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この番組は、東京で新規就農したあつえと、高校時代の後輩で、Base Side Farmのサポーター、アメリカ在住のまやこさんと一緒に、
農業や野菜、人生のあれこれを雑談と共にお届けする農系おしゃべり番組です。
ちなみに私の本名はあつえですが、番組では高校時代からのあだ名のあつえちゃんと呼ばれています。
おはようございます。
おはようございます。
あつえちゃん、元気ですか?
元気です。まやこさんは?
まあ、ぼちぼちですな。
ぼちぼち。
ぼちぼちですな。
まあ、暑いっていう話だよね。
さっきの、あの、ちょっと話したけどね。
はい、暑いでござる。
疲れちゃってるでござる。
はい、そうそう。
あつえちゃん、何か最近、何?面白いことあった?
面白いことは、これから、今までも細々と、細々とっていうか、取引は、下地はあったみたいなんだけど、
ネオファーマーズっていうグループとして、都内のちょっと近いところの、とあるホテルさんとの取引が始まるっていうので、
ちょっとした素敵な会食がありまして、
だから、うらやましい。
そう。
まあ、久しぶりに人間と喋ったっていうか、
まあまあ、いろんな料理を、
その、すごい素敵なホテルの、すごい素敵なレストランのところで、
会食をしてさせていただいて、
で、野菜もいくつか買い取ってもらって、
で、そこに、もう、そのコースだったんだけど、
すべてのお皿に、いろんな生産者のいろんな野菜が入ってるっていうスペシャルディナー。
すごくない?
すごいね。
ほんとすごかった。
おいくらなの?って、もうなんか、もう下水から思っちゃうよね。
ほんと。
ねえ。
ねえ。
まあまあ。
素敵な体験だね。
そうそうそうそう。
そう、素敵な体験の中で、
まあ、いろんな方とお話をした中で、
なんか、こう、農産物の付加価値。
やっぱさ、そういうホテルで取り扱う商品、
特に、その、地場のものを大事にされてるっていうところで、
地場のものっていうのは、地域の地産地消っていうところを、
こう、出していきたいってなった時に、
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なんか、今話題のさ、米もそうなんだけど、
その農産物の価格って難しいなっていう、
いろんな思いがあるなっていうのを感じたので、
ちょっと今回は、こう、農産物の価格、値段、
値段の付け方みたいなところをちょっと、
まあ、正解のないまま、いろいろおしゃべりしていきたいなと思っておるのですが。
そうか、値段の付け方。
まあ、消費者としては安い方がいいと思うよね。
普通にね。
だけど、なんか、あれでしょ?
そのさ、付加価値っていう話だと、
お客さんから見て、この価値があったら、これだけの値段を払いますよ、
プラスアルファで払いますよ、みたいな付加価値。
なんかさ、フルーツとかだとさ、あるじゃん、果物とかだと高いよ。
千力屋。千力屋しか知らないんだけど。
あの、霧の箱に入ったメロンはね、こっちの同僚からも言われるよ、
なんか、日本のすごいんでしょ、みたいな。
その、なんか、何だろう、付加価値。
贈答品とかだとさ、よくフルーツってあるから、
フルーツには付けやすいんだろうね。
その、ほら、甘みがあるとか、あれなんじゃないかな。
安いのと高いので、品質の差が分かるやつっていうのは、付加価値になりやすいよね。
そうね、やっぱり味が全然違うっていうので、
海産物とか。
あと、まあ、見た目もすごいさ、ちゃんと、こう、一個一個ラップして、
その、生産の時点からさ、虫がつかないように丁寧に。
あの、メロンのやつ。
編み目がさ、ちゃんとつくように、みたいなやつでしょ。
そう。
贈答品とかだと、その、ね、いつもより違う、いいやつですよ、っていうので送るからね。
でもなんか、野菜で、それを感じるってなると、あんまり経験がないからね。
だから、ほら。
これ、思うから、何だろうね。何、何だろう。野菜っていったら、
いや、珍しい野菜とか。
その珍しいもさ。
特に野菜とか、
お菓子とか、
お菓子とか、
お菓子とか、
お菓子とか。
お菓子とか、
お菓子とか、
お菓子とか、
珍しい野菜とか。
その珍しいもさ。
特に野菜。
珍しい野菜って、例えば需要がある珍しい野菜だったら、価値があると思うのよ。
例えば、ルバーブを、例えば海外を在住経験がある人とかが、
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日本に帰ってきて、あの時のルバーブおいしかったの。
ああ、売ってる。欲しい。ってなったらさ、
500円、1000円は出さないかもしれないけど、500円でちょこっと入ってたら、
いや、買っちゃうよね。ってなるかもしれないけど。
なる、なる。
だって、私が日本のマーケット行って、ごぼう売ってるの見て喜んでごぼう買ってくるのって一緒ってことでしょ。
そうそう。
ああ、高いのに。
そう、分かる、分かる。
けど、そのルバーブを、何も食べ方も何も書かずに、そこらの直売所に置いたとて、
何これ、おいしいの?って、え、すっぱいの?よくわかんないみたいな。
で、500円で売ろうが、1000円で売ろうが、100円で売ろうが、いつまでも売れない。
需要がない。
ってなってしまうと、その同じ商品なのに、価値が全く違う。
ってなってしまって、不可価値とは?ってたまに思ったりする。
それは、売る側、売る場所、客層。
そうねー。
そうねー。
そういうのって、っていうのかなーとか思ったり。
不可価値って言うと、私の考えだと、そのものの独自性っていうの。
特色、セールスポイント、個性みたいな。
それが不可価値だと思うんだよね。
野菜ってさ、生活とすごい密接じゃん。
だから、その生活にすごく密接してるところに、あんまり独自性って求めないよね。
なんていうの?機能とかさ、あんまり求めなくない?
特に玉ねぎなんかはさ、常にお店に置いてあるような定番商品で、一応収穫するのって6月とかなの。
けど、安定供給されて、安定的に。
玉ねぎ1個が300円とか、あんまり見たことないじゃない?
だいたい高くて100円前後みたいな。
そうだよね。あんまり値段上がると、また今度、文句しか聞こえなくなってくるよね。
高くて、みたいなことになっちゃうじゃん。
だからね、不可価値って、
例えば、さっき玉ねぎが出たけどさ、新玉ねぎだったらちょっと高くなるみたいなことはできないの?
これは旬で、その時期にしかないっていう、
旬としての不可価値はあるし、
やっぱそれができる料理も限られてくるから、
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不可価値だよねっていうのでちょっと高かったり、
鮮度がいいほう、新玉ねぎは水分が多いから、鮮度がいいほうがいい。貯蔵品とはまた違うさ。
良さがあるってなると、多分日本独特なのかわかんない。
アメリカでもファーマーズマーケットがあるから、そこで鮮度がいいもの、悪いものっていう感覚はあると思うんだけど、
やっぱ旬の鮮度がいいものっていうさ。
旬を大事にしてるなって日本の人はって思ったよ。
発芽の天気がいいって言うじゃん。
そういうのとかこっちの人はあんまり気にしないから、
だからそういうのは旬であるっていう不可価値ではあると思うんだけど、
でもさ、旬とかはさ、私らが生まれる頃から旬の話はずっとしてるわけよ。
安定供給っていう、もっと生活に便利な、旬を喜ぶよりも安定供給のほうが、
ぶっちゃけて話は嬉しいわけよ。1年中同じものが食べれるほうが。
日本人がそれに慣れちゃってるから、日本人というか今の人たちがね。
だからさ、そこで不可価値っていう話になるとちょっと弱いよね。
不可価値ではあるんだけど、不可価値をつけようって言ったときに、
あ、これだ!っていう不可価値ではなかった。
何でしょうね?パッケージデザイン?パッケージデザインはダメ?
よく言われるのがストーリー。ストーリーを売るみたいなところで、
生産現場の苦労の話とか、生産者の雰囲気を一緒にお届けするみたいなところかな。
なので、キャベツはキャベツだし、玉ねぎは玉ねぎなんだけど、
その背後にある生産者の思いを感じるみたいな。
ので、ゆうて玉ねぎは300円ぐらい?200円?プラス200円になっても、
1個2個は売れるかもしれないが、畑には1000個ぐらいあるんですよっていう話で、
1000個を全部200円で売るのかっていう。
そうだよね。
ブルーツぐらいの値段の幅があると、それに特化した農家さんが出てきてもいいような感じはするけど、
でも玉ねぎの値段が、そうか。そうなんだよね。
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あと玉ねぎだとね、野菜は火を通すものが多いからね。
高く買ったのに火を通しちゃって、いろんなのと混ざったら、
高いお店行くと、ドコドコさんの山芋を使ってみたいな話になるから、
やっぱり、そうなんだろうな。
私が思ってるよりも、鮮度とか生産者さんの思いっていうのは大きいんだろうね。
私がわからないだけ。
ストーリーとか言っても、私冷たい人間なんだよね。
シタコじゃねえと思っちゃう。自分の人の先は。
でもそれが大半だと思う。うちのお母さんもそれだよね。
綺麗な野菜が欲しいって、真っ先に言われたよ。
そうなんだよ。
さっきからフルーツの話しか出てこないんだけど、私の頭の中からは。
フルーツだと、いちごの話とか聞くと、そうなんだと思って、
贈答品でって思うわけ。
お父さんに送ってあげようとか、梅干しのやつとか見ると、
思うわけ。お母さんに送ってあげようとか。
野菜ってさ、その後調理するじゃん。
だから、なんていうのかな。
珍しい野菜は送れないでしょ。
送られた人がさ、食べ方わかんなかったら。
困っちゃうよね。
困っちゃうんでしょ。
かといって、野菜を上手く調理できるほどの腕を持ってる人でもなかったりするとさ、
私はなっちゃうし、自分が食べる分だったら、特に安ければいいっていう。
でもなあ、どうなんだろう。安ければいいと思うんだけど、
こっちでおいしくない大根を食べたときに、
やっぱり日本の大根がおいしいって思うときはあるわけよ。
だから、おいしい野菜とおいしくない野菜があることは、こっち来て学んだ。
日本の野菜はおいしい。
もっと感謝しなきゃいけなかったなって思う、私は。
だけど、それを付加価値って、ブランディング?
ブランディングっていうか、マーケティングよね。
って思ったね。
なんでしょうね。
アトエちゃん言ってたじゃん、流通経路の話とかもしてたじゃん、前。
間に立つ人がいるでしょ、アトエちゃんとお客さんに行くまでの間の人が。
だから、その人にも割と優しくないといけないよね。
だからこっちで高い値段吹っ掛けても買ってもらえないでしょ、その間の人に。
そうそう。
よくさ、中間搾取とかって言われちゃうんだけど、農協とか流通業者さん。
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けど、その人たちがいなければ、全然物は回らないから、最低必要経費にそこは含むべきもの、大事なコストだよっていうのはすごい思うよね。
ガソリン代が上がる、人件費が上がるっていう、下げようがないところはあるし、車って一応集荷するからさ、車も修理も点検も必要ないかっていうとそうじゃなくて、
必ず車検はあるし、安全運転する維持費と保険とってなるとさ、もうそれだけで乗っかる部分はすごいあるし、
販路の開拓も私がしない分、それをやってくださる人がいるわけじゃない?
だから、私の野菜も今まで5個しかお取り扱いなかったのが、10個、20個って増やせるっていう、出口がないと全然話にならないから、出口も常に新しく開拓していく。
胃袋の数とかお店の数、お店の数は決まってるっていうのはちょっと難しい言い方かもんだけど、どんどん閉店したり、新店オープンしたりで、
細胞の活性化じゃなくて、新陳代謝があるからさ、たくさんお店を開拓しました、はい終了ってわけにはいかずさ、それをやり続けなきゃいけないってなると、会議もタダじゃないからさ、
お金をかかって、誰かの人権費がかかって、ってなると、下げられるところはどこかっていうと、農産物?みたいになっちゃって、
難しいとこだよね、じゃあそれを自分で農家が一人一人取引先を探して、そういう人もいる、それが一番手っ取り早いし、できる農家だったらやればいいんだけど、
一人農家だと、一人の人が会食とか会議とか言ってる間に畑が止まっちゃうわけで、そうすると翌日の出荷ができない、種分けができない、止まってしまうっていう、そこで人を雇って、
そうするとまたね、増えるもんね経費がね。
その分、生産事業も増えればトントンになるのかなと思うんだけど。
どっちを先にやるか。人を雇うって結構ギャンブルじゃん。その人の生活もかかってるから、
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事業が増える見込みがあれば人を雇ってもいいけど、雇った後にやっぱできませんでしたっていうのは、ちょっとギャンブルじゃん。
だから、その見立てが立ってから人を雇うしかないんだけど、でも何も始められないっていうかさ、いろんなことが入り組んでるわけじゃん。値段つけるにしても。
そうするとさ、みんなで一斉にやらないとダメな感じはするよね。だから農家さん一人がやっても、それは絶対浸透していかないじゃん。
で、前アトリちゃんが言ってた需要と供給の話もあるからさ、野菜の値段が、一人の人がすごい、例えばアトリちゃんが付加価値をつけてた野菜をちょっとするじゃん。
どの真ん中の人返さないで、自分で売り歩いてたとしても、結局アトリちゃんの野菜が高いっていう印象しか残らない可能性もあるじゃん。
そしたら、アトリちゃんの野菜売れないかもしれないでしょ。そしたら、アトリちゃんが始めた事業がさ、続かなくなっちゃうわけじゃん。
そうなると、どっか一箇所が上げても、そこがすごい体力がある農家さんとかじゃないと、長続きしないでしょ。
だから、値段を変えるんだったら、一斉にみんなで上げないといけない感じはするんだよね。だから、数で戦う。値段の。
みんなで上げる。
みんなで上げる。
だから、付加価値とかじゃなくて、値段の付け方の話ね。付加価値とかはわかるよ。付加価値を付けるのはわかるんだけど。
日用品、生活に近いものであればあるほど、付加価値を付けたところで、みたいなのを私はちょっと思っちゃうのね。
付加価値を付けたところで、あ、でもどうなんだろう。すっごい高いトイレットペーパーとかあるじゃん。
だから、そういうふうにしてやっていけばいいんだろうけど、でもなんか野菜すごい種類あるし、いろんな生態もあるから、だったらもう適正な。
でも適正な値段って何なんだい?
それが相場で。
相場なの?
相場になるんじゃない?農業新聞とかだと毎日その相場の値段が載ってて、玉ねぎいくらいくらみたいに。
でもそれで農家さんはやっていける値段なの?
大手でやってる人とかに合わせちゃうよね。やっぱりそうすると。
ですよね。
小規模でその小さい機械でちまちまやって手で取ってみたいなことをやってると、で、その大規模と同じ値段でやろうとすると、ちょっとしんどいよね。
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しんどいよね。
あるけど、実際、私が今付き合いのある買い取りしてくださる業者さんとか、あとは売り先とかは、その相場よりも若干高めなところはあったりはするので、ありがたいなと思いつつ、
私もその産地ほどではないけど、それなりの数を出せば、その気持ち的に余裕のある適正な収入が得られるのかっていう希望もありつつ、数出すって大変だなって思って。
そうそう、だってほら、なんだ、天候にも左右されるところがあるしね、なんか、計画通りにいかないことが多いわけじゃん。
特にほら、小さいところとかだとか、そんなはずじゃなかったもあるだろうしさ。
ってなると、でもなんかその、なんていうのかな、ほら、前さ、企画外野菜の話とかのときも値段の話になったじゃん。
企画外だから安く売ればいいんじゃないかみたいな。でもそれやっちゃうと、価格崩壊が起きちゃうって。
そうそうそうそう。
だからそうだなと思って。でも、なんだろう、消費者とすれば安気で安い方がいいんだけど、でも、継続して続けていくための値段が適正価格だと思うのね。
なんか、相場は分かるよ。相場はお客さんと、お客さんの相場だったりもするじゃん。お客さんがこれだけ払えますよっていう値段なんだけど、
農家さんが、農家さんだけじゃないよ、落農さんもそうだしさ、落農さんも農家さんなのか。
まあいいわいいわ。そういう人たちが生活できるぐらいの値段が適正価格になっていけば、みんなが長い時間安心して食べ物が食べられるようになるんじゃないかなってきれいごとなんだけどね。
うんうん。
思うんだよね。なんか、なんだろう、そうなんだよ。だからなんかさ、安気でいいってのは目先のことでしかないのよ。
今日明日生きていけるかの人の考えなんだけど、もう40も過ぎてるから、長い未来のことを考えなきゃいけないと思うんだよね、私もね。
そうすると、長く続けられる値段はいくらかっていう話だよね。長く続けられる。だからお客さんも買えるし、
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お客さんの力強くない?農産物って値段。お客さんが買うか買わないかの値段なんでしょ、それってもう。
お客さんっていうのは最終的な消費者。
最終的な消費者、消費者。消費者が買うか買わないかの値段じゃん。
まあでもな、私も安いほうがいいと思うんだよね。でもさ、安いの安いのだとさ、作ってるほうの人が大変ですって言ってみんなやめちゃうんでしょ。
そしたらさ、もっと手に入らなくなっちゃうじゃん。手に入らなくなったらさ、それこそ今度値段が思いっきり高くなっちゃったりするわけでしょ。
止めるものだけが買えるようになっちゃうじゃん。
なんだっけ?どこで聞いたんだか忘れちゃったんだけど、
アメリカ、海外と日本の値段のつけ方が、今回の米騒動ですごい如実に現れたらしいんだけど、
安い米がなくなってしまう。
で、日本って値段を吊り上げない文化らしくて、物が少ないと価値がある。
じゃあお米10キロ1万円ですみたいのは出てこなかったっていう話。
日本優しいよね。いろんな意味で。
特に食べ物とかは、お客さんは神様ですがあるからさ、
食べられなかったら、食べられなかった人がいたらかわいそうだから、こういう値段設定にしましょうみたいなことが結構あると思うんだよね。
だけど、アメリカは高いよ。
買えなかったら、うん、大変だねって。だけど、高ぇーってなるよ。
卵とかね、そうだったでしょ。えぇーってなる値段になっちゃうわけよ。
日本もそうだったと思うけど、卵はね。
日本の海産物とか、これもちょっと本当かどうかわかんないけど、
中国がさ、日本食ブームだし、中国の人がすごい日本のものを買ってくるでしょ。
で、日本が輸入しなきゃいけないものがあったりするじゃん。小麦とか大豆とかもそうなんだけど、
もうなんか、マグロとかもさ、中国の人が全部買ってっちゃうのよ。
そうすると高いお金出すから。だから日本が手に入れられなくなっちゃうっていうね。
だからその、何て言えばいいのかな。薬肉供食なんだよね。
それは、需要と供給が釣り合わなければ、値段もそれなりに変わっていくっていうのはあるからね。
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お米はそうだったんじゃないかなと思うよ。
でもなんか、キャベツ一玉1000円ですって言われたら、
買わなくていいかってなるよね。
買わなくてもいいかなって思う。
そこが今、食があふれてる世界っていうのかな。
米がなくても、誰も餓死しなかったっていう。
昔、今回はその一時的なものだったから、それほど問題じゃなかったんだけど、
本当に本当に、例えば、米が超不足で、備蓄米も全部出ました。それでも足りませんってなっても、
米がなければヌードル食べればいいじゃないっていう。
まださ、全部が全部ダメっていう世界じゃないけど、
野菜も、キャベツがなければレタス食べればいいじゃないみたいに。
時期がかぶらないものとか、
代用品でね。
代用品で、なんとか食いつないで、また次のシーズンが来れば、それが現れてくれるとか、
産地がまた動いていけば、シーズンが来た産地からどんと来るみたいなところでいくとさ。
そう、だけど、それは、なんだろう、よくない。
よくないっていうか、私は悲しい。
食べ物ってさ、エネルギーだけじゃないじゃん。
体のエネルギーだけじゃなくて、心のエネルギーだったりするじゃん。
だから、おいしいもの食べると幸せになるじゃん。
だから、例えばキャベツ高いなって言って、キャベツじゃなくてレタスで焼きそば作ったとするじゃん、形が似てるからって言って。
でもさ、レタスの焼きそばとキャベツの焼きそばは違うんだよ。
収録がとても長くなってしまったので、本日の配信はとりあえずここまで。
またね。