そっかそっかそっか。
2人はね、もうワークショップで会ってるから、どっちがボブさんで方々さんか分かってるよね。
でもね、そういう認識の仕方はしてなかった。
確かに。
2人ともでボブ方々っていう、一つの名前ってこと?
そうですね、なんかバンド名みたいなもんだと思ってて、上田さん、星田さんっていう、そういう感じで。
私も最初の、最初っていうか、お会いする前の2人からの話はそういう風に名前で言われてたから、
実行紹介の時におおって思った。
これは名前なんだってそこでやっと。
マスラオカダみたいな、そういう程度のあれだったんだということですね。
駅すごかったよね。駅がさ、ログハウスだったじゃん。
なんか林業でも結構、有名って言ったらあれだけど。
駅がログハウスってまあまあないよね。ある?
いやあ、あんまり確かに言われてみればっていう。
そっからもう既に旅行してるような気分に半分なってたんだけど。
旅行じゃないんですか、前乗りして。
そうですね。
比較して。
海田もね、楽器博物館とか行ってね。
そうそうそう、駆け足でね。
ウィーンのピアノ制作士みたいな企画展を見て。
ピアノだけじゃないですけどね、チェンバロっていうピアノの前の鍵盤楽器で。
音の強さって、ちなみに音が強く出せるってのはイノベーションだったんですよ。
フォルテピアノって言ってたんですけど昔。
フォルテピアノ、なるほど。
そうなんです。
フォルテピアノが、フォルテシモとかピアニシモとか音の大きく小さくの。
小さくの方のピアノだけが名前として残った。
フォルテピアノって昔言ってたんですよ。
楽譜の中でここは強くだとFってフォルテで、ここは小さくだとPでピアノ。
ハウンドドッグ知らないですか?フォルテシモ。
強くってやつ知らない?
知らない。
分かるけど。
それですよ、フォルテシモ強め。
今の強く全然分からなかった。
逆に分からなかった。
名前は分かるんだけど、今の一瞬頭がゴマチロになった。
そうですか。
ピアノの最大のイノベーションって音の強弱が付けられるってことだったんですけど
それ前はチェンバロっていう弦をピックで弾くみたいな構造で
どんな血よくやっても弾き方が一緒なんで。
叩いてるっていうより弾いてるってことなの?
針みたいなので弦を弾いてるだけで音の強弱が出ないんですよね。
ハンマーで叩くのがピアノなんですけど
ハンマーじゃなくて針みたいなのでピンって弾くだけで
鍵盤の強さに関係ないんですよ。
いつそんなのできたの?
そんなにピアノの歴史は古くなくて
ここ2、300年ちょっと調べないといけないですけど
割と最近だね。
最近なんですよ。
だからバッハとかはチェンバロとかを想定して曲を作ってるので
すごく気化学的な
ピッキッピキしてるってこと?
バッハって言えば強弱がない感じがする。
そうそう。
なんか均等法じゃないな。
重、重、うん。ちょっと。
なにうんって。
バッハの十二何とか率何とか法みたいな。
はい。はい。
そういう浜松ならではのこと。
駅降りてすぐにピアノがあるじゃん。
グランドピアノって言われる。
ヤマハブースね。
可愛い。
ギターも弾けたりとかさ。
期間限定のやつとかね。
すごいよね。
楽器の待ち間を駅が押してるよね。
駅の校内っていうの?
出てなんかあるならわかるんだけど
駅の中、内側だよ。
ゲートの中にプレゼンテーションスペースがあること自体珍しいじゃん。
フリーピアノのレベルも高くて
オッサンがショパンの結構ムズい曲とかをバリバリ弾いてるみたいな。
駅の中だからよっきり響くわけよね。音がね。
すごいよなって毎回浜松は思う。
こんな浜松にね。
ホジノさんのお話でも別に浜松にずっとゆかりがあってってことでもなかった。
なかったんですけど。
最初日本に戻ってきたときの工房探しの川口の話もそんなに膨らますこともなかったなと思って僕。
言ったんですかそれは。
ちょっと思ったんですけどね。中蔵の町ってことで。
何しろね。今回はグッドジョブセンターのワークショップに参加して
ワークショップの後にもお二人と話したり
特にホジノさんから結構シルクスクリーンの本におっしゃっている現代美術の版画の話とか
僕本当にシルクスクリーンで刷られている美術品っていうのは
どういう風に刷られているのかっていうのが全く想像がついていなかった。
分かるその謎い気持ち。
それをホジノさんからその時めちゃくちゃ細かい話を聞いて
そんなことまでやってるんですかっていうので結構衝撃をその時点で受けたから
岩田さんがアマゾンで買ったんです
この本はせっかくなので紹介しておくと
2013年に出版された
技術の正体っていうタイトルで出版されたのは2013年のやつ
9月とかに出版されてるやつで
はじめになんでこの本が出版されたかって書いてるんですけど
東日本大震災があって原発事故があって
結構原子力発電っていうのがそもそも
人間がコントロールできるものじゃなかったんじゃないの?
みたいな議論って結構この時期ってすごくされてたと思うんですけど
そういう時期に木田玄さんが
これより22年前に書いたって書いてあるんで
91年くらいになるのか?
に書いた短い文章を
マイケル・エメリックさんって
高橋源一郎とか吉本バナナとかの小説を翻訳してる人ですけど
この人が英訳をして
左側日本語右側英語っていう題材で
非常に手に取りやすいハードカバーですね
技術の正体ってタイトルですけど
技術の正体はこれである?みたいなことは
当然と言えば当然ながら書かれてはいない
ですけど
星野さんがこれはエピソードの中でおっしゃってましたけど
人類の理性が技術を生み出したんだっていうことではなくて
むしろ技術が人間を人間たらしめたっていう順番なんじゃないのっていう話なんですよね
めちゃくちゃ要約すると
技術っていうのは科学技術がみたいな
原発の話しましたけど
そういう複雑な技術だけじゃなくて
もっと木を切るとか
ギリシャでいうテクネっていうところの
人間が生活をするのに作り上げた技法だよね
技術だから木を切るのもそうだし
人間って弱い動物だからさ
体力的にも他の動物よりもないけど
その手で工夫したり
一人でやらないでみんなでやるっていうのも技術だし
そういう道具を使ったりとか
人を人間に答えているだけじゃない何かを利用するっていうところが人間が得意なところじゃない
他の動物に比べると
もちろん動物も道具を使う動物はいるけど
本の中にギリシャの詩人が
技術って気持ち悪いもんだよ
技術っていうか人間が一番気持ち悪いって書いてたのが印象的だなと思った
ちょっとそこだけ引用しようかな
ソフォクレス
ギリシャの悲劇詩人ソフォクレスがアンチゴネンっていう本の中で書いたことで
不気味なものは様々にあるが人間以上に不気味なものはない
人間は技術を駆使して海を渡ってどこまでも行くし
神々の中でも最も復旧なものだとされてきた大地をさえも悪なくすき返して疲れさせ
鳥や獣や魚を捕らえ
巧みに天才を避け
その技術は人間を善にも導けば悪にも導くからだっていう
あとちょっとそれとは違ってよく言われるのは
例えば技術とか知識自体に善悪はないっていう
科学者がよく言うやつですよね
なんかたまに話で毎回出すけど
椅子って技術って呼ばれませんよねっていう話の例えがあるじゃん
椅子って日常の道具だからわざわざテクノロジーだとか技術とか考えないけど
昔は切り株だった石だったでもそれがスタッキングできるようになったとかさ
エルゴーノミックスって座ってて体にちょうどいいみたいな
人間で座るようにさそもそもデザインから出されてないっていう説があるんだよね
だからそれを無理矢理長時間座らせるために椅子が進化してるんじゃない
私たちがそれが椅子が楽だって思い込んでるわけじゃん
それも人間の技術的ななんか面白い関係だなと思って
始終関係が実はあるんだよねって思って
言われてみればね
技術によって座らされてる
そうそうそうそう
これねWhat Technology Wantsっていう本に書いてあった
なんかごめん書いた人の名前を知った
前の本忘れてたっけ
そう
ケリン・ケリーだ
そうですそうです
名前すぐ出てこなくなる
岩田さんとしほさん今収録しながら2人ともメガネかけてるんですけど
これもすごいですよね
当たり前になってますけど
技術っていうか椅子じゃないけど
これはメガネって細胞になるかならないかっていい線引きだなって
今日ちょうど授業で話してたんだけど
人間の限界ってさ衰えることに抗えないじゃん
目ってやっぱり衰えていくよね
私めちゃくちゃ老眼になってきてて困ってんのよ今
近くも見えないし話しても見えないし
遠くも見えないから
メガネ2種類あるんですよ
これがあると急に見えるっていうことで
ちょっと頑張れたりするじゃん
読んだりとか携帯見たりとか
これないとさ諦めるしかないでしょ見れないんだから
そもそも本読むのやめよう携帯見るのやめようって
昔の人だったら多分もう見えないやめようみたいな
メガネができる前の人
人間のそのアビリティっていうか可能性っていうのを
エクステンションってなんだ
拡張するのがメガネだったんだけど
面白いのがメガネは顔の一部としてファッションにもなるしっていう
技術なんだけど体にすごい近くて
その人の人なりも表すみたいな
人となりを表すっていうさ
他にはないんだよねそれって
時計ももちろんどういう時計つけてるかっていうので
なんかこの人こうかなって
なんとなくあるにしろちょっと違うじゃん
人間の身体的な技術
技能を時計は別に拡張そこまでしてくれてないから
むしろ解けない方がいい時もあるじゃん感覚的に
弟が多分あえてだと思うんですけど
俗に言うチープカッションっていうのをずっとつけてて
なんかこだわりなんだろうなと思って見てますね
それはそういうふうに社会的になさるところであるけど
メガネってさやっぱりなんかこう
個性っていうかその人のキャラクター作りにも入ってるんで
面白いよねっていうのは
歯の矯正とかもそうなんですけど
確かイギリスとかだと保険で確か作れるんだよねメガネが
そうだよ
だから日本と多分その
視力矯正の考え方が違って
医療行為ってのがあって
そうか日本ってあれか
別に保険効かないじゃん
そうかコンタクトレンジは効かないんだっけ
一応眼科の診断がいるんで
だいたい名社さんとセットになってるけど
診断はあれそうか
私最近そういえば眼科じゃなくて
メガネ屋さんで測ってるから
それ保険じゃないもんね確かに
メガネもいろんな捉え方があるっていうか
ドラムベースのLTJブケムって人いたんですけど
それで僕知ったんですよ
その人メガネオタクみたいな
イギリスの出身の人なんですけど
すっごいメガネ持ってるんだけど
そのきっかけが
イギリスで保険で配られる
メガネがダサすぎるっていうことらしくて
それ結構面白いなと思って
その記事読んでたんですよ
だから今の話で言うと
結局視力が矯正されればいいって話じゃないから
キャラクターとか立ち振る舞いっていう
ことの重要性に半後的に気づくわけですよね
彼は
なんで自分に似合うものを
永遠に盛り続けるっていう
僕はそういうふうには思わなかったから
洋服も技術って言ったら技術だしね
それ撮ってるんです実は
私そういうフィールドワーク
ゴミを拾う前に写真撮って
その状態も撮って
ゴミ拾ってる瞬間も写真撮って
そのゴミも一応並べて写真は撮って
大変なんだよね
ゴミ拾いだけで終わらないな時間がかかるんだけど
なるほどな
3回目はまだ僕聞いてないんですけど放送は
ワークショップについて僕がそういえば質問したなと思って
聞いてて
ほとんど僕は
ある種の公共性っていうことを
無視して個人的に聞きたいことを聞いちゃってたなと思って
相談したってことでしょ
そうそう相談したってこと
公開相談みたいな
ねね聞いてのコーナー
ねね聞いてというか
岩田さん聞いてのコーナーはいつやるのか分からない
何やるかってずっと言ってる
何でしたっけそれ
シーズン4で固定のコーナー作ろうよみたいな話があって
岩田さんがあまりにも聞き上手だから
ねね聞いて岩田さんというコーナーを作ろうという企画があったんですよ
勝手に二人で言った
今日のねね聞いての岩田さんのコーナーは
自然にそうなっちゃってるから申し訳ない
コーナーにしちゃおうと思って
コーナーにしちゃう必要がないぐらい聞いてもらってからなんだけど
そのねね聞いてのコーナーを
ホウホウさんとボブさんにしたんだよね
そうですね
あんまり最後の3回目の放送の回は
記憶がないですだから僕
なんで
記憶がないっていうのは
質問しといて
質問の答えは覚えてるんですけどもちろん
そのどういう収録だったかっていう
なんだろう空気感を覚えてないっていうか
伝わります?
緊張しちゃったの?
緊張はしてなくて緊張感はあるんですけど
全体を通してどうだったなっていうんじゃなくて
本当に質問の答えを持ち帰ったなっていう感じ
3話目は
私も持ち帰ったから1人じゃない
よかったです
横で聞いててなるほどって心の中でメモった
そうですね
号令をかけないっていうのも
なんとなくワークショップやる時に
はいスタートっていう号令をかけないって話があったんですけど
あとは状況によって
参加者によってはみんなでやってるっていうのに
混じるのがすごいちょっと苦手で
っていう人は端っこで文字文字しだすっていう話してたじゃん
すごいわかるその状況が
子供の時完全にそういうタイプだったから
みんながやってるの一緒にやるのがとにかくできなかったから
文字文字するとこ私やらないって言ってたはずなんだよね
わかんなくもないし
星野さん自身も自分もそうだったと
そういう子を見るとロックオンじゃないけどするって話をしてたんじゃない
そうねだからちょっと隔離されたスペースを
それとなく用意されてなかったように
みんなの目につかないところでやってもらったりとか
なかなかな習得ぶりだなと思いましたね
いいよだって強制してないんだもんそういう意味で
だからそもそも来る子供たちって
自分たちで選んできてない子も多いと思うんだよね
親が行ってこいとか
子供からしてみたらさ
なんで今日これやらなきゃいけないのかってとこから
まず向き合わないといけない
理不尽さに直面する多くの子供はね
その理不尽さを面白がれる人ともばっかとも限らないっていうね
逆にそれすごいね理不尽さを楽しめる子供ってすごいなと思うんだけど
ワークショップをよく観察するんだけど最近ね子供たちの
なんで普通にできるんだろうっていうのが私は不思議なの
みんなすんなりできるからなんか不思議だなと思って
実際に2人は子供の時にワークショップとかに入れられてたタイプですか?
だからそれこそボブさんの話だけど
ワークショップっていう言葉がなかったんだよね
ワークショップ10年とは言わないまでも
少なくとも教育課程に自分がいる時期に
ワークショップって言葉聞いたことなかったですよ
そういう言葉なくても何とかの会とかで何々をやろうとか
そういうの参加したことない?
僕の実家の団地の目の前にサンテラスユニっていうデパートと
百貨店とスーパーの間みたいなのがあるんですよね
今アピュタになってるんですけどそこのイベントスペースみたいなのがあって
木の切れ端とかが大量に余ってて
ここで作っていいですよみたいなイベント昔あったんですよ
そういうのに確かに立ち寄りたい
むしろ寄ってやりたい
ワークショップって言っていいじゃないと思うんですけど
やりたい人だったんだけどすごく萎縮する感じだったですね
ワークショップっていうのは教会が難しいんですけど
子供の時に付き合ったのは11月になると近くの農協で農協祭っていうのがあって
お米収穫して終わった時期にそこそこ敷地が広いので
空気で膨らんで中でポンポン飛ぶやつが来るんですよね
ドラえもんのちょっと古いやつが上映されてたりとか
そこでプラバンに絵を描いてオーブンレンジで縮めるやつ
あれなんていうんだっけしっぽ焼きに近いんだけど
プラバンでトレースするんだよね
カラーペンかな
作るのとは毎年あったから楽しみにしましたけど
あれはどうなんですかね
あれもワークショップなんじゃないの
だから言葉がついてなかったけど
え、なんて読んでたんだその頃は
拝見コーナーとかですかね
そうなのかな
お楽しみ会
カポルダー作りとか
ああいう時に描くもんって
それこそプラバンとかってトレースできるんで
それこそドラえもん描いたりとか
孫悟空描いたりとか
そういう感じで
別に自由に創作しましょうみたいなことよりは
自分が作りたいキャラクターのキーホルダーを作る
なんなら去年の
グッドジョブセンターさんの
何かをやったインセンティブでワークショップ参加できます件で
僕と岩田さんが行った記憶なんですけど
NFTの
NFTが入場料みたいな立て付けで
岩田さんといつもとは違う感じで
奈良までお伺いしながら
岩田さんの感じを見てたんですよ
結構途中からスイッチ入ってて
同じ班でいろんなTシャツを