その中の今日は第5章般若心経についてのお話をご紹介したいなというふうに思っています。 般若心経といえばですねあの最有機で有名な三蔵法師が3匹の怪物と共に
天竺ですねインドから持ち帰ったあのありがたい経典の数々のことを言うんですね。 サンスクリット語で書かれた情報を節々と漢字で訳してまとめたのが大般若心経というものらしくてですね
これがね600巻あるそうなんです。文字数にして約300万文字だそうです。 膨大な情報量ですね。それをさらに噛み砕いて重要な部分を凝縮して1万分の1にして
300文字にして整理したのがあの般若心経なんだそうですね。かなり凝縮してますね。 でこの般若心経は何が書いてあるかというとこのことに気づくと人生の苦しみから逃れる
ということを漢字材菩薩が舎利子に話している様子を描いたものなんだそうですね。 でこのですね漢字材菩薩と舎利子っていう名前ちょっと難しいので覚えなくていいんですけども
とにかくねお釈迦様の弟子2人の会話で成り立っているということなんですね でこの章で紹介されている般若心経の内容というのがこんな感じなんですけれども
お釈迦様がインドの山頂で説法をするんですけれども ある日お釈迦様は説法の場所に来て
瞑想したまま何も話さなかったんですねお弟子さんたちも瞑想したんですがその時 漢字材菩薩がお釈迦様の話す内容に気づいてそれを舎利子が漢字とって
舎利子がですね漢字材菩薩にそれを話してほしいと言って話してもらった内容が書いて あります
でですねその中ではですね色速絶空についての話が載っています 色速絶空という言葉聞いたことある人多いと思いますけれどもこれはどういう
意味かと言いますと一切の物質的存在は実体がないということなんですね そして色速絶空の空なんですがこれは空と書くんですけども
この空は何もないという意味なんだそうですけれども 本当にこれは何もないという意味なのかということなんですね
でお釈迦様はですね空を知れば人は一切の苦悩から解放される 一つだけではなくすべての問題がなくなるというふうに言われてるんですね
で空とはあらゆる物質は量子という物質の最小単位でできているんですけれども 量子レベルになると物質と呼べなくなって
エネルギーの振動といった方がいいそうなんですね でこのエネルギーの振動が密度を増していくと人間が認識できる物質として形作ら
れるということなんです なので物質もそうじゃないものも元をたどればすべて同じものなんですね
この宇宙に存在するありとあらゆるものは実は同じものでできているということ なんですね
で空というのは何もないという意味ではなくその最小単位である 量子が満ち満ちているということなんだそうですね
つまりあらゆるものは空の中に存在しています そしてその空の中で絶えず振動し続けて変化し続けている
形のない全体像が空であるというふうに言われています そしてその空はですね
すべて一続きであるということなんだそうですね ちょっと難しいんですけれどもこの空というものはですね
何もないという状態ではなく量子レベルの小さなものがたくさん詰まっているという 状態なんだそうですね
ですので例えて言えば空気中に水蒸気がありますよね そんな感じで小さな粒々がたくさんあるという状態を思い描いていただければ
これが最初の段階だそうです そしてその分離感覚をはっきりと感じるためのものが人間の肉体にある五感なんだそうですね
視覚聴覚嗅覚味覚触覚そして心によって 私たちは自分と下界を分かれた存在として錯覚してしまっているそうです
まずですね五感を使った触覚という作業から始まるんですけども 例えば甘いとか辛いとか暑いとか冷たいとかっていう感覚の仕分け作業が出てきます
ね そしてその次に判断という仕分けが始まります
例えば善悪好き嫌いなど心における仕分け作業が出てくるんですね そういった仕分けの記憶は自分と自分以外を分離させる知識として蓄積されていくんだそう
です このような一連の分離作業仕分け作業がありのままの世界を見失って苦しみを生んでいる
というふうに言っています お釈迦様はですね人生は苦であるというふうに言ったんですけども
それはですね自分と他のものという自分本位の分け方をして比較とか 自分本位の仕分け作業が生まれてそれが苦しみを生んでいるということだそうですね
で実際はですね見た目も映像も耳で聞いた音も鼻で嗅いだ匂いも舌で感じた味も 体に触れた感覚も本当は何一つ存在しないと言っています
そういった頭の中であれこれ判断している世界や見ていた世界はすべてバーチャルリアリティ であるということだそうです
すごいですねこの時代から釈迦はですねバーチャルリアリティという概念を持っていたという のがすごいなというふうに思いますね
5分で読書 はいということで今回はもっとあのように聞いたこの世の仕組み第5章の般若心経の章をお話し
ましたがいかがでしたでしょうか 結構難しかったので理解した方はあまりいないんじゃないかなというふうに思いますけれども
結局ですね般若心経で何を言ってるかということなんですが 空というですねものの中に小さな粒子がありましてそれがですね
すべてのもとであるということを言ってるんですね ですのですべては同じものからできたので私と他のものとかそういうふうに分ける
必要はないよということですねでそういうふうに分けてしまうがために自分と他の ものと価値観とかそういった差別的な考えを持ってしまうために苦しみが生まれるんだ
よっていうことですよね つまり自分と他のものは一つである同じものであるというふうに考えれば全然苦し
まなくて済むんだよっていう話だと思うんですよね まあ私たちはですねこういった人間というですね個体の体を持ってますから
それと別の人とか別のものとかどうしても分けてしまうんですけれどもそれはそうでは なくてもともとは同じものからできたものだから
みんな一緒のものだよという考えなんですよね これも結構スピリチュアルでも言われますので理解している方もいらっしゃるかもしれません
けれども結構ね難しい方法で言ってると思いますね そしてですね最後に驚いたのはこのね
世界はですねバーチャルリアリティであるというふうに言ってることがものすごくびっくり しましたねこの世界がですねなんと
耳で聞いた音とかね鼻で階段匂いもすべてね感じたものは何一つ存在しないと言って いるんですよ
この考えはすごいなと思います今でこそバーチャルリアリティって言葉があります のでそういう考えを持っている人も多いと思いますけども
このね2000年以上昔にお釈迦様はこの世界は バーチャルリアリティであるっていうそういう概念を持ってたとは本当にすごいなと
いうふうに思いました そんな感じですね今回は第5章のね
般若心経の章をお話ししました結構ね 般若心経を触れたことない人多いと思いますけれども
たまにこうやって聞くとですね勉強になるなというふうに思います という感じで次回もですねご紹介したいと思いますので
次回も聞いていただければというふうに思います ではまた次回お会いしましょうお相手はマースでした
have a good day