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レベル213 N
危険度② 空間信頼性安定 実体信頼性不明
レベル213 Nとは、バックルームにおける213 N番目の階層である。
概要
レベル213 Nは、木造の民家のような構造が、廊下によって平面方向に不規則に接合された構造の階層である。
階層内は基本的には、放浪者の鳴らす音以外は無音であるが、
稀に、つくつく坊主と思われる鳴き声や救急車のサイレンが遠くから一瞬聞こえた、という報告がある。
階層内は廊下と接続された部屋からなり、特異的な現象が多々見られる会場とその他の部屋に分けられている。
基本的には安全であるものの、全体的に薄暗く、原因不明の失踪が発生することがあるため、長いは避けるべきだろう。
また、できる限りこの階層では睡眠をするべきではない。
この階層は蒸気でも示したように、廊下、会場、その他の部屋で構成され、この階層に到達した放浪者は多くの場合、廊下にいることが多い。
これらの部屋に見られる蛇口やトイレのレバーを回しても水が流れず、またコンセントから充電もできないことから、他の家のような特徴を持つ階層と比較しても利点が少ないと言える。
廊下はこの階層では比較的に明るい空間であり、5メートル程度の廊下を天井に取り付けられた電球が照らしている。
注釈。電球の周りを蛾のような虫が飛んでいたという報告もある。
壁際にはプラスチック製の寛容植物やモップやホウキといった掃除用品、動物用のキャリーケース、飲み干されたペットボトルなどが置かれているが、特にこれといった物資は見られず、また危険になり得ることも発生しない。
キャリーケースについて注釈。完全な無臭で埃をかぶっている。いくつかの扉が設置されており、他の廊下や部屋につながっている。
会場。会場は廊下に平均して1つ存在する得意な部屋である。
会場には菓子パンや栄養ドリンク、スープ、トレイに入った惣菜などが見られるほか、必ずケーキが置かれている。
03:08
ケーキはチョコや抹茶などいくつかの種類が発見されているものの、大半の場合がストロベリーショートケーキである。
これらのケーキは他の食品と合わせて1人分程度にカットされており、中心付近にロウソクが1本立てられている。
会場はこのロウソクの明かりのみで照らされており、非常に薄暗い。
会場は多くの場合、いまに形成されることが多いものの、寝室やお風呂、トイレなどで発生することもあり、その場合乱雑に食品がばらまかれ、床に敷かれた布団の上やお風呂の浴槽の底などにケーキが置かれるなど、異質な様相を見せることもある。
この部屋に見られる食品は安全に摂取することができるものの、ケーキはどこか生臭くパサパサした味わいであるため、食べていて心地の良いものではない。
また、稀にクリームの中に果物と一緒にハエのような大きな虫や肉片が埋め込まれていることもある。
また、いくつかのケーキや惣菜からは、砕かれた何らかの錠剤の一部と見られるものも確認されたり、飲食後に吐き気や頭痛を引き起こす場合がある。
多くの場合、会場は多少の日用品こそあれ片付いているものの、蒸気のような異常が見られる会場の場合は、ビニール袋の中や壁の隅に市販されている咳止め薬の空箱やコンビニ弁当のゴミなどが捨てられていたりと散らかっていることが多い。
また、会場内には決して少なくない頻度で何らかのぬいぐるみやラブドールといったものが置かれていることがある。
それらには、誕生日おめでとうと書かれたメッセージカードが貼られていることもあれば、放送紙にくるまれたプレゼントを抱えていたりする場合もある。
プレゼントについて、注釈。
稀に懐中電灯や爪切りなどが入っていることがあるが、大半は錆びた金属片が入っていたり、綿が詰められているか空箱である。
また、ぬいぐるみの場合は触れるとゴツゴツしている場合があり、チャックを開けたり引き裂くことで中に入っているものを取り出すこともできる。
しかし、入っているものは多くの場合活用できないもので、不快なものや危険なものも混ざっているため、破壊する必要はあまりないだろう。
ぬいぐるみから普遍的に発見される物品。
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大量のロウソク。
バースデーソングの録音されたテープ。
先が欠けた果物ナイフ。
ヒビが入った写真盾。
注釈。
一人の子供と夫婦と思われる男女が写された写真が入っている。
尿とタバコの吸い殻が入ったペットボトル。
わずかにオイルが入ったライター。
人形の頭部。
小さなメモ帳。
注釈。
内部はすべて黒いペンで大まかな人間を描いたような絵で埋まっている。
ガラスや陶器の破片。
色鉛筆。
注釈。
発見された色は赤、黒、紫、茶色のみである。
梵天棒がついた紐。
樹図に見られるフサフサした飾りがついた紐。
梵天棒でいいんですかね。
ちょっと調べてみますね。
梵天棒で大丈夫そうですね。
樹図の先についているポンポンみたいな、小さいポンポンみたいなやつのことですね。
続きを読んでいきます。
あとは最後、遺杯。
暗いに麻雀牌の牌の方ですね。
改名が書かれていたはずの部分は削り取られている。
物品は以上です。
これらの物品は一つのぬいぐるみから平均して二つ程度見つかることが多く、
詰め物の中に詰まるように埋まるようにして入っている。
詰め物は多くは白い綿であることが多いが、
稀に赤ちゃけた綿や爪、髪の毛、米などが詰められていることもある。
会場ではない部屋はまとめてその他の部屋に分類される。
見られるものは和室や子供部屋、寝室など様々な種類があるものの、
基本的に一般的な家の構造と大きく異なることはない。
また多くの部屋のドアには鍵が掛けられておらず、簡単に入ることができる。
しかし多くの部屋は最低限の調度品がきれいに整えられたまま、
埃が積もるまで放置されているようであり、人の気配はない。
しかし寝室だけはシーツが散乱し布団が壁際に集められているなどの生活感がある。
これらの部屋には特に目立った物資は確認できず、滞在する利点はほとんどないだろう。
09:06
この会場では普段実態は確認されない。
しかし特定の行動をとると出現する場合がある。
それが睡眠であり、特に会場で椅子に腰掛けながら睡眠をとった場合は非常に高い確率で遭遇することになる。
放浪者が目を覚ますといつの間にかロウソクが消えており、他の椅子に椅子の分だけ実態が座っている。
その他の部屋で眠った場合は放浪者を中心とした炎上に取り囲むように数人現れることが多い。
この実態は鍋を被った人の姿をしており、火の消えたロウソクなどの一点を注視しながら、音の出ない程度の緩慢な速度で拍手を続けるという行動を行っている。
鍋について注釈。
実態の背丈によって小鍋から圧力鍋まで広範な報告がある。
目覚めた時からすでに前方と横で拍手を続けている様子は異質で不気味であるものの、これ以上の行動を起こすことはなく、放浪者がこの会場を離れても特に興味を示さず、しばらくして戻るとロウソクに火が灯っているのと共にこの実態は消滅している。
この実態はいわゆる首なしと呼ばれる後半に見られる実態の一種なのか、全く異なる実態なのかは現在のところ鍋を持ち上げてその姿を確認したという報告は存在しないため不明である。
物品。
会場でケーキに刺さっているロウソクは長く滞在していても消費され消える様子が見えないため、このロウソクを持ち出して他の階層で光源にすることも可能だと考えられるが、実態が他の階層でも現れるかもしれないという放浪者自身の懸念からか、実践されたという報告は現在のところ上がっていない。
美好。
この階層は放浪者の間でしばしば現実世界の建物が人知れず流れ着いた場所だと噂されており、逆説的にこの階層で自分の家の間取りを見つければ帰還できるという仮説が立てられたことがあった。
そして一定数の放浪者がこの階層の探索を行ったものの、進展となるような報告は現在まで見られていない。
この階層で放浪者が失踪する原因は現時点では不明であるが、失踪した放浪者のうち数名が実体の鍋の中を覗くことを示唆するような投稿を最後に行っている。
入り口と出口。階層への入り方。
12:03
バックルームズで誕生日を迎えるとこの階層に到達する可能性がある。
注釈。到達した多くの放浪者は自身の誕生日のことを忘れていたが、そのことがこの階層の到達に必要かは不明である。
レベル21Nで暗い会場を探索しているといつの間にかこの階層に到達していたという報告がある。
階層からの出方。
レベル213Nで人形の中に入るとレベル8Nに到達する。
注釈。この際にはクッションの中や間に到達することもあるため注意が必要である。
レベル213Nで玄関を見つけ開くとレベル34Nに到達する。
レベル213Nで眠るとレベル794Nに到達することがある。
注釈。前述した通り実体に囲まれる危険があるため推奨されない。
画像が3つ。
会場の写真。
部屋があって説明通りですね。真ん中にケーキらしきものがあってそこにロウソクがあってそれが唯一の光源。
なのでめちゃくちゃ薄暗い。中心以外は暗くて何もわかんない状況です。
2枚目。浴槽の底に置かれたケーキ。
シュールだなこれ。本当にそのバスタブ。
空のバスタブ。水も何も入ってない状態のバスタブの下にケーキがお皿があってケーキが1人分置いてあってそこからちょっと明かりが出てる。
で3枚目。置かれていたぬいぐるみ。
なんかあの映画の、映画のなんていうのあれ。画像というかジャケットみたいなすごいかっこいい感じのパンダのぬいぐるみの画像がありますね。
右半分だけ明かりがあってパンダの様相が見て取れて左側も暗闇、真っ暗闇で輪郭がぼやけてますね真ん中で。
1点だけちょっとあって思った点があって、ぬいぐるみの剣ですね。
ここだね。詰め物は多くは白い綿であることが多いが、稀に赤ちゃけた綿や爪、髪の毛、米などが詰められていることもある。
これはね、バックルームス話聞いてくださっている方は基本的にねこういうネットのホラー話とかお好きな方が多いと思うのでご存知かもしれませんが、あれだね。
一人かくれんぼってやつですね。
15:00
ぬいぐるみに自分の髪の毛とかを入れて米を入れて、でなんか身着けたとかやるやつですね。水に詰めたりして。
でなんか入れる、一人かくれんぼの話になっちゃうけど、入れる自分の肉体の一部っていうのが、
なんだろう、血かければ近いほどというか、手間がかかればかかるほどその高齢術なんですけど、霊が降りてくる確率が上がるって言われていた気がしますね。
なので髪の毛よりも爪、爪よりも血みたいな感じで。
はい。
というのがすごい、そこが入り込んでくるんだと思いながら読んできましたね。
なのでもしかしたらこの実体の方の首なしだと思われている実体。
鍋をかぶってゆっくり音が出ない、これもこの、このムーブが死ぬほど怖いですね。
音が出ない範囲程度の緩慢な速度で拍手を続ける。
よく拍手ってわかったなこれ、ずっと観察してた人がいたってことでしょ。
音が出ない、あ、そうか、拍手の音が出ないか。
仕草が一切音が出ないぐらいゆっくりかと思ったけど。
はぁはぁはぁ、だからあの、ハリーポッターのダンブルドア先生みたいな、手の甲をこうやる、それ拍手になってなくないっていう音出てないでしょみたいな感じかな。
普通に仕草は拍手だけど音が出ない程度のスピードってことか。
まぁどっちにしろ怖いですけどね。
これは首なしなのか否かって感じですね。新キャラっぽいですけどね、鍋かぶってる。
鍋かぶれてる以上首なしじゃなさそうですけどね、個人的には。
まぁ何らかの異常的な力で鍋が首がある位置にはまっているっていう可能性もゼロではないでしょうが、はい。
ということで、レベル213Nでした。ではまた次回。お疲れ様でした。