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2023-04-20 15:07

#5 Web1.0(前編)平和な時代のインターネッツはエディタが吐き出すHTMLの香ばしさがSEOとは無縁の世界でアクセスカウンターのキリ番ゲットでCGIやICQも楽しかったよね、というお話

栃木、新潟、沖縄という離れたところでたまたま同じような仕事をしている同世代のおっさんたちの場末の会話。今回のテーマは「Web1.0」。ホームページをつくることが「趣味」に近い世界だったあの頃。おっさんたちはエディタをあれこれ変えながらHTMLと格闘していたのでした。平和な時代だったよね。
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あちらの奥のテーブル席に、ITに詳しい3人が黎明期のインターネットについて語ってますよ。ちょっと聞きます。
場末のラジオ。
はい、始まりました。場末のラジオでございます。
はい、よろしくお願いしまーす。
はい、よろしくお願いしまーす。
はい、今回からまたテーマが変わりまして、今回はWeb1.0ということですね。
そうですね。
はい。
なんか今はWeb3.0って言った?
そうですね。3.0が今注目を浴びてますね。
という中で、もう一度Web1.0を振り返るという。
そう。
場末の会話でございます。
はい。よろしくどうぞでございます。
よろしくお願いします。
はい。
さてさて、Web1.0っていうのはそもそも、Web2.0っていうのがブログが出てきた頃からがWeb2.0っていうことですかね。
うん、そんな感じだったと思う。
うんうん。
さて、Web1.0というのはWeb2.0の前の話。
そうそう。あ、そうっすね。
ホームページが出てきて、何やらいろいろマニアックな人たちがやってるよっていう時代ですね。
そうですね。
うんうん。
ホームページは皆さん持ってたんですか?
やってたよー。
なんてかやってたなー、なんか。
もう発掘できないぐらいやってたよーみたいな感じだね。
最初ってあれですか、普通にメモ帳とかテキストエディターで作ったんですか?
そうそう、メモ帳だよね。必殺メモ帳。
最初に作ったのがね、あの当時あったフロントページエクスプレスってやつだったんですよ。
ああ、そう。
来たよ、MSの。
あれは意外と優秀でしたよね。
いや、優秀でしたよ、あれ。
だよね。
うん。ちゃんとエディターになってたし。
あれ、もっと改良してもらえばまだまだいけたような気がする。
そうそうそうそう。
無料だったし。
うん、無料でしたね。
無料でしたよ。
なんかすごいタグがいっぱい入ってきたような気がするんだけど、そうだった?
うん、まあ、ホームページビルダーほどではないですけどね。
うーん、そうか。
あの時代のはしょうがないですね。
しょうがないですね。
FEOとかいうもの全く考えてない時代ですね。
そうね。
CSSもなかったよね。
ないないない。
ないからね。各ページごとに細かく設定してたんだよね、確かフロントページは。
そうそうそう。
衝撃だったもん、ソース見た時にさ、
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フォントファミリーは何とかかんとかとか、フォントサイズは何とかかんとかとか、全部書いてるから。
おおおお、みたいな感じ。覚えでは。
僕はMacだったので、最初はシンプルテキストというテキストエディターで作ってましたけど、
出てきたんですよ、アプリがね。
Adobeがですね、ページビルというアプリ。
聞いたことある。
それは結構良かったんですよ。
ただ、やっぱりイラストレーターとかを使っているとやっぱりこの、何て言うんでしょうね、ちまちまと。
苦手だなーって思ってた時に、ゴーライブっていう会社。
はいはいはい。
ゴーライブサイバースタジオっていうのを出しました。
ちょっとお値段は張ったんですけど、ドラッグ&ドロップで画像が配置できたりとか。
リストボックスみたいな感じでできたり。
すごいものができて。
ああ、そっか。
ところがこれもですね、すぐにAdobeに買収されちゃいましてですね。
Adobeゴーライブという名前に変わってですね。
挙句の果てには、マクロメディアがDreamweaverを買収して、
ゴーライブはそのまま終わりっていう形になっちゃうんですよ。
ああ、そうだったんだ。
こんな歴史を辿っていて。
結局は多分あれはあれで、吐き出すHTMLがやっぱり結構なものだったんでしょうね、きっとね。
きっとね。
SEO時代にはやっぱりDreamweaverとかでPSFとか使ってやっていくっていうのが間違いではないんでしょうね。
そうですね。システム化していかないとね、どんどんね。
さっき出ましたけど、ホームページビルダーだね。
ビルダーはね。
ドラッグ&ドロップに対応したときの無駄タグの多数。
そう。
どこでも配置モードってやつ。
そうそう。
あれはすごかった。
あれでもブラウザが変わるとかさ、画面サイズが変わるとなんかすごいことになってなかった?
うん、なってました。
なってたよね。
一応ブラウザごとのプレビューはできましたよね、確か。
一応ありました。
iとネスケかな、あの当時って言ったらね。
そうですね。
あったね。ネスケってご存じ皆さんって感じですよね。聞いてる人は大丈夫か。
大丈夫でしょうね。
ネットスケープナビゲーター。
東大のアイコンね。
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ちょっと機能増えてネットスケープコミュニケーターになった。
あ、そっか。月光エンジンだったっけ、中に入ってるのが。
月光エンジンなので、今はそれがFirefoxに受け継がれてる。
受け継がれてたんだっけね。
そうそう。だからFirefoxも使ってたな、そう言われれば、ブラウザだったら。
でもね、ちょっとだけHTMLに関して言えばね、色々とエディター使ってたんですよ、自分。
はいはいはい。
メモ帳でやってて、すごいしんどいから全部打つの。
ネットで探して、HTMLメーカーアズキッズのがあって、それでやってたんだけど、最終的にはテラパドっていう。
テラパド、はいはいはい。
で、もうそこで止まったんだけど、その後ブログとかが出てきたからもう全然使わなくなったって感じよね。
いやでもテラパドはテキストリーダーと言って優秀だから今でも使ってますよ、私。
もう使ってますね。
エディターとしては使ってる。ただHTMLってのがもうないです。
それはさすがにね。
だいぶ変わってきたよねって感じがするな、こうやって振り返ってみても。
今はもう大まかなデザインをアプリで作って、細かい修正をHTMLとかCSSでやってるっていうパターンなんですかね、プロのデザイナーが。
ああ、そうなんだろうね。
UIのアプリとかもありますもんね。
うん。
いや、そこまでは自分はやってないから分かんないけど。
そこまで業界にいないから。
その業界の人たちには違うよって言われるかもしれないけど。
違うときはハッシュタグ違うよね。
そんなのなんだ、どんなのなんだみたいな。
どんなタグ。
そんなタグには違うものが一緒に出てくる。
鈴木まさゆきが飛んできそうだな。
そうじゃない。
でもHTMLは本当に勉強になりましたよ。
コンピューターを動かすってのはこういうことなんだろうなっていうのが。
確かに。
プログラミングではないけどもプログラミングのような入り口みたいな感じではなるかもしれないですよね。
そうそう。
HTMLってタグさえしっかり閉じててもなんとなく動くから、いわゆるプログラム言語みたいにエラーを入ってくるわけじゃないでしょ。
素直に出すだけだから。
イメージが今のチャットGPTとかに似てるんだよね。
なんとなく書きました、答え出てきた、うんみたいな感じ。
ちょっと懐かしさも感じてる。
チャットGPTを使いながら。
V1.0の話になったらチャットGPTが出てくると思う。
すごいね。歴史いいだね。
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ありましたね。
ウェブアートデザイナー、さっきのホームページビルダーについてのウェブアートデザイナーっていう。
あれはあれで意外と使えたかなっていう気もするんですけど。
他のデザインを使っちゃうとちょっとなんだかなっていう感じですね。
それでやっぱりロゴとか作ってるとむちゃくちゃ分かりやすいじゃないですか。
分かりやすい。
いかにもみたいな感じ、ワードアートみたいな感じ。
これホームページビルダーだみたいな感じだよね。
あれリアルなRGBの色を出しますよね。
ほんとそうそう。
ハチンコ屋みたいな色になりますもんね。
黄緑とか。
なんだろあの色のセンサーとか思いながら。
ピカーが出ないよねこの色っていう。
最初ね、ロゴとかバナー作るときにホームページビルダーとか使ったときに、
なんだこの色使いはと思ったもんね。
GIFアニメね。
そうね。GIFアニメもあったね。
あれでフォントをHP装塩核ポップタイを使うのも最強の組み合わせでした。
そうだったね。
そこにですね、IEこういうタグのマーキータグを付けて、
グリグリ。
キュンキュン動かすっていうね。
IEでしか動かないってやつ。
そうそう。
マーキータグの衝撃ね。
切り板ゲットした人は踏み逃げしないでくださいはマーキーで動かしておかね。
そういう感じでしたね。
そこにMIDI音源でBGMを付けるっていう。
そうそう。
JavaScriptでマウスの奇跡を辿らすとかね。
あったあった。
重いんだよお前のページはみたいな感じになっちゃう。
アクセスカウンターってやっぱりみんな付いてましたよね。
そう、付けちゃうよね。
付けちゃう。
忍者だっけ?手裏剣?
手裏剣もあったね。
そうですね。忍者カウンター。
CGIサービス。
CGIサービスですよ。
フォームを使ったりとか。
あったね。掲示板も付けてたよ、よく考えたら。
掲示板とチャットルームですよね。
レンタル掲示板ってありましたね。
ありましたね。
ティーカップとか。
ティーカップ懐かしい。
懐かしいよね。今もあんのかな。
調べてないからわかんないけど。
掲示板ってやっぱり、
掲示板はやっぱりWeb 1.0だよね。
1.0だと思う。
いわゆるBBSと呼ばれた時代ですよね。
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そうそうそう。
2chもうその頃にはあったんですか?
あったよ。
2chは2000年からだから、そうですね、ありますね。
ありましたね。
あったあった。
自分が知ったのはユニックス板の、
あれだったな、物語みたいなやつだったな。
はいはいはい。
2chの機器を出したってあれですよね。
そうそうそうそう。あれあれあれ。
あれから知ったんだよな。
私は広島のバスジャックの予告ですね。
歴史感じるね、それでもうだいぶ。
ありましたね。
ありましたね。
ホームページに掲示板設置するとさ、
ほら自分のページを更新したりするじゃん、
日記とかで。
掲示板に書き込みないかなみたいな。
何回リロードするんだろうみたいなのがさ。
そうそうそう。分かる。
来たら来たらすぐ返事返ったら、
こいつずっと張り付いて待ってたのかなと思われるのも
いやらしいなみたいな。
ちょっと開けてからがいいのかなみたいな。
今も変わってないけどね、そういう考え方ね。
でもなんかあれがすごいレスポンスが早いなっていうのを
すごい感じましたけどな、あの当時。
うん。
なんかテキストチャットで会話できてたもんね。
うん。
1分のラグでもちゃんと会話になってましたもんね。
今はそういうイメージでもないのかな。どうなんだろう。
でもグループチャットとかはそういう感じじゃないですか。
LINEのグループトークみたいな。
そっか。そうだね。テキストはやっぱりそうだね。
そうですね。
懐かしいな。
ウェブページに行かないとチャットができなかったとか。
ICQとか。
ああ、ICQありましたね。
ああ、ICQありましたね。
中東辺りの国があったっけ。ミラクだったっけ。
イスラエルだった。
イスラエルだった。
イスラエル。中東ですよね。確かに。
中東ですよね。
いや、懐かしいな。ICQのアイコンも付けといてね。ページにね。
そうそうそうそう。
何でもかんでも付けてたよね。そう言われれば。
前半はこの辺にしてですね。
後半は皆さんがどんなページを作っていたのか。
黒歴史が。
ブラックヒストリーが。
次回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
抜粋のラジオ。
15:07

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