CRA出しRADIOは、様々な手法で物を生まれ変わらせるコレクティブ、ConCRAのメンバーが、工芸を軸に物と人との関係、物を作ることについて、皆さんと一緒に考えていく番組です。
ConCRAのしほです。
岩田です。
海です。
はい。
はい。
というわけで、今回は、ちゃんと参議院に、
もう話にしたいと思ってます。
到達だけしてもダメか。
到達だけしてもダメなんですか。
今、到達して。
今、到達。
でも、今回も、私、海がですね、絵付けをする話です。
はい。
後編に相当すると思うんですけど、
後編かな。前編じゃない、もう。
何か変ですか。
前回はもうエピソード0。
エピソード0。
そうだよ。
どうか。
そうですよね。
1行きましょう、1。
前回、一番最後に言った金澤小玉さん、五条のすぐ裏に住んでおられる独立系のキュレーターさんなんですけど、
先日、ザ・ターミナル京都っていう町屋をちょっと改装したギャラリーですかね。
カフェとギャラリー?
どこにあるんですか。
カラスマ通りの五条から四条に向かってちょっと入ったとこだよね、これ多分ね。
お庭もあるし、自転車も置いてあるし、なんかいろんなイベントができそうな。
牧後もある。
牧後もあるんですか。
牧後が2つあって、そこもちょっと地下の展示スペースになっているんですけど、
その金澤小玉さんが中心になって旬望という展示を。
増井さんもだよ。
増井さんはプログラム、プロジェクトマネジャーとしておられます。
小玉真っていう2人ですね。
この展示の内容については、ポッドキャストだと口で説明しにくいのと、本題からそれるんであれなんですけど、
この旬望っていうのだけ取り出したいんですけど、
唐の時代の徒歩っていう詩人の教科書で覚えてますかね、旬望。
国破れて山があり、白春にして草木不可死ってやつなんですけど。
これなんかすごくこれから絵付けをするためにしようと思っている
山水画っていうところにすごく重要なリファレンスになるんですよね。
旬望はなぜたびたび取り上げられるのかっていうと、
ある種の移り変わることと普遍的なことが最初の2行でパワーワードですごく出てるっていうことなんですよね。
国破れてっていうのは、いろんな国が流世していて、すぐにアップデートがするっていう世界と、
滅んでも山がありっていうのは山と川があって、山と川は国がどんだけ滅びてもそこにあり続けるってある種の普遍性なんですけど、
白春にして草木不可死は、廃墟になってるところに草がぼうぼうで生えてるような状況ですけど、
そういう人間の意志にかかわらず、草木みたいなものはどんどん生えていくっていうことであったりとか、
それって結構これから話そうと思ってる、前回の寄り道って言っていいのかわからないですけど、
西側の考えるアートっていうことに対して、我々東洋人こと日本人がうっすら共有できるかもしれないっていう美意識というか感覚みたいなものとすごく関係していて、
そういうことを勉強したいなっていうところが簡単に言うと、つけをやりたいなと思う一つの要因だったりしています。
絵ってことは、陶器に手書きで絵を描くっていう技術的な部分以上に、そのモチーフとして描かれている山水画みたいなところに対する関心が高かったってことですか?
それもそうなんですけど、山水を描きたいっていうことが尖ったモチベーションではなくて、もっといろんなことを描きたいんですけど、絵付けとかって、
焼くとむちゃくちゃ強いものなんですよね。僕変なこと言ってますよね。
変じゃないけど、もうちょっと補足が必要かもしれない。
焼き物って物質のものとして残り続ける分子の結びつけが強いものというか、
要は顔料で描いてある高松塚古墳の絵とかってもうハゲハゲなんですけど、縄文時ってまだ結構しっかり形が残っているものは残ってますよねみたいな話なんですけど、
陶器ってすごい残るんですよね。一度焼き上げるとこんだけ強い、その時の瞬間性を閉じ込められる技法もないなと思った。
そこにある種の一回性と普遍性の両方があるっていうのが僕の絵付けに対する興味っていう感じです。
多少説明になりましたかね。
あります。
はい、そうなんですよ。それで絵付けはすごいやりたいなと思ってて。
複数理由があるんで、意味合いにおいての山水っていうモチーフとしての普遍性っていうところと、物質的なある種、ずっと残り続けるっていう普遍性の意味が2つダブルミニングがあるんですけど、
そういうものが面白いなと思っております。と言いつつ、山水画っていうのは、
山水画についてちょっとだけ説明しますと、
多分古くは、考え方としては、春秋戦国時代の諸子百家っていうのが出てきた時の老子、宗子とかああいうところの、マインドはそういうところからルーツだと思うんですけど、
北層とかそういうところで描かれてるような岩とか草とか、こういうのですよね。
ポイントなのがまず、どっかの写生の風景ではないっていうことですね。
そうなんですね。
これ想像図でこんな感じっていうフォーマットなんですよね、山水って。
だからこの時の山水と、我々が今なんとなく山水っていうのは、多分どっちでもよくて、あるいは描こうとしている四角なら四角の、
ふすまならふすまの画角とか寸法に多分合わせた最適な山水画を構成して描くんだと思うんですよね、どの人も。
ただそのモチーフ自体はさっきの寸法じゃないんですけど、国破れて三狩、城破るにして草木深しの最初の二行なんですけど、
これはなんだろうな、特に僕、先週の話じゃないですけど、デジタルのアートと呼ばれているものとか、アートもどきと呼ばれているものが周りにすごいいっぱいあったんですよね。
インターネットの界隈ってドッグイヤーって言われていて、テクノロジーの流行りしたりがすごく短命っていうか、
しごさんはすごいわかると思うんですけど。
それがドッグイヤーってどういう意味?
ドッグイヤーはですね。
僕は本の端っこ折ること。
ごめんなさい、僕の発音が悪いんですけど、犬の年齢ですよね。
人間の年齢よりも、4歳で40歳ぐらいみたいな、そういうような感じで。
これが流行ったと思ったらこれが、例えば、XBOXとかについてたKinectっていう赤外線のセンサーで人間の動きを測るやつが10年ぐらい前とかに流行ってたと思うんですけど、
それを使ったメディアアートみたいなものとかって、今あんまりないんじゃないかなと思うんですよね。
あると思う。
あるけど。
後なら知られるとダメだ。
あります。
あるけどね、まだ使うの見てるし、全然わかるんですけど、流行りすたれが早いんですよ、とにかく。
今の例えは、確かにあるんだけど、メインストリームじゃなくなったって意味で短命と言いたかったんじゃないかな。
そうです。
国破れてさんがありの国破れる感じがデジタルアートの短命さんみたいなことで考えると、すごい自分の見てきた風景を相摩島のように思い返してしまうんですね。
まさに相摩島のように国が破れる様をいくつも見てきてるということですね。
国というか会社が潰れたり買収されたりとかで。
そういうようなことを見てて、山がありの山とかはずっとそこにきっとあり続けたんだろうなっていう意味での山画みたいなので、
山水画っていうのは面白い東洋的な感覚だし、時空を越えてみんながアクセスできる窓のような役割を果たしてるんじゃないかっていうようなことを、
司法さんがこの間公演に聞きに行っていた最近の本の著者、ゆくほいさんの話がちゃんと僕も理解できてる自信ないんですけど、
彼も山水についてすごくトクトクと語っていたことを要約したその一部分が時空を越える意味での山水の今のありをということだと思いました。
また難しいあと出してきたね。
ゆくほいさんを例に出すと。
ゆくほいさんもうやめましょう。もう終了です。ゆくほいさんの話、これで終了です。
山田さんが登場してくるからゆくほいさんですかね。
ごめんなさい、ゆくほいさんはもうそれで終了です。
それで普遍的な意味でのその絵付けっていうことと、山水に代表される自然をモチーフにしたものとか、
そういうものがある種西洋的な進歩主観に対抗できるモチーフが絵付けの中に詰まっているんじゃないかっていう興味っていうのがちょっと主語の大きい話です。
主語の小さい話をしますと、今お二方がおられる五条のところから東山の方にずっと行くと、
当時期の職業訓練所っていうのがあるんですよね。職業訓練校か。
シーズン1で、ソリュウガマさんのゲスト会とかで、そこでその技術を磨いてみたいな話で出てきたところと一緒かわからないですけど、
職業訓練校の話が多分あったと思ってて、西洋さんと僕一回そこに通える方法ってあるのかなと思って見に行ったんですよね。
とはいえ通うとなるといろんなハードルがあって、9時5時で1年間か2年間拘束されるので、その間仕事ができないですよっていう。
やれたとしても5時以降やるバイトとかになっちゃいますよっていうことだったり。
赤甲でそれは。
職業訓練校ですからね。
あと他の活動を何してるかっていうのは、先週うっすら言ったんですけどいろいろある中で、かなりのものを整理しないといけないっていうことだったり、いろいろあるんですけど。
一番はハローワークの雇用保険の機能を使ってるので、雇用保険に入ってないと通えないんですよ、確かあそこ。
訓練校だからね。
申し込むにはハローワークを通じて確かやるんですけど、僕は自分で会社を経営してる人って自分を雇用保険に入れることはできないんですよね。
なんでちょっとそういうことでいろいろちょっと無理だなということがあって。
自分で会社を経営しているっていう大前提の話は一応あれですね。
補足しとかないといけないですね。
入れんなと思ってたら、京都産業技術研究所っていうところにも一応通えるところがあって、いくつか科目も絞って選んで通えるからっていうことを知ったので、
京都産業技術研究所の後継者育成プログラムって呼ばれてるものなんですけど、それを調べて、
絵付けのところをこれだけ受けられるんだと思って出願して、面接して、合格っていうか不合格があるかどうかわからないんですけど、一応通っていいよっていうことになったので、
なんかやっぱあるんですか?それ上下とかそういうフレームみたいな。いきなり絵の話になっちゃうけど。
じゃあちょっとその歴史から。
ちょっと歴史から入らなきゃいけないのか。質問したの失敗したこれ。もうちょっと具体的な話聞きたいと思って。
産水の話散々しといてなんなんですけど、もう一個重要なのは文様とかなんですよね。
国あり、敗れて産がありとか、自然をモチーフにすることによって出てくる普遍性みたいな話をさっきしたと思うんですけど
雲だったり海だったりとか自然現象、もしくは竜とか架空の伝説上の動物のモチーフにすることで普遍性が出る。
これをひたすら数百年も竜とかが描かれ続けてる状況とかって面白いと思うんですよね。
竜は存在しないアニマルだから。
そうですそうです。軸を超えた存在でみんながアクセスできるモチーフですよね。
上とか下とかじゃなくて文様みたいなことですごく装飾技術として発達したところが絵付けに関してはすごいあります。
これなんかポッドキャストで音声で恐縮ですけど、壺とかだと、
今見せてもらってます。ちなみに言うと。
これは参議院でちょっとこれはと思って資料がすごいいっぱいあってですね。
すごい中国の歴史をなぞると、
景徳寺の話前もちょっとしたかもしれないですけど、
カオリンっていうかわいい名前の山が景徳寺の郊外であるんですけど、
カオリンで採れるその土が世界的にインパクトを与えることになった時期のもとなんですよね。
カオリンの時期に染め付けをするっていうところで、染め付けっていうか日本だと染め付けって言うんですけど、
絵付けをするところから、源のあたりから装飾技術がすごく発達してきた。
歴史は僕そんなに専門じゃないので端折るんですけど、
関陽って言われている宮廷向けのいろんな技術を結集して、
作られる官営というか公務員ですよね。
宮廷直属の窯みたいなところで景徳寺がちょっと発達してきたところがあって、
時期の薬技術もそうですし、絵をつけて飾り付けをつけるっていうところも、
清いって書く真の時代までにものすごくありとあらゆることが研究されて、
世界有数の世界一って言っていいんでしょうね。
17世紀ぐらいとか1600年代とかに景徳寺が影響を受けて、
ドイツのマイセンとかがそれを真似しようとしているみたいなところがあって、
文化的には当時期に関しては世界の中心の技術みたいなのがあって、
質問していいですか。
はいどうぞ。
なんでこの景徳寺の近くにあった土がすごいかっていうのはちょっとわからない。
白いから?
ざっくり言うとそうです。
高温でも1300度ぐらいの焼成温度でも耐えられるというか、
普通の陶の土だと1200度以上になると形がどんどん減たれていくらしいんですけど、
1300度以上でもすごくがっちりしたものが減たれない土っていうのは、
温度が高くなれば高くなるほどすごい硬いものに焼けるっていうことなんですよね。
なのですごい硬いです。陶器より時期のほうが。
時期はそういう意味で石みたいな感じですよね。石とガラス質みたいな。
日本には京都産業技術研究所っていう素晴らしいところがあって、
そういうところも踏まえてさらに中国の技術を輸入して、
日本の有田とか今里で研究してきた時期であるとか、
時期に限らずありとあらゆる資料が参議院にあるし、
ソリュウガマさんもおっしゃってたんですけど、
京焼きっていうのは特徴のないのが京焼きっていうぐらい、
いろんな陶磁器にまつわる技術の方が朝廷向けあるいは工芸向けに作ってたので、
京都周辺にいろんな技術者がいるというところであって、
教える方も名だたる方がおられるというのが産業技術研究所の特徴でございます。
時期じゃないとダメなんですか、絵付けは。
時期ばっかりなの、王道絵付けって。
そうでもないですね。
やっと出てきた自分の作品が。
日本だと時期とかがやりにくいんで、香りとかそういうのがないんで、
日本で発達したのが時期に似せるための白化粧っていって、
白土を水で溶いて塗って時期みたいに白く見せるっていう技法が発達したんですけど、
その白いところをベースにして絵を描くこともできますという。
その場合は最初のエピソードで言ってた上絵っていうのと、
上絵じゃないやつだとやり方が違う。
だってもう白いの塗ってるから絵の具乗るじゃん。
絵の具乗るじゃん。
でんぷん乗せなくても、上絵付けてでんぷんを塗りますって説明してたから、
エピソード1の最初に。
僕やったことないんですけど、下絵でも多分白化粧で塗れると思うんですけど、
染め付けっていうものがあってですね。
染め付けっていうゴスっていうコバルト主演料にしたやつなんですけど、
焼くと綺麗な青色になるやつですね。
今見せながら喋ってるんでリスナーの方はちょっとあれですけど。
特徴を言って、自分の作品ですとかちょっと特徴とか先に言ってくれ。
拙い作品を見せながら喋ってます。
濃淡がついてる青のグラデーションみたいなところって、
時期の艶きだから染み込ませやすいとかってあるんですよね。
綺麗に染み込んだりとかするかどうかは、
陶器だとできるかどうかはちょっと分かんないっていうのがあります。
もう一回写真で紹介すると思うんですけど。
紹介するのこれ。やだな。
何やってんのか分かんないからね。
それは紹介しましょうよ。
これ何の貝なの一体。写真なしでどうやって喋るんだろう。
これあったです。三軒で描いたやつがあった。
なんかめっちゃ細かいこと描いてますね。
これ一回目で描いてて、遠くから見るとめちゃくちゃうまいんですけど、
近くで見ると筆がうまいんだけど、
線がね、さっきの一枚のほうが断然うまい。これより。
だからやっぱ貝を何回も見るとうまくなるんだなってすごい思った。
これ記念すべき僕が三軒で一番最初に描いたゴスの絵をお見せしてますけど、
本当に自分で見るのも恥ずかしいくらい下手くそな筆の。
これはラーメン鉢の端っこに描いてある渦巻きみたいな文様とかがちょろちょろと見えますけど、
伝統的な文様の描き方を教わってそこに自分のモチーフを足していったみたいな。
まさにその説明の通りで、
司法さんが自分で最終的には図案を描かなきゃいけないっていうふうになるのはすごく高度なことだって言ってたんですけど、
それ結構重要なことなんですけど、コピーでもいいんですよ。先人のものを描くって。
それぐらい文様とかそういうのって参議院にもいろんなテキストで、
例えばマンジの崩した感じでリンズってものがあったりとか、
あとは尻尾って言われてる丸い楕円のものが重なってできる模様とか、
口だと説明しにくいですね。
とかよく鱗みたいな波のような模様とかもありますよね。
性害派ですか?
僕名前知らないですけど、岩田さんが言ってるのが多分それが流行ったらしいです。
なんかいろいろ文様とかがすごいいっぱいあって、
別に著作権とかで縛られてもいないので、
何も思いつかない人はそれを書くだけでも勉強になるんですよね。
勉強になるし、現代多くではないですけど、
それが綺麗に書けるだけで仕事もあるしっていうのが職人の世界というか。
さっきの陶芸の学校が月曜日から金曜日朝9時、夜5時までっていう理由が、
その筆の使い方が一定のクオリティーに出せるまで。
上手い下手いもちろんあるんだと思うんですけど、
1日同じ仕事をずっと同じクオリティーで書けるか、
上手くてもクオリティーのアップ&ダウンがなくなるようにっていうのがあって、
何百個作らされた。
高速時間が長いことの理由があるわけですね。
繰り返し反復による技術の取得っていうのが訓練校の教え方だと。
先人の模様をコピーしていいっていうのは、
すごい東洋的というかある意味日本的だなと思っていて、
要は西側の考え方でまず新しいものではなきゃいけないとか、
デザインに関してはIPの著作権で縛って、
経済的な覇権を作っていく帝国主義的な考え方と全然違うものなんですよね。
たびたび話に出ている村上隆とかも、
日本画で今彼が思う現代の風神来神とかを書いているし、
こないだ京都の展示でやってたときも。
もののけ京都ね。
もののけ京都とか。
それは別にリンパの最初期にと言われている田尾寺壮達の風神来神の、
影響は受けているけどパクリではないという世界観というか。
そういうのが。
マレース的な引用とか。
そうですね。
僕らの作品でもありますけど、
アディダスって世界中の三本線ポリスをやってるわけですよね。
この三本線はダメみたいな。
僕らの著作権ですみたいなことを言ったりするんですけど、
そういうのがないのが文様とか知財の共有のいいところで、
そういうことがモチーフにもなっているというところです。
時間もだいぶ経ってきましたね。
もっと自分の作品の話してほしいななんて思いながら聞いてるんですけど。
三義堅は実際行ってみたら、
数年で通われている方が結構いて、
結構みんな仲良しなんですよ。
年齢層もバラバラで、
僕がいてもおかしくないですけど、
そうは言っても平均はもっとアンダー30の若年層かなと思うんですよね。
やんややんや話してて、
野球の話とかしてたりするんですけど、
それで、同じ筆でどのくらい細さと太さを描き分けれるかみたいなものを一応やってるわけです。
安彦さんができるから俺もできるって絶対思わんけど、ある程度いけるんじゃないかみたいな。
それは思いますよね。じゃあここまでなら。
ここまでならいけるかもしれんみたいなことで。
30年くらいやってたらやれるようになる気がする。
あとこれフラットじゃないから紙に書くのももっと難しいと思うよ。
広島のこれはタイムスシに載ってた原爆の雲ですね。
またこれをXでアップしてもらおうと思うんですけど、これは今その釉薬で書いてますね。
つける前ですね。あ、ゴスで書いてますね。
これ下書きの上の何書きって言うんですか?
鉛筆で下書きした上にゴスで書いてるっていうことか。
みんな最初鉛筆で下書きするの?
鉛筆結構燃えちゃうんで。
燃えちゃうからこのままでいいんだ。
それ聞いて今えぇって思ったのが、
山水画って絶対鉛筆で下書きしてない気がするんだけど、してるのかな?
してないと思います。
水墨画ですよね。
勝手にそういうスタイルって下書きしないって勝手に思い込んでた。
結構今それにまつわる話じゃないけど、下書きしないぐらいの筆の勢いって、
絵付けではめちゃめちゃ重要な要素なんですよね。
一回生みたいなものとか、いかにも人間がやりましたっていうか、
人間ぽさが出るというか。
安彦さんも下書き的な感じで、
レイアウトみたいなのは書いてた?
結構筆でいきなり書いてたような記憶が。
安彦さんはだいぶ特別なんで。
安彦さんはカッコにならないですね。
だって全体の構造を固めてから顔とか普通書くのに、
結構目とかから書き始めるから満遍でも。
でも最終的にはパースもバッチリ合ってる。
ちょっとだいぶ特殊な方なんで、ちょっと参考にはならない。
それ見たとき、水墨画に近いよなって思って。
ちょっとだけかじったことはある。
そうなんですね。
話したことないけどあんまり。
構造を全部頭の中で一回考えてからじゃないと、
じゃあ安彦スタイルだ。
スタートしちゃダメって先生に言われてたんですよ。
高校生の時にカルチャーセンターに通って、
何ヶ月かやってたんですけど。
あれ見たとき、だったら目からもいけるだろうって思っちゃった。
何年もやってれば。
ちなみにしおさんの今の水墨画カルチャーセンターっていう話でしたけど、
産業技術研究所っていう団体自体が、
僕も数年前まで知らなかったんですけど、京都にいながら全く。
多くの方、ご存じないんじゃないかなと。
しかもこれって別に京都市にはありますけど、
いろんな自治体にあるようなものでもないんですかね。
でもないですね。東京にもあるんですけど。
経路が違いますね。
むしろ私そういうとこめちゃくちゃお世話に仕事上なるんですけど、
産業技術だから。
だけどテスト期間とかないですか、ポジション的には。
テストっていうのはプロトタイプ。
だから最新の機械とか持ってない企業が、
そこでちょっとテストしたいみたいなことで。
試験とか京都とか。
これを試作してみたいとか。
でも京都の産技研もそういう風にも使われてるとこですよね。
伝統工芸にすごい振り切ったところがあるけど。
部門もあるって感じですね。
じゃないところ、先端技術みたいなこともありますね、NCとかも。
むしろ少ないけどあるはある。
3Dプリンターとかもありますよね。
僕も一回見学はさせてもらったことありますけど。
日本酒とかになるともはや。
工房の研究もやってますね。
産業なんだし技術なんだよなっていう。
いきなり食べ物来るからみたいな感じになるけど。
なんでバイオラボもありますっていう。
そういうのは少ないかな。
東京で私そんな工房作れる人がいないな。
倉田紫ラジオのリスナーやったら今海さんの体験談聞いて。
職業訓練校じゃなくて産技研の後継者育成プログラムのほうが良さそう。
自分もやりたいっていう人もいますよね。
一応デッサンの試験がある。
僕は面接だけでしたよ。
通年でやるコースは成形とかはしないといけなくて。
だから後継者育成プログラムっていう名前ですけど
海さんみたいに別に何かの後継者っていう形でない形で
自分のものづくりに活かそうという人も参加できる。
そうですね。焼き鳥屋さんの方とかおられましたよ。
焼き鳥屋さん?
焼き鳥屋さん経営。
そうです。通年で通われてて経営はしつつも
ご自身でお皿の作り方を覚えて
まず自分のお店で出してきながら
あそこの焼き鳥屋さんの器もいいよねっていう風にしていきたいみたいな
そういう方もおられましたね。
面接でそういう風に言ったんだろうな、きっと。
そうですよね。
モチベーションはっきりしてる人はいいとか。
いろんな方おられて本当に面白いですね。
なんか結構人気講座らしくて
面接でも結構人数を削られる気がするから
もしも受けるとしたらこの人は受けた方が
世のためになりそうと思うぐらいの強いモチベーションを言わないと
特に釉薬に関しては
釉薬はすごい研究のリファレンスがあるし
やろうと思ったらめちゃめちゃディープに研究できるすごくいい場なんですよね。
それこそだから私が利用者カード作ったよっていうのはそのためです。
釉薬の研究。
だから週3だったんで
学校の授業と曜日と重なっちゃったから
なくなく面接中にもうすでに辞退するっていう謎の
なんでだったら面接受けるのって感じなんですけど
話聞きたかったんで面接受けに行って
そしたらそんだったらもう利用者カードを作ってもらった方がいいんじゃないですかって
その日にいきなり利用者カードを作らせてもらい
プログラムを受けると釉薬って基本的には金属の話なんですよね
1200度以上やって焼け残るものなんで
例えば金属っていろんな種類があると思うんですけど
例えばマグネシウムとか鉄とか
それも鉄も例えば酸化鉄とか
例えば銅だったら銅で何かと化合して
何々銅みたいなものがあるじゃないですか
銅の中でも何とか銅みたいな複数の種類があり
そこからさらに酸化と還元があるんですよね
pHで言うと酸性化アルカリ性化
このネズミ公式に膨大なテストピースを作らなきゃいけない
一般的な釉薬の研究を
自分のテストピースとして物にするってことももちろんできるし
自分の研究したい
例えば銅系のやつでっていうのがあれば
かなり細かく付き合ってくれるので
すごい自分だけのテストピースを作るっていうのは最高の場ですね
ちなみに
産技研の先生だったんですよ
3Dプリントの
前にも倉田社長で話した
結局そこにつくっていう話
興味ある人は調べてみてくださいという感じですかね
最後全然まとまってない話なんですけど
全部出し切ってほしい
他の回に回される
全部見せないと
コンクラで喋る価値あるなと思って
本当はここが一番大事なんですけど
上絵ってどんな器でも
澱粉をつけて絵を描ければ
今ある器に絵を描けるなと思ったんですよね
使わなくなったいろんなものを
いろんな技術で生まれ変わらせるっていう風に毎回言ってますけど
上絵は陶磁器とかのコンクラの技術として
すごく面白いんじゃないかなっていうのが
コンクラ的な着眼点はあります
金継ぎしてさらに絵を描くっていう手法
金継ぎしたらもう焼けないですね
漆が燃えちゃうんで
金継ぎしたやつはもう焼けないですね
金継ぎする前に絵を描いて最後金継ぎしたらいける
予備継ぎみたいなこと?
予備継ぎって言うんですか?
予備継ぎはいろんな破片を集めて一つの器を作る技法ですけど
一旦ちょっと自分で燃えるようなやつでくっつけといて
描いて焼いてまたバキって壊してもう一回金継ぎにして
金継ぎをうまく融合させたらできそうな気がします
めんどくさい
漆ではちょっと付けられないから