1. ちょぼっとサイエンス
  2. #708 マンボウは、なぜ深海へ..
2024-05-28 11:11

#708 マンボウは、なぜ深海へ行くのか?

2024.5.28配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、マンボウについてお話しました。
それではまた。

🔸SNSリンク集🔸
https://lit.link/chobosensei

■スタンドエフエム
https://stand.fm/channels/5fffd2f7fc3475e2c89ba329

■Spotify
https://open.spotify.com/show/1QPSBAYh61gv6ixao9uvGY

■Google Podcast
https://www.google.com/podcasts?feed=aHR0cHM6Ly9hbmNob3IuZm0vcy81MWU2MDMzOC9wb2RjYXN0L3Jzcw==

■Apple Podcast
https://is.gd/VO22oC

■note
ちょぼ先生@note学校
https://note.com/chobosensei86

■Twitter
ちょぼ先生@元高校理科教員
https://twitter.com/CDELearning65

■公式LINE
ちょぼ先生@LINE学校
https://lin.ee/n5cNTUX

サマリー

マンボウは、深海へ行く理由は餌を食べるためであり、深海と海面を行き来して体温調節をしています。大きなマンボウほど餌取りの時間が長く、体温が下がりにくいため、より深海に行って餌を食べる時間を増やしています。

マンボウの特徴と行動
はい、みなさーん。こんばんは。こんにちは。元公立高校理科教授のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しておりますということで、今日はですね、予報通り雨の降り続く1日となりました。予報ではね、1日に、1時間に30ミリとか40ミリ降るんじゃないかっていう風にね、
言われてたんですけども、私の住んでるところはですね、そこまで雨強かったんですけども、バケツをひっくり返したような土砂降りではなかったかなというところなんですけども、
洪水のニュースとかも流れておりますし、引き続き注意していただいてと言ったところで、明日は台風一下じゃないですけども、晴れという予報ですので、久しぶりの晴れ間ですからね、
貴重にしていただいて、洗濯物とか乾かさないとなという感じですかね、ということで、
今日のお話はですね、マンボウを取り上げていきたいと思います。以前マンボウのお話はしてるんですけども、
今日はですね、マンボウはですね、深海へ行くんですけども、なんで深海に行くの?なんでこんな深い海に行くの?っていうところをですね、
メインにお話したいなと思うんですけども、マンボウは非常に特徴的な形を、形態をしておりますよね。
持つところみたいな、横に平らにして、上と下で持つところみたいなヒレになってますよね。
背びれと尻びれなんですね。非常に発達した背びれと尻びれを左右に動かして遊泳すると。
大体の魚は、尾びれを動かして泳ぐのが、大体の魚の遊泳方法なんですけども、
マンボウの場合はね、発達した背びれと尻びれ、カイトみたいなところね、ピョンってなってるところ、あそこがですね、
泳ぐんですね、尾びれも使っておりますけども、体重が500キロを超える大型の魚類になっておりまして、
フグの仲間なんですね、フグモクの魚類なんですけども、フグモクですから結構おいしいですよね。
三重県の紀伊永島の道の駅マンボウでね、文字通り、マンボウが道の駅って名前ついてるんですけど、文字通りそこの食堂にね、
マンボウの道の駅だから、なんとマンボウ食べれるんですよ。マンボウのフライとかね、マンボウのお刺身とかですね。
高速が通っちゃったので、そこがね、国道沿いになったので、そこの国道通らないと、
大瀬とか熊野とかね、和歌山に抜ける道がそこしかなかったんですけども、高速ができちゃったので、
道の駅マンボウはね、なかなかね、お客さん呼ぶのに苦労してるみたいですけども、そこで食べれましたし、
山もやってますしね、私もマンボウ食べたことあるんですけど、非常に美味しいです。
フグの仲間なのでね、そういうフグの仲間なんですよ。
意外にね、なんかね、身が詰まってそうっていうかね、マンボウすごい、何やろな、がっしりした体格してると思うじゃないですか。
意外にね、骨格はね、スカスカなんですよ。お腹の部分ね、全然骨もなくて、非常にスカスカの骨格、骨してるんですけども、
3億匹の卵を産むみたいな、聞いたことありません?
とりあえず、億を超える卵を産んで、数打ち当たる作戦でね、そのうちの何匹かから孵化してね、
孵化して、何匹かの生き残るみたいな戦略をしてるんですけど、
そのね、1億、3億ね、卵を産むって言われてるんですけど、あれだけちょっとね、真偽ちょっと不明で、嘘に近いんですよね。
そこまで卵は産まないんですけども、3億の卵を産んでね、ある条件整ったらね、
ほぼ半分近くが生き残れば、一応5千匹マンボウになりますからね。海中にマンボウになることになりますからね。
そこまで卵は産まないんだけども、一度にそこまで産まないらしいですし、
それぐらいの能力があるよ、乱層にね、それぐらいの卵を産む能力があるよっていうね、ことなので、
一度に3億匹産むってわけじゃないのは、ちょっと嘘っぽいんですけど、嘘なんですけど。
マンボウの深海への行動理由
このマンボウはですね、温帯とか熱帯の海に住んでおりまして、
外洋性、深い海のようになったりとか、外洋に住んでるわけなんですね。
この外洋域に生息するマンボウを含め、サメ類、カジキ類などの大型魚類はですね、
200mより深い場所までたびたび潜ることがわかっているんですね。
一般的にですね、海はですね、海面の方、上の方、上層部はですね、暖かいんですね。
冷たい、水の冷たいものはどんどん下に下がっていきますから、下はですね、深くなればなるほど水温はね、冷たいんですよね。
なので、同じ太平洋にしても、太平洋にしても、同じ海なのに深さによってですね、水温が違うって言います。
それがね、面白いね、特徴を海は持っているわけなんですね。
そんなマンボウはですね、暖かい海面と冷たい深海をですね、泳ぎにあんまり得意じゃないんだけど、生き生きしてるよっていうことはですね、
よくわかってたんですけど、わかってはいたんだけど、理由まではですね、わかってなかったんですよ。
なんでこんなに深海と海面を生き生きするのかなと。
この冷たい深海で何をしているのかというのがですね、よくわかってなかったということなんですね。
そこでですね、長崎大学の中村博士がですね、耐温計とかビデオカメラをですね、マンボウに取り付けて、
観察、データローガーとかね、ビデオローガーとか言いますけども、その行動をね、チェックしたわけなんですね。
このマンボウをはじめですね、魚類はですね、変温動物ですよね。
周りの水温、周りの水の温度が下がれば、自分の体温も下がってしまいますから、
我々は高温動物なので、暑かろうが寒かろうが大体36度、37度付近でね、体温は一定になってますけども、
変温動物ですから、周りが低くなっちゃうと自分の体温も低くなっちゃうから、
そうするとね、代謝活動が劣ってしまってですね、非常に生活する上でですね、人は来たしまうわけなんですよ。
だから寒いとかね、冬眠所居とかですね、昆虫とか変温動物だから、冬とかいないですよね。
それは自分の体温が下がっちゃうからですね、代謝活動が下がっちゃうので、
生命活動しにくくなっちゃうからですね、寒い時期に昆虫ってあんまりいないんですけどね。
なので、魚もですね、マンボウもですね、深海に行くっていうことはですね、
それだけ自分の体温が下がってしまいますから、なんで生き生きしてんのかなみたいなことにつながりますよね。
ということでですね、データローガー、ビデオローガーをつけて観察してみるとですね、分かったことがあります。
で、マンボウはですね、深海に行く理由はですね、これなんとなく想像できるかもしれませんけども、
餌を食べるためなんですね。
何食べてるかっていうとですね、フダクラゲっていうですね、細長い、長いグミみたいなものをバクバクバクバク食べてるんじゃん。
あとですね、北幽霊クラゲとかが、クラゲ類をですね、バクバク食べる。
深海にね、多く生息してますので、要は餌を取りに深海に行ってるわけなんですよ。
じゃあね、わざわざ水温下がるし、命がけのダイブじゃないですか。
なんとなくするというのっていうと、やっぱりね、ライバルが少ないっていうのもありますし、
クラゲを食べる時点でね、なかなか住み分けできてるし、食い分けできてますから、
生存戦略上、潜った方がいいよねっていうと、あんまりクラゲ食べるやつがいないから、
独占して食べれるよねっていうことが繋がってますから、
わざわざね、体温の下がる、冷たい海の深海まで潜っているということなんですね。
でね、これ行ったり来たりしてるわけなんですよ。
なんでこれ行ったり来たりしてるかっていうとですね、さっきも言ったように海面付近は暖かいですよね。
冷えた自分の体をですね、温めるためにまた海面に上昇してるわけなんですね。
で、なので寒い、寒い、でもバクバク食べた、寒い寒い、海上がろう、温かい、回復しよう、回復しよう、
すると海面が暖かくなればですね、潜が暖かいってことはですね、自分の体温も上がりますから、
要は体温のね、上昇して、要は回復してるわけなんですよ。
で、この餌取りの時間を長くするために、海面にいる時間と、深海にいる時間を比べたらですね、
深海にいる時間の方が長いです。それはね、餌を取る時間の長い方がいいですよね。
なので、早めに切り上げて、温かいのを早めに切り上げて、で、また潜っていくらしいんですね。
で、バクバクバクバク食べて、また上に登って、上に上昇して、体温を回復して、また潜ってバクバク食べるということで、
上にいる時間、海面にいる時間は、餌を食べる時間よりも短い、短いっていうね、期間が出てるので、
早めに体温を回復して、早めに切り上げて、食べるために潜っているということなんです。
マンボウの体温調節と餌取りの時間
なので、うまくですね、マンボウは体温調節を行ったり来たりしているのは、要は体温調節をしているということと、
深海に行く理由は、クラゲとかの餌を食べるために、深海に行っているということなんですね。
さらにですね、大きなマンボウほど、餌取りの時間が長いという結果も出ておりますので、
なぜかというと、体がでかいと体温が下がりにくいので、より深海に行ってクラゲを食べる時間を増やせるということなんでございます。
今日はですね、マンボウがなぜ深海に行くのかというお話をしました。
それはね、なんとなく想像できたかと思いますが、餌を取りに来られるということと、行ったり来たりしている理由は、
下がってしまった体温を、海面付近は暖かいから海水が、それで体温を調節して回復させて、また潜るのはまた食べるためということでね。
面白いですね、マンボウね。
ぜひ皆さんもね、マンボウ気になる方はですね、木永島の道の駅マンボウに行っていただいて、マンボウフライを食べてみてくださいということで、
今日はこの辺にしちゃったと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。
11:11

コメント

スクロール