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2023-11-24 18:51

#44 資本政策を誤った時の軌道修正

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お便りは⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠


今日は、お便りをもとに具体的な数字を仮定して、解決策についてお話ししました。


BOOTUP RADIOのオフ会は、12/18(月)の夕方以降の予定です!

サマリー

創業時に株式の比率を誤ったため、次の投資家から投資を受けられなくなったC向けプロダクトのスタートアップは、資本政策の修正方法を尋ねています。資本政策を誤った時の軌道修正について、株主とコミュニケーションを取りながら、資金調達や買い戻しを行うことが重要です。また、会社が前に進みにくい状況であれば、会社をリセットする選択肢も考えるべきだと話しています。

00:07
BOOTUP RADIO、ポッドキャスターの伊藤です。この番組は、ブライチ創業者でエンジェル投資家の橋田一秀さんと、スタートアップを立ち上げる上での疑問や、企業に関するトピックを取り上げ、
SEED 企業家や、企業界美軍の方に役立つ情報をお届けします。おはようございます。 おはようございます。
伊藤さん、なんか顔色いいっすね。 顔色いいとか、全然自分ではわかんないですけど。
光の問題かなと思います。 ライティングがいいんですかね、収録してる場所の。
だと思います、はい。あと髪切ったので、ちょっとよく見えるかもしれない。 あ、そうっすよね。それだ。それそれそれ。それだよ。
それですね。 なんかもっさりしてたじゃないですか。ずっと髪切ってなさそうみたいな雰囲気だったんで。
はい、すいません、それです。 スッキリして、清潔感が増しましたね。 そうですね。失礼しました。
ラジオなんで見えてないんで大丈夫です。
そして、リスナーの方に告知というか、仮告知みたいなことでいいんですかね。 告知しますか、はい。
前々からこのポッドキャストではずっとお伝えしてるんですけれども、オフ会をずっとやろうっていう話をしていて、
300人いったらオフ会なんですけど、現在のフォロワーが11月20日付で267人まで来ていますと。
いいペースですね。 これめちゃくちゃいいペースですね。すごい頑張って草の根活動頑張りました。
もう行っちゃいそうな気がしていて、仮ですよね、オフ会の日程の。
仮で。 決めました。
仮で12月の18日の夜、時間帯とか決まってないですけど、仮でそこに12月18日に今決定しています。
さっき決めました。
詳細とかお伝えしていく感じですかね、今後。
そうですね、今本当にもう時間だけ決めたんで、あとはどれぐらい来るんだろうね。
全然読めない。
一応ね、公開収録的な内容と、公開しないトーク的な内容を考えていて、
これやっぱせっかく来てもらうんでね、この前もね、ハードシングズの話はラジオで言えねえみたいな話したじゃないですか。
はいはいはい。
言えない話した方が面白いねとか思ってるんですけど。
うん。
まあなんで、都内某所で1ヶ月後ぐらいにちょっと収録とトークしたいなというふうに思っていますので、
ぜひぜひ、交流したいよ、話聞きたいよという方はですね、12月18日月曜日の夜の時間を押さえておいていただけると、
そこでぜひお話できたらと思ってますので。
企画と場所はこれからです。
あとあれで、人数300人いかなかったらやらないかね。
いかなかったら中止、中止、中止。もうやんない。やんないから。
はい、全力でじっと。
ずっとやりましょう。やれる方向で。
皆さんぜひこの企画を実現させたいので、
フォロワー300人、この18日までに達成できるようにやっていきましょう。
ということで、今日のテーマお願いします。
今日のテーマはお便りを、またお便りが来てたので、それをもとに。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
これ20日ぶりぐらいにお便り来ましたね。久しぶり。
本当です。20日ぶりぐらいですね。
めっちゃ久しぶりにお便り来た。ありがとうございます。
じゃあちょっと読み上げます。
ラジオネーム、けんちゃんさんからです。
けんちゃんさんありがとうございます。
創業時の資本政策の誤り
C向けプロダクトのスタートアップを経営しております。
創業出資を受けた際に株式の数十パーセントを渡してしまい、
今となっては資本政策を誤ってしまったなと思っています。
これから株式の買取を進めようと思っているのですが、
株主とコミュニケーションを取る際にどのようなことに気を付けるべきでしょうか。
ご教授いただければ幸いです。
ちなみに株主は自身でスタートアップを経営したことがないので、
エクイティに対する理解はスタートアップに関わる一般的な方と比べると低いです。
とのことです。
ありがとうございます。
お便り嬉しいですね。
またいいテーマなので、今日はこれについて話していきたいと思うんですけども、
これもエンジェルラウンドあるある問題ですね。
これって僕もたまにやっぱり聞くんですけど、
具体的な数字は書いてないので仮でシミュレーション的にしてみようと思うんですけど、
あるあるなのが創業出資を受けた際に、と書いてあるので、
例えば会社を作りますと。
パウンダーの人が100万円出資しますと。自分で。
エンジェル投資家の人がもう100万円出資しますと。
なので合わせて創業時に200万円で会社を始めますと。
そうなると創業出資だとこの場合、本当に出した額がそのまま比率になるので、
50対50とかなっちゃうんですよね。
要は社長、ファウンダーが50%で、
投資家の方が50%という形になってしまいますと。
これこのままなっちゃいますと。
これ何が問題かっていうと、
メッセージも書いてましたけど、今となっては資本政策を誤ってしまったなと思っていますと言っていて、
何がまずいのかっていうと、この状態だと、
次の株主の人がすごい入りづらいなっていう風に思います。
なぜかっていうと、
これって外から見ると、
ファウンダーの人50%しか持ってなくて、
外部株主の人、一緒に手を動かしてない人が50%持ってるっていう状況って、
これ何か、会社のコントロール大丈夫かなと。
外部の株主が50%いる状態、シード期、本当に会社作った時とかで仮に、
50%じゃないかもしれないですけど、30%とかだったとしても同じですね。
持ってるって結構持ちすぎかなっていう風に思いますと。
例えば僕が次に入れる投資家だったとすると、
これだとファウンダーの人の比率がもうすでに50%、
次入れたらもう薄まって少なくなっちゃうんで、
いや入れらんないっすねみたいな状況になっちゃうと。
っていうので資本政策がもう続いていかないんですよね。
次の調達が進められないっていう状況になってますと。
これもうちょっと初心者向けに解説すると、
でも創業時に100万入れてもらったら50%なっちゃうじゃんみたいな話なんですけど、
実はそうじゃなくて、この場合どうするのが良かったかっていうと、
エンジェル株主の人には50%じゃなくて、
もうちょっと少ない比率を持ってもらうのが正解ですと。
例えば創業時に社長が自分で100万円じゃなくて、
出資して自分100%で会社を作りますと。
その後株価を上げて株式を発行すれば、
もうちょっと少ない比率を持ってもらうってことも十分に可能なんですね。
例えば株価を引き上げて、
例えば100万円を5%ぐらいにしたいとすると、
100万円の20倍だからバリエーション2000万とかにして、
100万円投資してもらうと、その分は5%になるという感じですね。
これは可能なんで、お互いが合意すれば可能ですと。
株価をいくらにして株式を新しく発行するんで、
それを引き受けてくださいっていうふうにやると、
同じ100万円でも5%なりの比率にすることは可能ですと。
こうしておくことによって、
外部株主への説明
社長が90%か95%の比率を保持することが可能になりますと。
っていうのを知らなかったっていう話だと思うんですよね。
結局そういうふうに外部の人の比率がめちゃくちゃ大きいと、
次の投資家から投資受けられなくなってどうしようみたいなのが今の状態ですと。
これやっちゃったらもうしょうがないんで、
じゃあ今メッセージであったように、
これから株式の買取を進めようと思ってるんですが、
どうしたらいいですかっていう話ですと。
問題は多分投資してる投資家の人も、
エンジニル投資家の人も悪気なくやっちゃってたっていうところだと思っていて、
だって100万円投資したから同じ単位、
創業時に投資したんだから50%でしょみたいな。
それはそうなんだけど、
でもそれだと今言ったように、
資本政策上次の投資家から投資受けられないんで、
ちょっと持ち分調整させてくださいっていうコミュニケーションをしないといけないですと。
ただこれもメッセージであったと思うんですけど、
エクイティに対する理解がちょっとやっぱり足りないですと。
こういうのって何であるあるかっていうと、
どういう属性の人が出資してるかっておそらく多分、
僕もよくお付き合いあるんですけど、
例えば中小企業の社長さんとか、
自分で100%オーナー企業の社長さんとかだと、
外部から資金調達とかをしたことがない人もすごく多いです。
日本だと本当にすごくそれが多いと思うんですけど、
ってなると別に何かこういう知識とかって別にいらないですし、
自分で投資家から投資を受けるってことをやったことがないから、
やっぱ分からないっていうのは至極当然かなと思いますと。
ただそういういわゆる外部から投資を受けるというようなスタートアップ的なゲームというか、
そのルールブックをちゃんと、
もちろん企業家が理解した上で、
投資家さんに説明しないといけなかったんですけど、
それを知らないままやってしまったためこうなっているんで、
それを是正する必要がありますね。
資本政策の修正方法
一番どういうふうにコミュニケーションを取るのがいいんですかね。
今言ったような内容を丁寧に、
めちゃくちゃ丁寧に説明するっていう方法しかないんですけど、
基本的に。
この状況だと投資家さんから受けれないんで、
端的に言うとそうなんですけど、
それをちゃんと丁寧に理解してもらう必要があるので、
例えば僕だったら何しますかね。
資本政策、
例えば外部からお金が入る会社の資本政策の事例とかを説明したりしますかね。
なるほど。
例えば上場している会社の資本政策の例とかをいくつか持っていって、
初期の株主とか、
そもそもエクイティでの資金調達っていうのは、
株主とのコミュニケーション
毎回数パーセントから20パーとかだと多いですよね。
ぐらい、
十何パーセント、十五パーぐらいとかの分を
規剥化していきながら、
何回か上場なりエクジットに向けて何回か資金調達をしていくもので、
初回から50とかってやっちゃうと、
次の人はもう入れないんですよ、みたいな。
そういうところを丁寧に説明するんだろうな。
で、是正可能な範囲で言うと、
ボカで買い物させてもらうとかっていう形になるのかなというふうに思いますね。
出資した金額をそのまま、
例えばお返しするとか、
テクニカルにはどうしたらいいんですかね。
ちゃんと弁護士の人相談した方がいいと思うんですけど、
もう一回やり直すっていう感じだと思いますね。
他に株主の人がどれぐらいいるかとかもこれだとわからないんですけど、
おそらくそんなに人数多くないんだろうなとは思ってます。
あとは、それでうまくいけばいいんですけど、
話が通じないなみたいになっちゃうと、
すごくめんどくさいことになりますよね。
その場合は、授業がどれぐらい進捗してるかわからないんですけど、
一回会社をリセットするとかっていうのも考えないといけないですよね。
あんまり授業が進んでないんだったら、
畳んでやり直す、新しく箱を作り直すとか、
授業1からもう一回やり直すとかでもいい気もしますけど、
どれぐらい進捗してるのかがわからないので。
このままだと他からお金集められなくて、
この会社が成長できないって理解してくれたら、
株式を買い戻すとかもやってくれると思うので、
それをちゃんと説明するがやっぱ筋だと思いますけどね。
企業家の一人だったら、僕はもう
企業のファイナンスと企業のエクイティファイナンス読んでくださいって
以上で終わっちゃうんですけど、
投資家の方にそれを求めるのは濃くな気もするので、
そこから丁寧に買い積もんで説明をするだと思いますね。
これはもう基本的なことなんですけど、
資本政策ってなかなか戻すのが難しいので、
だからこそ僕はラジオとかでも、
これから授業を始めようとする人にこそ、
そういう知識をまず入れてほしいって思ってるんですよね。
自分で会社やってみないと分からないことだと思うんですよ、これ。
普通に勤め人をやってると全く意識しなくていいことなんで。
授業を作ったりとかはすると思うんですけど、
自分の会社の株式をどういうふうにするかとか、
それを使ってどうお金を集めるかとか、
どういうふうに進めていくかっていうのって全く、
自分で会社を経営しないと分からないことだと思うんですよね。
だからこそ、しかもリカバリーが難しいことだったりするんで、
やっぱりスカッフとこのBoot Up Radioを聞いてる方は、
ぜひ、起業しようかなと思ったら、
そういう知識をまず入れていきましょうと。
みんなどうやってやってるんだっけっていうところを、
ちゃんと理解した上で始めるっていうのは大事なことかなというふうに思いますね。
最初に当たった投資家の人が、
僕とかVCとか、分かってる人に当たれば、
別にそれ説明するんでいいんですけど、
どれくらいシェアを取るべきかとかっていうのも理解してるんで、
いきなり何十%も取る人はいないと思うんですけど、
そうじゃないけど、
応援してるからお金出すよって言ってくれるような人とやるときは、
やっぱりしっかり注意すべきだと思いますね。
応援してくれってことはすごく大事なことなんですけど、
ただその、なんだろう、
ルールブックをお互い理解してないみたいなことだと、
やっぱりこういう状況になってしまいますよね。
なので結論はですね、
買い取り頑張って元の状態に戻すのが一番大事で、
株主とコミュニケーションを取る際は本当にその、
この状況だと会社が前に進みにくいですよっていう話をしっかり説明すること、
丁寧に説明することですね。
応援して、引き続き応援していただきたいと思ってはいると思うので。
会社のリセット
で、それでもダメだったら会社をたどんでやり直すとかじゃないですかねって思うんですけど、
ちょっとすみません、事業進捗がなんともわからないんで、
それの難易度はどれくらいかはちょっとわからないですが、
最悪の最悪とそういう状況ですね。そうなると思います。
そんなとこでしょうかね。伊藤さんなんかありますか?
会社をたどんでやり直すっていうのは、
その事業進捗が進んでる場合の時のその難しさっていうのは、
具体的に言うとどういうとこになってくるんですかね?
いやそもそも会社をたどんでやり直す、
例えば事業が、プロダクトがもう出ててユーザーもついてるとかだと、
なんかイメージ悪いですよねそもそも。
ていうのと、そもそもじゃあその資産どうするんだっけとか、
新しい会社に行かんってスムースに行くんだっけ?
その状況って多分株主ともううまくいってないみたいな状況なので、
株主の人もやめるなよっていう話になってくるし、
しかもシェアをそこそこ持ってたら反発されると思うし、
結構大変なことになるんじゃないかなって思いますね。
なるほどなるほど。
あとはどうできるか。そうですね。
まあでも、究極決裂しちゃったらしょうがないんじゃないですか?
と思いますけど。
まあそうですよね。
でもたまにあるんだよな、やっぱな。
なんかそういう、
エンジェル投資やりたいです、
同じようなパターンでエンジェル投資やりたいですっていう、
その中小企業の経営者の方とか、
あと事業の方とかにはやっぱそういう説明をしますね。
そうですね。
ぜひラジオネームけんちゃんさんは、
お深いに行っていただいて、
おふれこの場でまた相談していただければなと思います。
そうですね。
より具体的な相談アドバイスできると思います。
ぜひともよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
BOOT UP RADIOは番組に対する質問や、
プレイヤーを使って教えたいテーマを募集しています。
番組概要欄にあるお便りから、
ぜひ送信してください。
よろしくお願いします。
では本日の収録を終了します。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
18:51

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