1周年振り返りの気づき
MAYO
Beside the Seaside プロデューサー兼 家業アトツギの永野真代です。
MISAKI
アートディレクター兼デザイナーの髙橋 美沙紀です。
MAYO
東京と茨城の海沿いの街との2拠点生活をしている私たちが、人生のA面、B面、C面について、あれこれと語る言語化雑談番組です。
1周年企画、最終回は、1年間やってみて、気づきとか変化とかありましたか?っていうのを振り返る回です。
MISAKI
うーん、なるほど。はい。ありますよ。
MAYO
私たち、全くポッドキャスターになるなんて、夢にも思ってなかった私たちですから。
MISAKI
はい。
MAYO
1年間やれば、それはこう、ね、さまざまな気づきがあったと思うので、まずはそのあたりから振り返りたいと思いますが。
MISAKI
はい、そのあたりから。
MAYO
いちばん、いちばんこれ気づきやーっていうことは、なんですか?
MISAKI
いちばんの気づきは、考えることと話すことって別なんだなっていうの。
あの、ほら、考えてればその通りに話せるかなって思うじゃないですか。私は思ってたんですけど。
MAYO
うん。
MISAKI
また違う回路を使うんだなっていう、脳の回路というのかな、というのを実感しました。
これはたぶん、今まで自分が話してこなかった、こういう、しかもこういう内容のことを話してこなかったっていう弊害だなと思ってるんですけど。
MAYO
いやー、ほんとそうだよね。
MISAKI
マヨさんでもそう思うときがあった?ある?
うんうん。なんせ自分のことそんなに話してこなかったので。
でもなんか、ごめんね、さえげっちゃって。
私がマヨさんの話を聞いてる限り、なんだろうな、ちゃんと考えてて、内部に自分の言葉もあって、話してこなかったって言ってたけど、
今回そのふたが外れたわけじゃん、ポッドキャストやるっていう。
結構、もともと持ってた言葉とかはあるから、結構それがスムーズに発露できてるふうな印象を受けてて、
意外とそこの回路がちゃんとつながってる人なんだなっていうふうに思いながら話してたんだけど、
あんまり自分では意識したことなかった。
内面へのフォーカス
MAYO
うんうん。
今まで鍛えてた筋力みたいなのは、どちらかというと世の中を見る力とか、
世の中で埋もれてしまった声、泣き声を可視化するにはどうしたらいいかみたいな。
意識も言語化もどちらかというとそっちに向いちゃってたので、
MISAKI
なんで自分はそこにフォーカスするのかとか、
MAYO
なんで自分はそこに違和感や喜びや尊敬の念を抱くのかみたいな、
なんで自分はがなかったんだよね。
MISAKI
そうなんだ。
MAYO
フォーカスすることにおいても、それを言語化することにおいても、すごく新鮮味がありました。
ただ、今みさきさんが言った、考えることと言語化の回路が別。
別なんだけど、別だから、どっちにも自分なりの意識や時間的コストはかけてたけど、
そこが大変というよりは、そこが自分にフォーカスすることが大変だったかも。
MISAKI
そんな人がいるのね。
ここも発見かも。
真代さんとの対比で、対比して自分がどんな人間であるかとか、
どういう思考を持った人間なのかっていうのがわかってきたっていうのも、発見としてあるかもしれない。
ね。
MAYO
生来そうだったのかっていうと、たぶんそうでもないとは思うんだけど、
たとえば、思春期とか、幼年期とかには、幼少で自分にフォーカスしたことは間違いなくあるんだけれど、
特に、社会人になってからは、自分にフォーカスしてこなかったなっていう。
MISAKI
私、これに関して一重に思ってたことがあるんだけど、
やっぱ私、暇なのかなっていう。
しかも、独身ともなると本当に一人なんですよ。
会社とかにはいくけど、結構作業時間とかが多いから、一日喋らないとかってあり得る話だし、
そうなってくると何考えるかって言ったら、自分の中にあることしか考えないから、
その時間はね、くそほどあるんですよ。
どうからかなって思いつつ、それでも別に外に向けて考えてみてもよかったのに、それをしなかったっていうのはどういうことなんだろうね。
MAYO
面白いね。
MISAKI
言いながら。
別にそうだよな。
私だけかもしれないね。
MAYO
いやいや、そんなことないよ。
美咲さんもね、自分にだけフォーカスするわけじゃなかっただろうし、
なんせ世の中に何か作品を生み出す人ですから、
世の中のことも意識はそれなりにあったと思うんだけれど、
じゃあ、暇なときにどっち考えてる方が好きですかって言うと、自分だったんだろうね。
MISAKI
そうだね。
MAYO
決して自分だけ、自分のことだけを考えてる人間ではないっていうのだけは、
友達の名誉のために言わなきゃと思って言いましたが。
MISAKI
確かにそうだよな。
そういうところもなかったら、たぶんこういう職業にはついてなかっただろうから、
そうだね、言われてみれば。
何か伝えたいことはあったし、
外に何か向いてる部分もあったっていうことだよね。
ありがとう。
MAYO
なんだか、じゃあ、暇なときにどっち考えるのが好きですかって言うと、
内面を見つめることのほうが好きだったし、興味があったんだろうね。
MISAKI
そうだね、そうかも。どっちかというと。
MAYO
そうだよね、暇なときどっちしてるのが好きだったのかな。
それで言うと、確かに暇はなかったかも。
特に30代。
30代、暇なかったね。
MISAKI
そうなのよ、だいたいさ。
MAYO
20代もなかったか。
20代、30代、暇なかったかもな。
MISAKI
そうだよね、きっとそうだと思うのよ。
単純に時間がない。
MAYO
なんで時間がないかって言うと、
労働集約的な仕事、記者とかディレクターとかプロデューサーとか、
テレビ業界って結構現場は労働集約的なので、
時間は仕事に捧げてきた面もあるし、
育児や介護のケア責任、ケア労働も発生してしまったので、
MISAKI
必然的に自分に避ける時間が少なくなっちゃったっていうのもあるかもしれないね。
それはあるのかなっていう気はした。
自分と比べて。
MAYO
だからすごいめちゃめちゃ自分にフォーカスしてる三崎さんを見て、
新鮮でしかなかった。
MISAKI
そっか。
MAYO
それが元だよなみたいな、何かの源だよなと思って。
何か世の中に提供するにしても、自分の生きやすさ、生きづらさを考えるにしても、
会話の重要性
MAYO
そもそも自分ってどんな人間なんだっけがないと考えられないから、
源だよなって、厳選だよなって思って聞いてた。
本当?
MISAKI
うん。
だったらよかった。
でもそれ本当に逆も言えて、
何だろうな、そんな外部、自分自身じゃないところを考えることもそんなにあるんだっていうのが、
私には本当なかったな、ないと思う。
だから、このポッドキャストをやって気づいたことのもう一つとして言えば、
会話ってちゃんと相手がいるんだよっていうのを認識したっていうことかな。
今までやっぱり一人で考えるとか、そういうのが。
しかも別にそれを何に発表してたわけじゃないから。
会話するっていうことに相手がいるんだっていう発見。
当たり前なんだけど、改めて思ったかな。
今まで私は会話ができてたのかなっていうふうにも思うきっかけにはなったね。
MAYO
深いですね。
MISAKI
私が言ったことに対して相手がこういう気持ちになるのかもしれないとか、
あんまり考えてきたことなかったなっていう気がしますね。
自分が話したいこと、思ったことっていうのをぶつけて、楽しんでもらう対象としか見てなかったような気もしますね。
一方通行のやりとりだったかもしれないなという気がしました。
MAYO
自分はこういう人間でございっていうことをまず表明して、それを楽しむか楽しまないかは相手次第ぐらいでいいやってこと?
MISAKI
そうだね。そうやって考えてきたから、会う人とだけ会えばいいっていうような考え方もそういうところから来てるのかなという気がしました。
考え方が違う人と、あえて歩み寄ったりとか、相手の意見を聞いてみたいっていうのは、あんまり思わってこなかったかもしれないし。
過去を振り返ってみると、そんなふうに思い出しますね。思い返します。
なんかエピソードゼロに戻るかもしれないけど、その心境の変化?なんだろう。
MAYO
ポッドキャストになるものを始めてみる、みたいなところからやってみたところ、私の今までの会話の意識って違ったかもって思ったってことか。
MISAKI
そう、本当なんか、一方通行だった気がする。
結構それはね、デザインする仕事で、デザインする時の視点としても、それだとまずいよっていうのを言われてた気もするな。
お前はコミュニケーションができてないのに、デザインっていうコミュニケーションの手段を選んで、どっかで行き詰まるんじゃないかっていうのを言ってくれてた人はいたから。
そういうのもちょっとつながって、いろいろ考えることはあるなって思ってる。
相手が不在。
MAYO
そういうことを過去に言われてたけど、その時は響かなかったが、今響いたのはポッドキャストのおかげでもある?
MISAKI
うん、あるある。
こういうことだったのかもなっていうのが、やっと腹落ちしたっていう瞬間だったかもね、やってみて。
MAYO
今、さらにへえって思ったのは、そうか、デザインって双方向なんだ。
MISAKI
相手がどういう反応をするかなとかっていうのを逆算して、じゃあどういう表現しようかなっていうのは、なきゃいけない視点じゃない?
じゃあ、タイムリーな双方向ではなく、相手は思うかもしれないっていう、おもんばかりという意味での双方向ってことか。
MAYO
おもしろい。
会話にもそういうところあるかなっていうことだね。
MISAKI
それより本当にそれが、同時性で起こってくるから、処理しきれないっていうところもあったね。
そうか。
MAYO
おもしろいね。
MISAKI
会話、会話。
MAYO
そうだよね、過去回で言ったかもしれないけど、あなたの言ってる対話、それ対話じゃないですから、みたいなこと、私、のたまった記憶があるんですけど。
MISAKI
言ってたよ。
MAYO
それはまさにほんと、すぐに会話泥棒のように、オレオレ私、私の話に持ってく人。
今日の対話、すごいおもしろかったって言われても、まあ、でしょうね、みたいな。
自分がしゃべれないこと、しゃべってましたからね、みたいなこともあるし、
今、通ってる大学院のゼミのシーンで、先生に対して、1人の先生に対して、そのゼミみたいなものは、複数の先生がいらっしゃるんですけど、
その中でも、1人の先生に、1人の学生がロックオンして、わーっとしゃべってるシーンがあって、
みんなでワイワイ話す、飲み会みたいな場だったのに、1対1で、その人がほぼ先生を独占してしゃべってて、
その学生が、いや、今日はすごく先生と対話できて、いい時間でした、みたいなことを言ったら、
僕は対話をしてるつもりはなかったよって、一言言ったらしくて、それを横でずっと聞いてた人が、もう数回、みたいな感じで、
僕は対話してるつもり、対話してるつもりなかったけどね、みたいな。
MISAKI
そうなっちゃう人の、分かるもん、多分そっち側だと思うもん、あの程度の差こそあれ。
1人気持ちよくしゃべってさ。
一方で、みさきさんは、あんまりおしゃべりっていう印象は、今までなかった?
多分それは、あれじゃないかな、まだ距離があったからじゃないかな、単純に。
身内って私が認識すると、かなりひどいと思うよ。
MAYO
妹さんとか。
MISAKI
血縁関係だけじゃなく、長い付き合いを重ねていくと、
あとは、妹さんも気をつけたほうがいいかもしれない。
この人、何言っても受け入れてくれるっていうふうに、ちょっと私、認識し始めちゃってるから。
MAYO
でも私のあれは、全然受け止めるが、言うことは時々言うよっていう。
MISAKI
そうだね。
MAYO
ポケモン的にはそんな感じで。
MISAKI
でも、それで気づけてることが結構あるからな。
あんまり人って、そういう感情になったとしても、言わないっていうことが多いと思うんですよ。
飲み込んじゃうというか。
言ってくれるっていうことで、気づけるから、こっちが。
そう思うみさきさんが素晴らしいと思う。
MAYO
なんだこいつみたいなね、すぐに思っちゃえば、それまでなので。
受け取ることができる度量を持ってるっていうのは、素晴らしいなっていつも思ってる。
MISAKI
でも、UFOの、なんて言うんですかね。
UFOの。
MAYO
そうだね、覚悟とか。
そう、覚悟だね。
嫌いとかはある。
確かにそれはある。
私もよっぽどじゃないと言わないようにしてるけど、
自己認識の変化
MAYO
UFOは愛情があるとか、相手に対して、それだけのコストを支払いたいって思うから言っているので、
MISAKI
この人に何言っても無駄だとか、この人にそんなに愛情をかけたくないと思えば、ニコニコ笑ってその場にいるよね。
MAYO
もしくは、静かに去るよね。
だから、私はさっき飲み会のシーンで、1人の学生が1人の先生に対して、わーっと喋ってるシーンにいなかったの、そういうことだよね。
この人にそれ言ってもしょうがないしな、みたいな感じで、たぶん去ったんだと思うんだよね。
で、後で聞くみたいな。
テンバーとか聞いた。
MISAKI
そういうので、何て言うのかな、振り分けてるの。
この人が話したら分かってくれそうかもとか、ちょっと無理かなっていうのは、何かの判断基準みたいなのがあるの?
MAYO
全然直感しかなくて。
直感なんだ。
明確に人様を自分の中で振り上げてることはないんだけれど、直感に従うと結果的にそれになってるみたいな。
この人はいつ会っても、やっぱり私が愛情を持って接したい人だなとか、
この人はもう本当に私が愛情をかければかけるだけ搾取してくる人だなとか、
いうのは何度も何度も経験して、経験学習じゃないけど、距離を変えていくよね、結果的に。
MISAKI
それはいろんな人と関わってきたからこその、やっぱり溜まってきた、何だろう、知見だったりもするような気がするね。
MAYO
岡田さんは違う?
MISAKI
もう何かちょっと合わないことがあると、シャットアウトしてきちゃったかな、結構。
あ、価値観が違うのねっていうので、もう折り合いつけて、
たぶん向こうもそうだと思うし、こっちもそれだったらそれでしょうがないよねっていうので、
別に分かり合おうとか、何かアクションを起こそうとまではしなかったから、
それが知見がたまらない理由と、思考が内静的になる理由なのかしら。
分かんないよ、だから、価値観が違う人と対峙したときにどう振る舞えばいいかが、
そんな踏み込む覚悟もないしなと思って。
MAYO
一方でこのポッドキャストでは、みさきさんの価値観とはだいぶ違うものを私は持っているところもあるんだけれど、
MISAKI
シャットアウトしないのは何でなんだろう?
これは失礼なことを言っちゃってたら、本当ごめんなんだけど、
ポッドキャストがあったからですよ。
なるほど。
MAYO
強制的にね。
MISAKI
そうそう、個人的には続けるって思ってやってたから、
合わないとか価値観がちょっと違うなと思ったとしても、話し合わなきゃいけないじゃないですか。
MAYO
面白いね、でもこれ我々一切マネタイズしないじゃないですか。
MISAKI
できてないです。
MAYO
できてないと言うべきか、していないと言うべきか、
ましいところでもありますが、いずれでもあるんですけれども。
辞めたって思えば辞められるものなのに、辞めないって思い続けてるのは面白いね。
MISAKI
そうかもね。
でもそれは、ひとりにやっぱりマヨさんの受け止め方が良かったからじゃないかなという、
マヨさんもよく続けてくれたよねっていうのは思ってるよ。
見限らないで。
MAYO
いやいやいや、見限らない。
みさきさん時々言うよね、見限らないでねって。
MISAKI
なんだろう、見限りそうじゃん。
お前変わんなかったらほんと見限るからなみたいなさ。
MAYO
今まで言われたことあるの?
MISAKI
そんな雰囲気は感じたことはあるよ。
今はまだ面白がってられるけど、みたいなね。
MAYO
すごい、どれだけ自分を珍獣扱いしてるんですか?
そっか、見限るってすごい強い言葉だなと思って、あんまり人生で出会ったことがない。
MISAKI
見限るってすごいよね。
見限るっていうかな、見放すというか。
しょうもないね、別の世界で生きてる人だねっていうような認識をするということかな。
MAYO
別の世界だねって思うことと、付き合いをやめるってことはまた別なお話な気もする。
MISAKI
そうか、そうだよね。
MAYO
別の世界だからってね、面白ければ付き合うし、不快だなと思えば距離を取るし。
MISAKI
そっか、別の世界が面白い。
外見と、そっか、別に見てるものが違くても付き合えるのか。
MAYO
そうだね、だからかもしれない。
違うのにわかるって言われるのが、はいじゃない、心良くないのはそういうことかも。
別に違うけど、そこはわかりあえるねみたいなのもあるから、100%嫌なわけじゃないんだけど、
でも聞いてみると、いや全然違うじゃんみたいな、気軽にわかるって言うなみたいな。
むしろ違うねっていうところを楽しめたほうが、すごく面白いのになって思うことはある。
MISAKI
その話で言ったら、やっぱり私また一つ反省点があって、結構テクニックで会話を進めてきたところがあるぞと思って。
そのわかるわかるじゃないけど、大してわかってもないのに、リズムで入れちゃう。
ここでポンとわかるって言っちゃったほうが気持ちいいリズムだとか。
あいづちのタイミングとか、そういうのでうまく回してるふうに会話をしてたところもあるかもしれないと思って、
それは本当こんなふうに2人でガチで話し合うっていう機会をもらえたことで気づいたかな。
そういうので、まゆさんが逃がしてくれないからさ。
人間関係の深まり
MAYO
そうだね。私も居酒屋ゆるふわトークだったら別に100万回でも見逃すけど、
ポッドキャストガチトークでは見逃せないよね。
私見逃しちゃっても、リスナーさんが興ざめしないかなとか思っちゃうし。
MISAKI
そうだよね。
MAYO
その意味で言うと、ガチトークしてるんだけど意識のどこかに、
でも聞いてる人が心良いかな、不快に思わないかなっていう意識があるかもしれない。
MISAKI
そこはプロデューサー目線だよね、本当に。
一回それ取っ払って喋ってみよう。
あなたはできると思うのよ。
MAYO
そうかな。
MISAKI
どっちだからって私がプロデューサーなんかやったら。
そう?
話の筋を掴むのも苦手なのに。
MAYO
掴んだ上であえて外してる?掴んでない?
MISAKI
掴んでないんだよ。外してないよ。びっくりするんだから。
私、AとBの選択肢があったとして、Aの主張をしたいって思ったとするじゃん。
で、それに向けて考えて論理の展開とかしてるつもりなんだけどさ、
MAYO
口に出してみるとBってなってんの、びっくりするよね。
MISAKI
自分Aって言ってるつもりなんだよ。でも実際に言葉に出てんのBなの。
MAYO
そう、それを何度も戸惑うよって言ってきたね。
私は私で戸惑ってる。
いやいや、みさきさんはAって言ってたはずだよねって。
なんかBなんだよな、なんでって言ったら、あーって。
MISAKI
あえてとかじゃないよ、それは。
マジでやっちゃってんのよ、あれ。
そうか。
訓練って言ったけど、ほんと訓練だと思う。リハビリだと思ってるね。
MAYO
そうだよね、ほんと2人お互いリハビリ感ありますよね。
リハビリの感っていうか、リハビリの場としてしゃべってるね。
そうだね。
MISAKI
お互いの印象が変わったところはありますか?
うん、変わったよ。
変わったとこあるよ。
あのね、私はマヨさんね、もうちょっとそつなく、何でもこなすタイプだと思いながら、学生時代も。
そういう風に見てたんだけど、
意外と水面下でめちゃめちゃ泳いでる人だな、みたいな。
カモの水かきじゃないけど、
すごいしれっとした感じでやってんだけど、実はすごい水かきしてました、みたいな。
めちゃめちゃ一生懸命な人だなっていう風な印象を持ったかな。
それがトークとはちょっと変わったところだし、
2つ目で言うと、
これはほんと変わった。
ちょっと前も言ったかもしれないけど、こんなに話す人だったのですかね。
MAYO
それには驚いてる。
MISAKI
高校時代って、私が知らなかっただけで、結構話す人だったの?マヨさん。
MAYO
確かに。
MISAKI
あんまり話してるイメージないよ。
暗かった?
暗いとも違うんだよな。でもおしゃべりっていう印象がそんなにないの。
そうかもね。
MAYO
そうだね。特に集団になると、一層しゃべらない。
おとなしいとも違うよね。
そう、おとなしい感じじゃないのよ。
ガヤは入れるのよ。
MISAKI
愛の手とかガヤとかはするんだけど、自分のことはあんまりしゃべんなかったかもね。
そうだね、そんなイメージ。
友達とはしゃいでるシーンとかはすごく見かけるんだけど、
かといって、じゃあ何か話してるかって言ったら、そうでもなさそうみたいな、当時の印象。
鋭いですね。
当時の印象だったんで。
だから、めちゃめちゃしゃべるじゃんと思って。
MAYO
自分のこと?
MISAKI
しゃべれるじゃんって思いながら、この1年びっくりしちゃったっていう。
MAYO
そうだね。
MISAKI
そういうふうに変わったかな、印象は。
MAYO
なんせ今頑張ってるからね。
MISAKI
そうだよね。
MAYO
人生でそんなに何度もないぐらいしゃべってるかもしれない。
MISAKI
今までもたぶんしゃべってたんだろうけど、それはすごく特定の人に向けてしゃべっていたのかもしれない。
MAYO
そうかもしれない。
1個目のしれっとそつなくやってるは、本当に私の自己認識とは違っていて、
もう自己認識的には、わー助けてください、溺れてますみたいなイメージですね、いつも。
MISAKI
いやいや、そうは見えなかったんだよね、当時は。
当時もだし、これやる前まではそう思ってたかな。
MAYO
時間がないのはあるね。
価値観の共有
MAYO
時間がないのにあれこれやろうとしてるから、あれこれやろうとしてるのもあるし、あれこれ結局なんか降ってくるのもあるしで、
巻き取っちゃったりして、うーって大変になってるのはありますね。
MISAKI
そう、常にそういうイメージがある。
MAYO
巻き取っちゃいけないんですよね。
MISAKI
巻き取らないっていう勇気が必要だっていうことが2024で気づいてます。
MAYO
あ、違いますね、2024っていうかもうだいぶ前から気が付いてる。
気づいてるんだけどねっていう。
でも誰もやらないじゃんみたいな。
誰もやらないし、やらないと進まなそうだし、じゃあやるよみたいな。
そういうのでやっちゃう人なんだよね、やっちゃえる人なんだよね。
いやいや、まだやれてないから、もうにゃもにゃーってなってる。
MISAKI
でもそういうシーンで手あげちゃうっていうのがさ、やっぱ一生懸命だなって思うよ。
MAYO
誰もやる人いないですよね。
MISAKI
誰もやる人いないんだったらもう私やるみたいな。
そうですね。
MAYO
いやありがとうございます。
MISAKI
いえいえ、ありがとうございます。
MAYO
みさきさんの変化ね、印象変わったか。
MISAKI
変化、印象。
MAYO
いや私はすごく素直で包容力がある人だったんだなっていう。
MISAKI
あ、ってことはあれですね、当時は、当時っていうか昔はそうは思ってなかったってことですね。
MAYO
ですね、どちらかというと、あのみさきさんがさっき自分で言ってた自己認識みたいな感じで、
あの、分かる人にだけ分かってもらえればいいからみたいな。
大衆受けなんて狙ってませんみたいな。
価値観が合わない人への歩みより、何それおいしいですかみたいなイメージがあって。
MISAKI
そうか、正しいわ。それは正しいね。
だってそうだもん。
でそれ、一人でさ、勝手に枠作ってさ、あの人と合う合わないとかってなって、
MAYO
でその枠がどんどんさ、ちっちゃくなってって、うわ苦しい出してくれみたいな。
MISAKI
あー面白い。へー。枠がちっちゃくなってくるんだ。
MAYO
そうそう、自分で作った枠だよ、しかもそれ。
MISAKI
へー、なんでちっちゃくなっちゃうんだろうね、話しとれちゃうけど。
なんで、そうだね、どんどんどんどん、なんだろう。
自分から世界をちっちゃくしてて、勝手に生きづらくなってたなという気もするね。
MAYO
なんで、やっぱちょっと物の見方が狭かったような気も、ちょっと分かんない。
うん、それまたいつかね、しゃべりたいね。
そうだね、なんかあの頃はそうだったかも。
で、私は結局その枠が多分でも何層かあって、
一番外側の枠に関しては、うん入れてやってもいいよっていう感じで付き合ってくれたけど、
なんか私の一番大切な内側に入れると思うな予感があったね。
MAYO
あー、やだね。
MISAKI
いやいや、なので入れてなかったから、ミサキさんの包容力とか優しさに気がつかなかった。
ポッドキャストの振り返り
MAYO
繊細な人だなと思った。
だからこんなに人の気持ちをもんばかれないんだっていう反省があることは知らなかった。
それは面白かった。
繊細であるがゆえに疲れちゃうから、なかなか内側に人を入れない人なのかなと思った。
たくさん入れちゃうと疲れちゃうじゃん。
MISAKI
うん、それは疲れるんだけど。
MAYO
おもんばかりすぎて疲れちゃうから内側にあんまり人を入れないのかなみたいな。
今10オーバー中ですっていう。
MISAKI
そうね。
だから自分に対して言われることに繊細なところあるかもしれないよね。
でも相手に対して繊細ではないと思う。むしろちょっと雑というか鈍感かもしれないね。
言われるぐらい繊細さんだねみたいなことは冗談めかしてでも、ちょっと本気のトーンでも言われたことはある。
MAYO
そうか、じゃあ今包容力があるように見えるのは何でなんだろう?おもしろいね。
MISAKI
たぶん頑張ってるんだよね。
MAYO
え?素晴らしい。
MISAKI
そういう考え方もあるのねとか。
うーん。
そう。
あとめちゃくちゃ素直だよね。
素直っていうのはなんだろう?
違う?
違うっていうか、よくわかんないっていうのが正直なとこかな。
ああ、そうなんだね。
素直。
なんか当然意向地なところもあるんだけど、回を追うごとに素直キャラが磨きがかかってる気がする。
なんだろう?それはちょっと意外すぎてわかんないな。素直。
MAYO
なんかね、私もわかってるんですよ。普段っていうか、もともとナチュラル本は失礼な人なんですよ私は。思ったことを言う。
MISAKI
ああ、うん。思ったことを。
MAYO
でも私もこういろんな人を傷つけてしまったり、そのことに自分自身も傷ついたりして、頑張って傷つけない人になろうとしてきたんですけど、
みさきさんと喋ってると、すごいこのナチュラル本失礼な人がどんどん出てきて、結構な直接的な、なんだろう?
オブラートに包んでもなかなか伝わらないから、最後強装球で投げると、あ、伝わったっていうのが何回かあるから、最初から強装球でえいみたいな。
で、すごく失礼な言葉っていうか、直球な言葉をかけてるにもかかわらず、ああ、そうかもみたいな感じです。
メインキャッチャーやんみたいな。どんなカーブもストレートも受け止めるやんみたいなイメージがあります。
MISAKI
オブラートに包むっていうのはそういうカーブってことじゃん。変化球が伝わらないってことだよね、きっと。
MAYO
あと取りやすいかなみたいな、このくらいのスピードのほうがキャッチボールしやすいかなみたいな。
で、今までキャッチボールに慣れてたから、なんかキャッチボールじゃ物足りないのよみたいな。
あたしキャッチャーなんだから本気ちょうだいみたいなふうに言われて、オッケーってオリャーって投げて、それそれって言われてると、このキャッチャーすごいみたいな。
MISAKI
しかもすごい、いっちょいったんだな。
MAYO
ええ、そう。
MISAKI
多分このポッドキャスト聞いてる人はさぞかしい、本当にマヨなる人失礼みたいな直球の人だなって、回を重ねるごとに失礼さ増してるって思ってると思う。
クリエイターの感情
MISAKI
そうか、あたしなんかそういうのに喜び感じちゃうからな、なんか。
あと、まあそれだけ強く言ってもらわないと、ちょっと本当伝わんないっていう。
本当どうにかしてほしい。
MAYO
私も無理して失礼な人やってるんじゃなくて、ナチュラルボーンは失礼な人だったから、なんか投げられちゃうっていうか、でも投げて良かったものなんだろうかっていう。
MISAKI
反省はあるんだ。
MAYO
そうそう、なんていうか、一生懸命失礼じゃない人の筋肉を鍛えてたのに、その筋肉使わなくていいのかなっていう戸惑いはある。
MISAKI
すげえ左右見てる。大丈夫だった私っていうこと。
MAYO
編集してるときに全然大丈夫じゃないみたいな。超失礼な人だな、でも着れないからそのまま行こうって。
MISAKI
そうか、自分が言ってることに対しても思う時があるんだね、そういう。
全然、たぶん、そこまで言ってくれないと本当に響かないんだろうね、私は。
MAYO
そこに対して怒らないじゃん。
MISAKI
うん。
MAYO
だから、この人はとっても優しい人だなというか、包容力がある人なんだなっていう。
たぶん自分でも、ズボシだと気持ちいいんじゃないかな、やっぱり。
やっぱあなたクリエイターだよ。
そうなのかな。
そういうわけのわからない、常人にはおよそ想像もつかない痛みを快感に捉えるあたりはクリエイターですよ。
MISAKI
そうなの?確かに、そういう人身の回りに多いなっていう認識はあるけど。
うんうん。
じゃあ、あなたもそういうとこあると思うけど。
MAYO
ですです。
MISAKI
うん、本当に。
MAYO
そうそう、だから分かり合えちゃうんだね、そこは。
MISAKI
うん。
こう、おもんばかれちゃう。
MAYO
じゃあ、変態2人が続けてきたこのポッドキャストBCサイドですが、ちょっと私のほうがプライベートがめちゃくちゃ忙しくてですね、
週1更新が難しくなるかもしれず、しばらく不定期になるかもしれないですが、配信のときは必ずSNSなどでお知らせしますので、変わらず、見捨てず、見限らずお付き合いいただけると嬉しいなと思ってます。
MISAKI
はい。
MAYO
ごめんね、みさきさん、ちょっと忙しくて。
MISAKI
うん、集中して、本当に。
MAYO
母業ね。
MISAKI
うん、母と学業と、しかも新規授業も立ち上げてるから、そりゃね、そりゃそうですよ。
ありがとう。
MAYO
意識的には、シーズン1はこれで一旦おしまいにして、不定期で配信を続けていきつつ、シーズン2の準備ができたらなと思っているので。
MISAKI
はい。
MAYO
はい、引き続きご視聴いただけると嬉しいです。
はい、番組では皆様からも引き続き、トークテーマやエピソード、お悩み募集しています。
シーズン2に向けての、こんなことしたらどうかみたいなお話も、ぜひ送っていただけたら嬉しいです。
メールアドレスは、bcside2あとgmail.comです。
MISAKI
最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
MAYO
不定期となりますが。
それでは、また次回。