お願いをすることの意義
ウィークデーの黄昏時、バーカフェいってらっしゃいにようこそ。
マスターの一佐です。
ここは、仕事のこと、人間関係のこと、子育てのこと、恋愛関係のことなどで疲れた方が、一休みしていくラジオ上のカフェバーです。
このお店を出るときには、少しでも元気になってくれたら幸いです。
今日は、人にお願い事をする、人に何かを頼むということは、相手にとっては人を助けること、つまりは喜びになるんじゃないかということについてお話をしていきたいと思います。
皆さんも、仕事で人にお願い事をする、何か頼まなきゃいけないというときに、何か悪いなとか、忙しそうだのにお願い事をしちゃ悪いなとか、いろいろそうやって、なかなか人にお願い事をする、頼み事をするのがはばかられるということはあるんじゃないかと思います。
そういう僕自身、まさにそれがものすごく当てはまって、あんまり人にお願い事をするのが僕は得意じゃありません。
やっぱり自分自身でやりたいということもあるんですけれども、やっぱり人にお願いをすると迷惑じゃないかなとか、負担をかけるんじゃないかなとか、やっぱりそういうことを考えてしまって、なかなか人にお願い事ができないっていう性格みたいなんです。
そういうときに、僕が思うようにしているのは、人に頼み事をするということは、逆の立場、相手の立場に立ってみれば、むしろ頼み事をしてきた人、つまり僕を助けてあげる。
頼み事をしてきた人を救ってあげる、助けてあげるっていうことになるのではないかなというふうに考えています。
やっぱり人間って誰かの役に立ちたいとか、誰かを助けたいっていう、そういう人の役に立ちたい欲求みたいなものがあるんじゃないかというふうには言われているみたいです。
そういった人を助けてあげたいっていう、人の本質的な欲求を満たしてあげる。
つまりは、僕が頼み事をすることで、相手の他人を助けてあげたい欲求を満たしてあげるということになるのかなということなんです。
かなりご都合主義的な考えに聞こえるかもしれないんですが、確かにいろいろ人にお願いをして、
向こうも本当に嫌なときは当然断るとは思うんですけれども、
わりと心よく引き受けてくれる、やってくれるっていうのはそれなりにあったりもしますし、
あとやっぱり思うのは、やっぱりお願いしてよかったなとか、一人ちょっと頼んで助けてもらってよかったなっていうような、
そういう思うことはやっぱり頼む前は結構躊躇ったりするんですけれども、
頼んだ後では結構そういうふうに思ったりすることがあります。
つまり、人にお願い事をしてやってあげる相手にとっても助ける喜びっていうのが得られるのではないかなということになります。
お願いをする際の注意点
ただ、注意しなければいけないかなと思っているのは、
お願い事をするときに、相手の立場からしてみれば僕を助けることということになるので、
確実に僕を助けられる相手を選んでお願いをするというのはちょっと気をつけなければいけないかなと思っています。
というのも、相手の立場からしてみれば、逆に僕がお願いしたことをやってあげられなかったとき、
言い方を変えれば、僕のお願いを聞いてあげられなかった、助けてあげられなかった、
僕を助けてあげられなかったっていうのは、相手にとっては逆に喜びを得られない。
むしろ、がっかりさせちゃうという逆効果になるのではないかなと思っています。
つまりは、お願いをする僕の立場からして、確実にこの人だったら僕を助けてくれるな、
この人だったら僕のお願いを聞いてくれるな、助けてくれるなという人を選んでお願いをするというのが、
相手のことを考えても大事なのかなと思うところです。
今日は人にお願いをするということについて考えてみました。
今日のお話はここまでです。それでは皆さん、いってらっしゃい。