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2021-12-31 20:02

#93 [生物]昆虫界からの贈り物。ホタルの光に癒されよう

こんばんは♪ちょぼ先生です。
今日はホタルについてお話ししました。
ホタルの光は、梅雨のジメジメした憂鬱な毎日に彩りを与えて癒してくれます。
日没後2時間くらいが見頃みたいです。
あと風が弱い日を選びましょう。
それではまた!
おやすみなさい。

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はい、みなさんこんばんは。元高校理科教員のちょぼ先生です。今日も夜のホームルームの時間帯になりました。
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。このチャンネルでは、朝の時間帯のホームルームでは、自己啓発や自主問題について取り上げてお話をしております。
夜のホームルームでは、サイエンスのこと、生物のこと、教育問題について主にお話をしております。
気まぐれなランダム放送ですので、朝だけ、夜だけとか、1日2回とか、基本的に休みの日は配信はしておりませんけども、気まぐれなランダム放送ですが、気軽にレスポンスをいただけると非常に嬉しいですので、気軽にコメントの方もよろしくお願いいたします。
今日6月17日の木曜日なんですが、昨日は大雨で出るのも憂鬱だったんですけども、今日は非常に日中暑かったですよね。かなり汗ばむ陽気だったんですけども、と思いきやですね、夕方にまた天気が崩れまして、私の住んでいるところでは、夕方ぐらいからまた雨がね、夕立みたいな雨が降ってたんですけども、
コロコロね、天気が変わりやすい時期ですけども、やっぱりね、昨日も言いましたけど、梅雨時期ってジメジメするし、雨だし、すごい憂鬱ですよね。
最近、朝のホームルームが忙しくてできていなくてですね、何が忙しいかというと、子供が今年4月から保育園に行きだしたんですけども、だいたい8時ぐらいに保育園の方に送りに行っているわけなんですけども、
私が主に、奥さんが言っているんですけども、私も言ったやつをしますが、いつも1時間ぐらい前に子供を起こしてですね、泣きながら起きてくるんですけど、なかなか起きないから、ゆすったりしながら起こして、
で、ご飯を食べさせ、着替えたりとか、歯磨きしたりとか、おむつ変えたりとか、自分の支度もしながら、それで子供の保育園の準備もしながらドタバタしているわけなんですけども、
それで体力もすり減って、配信する元気もないみたいな感じで、そういうのが4月ぐらいから続いているわけなんですけど、
これでジメジメしているし、憂鬱だし、朝も何か忙しいし、この時期何か癒しが欲しいなっていうのが毎年思うんですけども、
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でもこの梅雨時期にですね、毎年癒されるイベントというかね、癒されるものがあるんですけども、皆さん何か思い浮かびますか?
この梅雨時期に、このジメジメする梅雨時期に素晴らしい癒しがね、自然界から提供されるんですよ、何かご存知ですか皆さん?
私も先週何度か見て、やっぱり良いものだなって感じたんですけども、それは何かと言いますとですね、ホタルです、ホタル、昆虫の。知ってますか皆さん、ホタル。
私の住んでいるところで、車で5分ぐらいのところでホタルが見れるんですよ。どんな田舎に住んでいるのかという感じかもしれませんけども、田舎に住んでおります。
でもホタルってめちゃくちゃ綺麗な水に住んでいるみたいなイメージはあるかもしれませんけども、環境省が出しているですね、指標生物、この生物がいたらこの川の水質は綺麗ですよ、ちょっと汚いですよとかいう指標生物の中にホタルも入っているんですけど、ホタルは少し汚い水の環境で住んでいるので、めちゃくちゃ綺麗なところに住んでいるわけではないですね。
綺麗だけどね、少し汚いというのは語弊があるし、少し汚いと言われると、汚れている水のところ、土部のところみたいなイメージがあるかもしれませんけども、言い方が問題あるかもしれませんけども、むちゃくちゃ綺麗、サワガニとか清流に住んでいるような生物が住む水辺ではなくですね、やや汚いというかね。
めちゃくちゃ綺麗なわけではないけど、やや綺麗な水の程度が良いんじゃないですかね、のところに住んでいますから、そんなにとんでもない山奥とかね、そういったところではないですので、今ですね、ホタルが見ごろなんですけども、よくホタル全選があるんですよ。
皆さん、サクラ全選は聞いたことあるかもしれませんけど、ホタル全選というのも発表されておりまして、自分のお住まいのところがいついつ頃、ホタルが見ごろになるのかというのがわかりますから、皆さんホタル全選を調べてみてください。
なので、このその梅雨時期に癒しを提供してくれるですね、ホタルについて今日はお話したいかなと思っております。
今盛んに飛んでいるホタルと呼ばれるものは、ゲンジボタルが主ですかね。
ゲンジもいればヘイケもいるんですよ。ゲンジとヘイケが争うように飛び交っているのを見て、ゲンジボタルとヘイケボタルという名前がついたという説もありますけども、ゲンジボタルの方がヘイケボタルよりも大きいですかね。
生虫でいうと2センチくらい、メスの方が大きいんですけど、飛んでいる、光って飛ぶわけですけど、飛んでいる、なんで飛んでいるかというとですね、メスにアピールをして、要はもう交尾をして、生殖して子孫を残すために必死にアピールしているわけなんですね。
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ゲンジボタルの方が体も大きいし、ピカピカ点滅するのも大きな光で、光っている時間が長いので、ゲンジボタルの方がやや有名で、より光が大きいので、発見もしやすいし、よく有名な方はゲンジな方なのかなという感じはしておりますけども。
でも皆さん知ってました?ホタルのピカピカするのって明滅って言うんですよ。明るいに、鉄滅の滅、鬼滅の滅で明滅って言うんですけど、ピカピカする。
西日本と東日本で明滅の間隔が違うの知ってました?
西日本はだいたい2秒に1回だしんですよ。2秒光って消えて、2秒光って消えて。東日本は4秒に1回なんですよ。4秒バーって光って消えていくみたいな。
東日本と西日本で明滅の間隔が違うので、西日本のイラチの人間が多いので、ホタルもそんな感じなんですかね。西日本の方が明滅の間隔は短いらしいですね。
今盛んに飛んでおりますけども、青虫が光るわけですけども、実は幼虫とか卵の段階でも光ってるみたいですね。青虫は2週間か3週間くらいなんですよ。
青虫になって光って子孫を残すためにメスにアピールして、交尾をして卵を産むと。
メスはあまり飛びませんので、光るけど葉っぱの下に隠れたりとか、飛ばない、全然飛ばないなと思うホタルを見かけたらメスだと思います。
交尾をして卵を残してだいたい苔の下のところに500個くらいの卵を産むみたいですね。1ヶ月くらいで孵化をして幼虫が水中、川の中に、
大体里山とかの河川に流れが強い川とかいないですけど、里山、人間が手入れた山の手入れしたところを里山と言いますけども、里山の水辺のところに幼虫が川の中で生息すると。1ヶ月くらいで孵化します。
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幼虫って見たことあります?ホタルの幼虫。まあまあグロいですよ。黒いハサミ虫みたいな、ゴジラに出てきそうな、まあまあグロいんですけど、幼虫が主に食べる餌として貝を食べるんですね。巻貝。川になって呼ばれる貝を盛んに食べます。
川にいないとホタルって成長もしないし、めちゃくちゃ重要なんですね。川にいなくなると植物連鎖ですからホタルもいなくなってしまう。川には結構重要、大事なんですね。
ホタルを一回飼ってみようかなと思って幼虫を採ってきて、飼育したことがあるんですけど、やっぱり川にながらないとダメ。川にながら食べないと成長しないし、川にながらが命みたいなものなんですよ。食べないといけないし。
結構肉食なんですよね、ホタルの幼虫って。川にながらポンと入れると5匹くらい群がって、川にながらの中に入り込んでめっちゃ食べるんですよ。なかなかな地獄餌ですよ。本当に川にながら大好きなんですよね、ホタルね。
ホタルも手軽に飼えたらめっちゃいいじゃないですか。この時期に自宅でホタル飛ぶとかめちゃめちゃファンタジーじゃないですか。でもね、それなかなかできないんですよ。川にながらを安定して供給しないといけないし、川にながらを採ってきて、それを川にながらもストックしないといけないから、川にながらってレッドビーシュリンプとかエビの餌結構食べるので、それはそれでいいんですけど、
川にながらをもしも養殖ができるんだったら、安定してホタル飼えるし、ホタルの養殖も可能なんじゃないかなと思ってるんですけど、どうなんですかね。川にながらを安定して供給して、川にながらを安定して繁殖させることができたら、たぶんホタルの完全養殖できて、なんか章をとれるんちゃうかなって思ってるんですけど、なかなか川にながらをとるのは難しい。
なかなか難しいんですけども、河川で川にながらを食べながらどんどん成長していきます。
ホタルがだいたい飛ぶのが、私が住んでいる東海地方ではだいたい5月の下旬くらいから6月の頭ぐらいが多いですかね。ホタル全生によると西日本からどんどん飛んでいきますので、早いところ、九州の暖かいところでは4月の下旬くらいから飛ぶみたいですね。
なので、青虫になる1ヶ月くらい前に水中から土に上がってきます。土の中でサナギになって1ヶ月間。サナギになって、青虫になって土から出てきて飛んでいる。今その時期ですかね。
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なのでまあ寿命は1年ですかね。ほとんどが河川で住んでいて、洋中で住んでいて、水中から上がって地中で1ヶ月サナギとして生活し、青虫になって飛んでいるというようなサイクルをしているわけなんですね。
青虫になって光っているわけですけど、頭の頭部の下が赤くなっていますよね。あれは蛍光色と言われて、食べたらまずいよという渓谷の証らしいですね。赤いやつ。あれがちょっとおしゃれでかっこいいですけどね。
ホタルの光る仕組みなんですけど、ホタルの体内にルシフェリンという物質があるわけなんですね。ルシフェリンと酸素とルシフェラーゼという酵素が反応して光っているわけなんですね。
ルシフェリンというのは光るもとで、ルシフェラーゼという酵素は光らせるもとみたいなもんですかね。それで反応して光っているわけなんですね。
ルシフェリンの発光物質を持っている生物で結構多くてですね。海ホタル、知ってますかね。海にいるホタルなんですけど、これはミジンコの仲間なので昆虫ではないんですが、節足動物なので昆虫の仲間では仲間ですけど。
海ホタルも採集しに行って授業で使ったりしてました。現役の頃は。簡単に捕まえられます。皆さんもお近くの海があるなら行ってみてください。
インスタントコーヒーの空き瓶に鶏肉を入れて、蓋を閉めて、蓋に穴を開けておいて、ロープを巻きつけて海に投げたら、数時間経って引き上げたら、すごいよ。瓶の中がめっちゃ光ってますから。
青白く光っているので。海ホタルは青白い感じがしますね。ホタルは黄緑色みたいな感じがしますから。同じルシフェリンなんですけど、アミノ酸の構造が違うと光る色が違うみたいですね。
海ホタルを採集して、シリカゲルを入れて冷蔵庫で乾燥させたホタルを乾燥海ホタルと乳鉢に入れて水を入れて乳棒ですりつぶすと光るんですね。
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発光実験とかで使っていたので、見ごたえがあっていいんですよ。実験室を暗くしてすりつぶすと光るんで、見た目もいいし、海ホタルの勉強もできるし、光り方はルシフェリンというコースで働いているんだよって言うと、へーってなるんで、これは教材としておすすめですよね。
海ホタルは生きたまんま海水を入れて買うこともできるので、エサは鶏肉をポンと入れておいたらバクバク食べていくんで、生きたものをバケツに入れて、これも実験にしたんですけど、バケツをかき回すと刺激出してルシフェラーゼで光るんですけど、海ホタルの場合は発光物質、発光するんですけど、
ホタルの場合はメスにアピールするために、繁殖のために光るんですけど、海ホタルの場合は蛍光色、なんか危ない!来た!仲間みんな逃げて!っていう印だったりとか、本当に最終手段で光ってるみたいなんで、光る目的がちょっと違うんですけどね。物質は一緒ですけど。
バケツの中でぐるぐる回してかき混ぜると光るんですけど、一回光ったらね、海ホタルって光らないんですよね。やっぱりもう最終手段で光るのかなんか知らないですけど、一回光ると光らないんで、ぜひ皆さんこれをお聞きになった方で、海ホタルのルシフェリン消費したら、その後また光るためにはどうしたらいいか知ってる方いたら、ぜひコメントとかください。
あとオワンクラゲね。これはGFPっていう緑色蛍光タンパク質。下村治先生が農部賞取りましたけど、結構発光物質って持っている生物って多いんですよね。哺乳類ではないみたいですけど。
ということで、そういった光る生物もたくさんいます。ホタルは今飛び回ってますから、ぜひ皆さんが近くにホタルがいるような河川があるよっていうのを知る人がいたら、見ていただければかなり癒やしになりますので。
時期が終われば、次は平家ボタルが出てきますので。平家ボタルは田んぼとか、やや里山ではない、田んぼの用水路とかの方にいるみたいなので、ちょっと生息地と違うんですけども。
あとは源氏とか平家ボタルよりもかなり小さいんですけど、姫ボタルも有名ですよね。最後に全国のホタルの名所ということで、いろいろありますのでご紹介したいかなと思います。
岩手県の折詰岳というところですけども、100万匹と言われる姫ボタルが幻想的に、ブナやナラの木があって、そのブナとナラの木が見ながら100万匹の姫ボタルが見れるみたいなね。すごい素晴らしいところですね。
あとは三重県鈴鹿市の鈴鹿ホタルの里というところも有名で、源氏ボタルや平家ボタルが生息していると。山や川、田んぼに囲まれた静かな里山に、源氏ボタルや平家ボタルが生息しているということですので。
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あと山口県の下関の豊田町というところも、国の天然記念物に指定された木屋川の源氏ボタルということで、これも有名みたいですね。
あと高知県の四万十川、日本最後の西流とも言われる四万十川にも、遊覧船に乗って秘境を巡ると、流域の様々なポイントで源氏ボタルの乱舞、群舞が見られますよということと。
あと大分県の白山川というところも、全国名水百選に選ばれた美しい白山川、そこにも多く見られるということで、今コロナ禍で県をまたぐ移動はできませんけども、このコロナ禍が明けて移動も解禁されて、
この鬱陶しい梅雨時期に光に癒される旅に出るのもいいのかなと、ホタル前線とともに西からずっと旅していくのも夢があっていいですよね。
ということで皆さん、このコロナ禍が明けて解禁されたら是非ホタルを見に行きましょう。
平気ボタルはこれからピークですので、あとは川に養殖を確立させて自宅で飛ばせるようなファンタジーな生活できるといいかなと思いますので、皆さんいかがでしょうか。
皆さんのお住まいのところにもホタルはいるでしょうか。是非見てみてください。
ということで今日はホタルについてお話をしました。
それでは皆様、これで終わります。
それではバイバイ。さようなら。おやすみなさい。
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