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ダブルくんは、能量離断術って知ってる?
いや、ちょっと見たことがない。
あの、右脳と左脳を繋いでる神経の束みたいなのがあるらしくて、
それが能量って言うんだって、真ん中に右脳と左脳をくっつけてる神経みたいな。
なんかそれを取っちゃう手術があって、
転換とかの発作を収めるために、最終的な手術の手段としてもあるらしいんだよね。
右脳と左脳が分かれるわけさ。
そしたら、いろいろ不具合があるんだけど、
右脳は右脳、左脳は左脳で、意識が分かれるんだよね。
分かれるっていうのは多分正確じゃないんだと思うんだけど、
その手術をした人は、右手で食事をしようとしてるところを左手が止めたりとかするんだって。
意識が2つに分かれるらしいのさ。
その応用で、最近テレビによく出てる脳科学の先生で、不老不死について研究してる先生がいるんだよね。
その人いわく、その右脳と左脳を分けて意識が2つに分かれちゃうっていうのを逆手にとって、
右脳と左脳を分けた状態で、生身の左脳と機械の右脳でワンセットと、
生身の右脳と機械の左脳でワンセットで作るみたいな感じ。
したら、その記憶とか経験とかが機械の方にどんどんアップロードされてって、
生身の脳が仮に死んだとしてもその後ね、その機械の脳で生き続けられるっていう。
結果不老不死になれる。
その先生いわく、20年以内にはそれが実現可能になるっていう話をしてて。
そういう不老不死が本当に現実になったら何しようかなって思って話すんだけど。
え、でも体は死ぬわけでしょ。
そう、体は死ぬ、体は死ぬ。
だから別の入れ物になるってことだよね。
そうそう。だからそこのロボットみたいな感じで入れ物を作って、
そこに意識をアップロードして動いて、現実世界を動くことももちろんできるし、
メタバースみたいな感じで仮想空間みたいなところに自分のアバターをその意識にくっつけて、
仮想空間で暮らすっていうのも一応あるみたいな話。
ダブル君不老不死になったら何するかなと思って。
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なっていいか、ならなくてもいいって言われたら絶対ならないね。
あ、そうなんだ。
そもそも不老不死なんで。
なんで?
え、なんか何がしたい?別に。
なんで?逆に聞きたいんだけど、不老不死なんでなりたいの?って思う。
いや、不老不死よくない?不老不死になって。
不老不死どこに憧れてるのかちょっと言ってほしいんだけど。
やりたいことがまだたくさんあるからさ。
それって今の寿命じゃできないの?
できないでしょ。できないできない。
今の寿命のうちでできないことって何かある?
世界一周っていうか全国、全国周りたい。
いけるよ。
いける?現実にだよ。
いけるでしょ。
だからさ、寿命がさ、70、
その世界をガンガンバックパッカーみたいな感じでガシガシ行くのってさ、
せいぜい60が世紀の山じゃない?体力的に。
じゃあ、だとしたら60まで回ればいいんじゃない?
いや、そうだけどさ、やっぱり家族との時間も過ごしたいわけじゃん。
子供の成長も見守りたければ、今の仕事のちょっと楽しいとこもあるし、それも味わいつつみたいな。
そういうのをやってったらさ、ちょっと足りないなと思って。
多分ね、フロッシュになってもう1回同じことが繰り返せたとしても、
何やかんやに似たようなことを送ってしまうんじゃないかなと思うんだよね。
そっか。
それなりにちょっと違うと思うよ。
例えば、高卒で就職したパターンとかだったら、実際大学生活ちょっと送ってみたりっていうのも全然あるとは思うんだけども、
やっぱりある程度蓄積されたことが一緒な場合は、
同じことを、人生をやり直しというか、もう一度歩もうと思ったとしても、
ある程度同じルートしか辿れないんじゃないかなと思って。
ルートを思うのはさ、思考回路が基本的に劇的に変わるわけじゃないから、
やることの傾向とかはほぼ似通ってる。
だから、冒険しないタイプの人はずっと冒険しないで、
自分の振り幅っていうか、自分の体の周りのことだけで完結させちゃう傾向は多分あるんだけど。
やっぱり保守的な人とかだったら、
っていうことが悪いわけじゃないんだけれども、
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もう一度新しい人生、同じ記憶を持ってやり直したとしても、
やっぱり2択とか3択の選択肢を迫られたときに、
確実に保守的なほうに行ってしまうと思うんだよね。
そうだね。
こっちのほうが安泰で、経験があるんだったら、自分の記憶があるんだったら、
なおさらいくと思うんだよね。
しかも、やっぱりこっちのほうがいいよねってなって、
完璧に同じ人生を歩まないしても、
だいたいそれなりのところに就職できて、
1ランク、2ランク上ぐらいは目指せると思うけど、
だからちょっと高い年収で、
ちょっと綺麗な奥さんいて、しっかりとした子供もいて、
あれ?結局俺らの人生とそんなに変わんない?
別に幸せでもあるんだけれども、
別にそんな変わんないよなって思うような気がしてならないから、
僕は不老死になる必要はないと自分は思っているという。
なるほどね。たださ、そこに関しても、
その幸せなルートを何度でも体験できるんだったら、結構幸せじゃない?
まあ…
俺の最初の論史的には、いろんなことをやりたいから、
不老死になりたいっていう話だったけど、
確かにスタート地点を大きく変えることはギリギリいきそうなのさ。
例えば不老不死になって、
じゃあこれを機にちょっと南国、日本じゃない国で暮らそうと思って、
暮らし始めるみたいな。えいってね。
で、その後の生活スタイル自体は、
日本で過ごしてたのとほぼ何ら変わりない感じで、
一生を覚えるどういうシステムの不老不死のあれかは別としてさ、
そのワンクールを終わらせると思うんだけど、
それが無限に続くと思ったら結構ハッピーかなと思ったけど。
どうなんだろうね。3週目くらいからもう良くないって思わない?
飽きんのかなやっぱり。神ゲーだと思ってたけど、
さすがに4週5週ってしてったら。
だって捨てられるからな一回。
例えば3週目なんか適当に選んで選択肢をね。
失敗したとしても、あ、今回はもう捨てでいいなみたいな。
あーそっかそっか。
感じは思うし、今回は定義もはっきりしてないから、
その捨て回になったとしても、
あと70年くらいは寿命まで過ごさなきゃなりませんよってなったら、
なんか逆に自ら命を絶つんじゃないかなと思って。
あーそれはありそうだよね。
不老不死とは本当に幸せなのか的な論争のやつだよね、それはもうね。
まあそうだね。
じゃあダブル君は、
じゃあ仮に強制的に死を生身の人間が死んでしまうことが、
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それをミスをすことが倫理的に良くないってなって、
不老不死にするのが義務かっていうか、
その方が倫理的に正しいよねってなって、
ダブル君が不老不死になったとしたらどうするはず?
どうやって死ねるかを考えます。
おー。
その死ねるかっていうのはさ、
死にさえすれればOKってこと?
そうだね。で、記録をずっと取り続けて、
別に生で配信したりとかは別にしないと思うけども、
同じ志を持つ人に。
これはダメです、これやりました、これはダメですって、
これやりました、で終わった瞬間にそれは死んでるってことになるから、
まあ一種の実験みたいなことになる。
で、死んだ人の対応になりますね。
確かに。
それすごいな、それ初めて聞いたわ、その考え方。
自分が不老不死が義務化された中で、
初めて死を受け入れられた一人目の人間ですと。
あー。
それ面白いね。
それでね、不老不死になったらさ、
死ぬことが特別視されるよね、絶対。
そう、だから今不老不死が特別視されてるのと一緒だからね。
そうだよね。
え、あの人自分で死んだの?みたいなね。
やっぱりざわつくわけでしょ。
そうだね。
物をたくさん持つのが良いとされてる中さ、
ミニマリストっていうのが流行りだしてさ、
物を持たないのが美徳みたいになったのと同じ流れでさ、
不老不死で、いかにこう、
この長い人生を幸せに暮らしましょうっていう
うさんくさい人たちがバーって出だしたときに、
こうやって死ぬことができますっていうのは、
あ、なんかそれいいな、おしゃれだな。
あと、あとまあ一つ言えるのは、
死んだらどうなるかわかんなくないって、
ずっと思ってた。
あー、輪廻転生的な話?
あるかもしれないでしょ。
確かにね。
あるかもしれないから、
絶対に生きてるのが最高の状態かはわからない、
と思ってて。
もしかしたら人間よりも上位の何か存在になれるかもしれない。
そしたら別に、
ずっと人間の生活してるのもどうかなって思ってしまう。
死は救済なのかもしれない。
そう、別に自分は何か宗教を信じてるわけではないんだけれども、
信じてるわけじゃないからこそ、
何があるかわからないよねっていう、
本当に何もないかもしれないし、
こうやって考えることももう本当に一生というか、
一生という概念がなくなるんだけど、
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一切生かせたりなくなるかもしれないし、
何かまた新しいものが待ってるのかもしれないし。
え、でもすごいね、それ。
死も一つの体験みたいな感じで捉えてるってことでしょ?
そうだね。
え、それなんか、
すごいな、上位の考え方だな、それ。
どうなんだろうね。
すごい俗っぽいなと思った、俺自身。
え、でも、死んだことある人っていないからさ、この世界。
経験としてね。
そうそうそうそう。
で、なんかね、それっぽい人がテレフで喋ったりとか、
あるよね、欲があってみたいな。
死の淵から蘇ったみたいなね。
そうそうそうそう。
でもなんか前世の記憶語ってる人も、
自分が死んでこの世界に来るまでどういう経験をしたのかって、
多分喋ってないと思うんだよね。
だから結局、前世の時の記憶から今世の時の記憶までの空間があるんだよ。
やっぱり。
そういう人たちもね。
そうそうそうそう。
だからそこについて喋ってくれないから、
いや、そこがどうなってんだよって話なんだよね。
別にそういう人たちが言ってることがあってるかもしれないけども、
その失われた空白を知りたいんだよっていう。
気持ちしかない。
すげーな、こんな話になると思わなかった。
もっとファンシーな感じって言った方が良かった?
いやいや全然めっちゃ良かったよ。
もっとダブルくん、
どうせそれ以上生きててもいいことないですからみたいな感じで来るのかなと思った。
それは人によるからね。
俺は確かにそう思ってるけど、
他の人の人生はどうかわかんないからさ。
人生になる人がいるかもしれないから、
それは喋ってもしょうがないし。
なんかあれだね、ピューロランドを年発買ってずっと行きます?とかファンシーの話しか良かった。
でも結構地獄だけどね、ピューロランドを年発買ってずっと不老不死で行き続ける。
もう妖怪だよね。
働いてたらちょっと怖くなってるよね。
ずっといないみたいな。
怖いよね。
いっぱいのダイアンの時からずっと言うけど。
いい話だったな。
ただただ生きて同じことを繰り返すハッピーを追い求める俺と、
血も一つの体験と捉えて、
不老不死だけが幸せの形じゃないみたいなさ。
割と真逆の方向でそれぞれ意見が分かれたのが面白かった。
いや不老不死になったら俺は同じ人生を繰り返して、
ダブルくんはyoutubeで死ぬ方法を配信してほしい。
たぶん赤バンされますけど。
時間はあるからね、新しい動画サイトとか立ち上げてもらって。
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科学者まがいのことをしますよ。
不老不死が科学者が研究してるテーマなんだったら、
その思考作語はね、
別に科学者でしょ。
科学者だね。
死の科学者だ、ダブルくんは。
ってなるわけだからね。
