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あちらの奥のテーブル席に、ITに詳しい3人が、黎明期のインターネットについて語ってますよ。 ちょっと聞き。
場末のラジオ。
はい、場末のラジオでございます。今回もこの3人でお送りいたします。 ハッシーです。
はい、さとおっさんです。
えこぞうさんです。みんなよろしくね。
カメラ機能とアンテナ
はい、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
前回はですね、ガラケーというか携帯ですね。
携帯の話、いろいろ黎明期からですね、振り返って、黎明期というわけでもないですね、普及期であるかね。
そうだね。
普及期から振り返ってまいりまして、遠く離れたところに電話をするには、電話番号をかけ直さなきゃいけなかった。
100キロじゃなくて160キロ?
160キロですね。
160キロを超えると、かけ直してくださいってアナウンスが出るってのは知らなかったんですけど。
知らなかった、本当に。
そうですね、というわけで、いろいろ携帯もカメラがついてきたり。
カメラも最初はドコモはiShotというですね、回線交換。
ギガファイル便みたいなね、サーバーに預けて自分でダウンロードするみたいな仕組みだったんですけども、
それがだんだん添付して送るようなシステムになって、
もう今じゃ写真送れない携帯って何なの?っていう話になってますね。
そうですよね。
そうね。
やっぱ写メールが一番でかかったんですかね。
写メールだね。
あの頃からだから、突然僕テレビ見てたらかっこいいCMが流れてて、
永瀬正敏っていう俳優さんのCMで、イメージCMでJフォンとかやってるんですけど、
Jフォンって新しい携帯会社できんだと思って、まさか自分のデジタルホンがJフォンに変わったと。
ダッセー名前と思ったんで、東京デジタルホンダッセーって思ってたんですけど。
だから急にかっこよくなっちゃって。
それまで東京デジタルホン、関西デジタルホンとか、デジタルツーカーなんとかとか、
バラバラだったのを全部統合してJフォンにしたんですよね、確か。
結局かっこよかったな。
Jフォンって言うと藤原紀香ですよね。
藤原紀香とかがその後、写メールのコマーシャルで。
写メール。
Jフォンって沖縄あったのかな。ピンとこないな。
あったんだろうね、きっとね。
auの頃でも沖縄はセルラーでしたもんね。
沖縄はセルラーだったから。
沖縄はちょっと独特ですよね。
そんな感じがするな、今話聞いてたら。
私が知らないだけかもしれないから。
ドコモあったんですか?
ドコモあった。
ソフトバンクが殴り込んできたみたいな感じ。
その前はボーダフォンか。
ボーダフォンで入ってきてソフトバンクに変わったって感じだったかな。
だから自分はセルラーからドコモに移る前に。
でもツーカーが1回あったな。
ツーカー1回使ったんだよ、ケンウッドのやつと。
ツーカーセルラー。
繋がんねえんだよ、あれ。
窓側に置かれて繋がんないんだよね。
ダメでしたが。
固定電話もないしさ、連絡取れないじゃん。
昔の携帯ってアンテナがあったからね。
アンテナで結構ね、伸ばした伸ばさないとか。
アンテナの先っちょに何かくっつけて電波状態良くするみたいなのとか。
あれ効いたのか効いてないのかわかんないですけどね。
意味ないって話もありましたけど。
ピカピカ光るやつもあったよね。
あったわ。
ジャラジャラ何かつけたりとかね。
着信に電動して光るやつとかね。
ありましたね。
あとストラップをみんなこだわってましたね。
ジャラジャラつけてたね。
ぬいぐるみみたいなのつけてる人もいたし、
ストラップとデコルト
オリジナルのミサンガみたいな感じでちょうどJリーグもあったし、
ミサンガみたいなのつけてる人もいたしね。
千羽鶴みたいになってる人いましたよね。
そうそう、もっさりしてたよ。
当時ってケースはなかったよね。
ケースはね、ビジネスマン向けでしたよ。
ベルトストラップみたいな感じでやって、ホルダーみたいにするやつ。
あれは使ってた。
そうだ、そういうのあったよね。
でも大体は剥き出しで使ってたような気がするよね。
そうですね。だから傷だらけでしたよね。
周りは。
今見ると傷だらけだな、本当に。
よく考えたら頑丈な作りなんだね、そう考えたらね。
そうですね。ハードディスクも入ってないし。
すごいな。
あと今見ると、最初の頃は着信の振動が本体にないから、
普通に機械をくっつけて、子機みたいにベルトに付けて、
それが振動して着信をしてらっしゃるみたいなのがあります。
えー、そうなの?
今のApple Watchみたいじゃないですか。
そうそう、そういう感じ。
元祖Apple Watchがここにあったんだ、一部。
すげえな。
使ってたな、そんなのも。
えー、そうなんだ。
今見ると前半の携帯にはプリクラがいっぱい貼ってある。
あ、プリクラか。
そうね。
後ろにプリクラ貼ってる人いましたよね。
いましたね。
バッテリーのカバー外してそのぐらいに貼ってあったよね。
あったあったあった。
貼ってある、今見たら。
中にも貼ってあった。
なんで中なんだろうと思ってたんだよな。
隠したいものがあったんだろうな。
あとさ、デコるとかあったじゃん。
はいはいはい。
キラキラさせちゃったりとかさ。
あったよね。
スワロフキーのなんとかみたいな。
ラインストーンをベコベコつけてね。
凶器だ、みたいな感じ。
そうそうそうそう。
あったよな。
特徴的なデザイン
特徴は、でも後半からはパカパカかそうじゃないかみたいな。
だったような気がする。
やっぱりNのね、
折りたたみが最初すごい人気でしたね、女性に。
ね。
で、あとフリップFの。
あ、FとあとDのね。
Dか。
チャッとやるやつ。
そうそうそう。
ボーダフォンになってからなんですけど、
東芝が出したのがスライド式のやつがあったんですよ。
あーはいはいはい。
これも結構画面が大きくて、
コンパクトだったんで、
良かったですね。
Dも結構後期にはスライド出してましたし。
そう、途中で変えたんですよね。
やっぱり画面が小さいからね。
あとね、私Pずっと使ってるんですけど、
Pでやったのが回転式。
あー。
爪切り携帯ですね。
カメラ特化で。
カメラとテレビ用にすごくいい作りしてたっていう。
クルリンと回るやつね。
そうね、テレビ携帯ね、ワンセグついてね。
よくできてるよね、あんなのね。
Pがね、結構ギミックが変態なのが多かったんですよね。
そうなの?
回転しないけれども、ワンプッシュオープンで開くんですけど、
開き方が縦と横と切り替えができる機種があったんですよ。
へー、そうなの?
ワンプッシュで押した場合は普通にパカパカの開き方。
で、長辺側で開くとノートパソコンみたいな感じで開けるっていうので、
初期はそれだけだったんですけど、
それの第2弾になると、
長辺側、いわゆるパソコン式に開くと、
キーの部分が自動的に向きが入れ替わるんですよ。
へー。
だからちゃんと文字が横向きになるんですよ。
うそー、ほんと?
すごい。
液晶じゃないでしょ?
液晶じゃない。いわゆる中の文字を印字してるパネルが2枚あって、
それを差し替えてるんですよ。
へー。
開く向きで。
へー。
開発者は楽しかったはずだよね。
あれは変態仕様でしたけどね。
日本人らしいって言っちゃうらしいよね。
カラクリ人形に通じるものがあるわ。
そうそう、聞いてると。
すごかったっすわ。
すごいなー。
でも個人的にね、ソニーエリクソンのやつはすごく好きだった、デザインが。
あー、はいはい。
あれいいなーと思って使ったけど、使いづらいなーと思ってやっぱり変えた。
なんだかんだ。
やっぱりヨーロッパのやつはかっこよかったけど使いづらかったですね。
そう、使いづらかったんだよなー。なんでだろうなーと思って。
よく聞かれたのが当時、北の方で、いわゆる白人とかの人たちは大柄じゃん。指も大きいじゃん。
そういうようなデザインになってて、寒い地域でも使いやすいようなデザインになってるみたいなこと言って。
あーなるほど、アジア人で南国の私には全然合わないわけだと。
一人で納得した思いがある。
あの頃ボーダフォンが世界スタンダードにするみたいな3Gの回線に揃えるみたいな感じで、
いろいろ海外のモデルとかを輸入したりしてたんですよね。
うんうん。
だから結構特徴的なのもあったんだけど、なんかやっぱり試用してみて、
いやーこれちょっと違うなーと思ってやめたっていう記憶があるなー。
なんかね、そういう覚えがあるんだよね。やっぱり日本製が良かったんだろうね。
だから惜しいですね。これだけの技術が日本国内だけで収まってたっていうのがね。
ねー、ほんと。
ほんと、こんなに機能はいらないっていう時代でしたもんね、海外はね。
逆に持ってっても、なんか持て余しちゃうみたいな時代だったんですね。
だったんでしょうね、きっとね。
仕様もね、日本独自の仕様だったんだろうね。
そうですね。だから後半、いわゆるNokiaとかのSymbian OSみたいなの搭載したような、
もう初期のスマートフォンでしたよね。
うんうん。
あれもちょっと使ったりもしてましたけどね。
おー、そうなんだ。
だけどiPhoneでやられたなー。
iPhoneが答えだよね、あれね。
ブラックベリーが今から来るぞと言われてもなーみたいな気はしてたんだよね、確かにね。
オバマも使ってるブラックベリーでもなーって。
そうですねー。
あとはガラケーでさ、ゲームが流行ってたじゃん。
うん、ありましたね。
iモードとかさ、ああとモバゲー。
はいはいはい。
ケータイアプリとファイズフォン
全くやったことなかったから、今でも不思議なんだけど、やってました?
やってないです。
やってない?
さとおっさんは?
うーん、ちょっとだけやってたかな。
あとね、結構アプリで、面白いアプリがいっぱいあったんですよね、当時。
うーん。
あのー、一番笑ったのがさっき言ってたPの爪切り携帯で。
うん。
そこにアプリを入れて、仮面ライダー555のファイズフォンが再現できるってやつ。
おー!
かっこいい!
いいなー。
だからあのー、くるっと回すとスタンディングファイズがピューピューピューって言うわけですよ。
かっけー。
あれねー、テンション上がったわ。
携帯の進化と絵文字
お父さんあれ買ってーって言う言葉が続き続くのかな。
ベルトも用意したんだけどね、そうするとね。
あれは超面白かったー。
コンプリートとか言うのかな。
そうそうそうそう。
言うの?
言うの。
すごいなー。
あれねー、そうだ、555って押すのとね、
そうそうそう。
あれは何、カイザは何番だっけ、913だっけ。
9ーと9ー、あ、そうそうそうそう。
913だっけ。
うん。
あー。
声が違うんですよね。
ねー。
いやー。
なるほど。
そっかそっかー。
そうそうだよね、携帯がやっぱり流行ってる頃に携帯を取り入れたんですよね。
うん。
なるほど、そういうことなのね。
そうなんですよ。
うーん。
ちなみに来年また映画やりますんで。
そうですね。
今度スマートフォン版になった555が。
あ、スマートフォン版になってんだ、やっぱり。
はい。
そっかー。iPhoneかな、じゃあ。
iPhone。
いや、iPhoneかな。
Androidかな。
そこは分からん。
そこは分かんないね。
いや、スマートブレイン製だから。
ね、そうそうそうそう。
えー。
そっかー。
iモードかー。そう、不思議、あのちょっと戻るけど不思議だったんだよね。
あんなちっちゃい画面でみんな何を楽しんだんだろうなーみたいな感じで。
うん。
うん。
なんかねー。
携帯小説とかありましたしね。
うん。
あとねー、Java積んでるやつが一時期ありましたよね。
Javaね、あったね。
うん。
Javaでゲームが動いたりとかもしたんですよねー。
うん。
ケータイ、ケータイデ刑事、銭形愛とかあったっけ?
あった。
ドラマ。
あー、あったあったあった。
なんか。
分かんない。
うん。
いやー、誰だっけ、宮崎あおいなんかがやってた気がする。
うん。
それこそあの携帯ソフトバンクでしたっけ、出したの。
あー、出してましたね。
変形するやつ、うんうん。
あー、出したかもしれないなー。
確か出してた記憶がある。
スポンサーはついてるよねー。
だから、携帯のサービスもiモードとJSkyと、あとezWebでしたっけ?
ezWeb。
その3つがあって、最初は絵文字も統一されてなかったじゃないですか。
あー、そうそうそうそう。
で、なんか絵文字送るとバケるよっていう。
うん。
二重線にしかならない。
そうそうそうそう。
それが統一されたんだけど、結構Jフォンとかauの方ってなんか後から出てきたから、結構絵文字も可愛いんですよ、立体的で。
うんうんうん。
で、それでそのつもりでドコモに送るとなんかのぺーっとした。
そうそうそう。
なんか3色のやつにしかならないやつね。
単色にしかならないっていう。
うーん。
そうだわ。
こう思ったんだよな。こんなのでドコモの人たちはこんなにたくさんいるのに、これで満足なんだなと思っちゃったんだよな。
うーん。
でも一応ちょっと増えたんですよね、あれ。初期の頃からは。
あー。
ほんのちょっとだけ。
ほんのちょっとだけ。
でも単色だったっていうね。
うふふふふ。
今やこれがね、iPhoneとかを世界的に文字コードとして統一されましたね。
うん。
ガラケーと日本の文化
ちゃんと絵文字がパソコンでも出せるようになりましたからね。
それこそ絵文字が結構共通語になってますよね。
うん。
そうだよね。
Emojiっていう。
Emojiだからね。
ねえ。
あ、未だにガラケーって使ってるんですけどね。
うふふふ。
あれっていつ止まるんでしたっけ3Gは。
3Gが停波が一番遅いのがドコモで2026年ですね。
2026年か。
まだあるの?
3年か。
ドコモはまだしばらくは大丈夫です。
auとソフトバンクがもっと早いですよね。
auはもう終わってるんじゃないですか。
あ、auは終わったんだ。
ソフトバンクがそろそろあったはず。
うーん。
どうでしたっけ。
あー。
まあ形はね、そのまま残って4G回線でも使えるモデルが結構出てますけどね。
はい。
個人的にフリップタイプとかも一回出してほしいな。
うん。
私はストレートですねやっぱり。
ストレートですか。
うん、ストレートがいいなあ。
ストレートね。
できれば、あのauのさ、鯉の、鯉、鯉、錦鯉。
あ、インフォバーね。
はいはいはい。
あ、インフォバーね。
あれスマホ版も一時期出ましたけどね。
うーん。
やっぱりあのガラケーですよね、あのデザインって。
うん、デザインいいなと思うんだよなあ。
そう、あれは確かにちょっと羨ましかった。
あと京セラのあのG-SHOCK形態。
あー、頑丈なやつね。
うん。
あったあった。
あれも最強っすね。
個性ある。
あれ、カシオじゃなかったっけ。
カシオか。
うん。
京セラはあれか。
京セラも似たような。
そうそうそう、そこ出してた。
で、あと個人的にやっぱり出してほしいのはソニーのあのちっちゃいやつですね。
ちっちゃいやつ。
premini。
あー、preminiありましたね。
すごいちっちゃいやつだ。
で、それの進化版でラジオ内蔵携帯が出たっていうね。
へー。
あの当時短波が聞ける唯一のガラケーという。
あ、あった。
短波かー。
短波か、すげーなあ。
あー、ねー。ガラパゴスでしたね。
ですねー。独自進化ですよね、ほんとに。
確かになー、これが世界に行った時どうだったかっていうとやっぱちょっと微妙だったかもしれないですねー。
時代がちょっと早すぎたような気がするなー。
確かに。
でもそれが日本の90年代の文化を作ってたとも言えますよね。
うん。
ギャル文化もそうだけど。
やっぱりちょっと引っ張ってましたよね。
うん。
まあ勢いはありましたね、日本のこういう家電メーカーというか。
そうだよねー。だってiPhoneが来た時の各社のコメントを見たやつよ。
よくあるじゃん。
そうだよ、強かったよ、強かったよって感じだもん。
鼻で笑ってましたもんね。
え、こんなこともできないのかみたいな。
物理キーがないのはダメだとかね。
言ってましたねー。
みんな今頃枕で顔を隠してるんでしょうね。
ジタバタしてるはずですよ、ベッドの中でジタバタして。
まあいろいろお世話になりましたという感じでございますけど。
そうです、お世話になりました。
ということで、またそのうち今度初期のスマートフォンみたいなのを振り返る時期が来るでしょうけども。
来るでしょうね。
まあ一旦今回はこの辺でというのもですかね。
そうですね。
はい、じゃあ次回もまた何か気の向くまま。
かな?次回まだ決まってないからな。
まだ決まってないので。
お、なんか金物ありましたのでここで無理な気にしたいと思います。
よろしいよね。
じゃあ次回もよろしくお願いします。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
まつげのラジオ。