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2024-03-28 18:05

Level 295 N - "静かの丘"

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タイトル: Level 295 N - "静かの丘"
作者: Tomonari_Kuon
ソース: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com/level-295-n
作成年: 2023
ライセンス: CC BY-SA 3.0

©️The Backrooms JP Wiki: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com

#Backrooms #バックルーム #podcast

サマリー

危険なレベル295N階層は、砂漠のような光景を持ちながらも日本の気候に近く、放浪者の健康には紫外線や砂塵の影響があります。また、特筆すべき点としては低重力の環境であり、Wi-Fiの受信も可能です。ただ、呼吸はだいぶ苦しくなってきています。一応対策はしていますが、久しく歩いてきましたが、ゴールはまだまだ遠そうです。

レベル295Nの特徴
Level 295 N 危険度④ 空間信頼性・安定 実体信頼性・実体なし
Level 295 N とは、バックルームにおける295N番目の階層である。
概要、Level 295 N は、晴れ渡った青空の下に、砂砂漠と類似した砂丘が果てしなく続く階層である。
階層内で目にする光景は、白みがかった無限の砂と、極度に緩慢な歩調で、昼夜を推移する空によって構成されており、それ以外の要素はほとんど見受けられないだろう。
こうした砂が形成しているすり鉢状の地形は、時に高さ数十メートルに及び、風化や侵食を受けることなくその形状を維持している。
階層内では昼と夜がそれぞれ、日数換算にして15日近く続くものの、昼夜の気温について激しい日角差は存在せず、温湿度はおおむね気温22度、湿度55%前後で安定している。
そのため、砂漠のような光景を有しながらも、気候としては日本に近い環境であると推測されている。
しかしながら、レベル295Nでは、雲の発生やそれに伴う降雨・降雪は一切確認されておらず、また、階層内は一定して無風の空間である。
故に、極端な酷暑、寒冷に対応するための衣服を身に着けておく必要性はないだろう。
しかしながら、階層内では太陽光を遮るものが一切ない中で、およそ360時間もの間、直射日光にさらされ続ける恐れがあり、さらには地表からの照り返しも厳しい。
紫外線による皮膚への影響を防ぐためには、地肌が出ないような衣服を着用することが望ましいだろう。
レベル295Nでは、紫外線や降雪の減少によって放浪者の健康が阻害されるリスクの高さ、強固な空間の安定性による外れ落ちの困難性、発見が容易な確立された出口の少なさ、
ソーラー式充電器を持ち込むこと以外で給電が不可能な点など、長期の滞在によって放浪者の身に生じるリスクが複数存在している。
不安定ながらもWi-Fiが存在することや一定の飲食量を確保できる見込みがあるため、居住が不可能とまでは言い切れないが、安全性を総合的に評価すると、侵入や長期滞在の試みは非推奨である。
低重力と環境への影響
低重力
この階層で最も特筆すべき点として、放浪者を含むこの階層に存在するあらゆる物質に係る重力が、現実世界の地球のものと比べて比較して遥かに小さいという点が挙げられる。
そのため、慣れないうちは歩行をはじめとしたあらゆる動作においてバランスを取るのが難しく、常に転倒の危険性があるため注意が必要である。
この現象、最大の懸念点として、放浪者が一歩足を進めるたびに砂塵が空中に舞い上がってしまうという問題がある。
階層内では、この砂塵が鼻や口から体内に侵入するリスクが常につきまとい、短期的には花粉症のような症状を、長期的には人肺症のような症状を引き起こす可能性がある。
十分な対策なしに階層に滞在し続けると、次第に咳や痰が頻発するようになる。
長期の滞在による砂塵への慢性的な曝露によって症状が進行すると、軽度な運動であっても呼吸に困難をきたすようになると報告されている。
また、軌道以外にも目や電子機器の隙間など、この砂塵がありとあらゆる隙間に入り込むという性質がレベル295Nの危険性に拍車をかけている。
そのため、放浪者はなるべく防塵マスクを着用するか、そうでなくとも何らかの布を口元に当てるなどして体内への砂塵の侵入を最小限に抑えることを推奨する。
階層の空には太陽や星々のような天体のほか、大きさにして太陽のおよそ4倍ほどの青い惑星のような天体が浮かんでいる。
この星の輝きはとても強く、たとえ階層内の太陽が完全に沈み込んだ夜の時間帯であっても、他の天体がほとんど観測できないほどに強い光を放っている。
青い星はほとんど位置を変えずに天球上に固定されており、地平線へ沈むことはない。
そのため、階層内ではいかなる地点からでもこの星を目にすることができるだろう。
目視による観測の限りでは、この星自体もゆっくりと自転しているように思われ、日数換算にしておよそ1ヶ月ほどの周期で道かけを繰り返しているようである。
なお、その表面は宇宙空間から撮影された現実世界の地球に酷似している。
物品、砂、階層を構成する砂、前述の通り肺への悪影響を及ぼす危険性を有しているものの、注意深く演技すれば接触が可能なようである。
食味に関してはわずかに甘く、プレーン味のプロテインのような風味がすると報告されている。
この砂は生存に必須な栄養素を含んでいると考えられており、砂の実を摂取していた場合でも数週間以上の生存が可能であったとも報告されている。
陰灯や気管への誤演といった可能性もあり、危険性もあり、積極的な接触は推奨できないものの、ガシを免れるためには接触を試みるのも一つの手ではあるだろう。
また、ごく稀にコンペートのような砂糖の塊が小石のように砂に混じって見つかることがあり、レベル295Nからの最も安全な脱出方法となるため、発見次第に接触することを推奨する。
オアシス
海藻内の窪地で稀に発見される地下水の湧き出すオアシス。この水はとても透き通っており、健康上も問題なく摂取可能であるとされている。
ただし、風味については完全に無味無臭であるとされ、評価は概ねかんばしくない。
オアシスのサイズはまちまちであり、大人の肩幅ほどの小規模なものもあれば、周囲を一周するのに数日を要すほど大規模な大規模なものも存在する。
砂遊びセット
海藻内で散見される砂遊び用のおもちゃセット。プラスチック製であり、フォークや蒸炉など様々な形態が見られる。
特に、砂の接触やオアシスの水の確保に役立つバケツやコンペートを探すのに役立つ不類を発見した際は、積極的に確保しておくと良いだろう。
放浪者の中には、オアシスの水と砂をバケツで混ぜ合わせて摂取していたものもいるようである。
こうした砂遊びセットが発見される周辺では、砂中に合成樹脂製のサンダルが埋まっていることがある。
こうした場合、スコップなどを用いて砂を掘り返せばサンダルを入手することができるだろう。
アクティビティ用品。
海藻内でごく稀に発見されるレジャー用品。いずれも大破したような状態で放棄されている。
これまで確認されているものとして以下のものが挙げられる。
サンドボード、ベース、板が真っ二つに折れている。
セグウェイ、バッテリーが切れており、タイヤが破損・欠損していることが多い。
ファットバイク、チェーンの破壊やハンドルバーの欠損が見られる。
パラグライダー、翼が破れている他、そもそも海藻内は無風である。
また、これらのアクティビティ用品に付随するようにして、周辺に飲みかけのペットボトルや帽子、ハンカチといった落し物のような物品が落ちている場合もある。
Wi-Fiの受信可能性
Wi-Fi。海藻内では微弱ながらWi-Fiの受信が可能である。
最もよく見られるWi-FiのSSIDはUSA69-1-62であり、パスワードは設定されていない。
なお、青い星が新月に近い時ほどWi-Fiの安定性が僅かに向上する傾向がある。
微行。前述の通り、海藻内の砂は風化や侵食を受けない環境下にある上、これまでに海藻内で他の放浪者との遭遇は報告されていない。
しかしながら、自分以外の人の足跡を発見したという報告が数件ほど寄せられている。
レベル295Nで、青い星の方向に11年間歩き続けると現実世界へ帰還できるという噂が存在する。
ただし、帰還者報告スレッドにはそのような報告が存在しないため未検証であり、
ましてや青い星が北極星のようにほとんど位置が固定されているからといって空に浮かぶ星に近づけるようには思えないが、
噂の信頼性をいぶかしむ声も多い。
この噂にまつわる根本的な問題として、その危険性から海藻内で11年間生存し続けること自体の困難さがある。
たとえ帰還できる可能性があったとしても、生存上の問題がある限り、
この噂を信用してレベル295Nを通じた帰還を試みることができる。
ついき、本記事の作成後、レベル295Nへの到達報告を最後に行方をくらませていた放浪者が、およそ5年ぶりに生存報告を投稿した。
添付された画像は海藻内で撮影されたものと思われ、当該放浪者は依然としてレベル295Nから脱出できなかった。
あるいは、意図的に脱出を試みていないと推測されている。
以下はその投稿を引用したものである。
Q.underbar hte3kd5w6d
2023年9月1日、金曜日。
Q.underbar hte3kd5w6d
2023年9月1日、金曜日。
ID asje9tcimx5tp
295nで拾ったスマホを使って投稿しています。
スマートフォンについて
このスマートフォンはアクティビティ用品に付随する落し物の可能性が高い
ただし、この投稿以外でこうした通信機器が発見されたケースは現在までに報告されていない
ロックが解除できなかったため初期化することになり、お年主には申し訳ない
長らく報告できていませんでしたが、なんとかまだ生きてます
レベル295Nへの入り方
ただ、呼吸はだいぶ苦しくなってきました
一応対策はしているんですけどね
久しく歩いてきましたが、ゴールはまだまだ遠そうです
でも行けるところまでは行こうと思います
それに見てください、これを
だんだんと青が近づいてきましたよ
添付された画像を開く
添付された画像
画面上の天体は青い星と同一のものと思われるが
冒頭の画像と比較しても非常に大きい
2025年11月現在、この報道社からこれ以上の報告は入っていない
また、概要に示した通り
レベル295N内部での長期滞在は健康上のリスクが高いため
決して推奨されない
入り口と出口、階層への入り方
レベル20Nにやってきた電車に飛び込んだところ
冷ますとレベル295Nに到達していたという報告例が存在する
レベル109Nで月をテーマにした作品を上映する
宇宙劇場の非常口に進入すると
レベル295Nに到達する
非常口は視界から外れると消失する
レベル216Nで変化の直前に出現した
おくるみに包まれたタケノコに触れたところ
唐突に外れ落ちてレベル295Nに到達したという報告例が存在する
レベル314Nで実体である宇宙服のヘルメットを強引に外したところ
レベル295Nに外れ落ちたという報告例が存在する
階層からの出方
レベル295Nで夜間にのみ稀に発見されるテントに侵入すると
周囲が満月状態のレベル17Nに痴漢される
レベル295Nで稀に発見される
サメの衣装が施された比較的大きなバケツを頭から被ると
突如として大量の潮水に押し流されてレベル58Nへ到達する
レベル295Nでごく稀に砂に混じって発見されるコンペートを接触すると
意識が混濁していき
目を覚ましたときにはレベル112Nへ到達している
この際階層内に表記されたフロアの数値は
壁の隅まで続くほど高い数値を示している
レベル295Nでごく稀にオアシス状に漂っている浮き輪を下からくぐり抜けると
レベル500Nの後衛団地の一室の浴槽内へ到達する
レベル295Nで青い星の方向に11年間歩き続けると
レベル295Nの階層と出口
現実世界へ到達するという噂が存在する
一番最初
フォロー者によって撮影されたレベル295Nの画像
夜?夕方なのかなこれ
青暗い空
雲一つない青暗い空に
下はもう砂漠
地球そっくりの天体が半分ほど上半分ほど見えてますね
2枚目は砂遊びセット
レベル295Nで発見される砂遊びセット
そのままですね
砂中から発見されたサンダルも
クロックスみたいな穴あきの
ゴム製のスリッパサンダルって感じですね
で投稿者の写真
かなり地球らしき天体が近づいていますね
地続きになってるのかな
惑星と惑星で離れているわけじゃなくて
繋がっているのかな
うーんこういうバックルームもあるんですね
閉鎖空間ではなくもう
完全に変境の地という階層
階層って言っていいのかなこれ
階でも層でもない気がするんですが
もう世界と言っていい気がしますが
あの星新一のショートショートとかにありそうですね
っていうかあった気がする
こういう宇宙空間とかじゃなかったかもしれないですが
なんかあのボタンがいっぱいあるボールを渡されて
渡される人はその死刑囚かなんかなんですよね
確か犯罪者で無期懲役みたいな感じで
ボタンがいっぱいあるボールを渡されて
こういう砂漠みたいな何にもない地帯を
歩かされる歩かされる
でボタンを押したら食料とか水が出てきて
食いつなぐことはできるんですが
毎回ボタンのどれか一つが爆発ボタンで
それが爆発したら死刑執行の代わりになるみたいなんで
おっかなびっくり毎食毎食食べてる
食べないと死ぬから
でも押したら死ぬかもしれないみたいな
ドキドキで食いつないでいってっていう男の話
確か星新一であったんですけど
あれがすごい心に残ってて
オチもかなり好きでしたね
っていうのがちょっと読んでいて想起されました
面白いですね
また数十年後この投稿主さんが
やっと帰ってこれましたよっていうのを
投稿されるのを願うばかりです
ではまた次回お疲れ様です
18:05

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