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2022-06-09 20:48

「旅の図書館」で百年前のガイドブックを読む【旅のラジオ #057】

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旅の話と、日常から旅を生み出す話をします。「旅のラジオ」は、毎週木曜の12時更新です。
感想等、Twitterのハッシュタグにぜひお送りください #旅のラジオ

語り手: Satoru、岡田悠
聞き手&ジングル制作: 石川大樹

題字&イラスト: べつやくれい
Presented by デイリーポータルZ https://dailyportalz.jp/

〈現在募集中の投稿コーナーはこちら〉

投稿コーナー①「番組へのおたより」

2人への質問、最近読んだ本、今日食べたもの。
あなたの思いつきを、何でも送ってみてください。


投稿コーナー②「ジングル/効果音」

番組で使えそうなジングルや効果音を募集します。
生演奏でも、電子音でも、ボイパでも、大歓迎です。


投稿コーナー③「世界のさよなら、あなたのさよなら」

『さよなら』を意味すれば、どんな言語でもOK。
テキスト形式でも、音声形式でも、なんでもOK。


投稿コーナー④「生きて帰ろう」

旅行とは、ときにトラブルを伴うもの。
あなたの危険回避の知恵を教えてください。
(例:予備の現金をお菓子の小箱に隠す)


投稿コーナー⑤「あなたの旅の秘かな愉しみ」

旅行とは、自分で好きに愉しむもの。
あなたの愉しみかたを教えてください。
(例:旅行先のゴミを集めてノートに貼る)


投稿コーナー⑥「世界の罵倒語」

世界には、文化の数だけ罵倒語がある。
あなたが知っている罵りの言葉をください。
(例:南スーダン「ヤギ半頭の価値もない」)


投稿コーナー⑦「世界の音」

あなたが録った音をください。なんでもOK。
岡田さんと私が、ただそれを鑑賞します。
(例:イランの便器の音、バヌアツの料理の音)


投稿コーナー⑧「哀しい動物の鳴き声」

虚無を感じさせる動物の鳴き声をください。
作為はNG。哀しみは自然に発生するものです。
(例:たそがれの民家に沁みるヤギの声)


〈投稿フォームはこちら〉
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00:00
岡田さん。
何ですか、Satoruさん。
旅の図書館って聞いたことあります?
旅の図書館。あ、行ったことあります。
行ったことある。おー、話が早いな。
青山とかにある。
そうそうそうそう、港区のね。
行きました行きました。
あ、行ったことある。さすがですね。
そう、なんか地球の歩き方をいっぱい読むっていう企画をやったことがありまして。
なるほどなるほど。
地球の歩き方を。
ガイドブックがだからいっぱい集まってるってことですよね。
そうそうそう。
おー、それはもう話が早いな。
でもリスナーのために少しだけ補足しますと、
旅の図書館っていうのは港区の南青山にある公益財団法人かな。
日本交通公社、JTBの元になるようなところですね。
がやってる図書館で、今コロナで1日に10人しか入れないんですね。
うん。
で、午前の部5人、午後の部5人とかで土日も休みだからこんな図書館になかなかないなって結構レアな施設で。
そうですよね。
平日の。
平日のみで。
短い営業時間で絶対予約しないといけない。
で、3時間ぐらいしかいられないから。
だから5人しかいないんですよね。
ローク行った時も。
でもその空間を独占できる感じとかすごい贅沢で。
僕はあっという間に時間経っちゃってですね。
僕もちょっとゴールデンウィークが事情あってちょっとどこにも行けなくなった。
行けるはずの飛行機が20万円ぐらい損して行けなくなったので。
乗れなくなった。
代わりに代替行為をちょっとしようかなと思って。
旅の土書館っての気になってたんで行ってみたんですよ。
私はその記事を書くとは別に何も関係なくですね。
昔のガイドブックとかをね。
また今岡田さんおっしゃったように。
そこってその要するに観光産業とか。
昔の旅の出版ですね。
まさにJTBとかもそうですけれども。
そういうのを記録のために取ってある土書館みたいなもんですね。
で、そこに行って昔のガイドブックとかちょっと試しに見ようかってね。
思ってみたらね。
あんまりに面白くてね。
さとると岡田勇の旅のラジオ。
その昔のガイドブックがたくさん置いてあるんですよ。
3時間しかいられないから最初は余裕だと思ってたら。
あっという間に残り10分とかになって。
学生時代に試験時間もう残り何分ですとか言って。
やばいまだ問題解いてないよみたいな気持ちになるぐらいね。
ついぼうっと押しちゃったんですよね。
なんか結構旅行エッセイとか旅行記とかも置いてあったりして。
そうそうそう。
だからもうあちこち職種伸ばし放題も伸ばしちゃうと。
あっという間に時間がなくなっちゃう。
僕本出してからもう1回行ったことがあって。
自分の本あるかなと思って。
ありました?
なかった。
歴史的な価値がそのうち出てくるから。
まだちょっと認められてなかった。
私はねガイドブックにちょっと絞ってね読もうと思いまして。
最初に手に取ったのは外国旅行案内ってまさに交通公社が出してるやつで。
まず僕の驚きは国ごとにあるんじゃなくてまず外国旅行っていうところでもう1冊なんですよね。
そのガイドブックがあって。
ガイドブックがあって。
だからもう昭和27年の初版だったんですよ。
1952年っていうのがあって。
03:01
最初にまず騒論編みたいなものが始まってですね。
もう編も竹冠の編で。
もう物々しいんですよ。
でまず外国に渡航することの類型みたいなのがあって。
何だそれあったかと思ったらまず1言ってあって。
政府の外資外貨資金の割当てを受ける渡航と書いてあって。
その日本政府の一般渡航審査連絡会の審議。
日本銀行の審議を得て許可を得ると書いてあって。
それを得ないと外国旅行まずいけないんですよ。
それが1番目というか代表的な形ってことですね。
で2番目がその第三者のギャランティーによる渡航とかみたいな。
どうか偉い外資系の会社とかわかんないけど保証するとか。
で3番がその益務契約による渡航とか言って。
だから外国の会社とかと契約を結んで労働としての渡航みたいな。
だから簡単にはいけないんだなってね。
1950年といったら私なんか映画とかが好きだと
結構ね1950年って黒沢大津ナルセとかそんなに昔には思えないんだけど。
その記述とか見てると随分大変だったんだなってね。
外国旅行ってまずそこに感銘を受けるんですよね。
でその外国旅行するには航空機に乗る必要があるとか書いてあって。
そうだなとかって。
危うく歩いて行っちゃう人いる。
危うくね危うくね。
ひわ泳ぎとかねそういうの行くやついるかもしれないから。
ダメなんですよ。
航空機で行くとかやって。
それがねまたねこれちょっと個人的な趣味によっちゃうんだけど
コンベア340とかねボーイング707とかね今飛んでない。
もういろんな事情があって今飛んでない。
最近までイランとかでだけ飛んでたようなコメット4型とかね。
好き者にはたまんないような解説があって
こういう飛行機のどれかに乗るのであるみたいな書いてあって。
最初からもうワクワクが止まんないんですよ。
でそっからはいろんな国がもう地域ごとに書いてあってアフリカとかね。
アフリカもあるんですか。
アフリカもあるんですよ。
でね最初見たのはイスラエルだったよね。
イスラエルちゃんと中にあるんだって。
その時代もそういう何とか審議会とかを経て行く人がいるんだなっていう想定。
ちゃんとイスラエルも4ページくらいかな。
長くはないんだけどちゃんとあって。
で解説文がねあって今ちょっとコピーしてきたんですけども
手でノートに移して。
あーその旅の図書館が。
コピーするの1枚20円くらいかかるから。
金がかかるんですかね。
そうそうだからノートに社協してる。
僕も地球のある日方の一説をこう社協してから。
あれはさそうか同じ場所でじゃあ岡田さんもあそこで仕込みを入れてたんですね。
いやもうずっと僕たぶん3回くらい行きましたあそこ。
へーヘビーユーザーだったな。
ヘビーユーザー。
僕のね右後ろくらいにいたお兄さんもねJTBの時刻表をなんか20冊くらい棚に置いてひたすら仕掛けましたね。
なんかねただならぬ人がいるなって感じはしますね。
なんか西村京太郎の大ファンなのかそれとも新しい何かを考えてるのかわかんないけどね。
見てそのイスラエルね。
現在のイスラエル。
現在乗ってるのが1950年代なんですけど。
旅行者を引きつける最も強烈なものを持っている。
イスラエルってだって建国が。
そうそうなんです。
でその強烈なものを持っているそれは建国過程にある彼らの創造への激しい興奮が国中にみなぎっていることだと書いてあってね。
06:02
熱いんですよ解説文が。
出来立てのホヤホヤの国だぜ。
困難にもめげず世界各国のユダヤ人を迎え砂漠に水を引き荒地をよみがえらし永遠と希望を育てている。
すごいな。
かっこいい。
結構だいぶユダヤ寄りにこう思いがね。
だいぶユダヤ寄りだけど。
しかも最初65万の人口をもって建設に着手しわずか10年の間に砂漠を生産地に転化して80万の移民を吸収同化することに一応成功したことは
これを実際目の当たりにする旅行者にとっては興味あることである。
なるほどねってね。
もちろん僕らはその時代のイスラエルには行く手段がないわけなんで。
ああそういうだから興奮みたいなのあったんだなって確かに。
僕は65万の最初は来て80万の移民を10年で受け入れるなんて僕はそんなこと知らなかったわけなんで。
その時代のイスラエルっていうのが結構正しく何ですかね。
発車してるっていうかイスラエルの熱気をちゃんと伝える興奮ある文体というか。
確かに。
なかなかないですよね今その最近できたから面白い国だよみたいな。
最近できたテーマパークじゃないから。
ポリティカリコレクションとかあるからねあんまりそれはなんか面白いみたいな。
新しい国面白いみたいなガイドブックで書きづらいと思うけど。
その時の結構主観が入ってくる。
イスラエルの左相のある旅権を持っているとアラブ諸国の入国は困難というより不可能。
それは同じですよね。
しかしどうしても両方を旅行する必要のある場合には、
イスラエルの左相を取る時にこの旨を申し入れて別紙に左相を受け、
アラブ諸国にはイスラエルへ行くことを放課無理して入国しなければならない。
これはもう似てる似てるなって思ってない?
似てるなって思ってない?
今とね。
めくっていくとこのイランってのがあって。
イランもある。
イランもある。
テヘラン。
観光庁は1年中正午までで閉鎖し、
商店なども多くは午後は店を閉じて昼寝をする。
多分最近これ結構違ってますよね。
僕が知ってるテヘランはもうちょっとみんな頑張ってる。
都会ですね。
金曜日は観光庁を始め、イラン人関係は全部休日となり、
土曜日はユダヤ人の店が休み、
日曜日はアルメネジアンが休む。
というように晩時がなかなかはかどらない。
イラン人が好んで使うファルダー、
明日にしようのごとく、
館長関係の手続きも極めてのんびりしており、
よほど注意して時間の余裕を見ておかないと、
とんだ失敗をすることになる。
これ書いた人結構失敗したんだなってね。
でも現地に行ったってことですよね。
そうですね。原文だけでここまでは書かない。
まあいろんな人の話を聞いて、
これはJTVというか交通公社の編集だから、
今の地球のやり方と同じように、
編集部みたいな感じでやってるから、
誰が書いたかってのはもちろんわかんないんですけど、
そういうのがあったりするんですよね。
南アフリカ連邦とか全部あって、
見どころ土人の踊りって書いてあって、
今ちょっと言いにくい言葉かなと思ってね。
まさに時代のね、当時の背景で、
注釈が必要なんですけども。
融合スラビアとはね、今はない国とか、
共産圏にしては比較的入国が簡単と書いてあって、
09:01
でも1ページぐらいしか解説ないんですよ、これ。
これは多分言ってないなっていうね。
多分あんまり入れてないなっていうね。
ワイン、赤ブドウ、ブドウ酒がおいしいと書いてあって、
そのぐらいかみたいな、そういうものだって。
あとねマラヤ連邦っていうのがあってね。
マラヤ連邦。
知ってます?
知らないです。
東の空に輝く新しい星として、
1957年8月31日、
新たに独立国となったマラヤ連邦は、
ペナン、マラッカをも含み、
各州のサルタンにより互戦される、
互い戦される元首を持っている。
全国の8割までが深い密林に覆われた、
山地と沼地とで占められている。
主な首都はクアラルンプー。
マレーシア。
マレーシアなんだってね。
ここまで読んでね、初めてあるんだってね。
当時やっぱり東南アジアも、
二次大戦が終わって、
結構ごちゃごちゃしてて、
どうなるか分かんないみたいな、
そういう時期だったんでしょうね。
新しく植民地あるものは独立して、
あるものはなんか、
だからそういうのがね、
結構今の印象は一番違ってる、
ある意味地域なのかもなと思ってね。
確かにね。
これはね時間が解ける感があります。
面白いですね。
面白いんですよ。
1957年。
中華民国とそういうのもあるんですよ。
人民共和国と中華民国が違うんですよ。
台湾とね、あれだね。
だけど大韓民国っていうのがね、
出てこないんですよ。
で俺って思ってね、
じゃあちょっと新しいやつを見ようかなと思って、
昭和41年ぐらいのやつから出てくるんですよ。
見てたら、
その解説があって、
太平洋戦争後、長く続いた日韓両国の
国交のブランク状態のため、
隣国でありながら、
あまりにも実態が知られていなかった。
国交断絶してたんですね。
私も恥ずかしながら知らなくて。
だから乗ってない。
だからコンコとかそういうのも乗ってんのに。
イスラエルとか乗ってんのに。
なんでかなと思ってね。
昭和40年1月から、
10人以上の団体に限って、
日本人も観光旅行ができるようになった。
そうなんだと思ってね。
だから近い変境というか、
見果てぬ地だったんですね。
そこでね。
で、韓国旅行での禁句は朝鮮という言葉である。
ちゃんと書いてあって。
長い間の習慣でつい口から出てしまいがちであるが、
韓国の人には大変不愉快に響くから注意のこと。
って書いてあって。
なるほどってね。
思うんですよね。
さらに昔のやつとかを紐解いていくと、
1926年ぐらいのやつがあって。
タイトルが、
朝鮮満州旅行案内って書いてあって。
だからちょっといきなりだから。
満州の旅行だと。
付録で品旅行って書いてあって。
すごいね。
そこで作ってる、出版してるところが
満鉄ですよね。
満州鉄道。
満州鉄道案内所って書いてあって。
だからどんどんドキドキするような感じになってくるんですよね。
案内所っていうのはその業務が、
朝鮮満州品に関する各種の質問を問う、
旅行に関する説明、出張講演と書いてあって。
だからそういう大日本帝国の。
でも旅行先として進めてたんですね。
12:01
あるんですね。
でもめくってくるからぴょんやんって感じですよね。
だからちょっとドキドキするんですよ。
ぴょんやん。
すごいぴょんやん褒められてて。
朝鮮最古の都府って書いてあって。
都府ってのは東京都の都民、京都府の府ですね。
肥沃なる平野を東南に控えて農事が盛ん。
学校病院金融機関、
歩兵第39司令部、
歩兵第77連隊本部。
もうここら辺が時代を感じますよね。
そういう時代だったんだろう。
航空第6大隊、朝鮮兵器製造所などことごとくここに集まり、
北戦第一の繁栄な市街であると書いてあって。
旅行ガイドですね。
そうやん。
旅行ガイド。
今の価値観でドキドキしちゃうんだけど。
ちゃんと名勝地っていうのが見どころみたいなのもやっぱりあって。
船遊びは旅行者には喜ばれるとか。
言葉はことごとく大体日本語は通じるので、
言語普通の恐れはありませんとか書いてあって。
そうかってね。
そうなんだ。
そういう時代があったんだってね。
そうやってめくっていくとあっという間に時間が無くなっちゃうんですよね。
気が付くと時刻表のおじさんももういなくなってて、
僕と受付の一人の妙麗の方だけでちらちらとお互い一線を送り合って、
そろそろこの人帰んないかなって思われながら、
最後一冊ぐらい手に取ろうかなと思ったのが、
今度は大正八年に出た米国旅行案内ってのがあって。
大正八年。
大正八年ですよ。
だからまだ米国ってなんだみたいなところがあって。
これはちょっとメモをとるの忘れちゃったけど、
これは個人の出した本なんですよ。
だいぶ主観があって、
その人が言った見聞の当時のブログみたいな感じですよね。
それを本にまとめたみたいなものが、
いろんなよしなしがあってそこに保管されたってんですかね。
目次も主観まみれで、
驚くべき多数の自動車とかね。
一番威張ってる活動俳優とか書いてあって。
何だそれみたいな。
アメリカでってことですか。
米国の辻郷とかね。
時々行われる婦女誘拐とか書いてあって。
そんなかと思うんだけど。
読むと、
諸女誘拐株式会社というのが秘密に設立されている。
誘拐した女をことごとく商議や引売府に売り飛ばし、
隠して得た金を酒と賭博としかして女狂いや男狂いに
ゆみずのごとく浪費しては、次から次へと誘拐していくんだ。
約100人ばかりの婦人の群れが、
毎日毎日行方不明となっているとは、
冒頭偽りのない大事実だ。
と書いてあってね。
ちょっとなんか、
なんの縁本というか、
怪しい続記本みたいなのかなって匂いはするんですけど、
結構引きつけられるものはあってですね。
信用できぬ米国の諸女と書いてあってね。
つらい目にあったのかわかんないけど、
便利で迅速な電話制度。
電話制度っていうのはすごい。
興奮したわけです。
アメリカはすごいなと思いつつ、
たぶんこうちくしょうみたいなね。
日本を勝てないなってね。
敗日規制を煽るカトリック教徒と書いてあって。
当時はご案内の通り西海岸もね、
15:00
結構日本人に対して圧力が結構あったものですから。
そういうものは書いてあって。
でもやっぱりアメリカに旅行するのはそんな簡単じゃなかったんですね。
船でしかまず行けないんですよ。
航空機とか行ってる場合じゃないんですよ。
眼の検査が厳重だから注意しろと。
目が充血してると乗船拒絶。
だから目を綺麗にしろと。
今地球の歩き方にそういうのないじゃないですか。
寄生虫検査も厳重なので。
まあでもコロナで陽性だったら乗れないみたいな。
まあ確かに。
同じ話ですよね。
そうだからね、めぐりめぐってね。
そういうのもあるかもね。
県岸とかね。
なるほどね。
米国人の旅行はすこぶる簡単であるとね。
スーツケースですね。
スーツケース1個に手裂けカバンを携帯するくらいである。
これは驚きである。
そうかってね。
なんかね、誇りましいなっていう案内をね。
読んでてね。
僕もね、大学の、本にも書いてあるんですけども、
大学のサークルがもう百何十年あるサークルで。
太平洋クラブ。
太平洋クラブの、昔の100年前の1910年くらいのアメリカへの旅行を見たことがあった。
当時の学生先輩やつですね。
そうそうそう。
っていうのがやっぱりね、アメリカへの憧れと一方で嫉妬みたいなものがね。
同じだ、確かにそうかそうか。
混ざってて。
そうだな。
例えば、ちょっと今見つけたんで読みますけど、
アメリカ、ブロードウェイと銀座を比べてて、
日本の銀座の夜を光の海に例えるならば。
光の海に例える。
なんかいいな。
ロマンティックで主観がまみれてるな。
ブロードウェイに立ち並んだ建物にきらめく無数の明かりは光の山と言うべきであろう。
いいですね。
ここにおいて我は、ブロードウェイと銀座に経済的な相違点を見出すのである。
ブロードウェイの店舗経営方法の方がはるかに合理的であるみたいな感じで。
すごいすごいって書いてあるんですけど。
なるほど。
一方で、なんか違う人の旅行記があって、これまた。
アメリカを見たき、聞いたきっていうのがあって。
いいな。
これの最初のスタートが、
米国人の生活には詩がない、歌がない。
あるにはあっても渋みを知らぬ詩であり、歌である。
なるほどね。
例えてみれば、米国人の美はコーヒーの味に似て、日本の美は緑茶の味に似ている。
飲み物がちげえからなって。
最後の例えはちょっとね。
でもいいな。
お前は緑茶好きなだけだろうね。
いいな。
いいな。
やっぱりその、発展してすごいけど、やっぱなんか分かって、なんかなんだろう。
文化的には日本の方が上だよねみたいなちょっと嫉妬の。
なんか色々背負ってるんですね。気持ちが。
そうそうそうそう。
国を背負ってるっていうかね。
一回の旅行者には過ぎないんだけれども。
そう。
だけどアメリカから見たらなんかよくわかんねえ、なんか肌の黄色い奴がいるぞってくらいにしかわかんないから。
こっちのプライドと向こうの普通に接してくるのとのギャップがやっぱり辛いんでしょうね。
分かるな。
そうなんだな。
だからね、こういうのいいないいなって思ってたら肩叩かれて、閉館の時間ですって言われてしまったので。
18:03
厳しいっすね。
これ以上ちょっと読み進められなかったんですけどね。
これはね、旅の図書館。僕は知らなかったんですよ。
いいとこですねこれね。
営業時間だけがね。
営業時間が短い。
なんでこんなに少ないんですかって言ったらね、入れる人数が少ないんですかって言ったらやっぱりコロナのね、感染症対策なんで新しくそういう仕組みになってるだけで。
コロナが開けたらもう少し入れる人数が増えるかもしれないっていうので。
コロナの前もガラガラでしたけどね。
確かにそのなんか独特な趣味というかね。
そう、独特な趣味だし。
こういう意志を持たないと普通に。
こういう働いてたらいける時間じゃないか。
そうなんですよ。なんかね、社会人はあんまり社会人に対してハードルが高いんですよね。
あれもだから、事前事業みたいな感じでやってるんですよ。
そう、確かにね。
利益じゃなくてね。
公益財団法人なわけだから。
確かにああいうのを記録で残してね、素晴らしいなと思うし。
そうですよね。
ガイドブックなんてのはね、確かに消費されていく書物だから。
残そうと思わないと残せないですよね。
でもフォーマットは似てるんですよ。見どころが何とかね。地図は何とか。当たり前ですけど。
意識感は確かにあるかもしれないけどね。
当時で思ったのは、やっぱりガイドブックっていうのは僕らも親しみのある形式なんだけども、
中身がガラッと説明文がガラッと違ってるとやっぱり本当にこの100年ですかね、
いぶん世の中って変わってきたんだなっていうのをね、このガイドブックを見て本当に初めて思ったっていうかね。
確かにね。
すげえなと思いましたね。
年代ごとの地図をこうね、世界地図を並べていくと面白いみたいな話はね、よくありますけど。
あります、ありますけど。
それをこう、一人の人間の視点からその世界地図を見るっていう体験はかなり。
注意すべき点とかもね、全然やっぱり違うんだし。
面白いですね。
自由に海外旅行できるようになったのは本当に最近なんだなってね、なんかね、思いますよね。
だからコロナがあげたら、だからそういう時代をもう一回本当に追体験できるのかなっていうのはね、気持ちにもなりましたしね。
なんかね、面白かったですね。
100年後の人はサトルさんの旅行記をそうやって思うじゃないですか。
あんまり読まないでほしいですけどね、なんかね、こいつ恥ずかしいなとかね、こんなことで感動してるなってね。
でもね、なんかね、いいもんですね、ガイドブックっていうのは。
ということで、もしリスナーの方も、東京に特にお住まいの方、興味ありましたら。
そうですね。
1日10人のうちの1人に名をつられてみるのも悪くないかもしれません。
ということでございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
旅のラジオ、この辺りでお別れしたいと思います。
本日は100年前の旅行記に書かれていた旅の定義。
何でしょう。
旅とは本念の事故に変えらせるものである。
20:48

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