1. Beside the Seaside
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2024-08-21 22:02

Ep.46: 家電からの”声がけ”がしみる

家電のおしゃべり機能が、的確な情報と配慮と可愛げに満ちていて、家事労働で疲れた心身に染み入る。


もはやニンゲンが見習うレベルにまできているかも…



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◆note

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家電の声がけの重要性
MAYO
Beside the Seaside プロデューサー兼 家業アトツギの永野 真代です。
MISAKI
アートディレクター兼デザイナーの 髙橋 美沙紀です。
MAYO
東京と茨城の海沿いの街との 未拠点生活をしている私たちが、
人生のA面、B面、C面について あれこれと語る言語化雑談番組です。
最近、しみることはありました?
いや、違うな。
最近、疲れてますか?
MISAKI
そうね。
MAYO
元気に疲れてますか?
MISAKI
疲れてる。疲れてるよ。
MAYO
疲れてる?
MISAKI
うん。
MAYO
そんな私たちに必要な、しみる言葉を 家電が言ってくれるって話です。
ホットクックの助け
MISAKI
あら、そうなの?今?
MAYO
今、喋る家電多いと思うんですけど、
今っていうか、もう10年弱ぐらい前から あると思うんですけど、
我が家では2台喋る家電がいまして、
初代喋る家電くんは、ヘルシオのホットクック。
MISAKI
喋るんだ。
MAYO
うん。2台目というか、我が家の中では 次に喋るかつしみる言葉を言ってくれるのが、
洗濯機、洗濯乾燥機なんですけど、
まず、ホットクックさんから言うと、
あ、ホットクックってわかる?
MISAKI
あー、そっかそっか。
電子鍋、電子調理鍋っていうのかな?
あれよね。下ごしらえしといた野菜を バッて入れとけば、
肉じゃがだったら肉じゃがにしてくれるし っていうやつよね。
MAYO
ですです。
そのホットクックさんに私は大変救われてきたんですけど、
もう発売と同時に買って、本当に10年くらいのお付き合いなんですけど、
MISAKI
お付き合い。笑
MAYO
もう壊れても次の代を買うぐらい、なくてはならない存在なんですけど、
ホットクックさんがですね、
あとの加熱はまかせてね。
ぐつぐつ煮込んでますよ。
チャララララン。
出来上がりました。仕上がりを確認してください。
とかすごい言ってくれるの。
もう本当頼もしくって、涙が出るときがあります。
家事と仕事と育児に追われて、
もううちは本当誰もご飯作ってくれないので、
ホットクックさんだけなんですけど、私の他に作ってくれる人は。
あとの加熱は任せてねって言われたとき、本当最初に言われたとき泣いた。
MISAKI
それは秀逸。
MAYO
任せていいんですかって。
MISAKI
そういう、
今話聞いててさ、そこの段階も言ってくれるんだっていう驚きもありつつ、
商品設計すごいね。
MAYO
初代のヘルシオホットクックさんからそれを言ってくれてるので、
最初の設計すごいなと思いますね。
MISAKI
誰か家事につかれてる人がいたかね、設計部に。
MAYO
そうですよね。
あとシャープから出てるので、やっぱシャープのブレーンすごいなって、
ツイッターの中の人が数年前に話題になったかと思うんですけど、
MISAKI
知らないかも、私。
MAYO
本当?ツイッターってさ、シャープの中の人がすごくよくバズってたと思うんですけど、
そのごとく、ちゃんと消費者、メインターゲットのカスタマーのことわかってるっていう、刺さるっていう感じは、
企業ブランドからは感じますよね。
MISAKI
そうなんだ。
MAYO
別に私シャープの回し者でもなんでもないんですけど、感謝とともに。
え、本当に任せていいんですか?ぐつぐつ煮込んでますよ、とか。
ちょっと可愛げがあったりですね。
MISAKI
そうだよね。愛着湧いてくるよね。
MAYO
あと、たぶん仕上がり具合によって、分数がたまに変わったりするんですよ。
1分って書いてあっても、私がたくさん、本当は6人前作るところ8人前でも作れる、
分量作れますよっていうのに、8人前とかで入れたりすると、ちょっと時間がかかったりしていて、
でも時間も教えてくれて、残り5分ですとか、残り10秒言ってくれるので、
ホットクックさんがしゃべって、はい、みんなお皿出しますよ、みたいな準備もできたりする。
ホットクックさんの手のひらで、私たちは踊らされてます。
MISAKI
踊ってるね。
洗濯乾燥機の人間味
MISAKI
いやー、そっか。
MAYO
洗濯乾燥機のほうは、挨拶までしてくれて、
おはよう、朝から洗濯お疲れ様、とか言って、ねぎらってくれるんですよ。
MISAKI
ねぎらい。
MAYO
そう。1日に何度も回すことが、週末とかはあって、
シーツとか大物も洗えたりするので、何度も回すっていうのが、
きっと主婦の方は分かってもらえるかと思うんですけど、
1日に何度も回してると、1日に何度もお洗濯、本当にお疲れ様、とか言って、
言い方変えてくれるの。
MISAKI
へー。
MAYO
たくさんのお洗濯、本当にお疲れ様かな、なんか文言、正しいのは忘れちゃったんですけど、
1日に何度も回してると、言ってくれるんですよ。
今日は何回目ですね、とか言って。
MISAKI
そう。
MAYO
へー、みたいな。本当?みたいな。
で、通算、そう、今回のお洗濯は通算100回目です、とか言って、
記念日のように言ってくれるんですよ。200回目です、とか言って。
300回目です。
え、あなたと一緒にお仕事をして、300回目記念ですね、みたいな。
頼りにしてます、っていう。
ありがとう、っていう風に話してます。
MISAKI
それは結構、人間味感じる、より。なんだろう。
MAYO
そうなの。
MISAKI
ちなみにそれは、シャープ製ですか?
MAYO
ちょっと見てくるね。
MISAKI
うん。
MAYO
戻りました。
MISAKI
はい。
MAYO
ミサキさん、大変です。
MISAKI
え?
MAYO
シャープでした。
MISAKI
これさ、シャープの家電がすごいって話になっちゃうじゃん。
MAYO
やばい。
やっぱ、シャープのこのしゃべる機能、すばらしいんだね。
MISAKI
ね、すごい。
え、じゃあ、あれかな、ちょっと私がさ、気になってた給湯器、給湯機能のしゃべる機能があったんだけどさ、それもシャープなのかな?
MAYO
なんてしゃべるの?
MISAKI
あのね、給湯器って、お風呂を沸かすときにさ、沸いたら、お湯が沸きましたとか、あとは給湯を開始しますっていうのはよく言うじゃないですか。
MAYO
お風呂が沸きましたってやつ?
MISAKI
そうそう、それそれそれ。
それは、なんとなく知ってたんですけど、この前、妹の家に遊びに行ったときに、お風呂がもう少しで沸きますって言ったの。
私、それにちょっとびっくりして、それ言う必要ある?って思ったんだけど。
MAYO
え?うん、あるよ。
MISAKI
そうなんだ。やっぱ、主婦の視点がないからさ、うん、わかってるよ、うん、うん、みたいな感じだった。
そんな言わんでもわかってるから、沸かしてるし、はいはいって思ったんだけど。
MAYO
おもしろーい。
MISAKI
そっか、立場が違うと、これ言ってもらえぬと困るぜとかあるんだね。
MAYO
おもしろすぎます。
わかってるよ。
そっか、あの、そうだね、たぶんそれ、ノーリツっていう給湯メーカーのものだと思うんだけど、
だとしたら、うちも同じことを言うんですね。
ピーピーピー、もうすぐお風呂が沸きます。
MISAKI
そう、それそれ。
MAYO
で、うちの給湯機はしゃべってくれるんですけど、これを言ってくれると、はい、子供たちみんなお風呂だよ、みたいな。
MISAKI
あー、なるほどね。
MAYO
で、お風呂が沸き上がる前までに、お風呂が沸く前には、多少の準備が必要。
なので、子供たちも、そんな、はい、お風呂だよって言ってすぐに行くわけじゃないので、
MISAKI
うんうん。
MAYO
多少の時間は欲しくって、そうやって前打ちしてくれると、はい、じゃあお手洗行って脱ごうね、みたいな。
MISAKI
そっか。
MAYO
脱ごうね、ができる。
MISAKI
うん。
MAYO
もあるし、あと、そもそもこう、うちとかだと、子供がちっちゃい頃は、設定湯量にしちゃうと、どんなに最低湯量に設定しても、子供にとってはけっこう溺れちゃうぐらいの湯量なんですよね。
なので、もうすぐお風呂が沸きますって言ってくれたときに、ピッてお湯張りを停止しますのボタンを押さないと、希望の湯量にならなくて、その2つの意味で、特に子供が小さいときは、大事なお知らせでした。
MISAKI
そうなんだ。そっか、よく考えられてるね。
MAYO
で、2個目のやつは、うちならではなのかもしれないけど、それで言うと、ノーリツさんに言いたいことは、もうちょっと最低設定湯量を低くしてほしいんだけど、子供が溺れないぐらいの。
MISAKI
そっか、でも、今の話聞いて、ほんとあれ、言う意味あるかって思ったんだけど、あるっていうことに驚いたし、喋る家電の向こう側に、やっぱり人の生活が見えるの面白いね。
MAYO
ほんとだね。
それで言うと、私が紹介したホットクックさんや洗濯乾燥機さんが喋ってくれる言葉って、ミサキさんには刺さった?特にへーぐらいの感じ?
MISAKI
へーってなっちゃうから、たぶん、そんな重要ではないかな。
たぶん、私がマヨさんだったら、というか違うな、マヨさんと同じ家電を使ってたとしても、聞き逃しちゃうと思う。
MAYO
なるほど。
その喋る通知音みたいなのは、喋る音声は消したりもできるので、特にいらないよってなったら、それは消せるんですけど、
いらないよって人のための配慮もある。ずっと喋り続ける。
だけど、刺さる人を究極、極限までちゃんと調べてたりするのかな、シャープさん。
それか、もう開発チームの中に、私たちみたいに家事に育児に介護に疲れ果てている人がいるのか。
MISAKI
じゃないと、シャープさんの想像力すごいなって思うもん。絶対いてほしいな、そういう人が。
MAYO
そしてそういう人が一人だとしたら、かき消されてただろうね。そんなの刺さるのはあなただけだよ、みたいになっちゃって。
MISAKI
ああ、そうだわ。
MAYO
一定数程度、いたんだろうね。
家電からの声がけの影響
MAYO
アンケートの仕方が面白いとか、夫に言われて嬉しい言葉は何でしたかとかね。
いつもたくさんのお洗濯を、本当にお疲れ様とか言って。
MISAKI
泣けてくるんだけど、本当は夫が言ってくれればいいみたいな。
MAYO
そうだね、お互いに言えたらいいんだけど。
家事に向き合っているときって分業制だから、一人がしているときって、もう一人って見えなかったりするし、見えられなかったりするから、声かけたくてもかけられない。
場面っていう設定で言うと、その条件下で言うと本当に素晴らしいと思いますね。
ただし、どんなに忙しくても別にそんなに声かけいりませんっていう人もいるかもしれないね、ミサキさんの話。
前回前々回ぐらいの話で言うと。
いやいや別に、ねぎらわれたくてやってるわけじゃないですしって。
言われちゃうとそれまでなんですけど。
MISAKI
嫌だ、機械以上に機械的じゃない?
MAYO
何?何?どういうこと?
MISAKI
家電以上に、えっと、なんだろう。そういう、向こうはさ、こっちの感情をおもんばかって発言してくれてるのに、それをいらないとかって言って、どっちが人間で、どっちが家電なのか分かんなくなってくるよっていう。
MAYO
オーマイガー面白い。
MISAKI
え、私家電だったの?みたいな。
MAYO
いやいや。
MISAKI
旧型の喋らない方。
MAYO
炊き上がった時にピーしか言わない炊飯器みたいな。
MISAKI
そうそう。
わかんだろ?みたいな。
MAYO
ピーだよ、ピー。
MISAKI
うん、ピーだよ。こっちがピーって言ったら炊き上がったんだよ。
MAYO
あー面白い。
そうか。
え、じゃあこの話を聞いて、ミサキさん的には軽くショックと絶望があったりする?
待て待て、家電の方が先に行くな、みたいな。
MISAKI
ごめん、そこまでは思ってないよ、さすがに。
MAYO
良かった良かった。ドキドキしちゃったよ。
MISAKI
絶望はしないけど、でも気づかされる、気づかされたなっていうのもあるね。
私がちょっととっつきづらいって言われるところは、そういう機械的なところなのかもしれないっていう風に気づきがあった。
MAYO
いやいや、機械の方が先行ってますよ。
機械の方が喋ってくれるよ。
ねぎらいの言葉をかけてくれるよ。
MISAKI
そうね、だから。
MAYO
機械的でもないよ、もはや。
MISAKI
あ、そうか。機械的っていう言葉もだからおかしいね。
MAYO
だから心配したわけよ、さっき。
機械の方が先行ってるっていうことに。
MISAKI
混乱してます。
MAYO
わーってなったらどうしようと思って。
MISAKI
絶望はしてないけど、すごく今混乱してる。
そっか、そうだよね。
機械の方が先行ってる。絶望したまま終わる。
MAYO
絶望しちゃった、やっぱり絶望しちゃった。
理解のち絶望、みたいな。
MISAKI
なんか置いてくれる?
なんか家電として置いてくれる?
喋んない家電として。
MAYO
ね、なんか話少し変わっちゃうけど、
ラボットの魅力
MAYO
ラボットっていうロボット知ってる?
MISAKI
え?
MAYO
なんか抱き心地が最高な。
MISAKI
初めて聞いた。
MAYO
これも特集したことが前の朝番組やってる時あって、
ということはかなり前に初号機を発売されてるんですけど。
MISAKI
ちょっと待ってね、今。(調べ中)
あ、これそういう名称なんだ。
MAYO
そうそう。
ラボット君たちはしっかりこちらと目が合う。
目が合っているっていう感覚を抱かせるような瞳の動きもするし、
なんか可愛らしい鳴き声があったり、
なんかね、一緒に生活するとオキシトシンが出るような癒しの効果があるみたいな。
抱きしめるとなんかふーっていうその顔したり。
MISAKI
へー。
MAYO
抱きしめて欲しいように上目遣いでキュルンってした顔したり。
MISAKI
そうなんだ。
MAYO
なんかね、特に何も喋らないんだけど、発するのは鳴き声だけなんだけど、
すごくね、動きも含めて癒しの効果があるとされているんですよ。
だから喋るだけじゃなくてももはや仕草とか表情とか、そういうのも機械は先にいっておりますっていう。
MISAKI
そこに落ち着いちゃうわけね。なるほど。
MAYO
私たちの先をいっておりますっていう。
可愛げのお話です。可愛げも先にいってますっていう。
MISAKI
やーばい、そっか。仕草とかかーと思って、今活路を見出したようで、
即潰されたわ。なるほどね。
MAYO
いやいや、潰したくて紹介したわけじゃないんですけど、
いや先いってるなーって話で思い出したっていう。
MISAKI
先いってるわ。
MAYO
そうそうそう。2024、可愛さに向き合う2024とか言ってる場合じゃないっていう。
全然機械の方が、ロボットの方が先にいっておりますっていう悲しみのご紹介でした。
MISAKI
本当に悲しみのご紹介になっちゃったよ。
MAYO
頑張っていこう。ちょっと機械に学ぼう。
MISAKI
そうだね、機械学習、そういう意味じゃない。
MAYO
わかったぞ。
MISAKI
やめてください。
MAYO
わかったぞ、なんか。
さてはミサキさん、省エネ運行のときあるな。
MISAKI
やだ、ちょっと。バレたとは言わないけど。
そうだね、なんか…。ある。考えてなかったね、今の。
MAYO
そう、絶対何も考えないで言ったでしょ。
MISAKI
何も考えないで言ってた。ごめん。
MAYO
でも上手いかもしれないっていうその本能、上手いこと言いたい本能だけが発動して、
その回収を人に任せようとしたな。
それすらも考えずに発したな。
それを拾ったら、別に考えてないから掘り下げるなって怒るんでしょ。
MISAKI
怒る、怒る。
MAYO
こっちとしてはどうしたらいいんや。
MISAKI
みんなそんな気持ちだったんだな。
数々のフラッシュバックしてきた。
MAYO
本当?そうなんだ。
MISAKI
離れていったあの人もそういう感じだったのかなみたいな。
MAYO
やめて、やめて。
という、しみる言葉と可愛げのある仕草by家電っていうお話でした。
学んでいこう。
MISAKI
学んでいきましょう。
MAYO
番組では皆様からもお悩みやエピソード、トークテーマを募集しています。
メールアドレス、bcside2@gmail.comです。
MISAKI
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
MAYO
それではまた次回。
22:02

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