短したいのであれば結果的にこちらの方で収録した方が時間になるのかなという結果だと思います。
どうしてもスマホでないと収録できないという場面もあると思います。
例えばどこかに出かけているときとか機材がないけれども今取らないといけないという場面もあると思います。
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そういう場合はそのまま配信するのではなくて無料ソフトで音量アップとノイズ処理程度のことは編集してから配信するということになります。
そういったことをお勧めしたいなと思います。
数値とか波形画像やあった記事またノートの方に投稿していますので見た目でパッと違いがわかりますのでまたお読みいただけると嬉しいです。
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今日も元気に楽しくのんびりデイズでした。